ダウト!

2012-10-29 大田 洋輔

10月28日(日)、銀座の博品館劇場に舞台「ダウト!」を観に行きました。

大好きなぱすぽ☆やアイドリング!!!などアイドルグループの女の子がたくさん出てくる舞台なのですが、脚本・演出の大塩哲史さん(北京蝶々)も、学生時代に作っていたミニコミで取材をさせていただいたことがある方だったので、「かわいい、かわいい」というビジュアル面と、「大塩さんらしいなぁ」という脚本面で、いろいろ楽しかったです。

アイドルの女の子たちは、普段自分で自分を演出しているようなところがあると思うのですが、舞台になると完全に別の人に「演出」されるので、いつもとは違った面を見ることができるのだと思います。
ぱすぽ☆のステージで何度も何度も見たことがある増井さん、根岸さん、槙田さん、それぞれ「フライト」のときには見せない顔で、特に増井さんは「ぱすぽ☆のみおみお」を一端脱いで、「役者増井みお」として立っていたことに、ちょっと大げさですが、感激しました。
次回ステージを観るときは、これまでとは違ったふうに感じるはずなので、いまから楽しみ。

アイドリング!!!の大瀬楓さんなど、これまで知らなかった面白いアイドルの子にも出会えたのも良かったです。

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北陸旅行

2012-10-24 上野 絵美

先日、有給を頂いて旅行してきました。
食事がメインテーマだったので、心に残った料理をあげてみます。

●金沢
のどぐろの煮付け
能登牛ステーキ
チャンピオンカレー

●新潟
タレカツバーガー(モスのご当地バーガー)
三吉屋の中華そば
やきとり雛の半羽唐揚げ&焼き鳥

料理以外で心に残っているのは、金沢で見た女子高生たち。
「ベージュのスニーカーにくるぶしソックス」が流行っているのか、
制服違いで足元のコーディネートが同じ、という子を何人も見かけました。

とにかく食べてばかりだったので、案の定太りましたが
久しぶりに旅行できて楽しかったです。
これからせめて年に1回は行きたいなー。

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最近の仕事

2012-10-18 和田 悠里

最近の仕事、あれこれいろいろやっているけど、あまりお知らせする機会がないので
この機会にいろいろ貼っていきます。

まずはポットの本。
芳賀沼製作と建てる家
『芳賀沼製作と建てる家』
気取りすぎないけど素敵な家が沢山載っています。オールカラー。
撮影状態が違う沢山の写真を扱う仕事だったので、写真データと解像度の勉強になりました。
デザインとは関係ないですが、芳賀沼製作の専務さんのにっこり顔がお祖父ちゃんにそっくりで、
つい専務さんの写真を個人的に保存しました。

隠密剣士、いまここに甦る!

『隠密剣士、いまここに甦る!』

タイトルどん!な赤いカバーです。
真っ赤な特色は、チップで見た時より刷ってみたらピンクすぎたり、朱すぎたり、
薄かったり(紙のせいもあるけど)と過去に失敗もあったのですが、
今回はイメージどおりの赤が出た様に思います。

あとアスキーメディアワークスより刊行されている携帯小説群がいろいろあります。
●単行本

『ハートに火をつけろ! [上]』著者:岬
『お女ヤン!』の流れを汲みつつゲームっぽいつくりに。可愛い内容とは裏腹に『お女ヤン!』シリーズ以上の
ギラギラ過剰系カバーにしてしまったので読者の評判が気になってなりません。怖くて感想掲示板が読めない。

●魔法のiらんど文庫

『金の華 銀の龍[1]』著者:ときおう慧実
ヤンキーもの。切ない系タイトルよりヤンキーものタイトルの方が私はデザインしやすいのですが、
さすがにヤンキー系が増えすぎて四苦八苦しています。同時期に田亀さんの『銀の華[上][中][下]』がポット出版で動いていたので、「関係ある本なの?」などと何人かに聞かれましたが、全然別ものです。こっちは体毛ツルッツルの男子しか登場しません。


『CLOUD―裂鬼15代目総長―全3巻』著者:新井夕花
こちらもヤンキーもの。文庫はごちゃごちゃさせないでタイトルがすっきり目に入るほうが
いいんじゃないかとスッキリ路線で作りました。盛りのバランス研究中です。
フォトショップでレザーのベルトっぽい素材がそれっぽく作れたので満足。

●コミックス

『お女ヤン!! イケメン☆ヤンキー☆パラダイス[1]〜[2]』 作画:貴里みち / 原作:岬
貴里さんの描くイケメン様が光り輝くようにデザインしました。
テンションが高い作品なのであらゆるものを斜めにしたくなります。
画像では再現されていませんが、実物は地色が蛍光ピンクでテッカテカです。
巻数が増えていつかドピンク面陳できるといいな。

ほかにも、こどもちゃれんじすてっぷ通信などいろいろしています。最近の仕事はこんなところです。

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ややこしい方法でテキスト中の文字列を連番つきに置き換えてみる話

2012-10-15 山田 信也

wordでいただいた原稿テキストに150個前後の脚注がはいっています。テキストで保存すると本文中の脚注記号が全部ただの半角スペースにおきかわってしまいます。Indesignにwordを直接配置すると、Indesignの脚注として読み込める。。。はずですがなぜだか番号がズレてしまいます。なんとかして本文中に註1註2….という風に脚注の番号のついたテキストをつくりたい。ということでややこしい方法でやってみました。
下ごしらえとして、元原稿をコピーした作業用のファイルでword上で、脚注記号^fを一括で【註】に置換してしまいます。

やりたいこと
テキストの中の文字列(例【註】)を検索/置換して連番付き(例 【註1】【註2】…)に置き換えたい。

作戦
CotEditorでJavascriptでスクリプトで処理する。

準備
いろいろインストールする
CotEditorはいろいろな言語でスクリプトを書くことができるようです。Javascriptでスクリプトを書くために、
Javascriptの実行環境spidermonkeyをインストールするためにパッケージ管理ツールhomebrewをインストールするために開発環境Xcodeからインストールをはじめます。
 Xcode(Appleの開発環境) をインストール
  App Storeで無料のXcodeをダウンロード、インストール。
  さらに、command_line_tools_for_xcodeをダウンロード、インストール。
 homebrew(パッケージ管理システム)をインストール
  ターミナルで以下を実行する。
  ruby <(curl -fsSkL raw.github.com/mxcl/homebrew/go)
  brew doctor
  brew update
 spidermonkey(javascriptエンジン)をインストール
  brew install spidermonkey

スクリプトを書く
ともかくできたのがこれ。素人なのでたぶん間違ったこともしているのではないかと。


#!/usr/local/bin/js
// %%%{CotEditorXInput=Selection}%%%
// %%%{CotEditorXOutput=ReplaceSelection}%%%

var renban = 1;
var line = '';
while (line = readline()) {
var parts = line.split("【註】");
var j = parts.length - 1;
for (i = 0; i < j; i++) {
parts.splice(i, 1, parts[i] + "【註" + renban + "】");
renban ++;
}
var result = parts.join("");
print (result);
}

quit();

/Users/●●/Library/Application Support/CotEditor/ScriptMenu
に保存します。拡張子は.shにします。

実行する
置換したい元のテキストファイルを開いて、テキストを選択します。
スクリプトメニューから保存したスクリプトを選び、実行します。
注意 途中に空行があるとそこで処理が終わってしまって、空行からあとのテキストが消えます。

スクリプトの内容
一応一行ずつ意味を書いておきます。自分でわかる範囲で。

#!/usr/local/bin/js
spidermonkeyのコマンドのありか。

// %%%{CotEditorXInput=Selection}%%%
CotEditor上の選択部分をスクリプトに入力として渡します。

// %%%{CotEditorXOutput=ReplaceSelection}%%%
スクリプトの実行結果をCotEditor上の選択部分と置き換えます。

var renban = 1;
連番を1に設定します。

var line = '';
テキストを読み込む入れ物を用意します。

while (line = readline()) {
1行ずつ読み込んで処理します。

var parts = line.split("【註】");
読み込んだ行を一旦、【註】のところでバラします。

var j = parts.length - 1;
バラしたパーツの数を数えておきます。

for (i = 0; i < j; i++) {
パーツの数だけ処理を行います。

parts.splice(i, 1, parts[i] + "【註" + renban + "】");
パーツの後ろに【註 と連番と 】をくっつけます。

renban ++;
連番を1つ増加させます。

var result = parts.join("");
パーツをくっつけて1行に戻します。

print (result);
できた行を出力します。

quit();
終了。

参考にしたサイトなど
http://odorusaboten.web.fc2.com/mac/coteditor_tips.html
http://www.ermine.jp/developer-blog/coders_at_work/spidermonkey_install/
http://mxcl.github.com/homebrew/

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だって、脱臼じゃないもん!!

2012-10-12 那須 ゆかり

高橋、事故による右腕脱臼で腕があがらず、休みのため、日誌の順番が回ってきました。

私は脱臼はしていませんが、左腕があがりません。
(厳密に言うと、最近だんだんあがるようになってきたんですが)

これは高橋のように事故にあったわけでなく、四十肩のせいです。
四十代でもないのに四十肩。
けして若ぶってるわけでなく、五十歳でも、六十歳でもはじめてだと四十肩といい、
二回目で五十肩と言うんだとある人が教えてくれたので、以来四十肩といいふらしています。
なかなか長引くもので、ヘン!と思ってからはや半年くらいになります。
誰に聞いても長引くらしい。
私の場合、肩が痛いというより、腕の筋がピリピロ痛いんだけど、
こういう場合、四十腕とは言わないのだろうか。

きっと高橋が治っても、私はまだ治ってないだろうな。
「だって、若いんだもん!!」 高橋は。

ということで、『だって、女子だもん!!』いよいよ11月刊行決定です。
『女子をこじらせて』の雨宮まみさんの第二作ですよ〜。
対談集なのですが、登場していただいたのが、
この5人の女性たち!!!!!
峰なゆかさん(アラサーちゃん)、湯山玲子さん(四十路越え)、能町みね子さん(ときめかない日記)、
小島慶子さん(女たちの武装解除)、おかざき真里さん(サプリ、&)。
いや、ほんとすごく面白いです。
ぜひぜひぜひ買って読んでみてください。

ポット出版の10月、11月の刊行をまとめてご案内します。

10月には、南会津にあるちょっとユニークな工務店「芳賀沼製作」の仕事を紹介した
『芳賀沼製作と建てる家』という本が出ます。
芳賀沼制作は3兄弟で設計やら施工を行っているのですが、この兄弟がまたまたユニーク。
ちょっとそのへんにはいない魅力的な人たちなのです。
オールカラーの素敵な家がたくさん掲載されていますから、
見かけたらぜひパラパラめくってみてください。そして買ってください。

それから田亀源五郎さんの『銀の華』は再三の発売遅れ、心よりお詫び申し上げます。
11月には必ず刊行いたします。
もう少しお待ちください。すみません。

11月にはもう一冊。
『ケヴィン・ケリー著作選集1』。
この本は、ふつうとはちょっと違った軌跡をたどってポットから刊行します。
もとは、ケヴィン・ケリー氏が自身のブログでクリエイティブ・コモンズライセンスをつけて
公開したエッセイを、本書の翻訳者、堺屋七左衛門さんが翻訳してブログで公開。
達人出版会さんがそれらをまとめて電子書籍『ケヴィン・ケリー著作選集1』として
無料で配布したものです。それを、ポット出版が、ケヴィン・ケリー氏、堺屋氏、達人出版会の了解を得て、
紙の本として刊行した、電子書籍→紙版というユニークな過程を経ています。
来週には、書誌情報をサイトに掲載し、予約もスタートします。
こちらもぜひのぞいてみてください。

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校正のこころ

2012-10-10 鈴木 明日香

最近ゲラの素読みをすることがグッと増えました。
しかし、エンピツを入れているときに、
「これって自分の好みの問題なのでは?」「イチャモンをつけているだけな気がする…」と
自己嫌悪に陥るときがしばしばあります。
(さんざんそういうエンピツを入れたのに、表記統一や超初級の誤字脱字を見逃していると自己嫌悪がヒートアップ)

そんな思いの一部を高橋さんに吐露したところ、1冊の本を貸してくれました。
その名も『校正のこころ 積極的受け身のすすめ』。
プロの校正者として身を立てている、大西寿男さんが書いた校正論です。

まだ読み終えていないのですが、あっちこっちで目からウロコがぼろぼろ。
彼が提唱する「積極的受け身」は、つまりはその原稿がこうありたかったであろうイデアを
原稿に憑依して汲み取る、という超人的な姿勢なんだと思います(たぶん)。
でも、イデアを見つけるためにはどうすればいいの? それって一歩間違えばただの勘違いになるのでは?
経験を積めば見えるようになるの…?と思うのですが、
それはたぶん編集者との話し合いで補うべきなのでしょう。
あるいは、この本を最後まで読めばわかるのかもしれません。
私はすっかり影響を受け、最近では心のなかで
「お前はどういう姿になりたいんだい…?」とゲラに語りかけながら校正をしています。

校正者には最終的にその原稿をどうこうする権限は何もありませんが、
その原稿をあるべき姿に整え、質を高めるのは校正者の仕事だと思います。
著者や編集者が苦労して苦労して形になった原稿をよりよい形でこの世に出すために、
校正者ができることをがんばろう、そう思わせてくれる本です。

1字も誤字脱字がない、事実誤認もない、論理的破綻もしていない、
日本語として正しい完璧な本を作るのはとても難しいことですが、
でもそれをめざして勉強を続けようと思ったのでした。

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漢方&読書

2012-10-05 佐藤 智砂

昨日の日誌に小久保が書いていたように、私も漢方飲んでます。
「汚血をなくし、肌のくすみを取る」です。

ついでに鉄もアレルギー症状を緩和させるために漢方始めました。
ステロイドを飲めば即よくなるんだけど、飲むのをやめるとすぐに痒がる。
小久保と一緒で、私も鉄をステロイド漬けにするのは多少躊躇があり
漢方の先生に「先生、犬に漢方ってどうなんでしょう?」と相談したところ
「やってみようか」と薬を出してくれたのでした。
しばらく続けてみます。

……読書。
今読みたい本は、何と言ってもダントツで『ソロモンの偽証』(宮部みゆき)!!!
1部、2部を読み終わり、3部の発売を心待ちしている。
新潮社さん、どうして一気に出してくれないんですか?
こんないけずなやり方、やめて〜〜。

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漢方はじめました

2012-10-04 小久保 由美

(犬にとって)尊重することは相手にスペースを与えること。
ベタベタしてくる犬は可愛いけれど、その人からスペースを奪っているので
尊重はしていないのだそうです。

社員全員の同情を集めている、すず。」より抜粋

………。
すずに毎日のように足をべろんべろん舐められていた私は
文字どおりナメられていたのですね。

なぜすずが私の足を舐めていたかというと
昔からのなぞの皮膚炎を掻き壊して血だらけ傷だらけのため。
彼女にとってはものすごく美味しいもののようです。

しかしこの夏の間、夜中に痒くて起きてしまい眠れない日々が続き、本当にしんどかったため
これを期に皮膚炎をちゃんと治そうと決意。

塗り薬は続かないし(小さい子どもがいると、コマメに塗るのはなかなかムズカシイです)
長期間にわたるステロイド塗布は嫌だったので
近所の漢方専門の皮膚科に通い始めました。

処方してもらった顆粒の漢方3袋を毎日朝晩飲み続けているのですが
飲み初めて1カ月ほど経った今、患部が少しずつよくなってきました。
中国4千年スゴイ!!!!
近い将来、すずが私の足に見向きもしないようになる様になりたいものです。

ところで最近、偶然にも那須と佐藤も漢方を飲んでいるそうです。
なぜか一気に漢方づいてるポットでした。

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本とマンガを半分にしてスッキリ!

2012-09-25 五賀 雅子

ネットやスマホのニュースやブログから
大量に情報を入手するようになって、
雑誌を買う機会が減りました。
新聞も今年1月にやめたので、
読み切れずにたまっていく印刷物が減っています。
そんなこともあったからか、
こないだの3連休に、家の本やマンガの片付けに着手。

本屋に行くと、気になるタイトルの本や雑誌は
買わずにいられないタチだったので、
結構家の中に積読状態の本がたまってました。
でも、今日は片付けるぞと、
お気に入りで残しておいた本も、読み切れないで積読状態だった本も
かなりの数を処分。家族で焼き肉食べにいけるほどになりました。

片付けのときに心がけたのは、
本棚に入る分だけ残しておこうということ。
本棚にある本を読んで処分してからでないと、
新しい本を買えないルールにしようと思ってそうしたのだけど、
あっという間にやぶってしまった。。。
昨日、取材に行って、待ち合わせまで時間があったので、
近くの本屋をのぞいてしまって、2冊も本を買ってしまった。
そのとき、自分にした言い訳が
「この本には、二度と出合えないかもしれないから…」。
とほほ。

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上京→帰郷

2012-09-20 大原 真理子

ryusendo.jpg

先日の三連休、大学時代の友人の結婚式で岩手県に行ってきました。
大学卒業後、岩手に帰った彼は紆余曲折ありながらも、すてきな伴侶を得ました。

お嫁さんの実家は、盛岡から東へ40kmほど行ったところにある岩泉という町にあり、
そこに友人夫婦が加わって4世帯の大家族で住んでいるそうです。
岩泉には、龍泉洞という鍾乳洞があると聞き、みんなで見に行くことに。
鍾乳洞は小さい頃に福島のあぶくま洞に連れて行ってもらったことがあって
鍾乳洞大好きなので今回もたいへん興奮しました。
ちなみに日本三大鍾乳洞は岩手の「龍泉洞」、高知の「龍河洞」、山口県の「秋芳洞」だそうです。

龍泉洞の洞窟奥にあるのが、水深98mの第三地底湖。[写真]
湖水の限りないブルー色を目の当たりにした人間はみな「死」を感じて息を呑みますが、
そのあとはまぁ呑気に写メを撮ります。友人たちの中で誰が一番明るく美しく撮れるか実験しました。
iphoneはやっぱりしょぼかったです。けど仄暗い雰囲気がよく出ています。地底人がいそうです。

上京→帰郷コースを果たす知人は、彼だけでなく何人かいますし、「そろそろ帰るかな」と考えている人もちらほら。
どこにいたって同じだけど、どこかに行ったら違うから、みな暮らす土地を変えるのでしょうか。
土地が違えば、水が違う。龍泉洞に嫁いだ彼は、古生代の地質が育んだ水が合ったのでしょうね!

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イナズマロックフェス2012

2012-09-18 大田 洋輔

9月15日、琵琶湖のほとりで開催されたイナズマロックフェス2012に遊びに行ってきました。
お目当ては「エンタメステージ」というフリーエリアのステージに出演するぱすぽ☆というグループで、
翌日仕事があったので金曜の夜に夜行バスで滋賀県の草津まで行き、その日の夜に大阪から夜行で新宿まで帰ってくるという強行軍。

行く前は体力を心配していたのですが、大きな湖の側の最高のロケーションと、
おいしい近江牛で、元気を蓄えることができました。

ぱすぽ☆の2つ前のステレオポニーという女の子3人のバンドから最前列で見ていたのですが、
とてもかっこよくてビックリ。特にベースの子が、後ろから抱きしめるような弾き方をしていてかっこよかったです。

次のKyleeもCrazy for youという曲で盛り上がり。

ぱすぽ☆もシュッとしたセットリストで大満足(下に貼った「WING」という新曲はやらなかったのですが)。

最後のアイドリング!!!も初めて聴いた「One Up!!! 」という曲がかっこよく、
最後まで充実した一日になりました。

来年ぱすぽ☆がメインステージに出れたら、また行きます。

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理想の40代

2012-09-12 上野 絵美

先日、和田さん大原さんと
「40代になったとき、どんな人になっていたいか」という話で盛り上がりました。
和田さんは清水ミチコ、大原さんは豪快な女性。
私はというと…明確にイメージできませんでした。

40代女優ですてきと思うのは、石田ゆり子や安田成美。
でも、身の程をわきまえておりますので、
「ああなりたい!」とは言えません。

そういえば、おじさんおばさんが
「俺(私)が若かった頃はね〜」と言うのにちょっと憧れます。
これは、自分も歳とったらやってみたい。
これを言ってもうっとうしくないキャラの40代、が理想……かも?

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アイシング初体験

2012-09-12 和田 悠里

昨日、上野と二人でクッキーやドーナツにアイシングをしました。会社で。
趣味でもなんでもなく、撮影小道具の制作です。
かるーい気持ちで既成のクッキーに自分たちでアイシングできるでしょ〜
と思っていましたが、やってみたら難しい……!!
汚いアイシングクッキーを前にして、舐めててごめんなさいと深く反省しました。

結果、カメラマンさん(唯一のアイシングクッキー制作経験あり)を巻き込んで
手伝ってもらい、どうにかこうにか撮影する事が出来ました。
制作をしていた会議室のテーブルはさながら粘土遊びのあとのようなひどい状態。
舞台裏の酷さに反して写真はなかなかファンシーで可愛く撮れました。
発行されたらまた報告します。

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夏の思い出

2012-09-07 山田 信也

すっかり余韻も覚めやりましたが、8/18と8/19の土日にサマーソニックへ行ってきました。
去年は1日だけ観に行って途中で頭痛で帰ってきた苦い思い出があるので、今年はちゃんと頭痛薬も忘れずに持っていきました。
一番よかったのはNew Order。名前くらいしか知らなくて、思い入れもなかったのですが、素晴らしかった。アンコールのForever Joy Divisionコーナーは、これはファンなら泣くやろ。。てなりました。というかあんまり知らないけどそれでも泣きそうでした。サマソニ後の通勤時間はNew OrderのTemptationがヘビーローテーションになっています。
2日間で20組くらい観て、観たのはどれも良くて大変満足でした。

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燃えるポット出版の秋

2012-09-06 那須 ゆかり

先日、ものすごい量の10円玉が財布に入っていて、
ちょうどJRの定期を忘れた日で、そうだ!券売機で10円玉をどっちゃり使おうと思い、
がんがん入れていたら、あるところから入れても入れても10円玉が出てきてしまうではありませんか!
わかったこと。
JRの券売機、10円玉は20枚しか受付けません。
たった20枚ですよ! 機械の限界。

『隠密剣士、いまここに甦る』はいよいよ今週9日(日)発売。
田亀源五郎さんの復刊『銀の華』上、中、下の三巻同時発売は10月初旬。
『女子をこじらせて』著者雨宮まみさんの第二弾著作もたぶん10月中に。
10月はそれ以外にも何冊か予定(たぶん)。
燃えるポット出版の秋とでもいいましょうか。

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マンガ単行本の復刊について

2012-09-04 高橋 大輔

現在、田亀源五郎さんの『銀の華 上〜下』復刻版、全三巻の編集作業中です。
刊行は2012年10月上旬予定、書誌情報が決定し次第、ウェブサイトで告知を始めます。

復刊、底本があるにしても、編集作業は他の本と変わらずけっこう大変だったりします。以下、僕の経験を。

例)「劇画家畜人ヤプー【復刻版】」(2010年3月刊)の場合

◎著作権者→作画・石ノ森章太郎(石森プロダクション)/原作・沼正三
石ノ森章太郎氏(故人)は石森プロに、沼正三(故人)は全権代理人・康芳夫氏(暗黒プロデューサー)に許諾を得ました。

◎元原稿→なし
底本発行元の「辰巳出版」に問い合わせ、過去「辰巳出版」から発行された『劇画家畜人ヤプー』の誌面からスキャンしました。その際、イラストはPhotoshopのグレースケールで、セリフ、ノンブルなどの文字はモノクロ二階調でそれぞれ別々にスキャン。
※注意 ポットの場合ですが、イラスト中のスクリーントーンなど、モノクロ二階調でグレーを表現しているものは、グレースケールで印刷するとモアレを起こしました。その場合、画像データは3つに。1. イラスト(スクリーントーン部分を切り抜いたもの)、2. イラスト2(スクリーントーン部分/モノクロ二階調のデータ)、3. セリフなど文字(モノクロ二階調)です。

◎入稿用データ→InDesignで作成。
イラストとセリフ、それぞれをページに一枚ずつ貼り付けていきます。貼り付け→位置調整→貼り付け→位置調整の繰り返し。根気が必要です。

◎カバーデザイン→一新
元のカバーからイラストを抽出し、新規デザインしました(担当・小久保)。表紙も同様に新規デザイン。シリーズを通して、「あっ!!」と思わせる一コマを小久保がピックアップしています。

◎復刊に際してプラスオン→丸尾末広さんに解説文を依頼。
ファンだったので……。ちなみに、『JUN』シリーズには全巻購入者特典を作りました。『銀の華』にも全巻購入者特典として「『銀の華』単行本未収録図画集」を作成しています。

まだまだあるような気がしますが、このへんで。

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学生インターンふたりの2週間

2012-08-31 ポット出版

8月20日(月)ポットに学生インターンが2人やってきた。専修大学の3年生高埜くんと廣井くん。
二人とも長身で、掃除のときに天井にあるクーラーの蓋を椅子なしでラクラクにはずしたときには「つかえるやっちゃ〜」とほれぼれ。
今日までの2週間、10時〜17時まで私たちと一緒に机を並べ、一生懸命耳を傾け、まじめに取り組んでくれた。
そんな二人のインターンシップ体験記。猛暑のなか毎日お疲れさまでした![那須ゆかり]

●会社訪問記
文学部 人文・ジャーナリズム学科 3年  高埜 周
 
 専修大学の火曜一限にインターンシップという講義がある。これは文学部、人文・人文ジャーナリズム学科の3.4年生のみが履修出来る専門科目だ。この学部学科の三年生である私は、この科目を履修して、夏期休暇期間にポット出版さまへ二週間の会社訪問をすることを決めた。
 放送・新聞・出版業界と様々な選択肢があった中、私は兼ねてからその実態が気になっていた出版業界を選んだ。その中でポット出版さまは募集人数2名だったのにもかかわらず、応募が6、7名いたので、選考が行われた。その方法というのが作文や面接ではなく、ジャンケンであったため、自信のなかった私でも何とかその当選者として名を連ねることが出来た。
 講義内で配布された資料には、会社ごとに簡単な紹介文が書いてあった。ポット出版については「本の企画、編集、デザイン、流通、etc……本のすべてがわかる」といったような紹介文が書かれており、「すべてがわかるならここしかない」と、それが決め手となった。しかし、自分で調べても教授に聞いても、会社が原宿にあり、犬がいて、多種多様な本を出版しているということ以外ほとんど分からないまま、8月20日のインターンシップ初日を迎えることになった。
 事前に那須さんに、メールでお尋ねして、分かっていたことは「10時に、普段通りの格好で、最低限の筆記用具を持って」会社へ行くこと。その言葉だけとってみると、大学の一限へ行くよりも気軽であるはずだった。しかし、初めてのインターンシップに私はひどく緊張していた。一緒にインターンシップへ行く廣井君と、炎天下、駅から会社へ歩く途中、私は寒気すら感じていた。
 オートロック式の黄色を基調とした、吹き抜けのあるデザインマンションの303号室に、ポット出版はあった。中に入ると那須さんと佐藤さんと犬2匹が迎えてくださった。挨拶をした後、デザイン・編集・出版部に分かれて仕事をしていることを教えて下さった。次に、大田さんに社内のどこに何があるかということと、ゴミの出し方を教えていただくと、早速はじめの仕事をいただいた。エクセルを使って番線印の情報を入力していく作業。私と廣井君は、背中合わせで1人ずつ仕事机を貸していただき、心の準備も整わぬまま初仕事にとりかかった。左の席でセンスのよい音楽をかけながら、煙草を吸いつつ颯爽と仕事をこなしていく上野さんを見て、圧倒されながら私は「本当に出版社に来たんだ」ということを実感していた。そして私は、社員の方々の話を聞き逃さないようにしたり、メモをとったりすることに必死で、緊張している場合ではなくなっていた。

 そうこうしているうちに2週間。土日をのぞいて10日間。いつの間にか私の会社訪問は最終日を迎えていた。その中で私は、今まで知らなかった出版・本のことを多く知る事が出来た。それは例えば、注文販売と委託販売の違いや今までほとんど気にもとめていなかった書誌データのこと、社長の沢辺さんから講義していただいた著作権のことなど数えきれない。私がこのようなことを知ることが出来たのは、会社の方々が私の稚拙な質問に懇切丁寧に分かりやすく答えてくださったり、会議や話し合いを見学させてくださったりしたからだ。
 「出版業界のことを知ってみたい」という好奇心を第一の理由に講義を履修した私にとって、出版・本のことを多く知ることが出来たこのインターンは、本当に充実したものになった。ただ、私はその出版業界のこと以上に、【人が一つの場に集まり仕事をする】ということにおいて大切なことを、この会社では教えていただけたと感じている。それは仲間への気遣いであったり、礼儀であったり、まず自分で考えて行動するということだったりと様々だ。これらのことは直接アドバイスしていただいたものもあるが、私が個人的に肌で感じたものも多々ある。
 ポット出版さまは、服装や喫煙、ツイッターなど自由・自己責任な部分が多い。しかし私が思ったのは職場然としたピンと張りつめた空気が途切れることがないということだった。息苦しいとか全員が黙って仕事をしているとかそういう訳ではない。どこかで談笑がはじまってもそのまま話し続けているということはなく、社員の皆さんはすっと仕事モードに切り替えることが出来るのだ。また、何方かが別の何方かをただ怒鳴るというふうな光景は一度もなく、その個別のことがらをよりよくするにはどうしたらいいかということを分かりやすく指摘・説明されているのが印象的だった。

 仕事をする上でというよりもむしろ、社会に出て様々な人々とコミュニケーションをとっていく上で重要なこと、と言った方がいいだろうか。このインターンでは、そのようなことも学べたと思っている。そう思えた理由に、特に印象的だった二つの出来事がある。ひとつは、上野さんが私と廣井君が作ったメールを確認してくださった時、「自分がどう見られているか、どうしたら丁寧(にみえる)か考えて行動するといいよ」という話をしてくださったこと。そしてもうひとつは廣井君が沢辺さんへインタビューをした時、自分の弱点を見つけ、見つめ、カバーをするとよい、という趣旨のことを話して下さったことだ。それらは全く自分では思いつかないような視点であり、また、いつも何となくごまかしながら「正しそうな」言動を選択していた私にとって非常に新しく心強い考え方であり、アドバイスだったのだ。

 私はインターンシップでこの会社にこれて本当に良かったと思っている。会社の方々は皆さん優しく、私たちに割いていただいた時間や労力のことを思うと感謝してもしきれない。学んだことは多く、消化出来るか不安もあるが、私はこの会社訪問をさらに良いものにしたいと思えたので、学校に戻ったら今まで以上に勉強しようと思った。株式会社スタジオ・ポットの皆様、本当にお世話になりました。そして本当にありがとうございました。

●インターンシップの反省・感想文
専修大学 文学部 人文ジャーナリズム学科三年 廣井俊貴 

 今回、私は専修大学文学部•人文ジャーナリズム学科のインターンシップという形でポット出版にて二週間、職場体験、社会人としての経験をさせていただいた。
 実際に、社会人と仕事をしていく中で様々な課題•反省点が浮き上がってきた。やはり、大学や家庭などでは意識出来ていなかったこと、自分に足りないことや欠点に、このインターンシップを通して気づくことが出来たのは、大きな収穫になった。
 初日のパソコン作業では、番線と書店名、書店コードをエクセルの表に記入していくというものだったが、エクセルの基本操作を忘れていたため、作業に入るまでに時間がかかってしまった。また覚え書き(ISBN、出版社名、著者名、紙質、製本の型•大きさなど)のアプリ起動の仕方を忘れ、ここでも作業に入るまでに時間がかかってしまった。
 Windows7でしかパソコン操作をしたことがなかったため、マックの基本操作にすぐに馴染めず戸惑った。その上、指示された作業の手順を一回で理解する事が出来なかったので、作業の取りかかりが遅れてしまった。パソコンを仕事上、不自由なく使いこなすようになる必要性があると痛感した。
 
 メールの文章構成にも問題があり、上野さんから指導していただいた。撮影に使うクッキーをネットで探し、メールで報告することになった。私は見つけたクッキーのサイトのアドレスだけを記したため、これではクッキーの販売元と販売状況がどこに書いてあるのかが一目瞭然で分からない、とご指摘を受けた。日頃は何となく、相手も理解してくれるだろうという考えで、メールを作成してしまっていたため、このような失敗をしてしまった。件名は短く、丁寧に書く。相手にわかり易く伝えることを意識して書く重要性を学んだ。社会人になってからでは、懇切丁寧に教えてもらえず、失格の烙印を押されてしまうだけなので、上野さんに今回の失敗のご指導をしていただいたことは自分にとって、とても有り難かった。
 
 また、態度や人間性など生活面でも色々とご指摘していただいた。

 沢辺さんに著作権についてレクチャーをして頂いた際、教科書に載っている内容をただ丸覚えするだけでは、応用力が身につかず、社会では通用しないと教えていただいた。言われた事、教わった事をそのままやるのではなく、自分の頭で考え、自発的に行動する事が重要だということ。そして自分の意見をしっかり持つこと。たとえ人から違う意見を言われたり指摘されても、相手に無理に合わせないことだと教えていただいた。

 そして、自分にとって一番気をつけなければならないことを上野さんからアドバイスしていただいた。
 それは、人の話をよく聴くこと。内容をよく理解すること。自分の頭で考え、場に応じた対応をする。自分が話すときも、意見や主張を相手が理解出来るよう、順序立てて話すようにするくせ(習慣)をつけることだ。余計な(聞かれてもいないこと)を話すのはやめる。単刀直入に話すことだ。これらの行為を自分では出来ているつもりでいたが、実は全く出来ていなかったことに改めて気づいた。今後は、人と接する時にはこれらを意識し、自覚しながらコミュニケーションをとっていきたい。お互い気持ちよく過ごしていくためにも。
 
 私がポット出版をインターンシップ先に選んだ理由は、大学卒業後に出版業界(特にスポーツ雑誌を扱っている出版社)に身を置きたいと考えていたため、本•雑誌がどのような過程で製作され、世に広まっていくのかということを学びたかったからだ。
 前回、私が専攻しているゼミの教授である植村先生と共にポット出版を見学させて頂いた際、はたから見ていた作業を実際に自分でやってみると、チェック一つとってみても神経を使い、根気のいる仕事だと実感した。
 一冊の本が出来るまでには、多くの工程があり、また多くの人が関わっている。地道な作業の積み重ねを経て世の中に出ていく。身近な本がどういう風に完成するのかを、ごく一部ではあるが、実際に自分で経験することが出来たのは本当に嬉しく思う。改めて、出版の仕事に携わりたいという気持ちを強くした。 
 
 最後に、お忙しい中、私たちに色々と手取り足取り指導していただき本当にありがとうございました。社員の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、色々とご指導をいただき感謝しております。このインターンシップでの経験をこれからの学生生活でも活かせていけるよう努力しつづけます。

                       
 
                               

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隠密剣士、いまここに甦ります

2012-08-27 鈴木 明日香

2012年9月9日(日)大安、
ついに『隠密剣士、いまここに甦る!』が発売となります。
以前、私が日誌で「ニンニン!」と言っていた本です。

「隠密剣士」は今から50年前、私が生まれる前に放送されたテレビ映画で、
当時の日本に一大忍者ブームを巻き起こしました。
その人気は日本国内にとどまらず、
「The Samurai(ザ・サムライ)」というタイトルでオーストラリアでも放映されました。
サムライという言葉が海外でも通じるのは、もしかしたら隠密剣士のおかげなのかも…!

当時の人気は相当なもので、最高視聴率は40%近くにのぼったそうです。
視聴率40%で調べてみると、
「家政婦のミタ」最終回、ロンドン五輪なでしこジャパン戦(対スウェーデン)あたりが出てきます。
どれだけの人気だったか、なんとなくイメージしていただけますでしょうか。

隠密剣士のすごさはこれだけではありません。
誰もが知っている「忍法空蝉(うつせみ)」「忍法隠蓑(かくれみの)」のルーツは、実は隠密剣士なのです!
ちなみに忍法空蝉のアイディアは、
脚本家の伊上勝が温泉旅行に行ったときに、セミの抜け殻を踏んづけたことがヒントなんですって。

さらにさらに!
製作陣も豪華メンバー揃いです。
製作会社は、「月光仮面」を作った宣弘社。
プロデューサーは、のちに「水戸黄門」「大岡越前」などの超人気時代劇を生み出した西村俊一。
脚本は、のちに「仮面の忍者 赤影」「巨人の星」などを書いた伊上勝。
俳優も、主演の大瀬康一、良き付き人役の牧冬吉、
ラブリーな子役の大森俊介、悪役スターの天津敏などなど、
すてきすぎるメンバーが揃っています。

そして、この作品に欠かせない忍者たち。
敵として登場する彼らですが、そのストイックな精神やわくわくするような技の数々、
軽やかな身のこなし、チームプレイ(?)は、私たちの少年の心をくすぐります。
忍者走りとか、手裏剣放ったりとか、大人が見ても不思議としたくなるんですよ。

こんな魅力にあふれる「隠密剣士」の世界を、
本書はさまざまな視点でコンパクトに紹介しています。
隠密剣士を知らない人もすんなり入ることができて、
知っている人は「懐かしい〜!」と力いっぱい叫びたくなるような内容となっております。

昭和ブームがやんわり続いている昨今、
ぜひぜひ、一度手に取ってみてください。
赤い表紙をバックに、剣を構える秋草新太郎(主役)が目印です。
大事なことなので2回言いますが、書名は『隠密剣士、いまここに甦る!』、です。
現在、絶賛予約受付中です。

宣伝の一環として、名シーンをいくつかYouTubeで公開する予定ですので、
そちらもなにとぞ、よろしくお願いいたします。

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インターン生の生まれた年

2012-08-23 佐藤 智砂

ポットに来ているインターンの席は、上野と私の隣。
もうそんなことじゃ驚かないけど、私の子どもと言っていい年齢だ。
かなり前から「人を見たら年下と思え」になっているから。

「テレカ」を知らなかった彼ら。
その手のもので、ほかに知らないだろうことを考えたのだけど、
那須「チョベリバは知らないんじゃない?」
佐藤「はなきんも知らないよ、きっと」くらいで他に思いつかない。

彼らが生まれた平成4年の出来事・流行語をネット検索してみる。
へー、新幹線「のぞみ」が運転開始したんだ。
毛利さんが日本人初の宇宙飛行ね、
ああ、アメリカに留学していた学生が不審者と誤解されて、射殺されたのはこの年だったのかあ…
などなど、知ってることばかりだ。当たり前。
彼らが私と同じ年齢になるとき、私はもう死んでいてもおかしくない年齢なんだと
さっき気がついた。
だからどうという事はないのだけど…。

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DTP勉強会[第8回]レポート

2012-08-23 大原 真理子

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DTP
勉強会 [第8回]
2012.06.12
今回のテーマ文字組のあれこれ
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●Indesign
のいろいろな文字ツメ機能

トラッキング……適用した文字と次の文字との間を1/1000em単位で詰める。(1000em=全角の文字幅)字間をひらく目的でよく使われる。
カーニング
・メトリクス……フォントが持っているペアカーニング情報をもとに字間を調整する。フォントに「ツメ情報」があるときに有効。
・オプティカル……Indesignが独自に調整している。フォントに「ツメ情報」がないときに有効。
・和文等幅……和文部分は詰めずに、欧文部分のみをメトリクスで組む。
文字ツメ……カーニングが後ろの文字との字間を詰めるのに対して、文字ツメでは文字の前後のアキを詰める。そのため先頭文字の左側のアキも詰まる。
文字組みアキ量設定……文字と文字の間隔(アキ量)をどのように調整するかを、あらかじめ設定・カスタマイズできる。

見た目で読みやすくキレイに詰まるなら、詰め方はどの方法でもかまわない。ただし、バージョンが違うアプリケーションで開いたり、バージョンが異なるフォントで開くときはツメ量が変わってくることがあるので注意。

文字を詰めて組むやり方
本文(箱組)
たとえば文字ツメで0%30%くらい全体を詰めるやり方でもいいし、文字組みアキ量設定を使って文字種ごとのアキを設定するやり方でもいい。たとえば[漢字=ベタ、かな=10%ツメ、約物=75%]とか。
ちなみに文字ボックスの幅は、ヨコ組の場合なら適当な長さでかまわない。約物が入ってきたり文字ツメが入っていたりして、ベタ組になることはほとんどないので。
タイトル・見出しなど
文字ツメでだいたい全体を詰めてから、字間を1字ずつ目で見てカーニングで手詰めする。

本文全体のボリュームの確認
たとえばヨコ組本文の単行本の文字組で、ページの送られ具合を見たいとき、以下のようにすすめたりする。
1)仮組でテキストを流し込んでみてボリュームを見る。
2)当初の予定から余ったりあふれたりしたら編集者と相談をする
3)めざすページ数にむかって調整をしていく。

欧文のハイフネーションについて
日本語組版においては、日本語の文章中に出てくる欧文は日本語優先できれいに見えるように組むことを優先する。
名詞などの単語やURLなど、和文と欧文が混在する日本語組版では、ハイフネーションが純粋なハイフネーションに見えないまぎらわしいケースも多いのでムリにハイフネーションを使用しなくてもいい。単語の途中で改行になってもいいのではないか(?)

文字揃え
ラギッド・ラグ組み
左揃え、中揃え、右揃えと呼ばれる組み方。行末もしくは行頭を揃えない組み方。
箱組み
段落全体の字間を調整して、行頭、行末ともに揃えてくれる組み方。一行分に満たない最終行をどこに揃えるかは設定によって変えられる(左端揃え/中央揃え/右揃え/両端揃え)。ジャスティファイとも言う。日本語組版では、ほとんどの文章が箱組みで組まれる。

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その他
●word
の「アシスト機能」はオフにしておいた方がよい。「アシスト機能」をオンにしておくと何かと気配りをしてくれるが、実際はシンプルな方が使いやすいので。

●Windowsでは、Macと違って半角数字・全角数字が同じ形、同じ大きさになっていて見た目では判断ができない。
素材のテキストに半角/全角が混在していることがあるので、組版の前段階で、テキスト整形をしておく必要がある。

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