2010-02-08
バンパイヤとして生きてます
先週のエフメゾはパーティだったので、BGMは、四十六歳の伏見ママとしては目一杯若ぶってみました。エスム先生にも「よくがんばりました」と褒められた。テヘッ。という話しを夜中、あるお客様の前でしたら、「でもなんでカイリー・ミノーグがかかってるんですか?」と驚かれた。三十代半ばの彼にしたら、「Step Back In Time」は大学時代に好きだった懐メロらしい。一方、ママにしたら、その曲はとっても今風で「なんか先端っぽくてカッケェ!」という感じで iPODにセレクトしたのであった。
ママだって若いときには全米トップ40(←これも古いけど)を欠かさずチェックするようなチャートマニアで、時代のいちばん新しいところに官能する感性をちゃんと持っていた。それがいつから更新されなくなったのか……。たぶん、そういうのって、過去のポップナンバーのどこまでを「いま」として感じるかでわかるのだと思う。ということで振り返ってみたら、ママは、マドンナを例に挙げれば、「Papa Don’t Preach」(1986)はちょっと古い気がするけど、「Vogue」(1990)なら全然新しい感じがするのだ。つまり、ママの感性は二十年前から更新されていませんでした! あーん。
そんなふうに大方、人の感性とかリアリティってある時代で更新をやめてしまうものなのだ。まあ、音楽とかなら趣味の問題として済ませられるが、これが価値観とか時代性へのシンクロ率となると弊害も出てくる。とくにママの場合、物書き業もやっていたりするので、時代の感性=リアリティを思考に繰り込むことは職業上重要になってくる(べつに、“いま”がすべて正しいわけでも、なんでも新しいものが優れているわけではないけど)。それで、これまでも、なるべく若い世代に取材したり、感性的に豊かな子たちに接したりするように努力してきた。ブルボンヌ先生やエスム先生などは、ママのそういう戦略ゆえこちらから接近していった方々だ(ごちそうさま!)。その彼らが三十代になると、ママのターゲットはたなべね先生やぼせ先生の世代になり、この子たちが社会人になると(子供だった彼らもいっぱしの社会人!)今度は……と続き、現在は、アンジェラ世代がママの“チューチュー行為”の草狩り場になっている。←なんだか自分がバンパイヤに思えてくる
ママは別に謙虚な性格ではないのだけど、いや、本質的には傲慢な性格にもかかわらず、年を重ねれば重ねるほど、若い人たちに「教わっている気分」になってきて、「先輩感」というのは失っていったような気がする。自分としては三十代半ばくらいがいちばん“偉そう人格”だったように思うんだけど。これ、ほんとなんです。だって、多少へ理屈をこねることにはたけていても、パソコンについてまったくわからないし、ネットはちゃんと使えないし、ポップカルチャーには遅れているし……。それに実際、貯金も身分もないから、若い人に自慢できるものもないしね(←それは痛い)。
なので、いまは若い人たちに疎まれないように少しでも老化を食い止めることが至上命題。そういう意味で、エフメゾをはじめたのは本当によかった。新しい感受性が向こうからやってきてくれる! いやあ、おかげで少しは時代を更新することができる(はず)。でもそれに甘えず、こちらも加齢臭をできるだけ抑えなければならない。
ということで、今週2/10(水)のエフメゾの音楽特集はママ的には未来音楽! Lady GAGAさんやPINKさんをガンガンかけちゃうもんね。つか、早速レンタルしてきたんだけど、すでにどっちがどっちだかわからない(汗)。でもママは努力家、あの苦手だったビヨンセ様のイキどころさえ最近体得したので、きっと大丈夫! 10日は休日前の夜なので、週末気分でゆっくり遊びに来てください。もしかしたらいつもとちょっと客層も違うかもしれないので、愛が生まれたりして……。ちゅーか、先週はノンケカップルが見事、誕生したエフメゾでございました(笑)。
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● 小浜逸郎『大人問題』(ポット出版) 1900円+税
先日のエフメゾの「女装祭り!」は大盛況でした。まあ、ああいうイベントはお客様は入っても、人件費や諸経費がかかるので、そんなに儲けにはならないのだけど、ちょっと前にママが「CR遠山の金さん」で勝ったあぶく銭を太っ腹にも全投入し、いつものご愛顧にお応えした次第です。←かなり恩着せがましい←そしてただのパチンコ依存症(笑)
下着飲み、褌飲み…などのイベントを企画してきたエフメゾですが、2/3(水)は「女装祭り!」
むかし、「クロノス」のマスター(故人)に言われた。
アイドルとは何か? ある社会学者の方からもらった年賀状のなかに、年末にアイドルのコンサートへ出かけて、そこには社会学的に考察すべき事柄がたくさんあったと記されていた。たしかにジャニーズをはじめ日本のアイドルってもっと論じられるべき、まさにジェンダーとセクシュアリティの交叉する現象だと思った。
ここ数日聴いていてわかったのは、アイドルが数年で消費されてしまう存在であることはたしかだが、時代を超える大スターは大抵、若いときにアイドル的な存在でもあったという事実。石原裕次郎しかり美空ひばりしかり、ビートルズしかり。アイドルって奥が相当深い……。みなさんのご意見もお店で伺いたいです。
明日(12/30)は09年のエフメゾ最後の営業日です。先週はパーティやらイベントで朝までごった返しておりましたが、最終日は地味ながら濃厚に接待する予定。最後まで手を抜かず、というよりむしろ食べ物も充実させて、みなさまのお越しをお待ちしております。帰郷していない人、遊びに来てねー!
エフメゾのクリスマスイベントはおかげさまで大盛況のうちに終わりました! 17:00-の大塚隆史さんを招いたトークイベントは、ご著書「二人で生きる技術」の内容を中心に、パートナーシップと性愛との関係、関係性の「技術」とは何か?……といったテーマに話しが展開しました。コメンテータのノンケ女子、広瀬桂子さんのぼけっぷりもよく、ほどよい緊張感と、暖かい共感の空気のなかで、09年のエフメゾのトークイベントを終えることができました。けっこう「通」の方からも面白かったと感想をいただいて、忙しくてテンぱりながら司会をしていたママとしてはちょっとホッとしました。
本日はエフメゾの「エヴァ部」の「東のエデン」分科会! 