西富久地区再開発

2012-04-20 高橋 大輔

四畳半、トイレ/キッチン/シャワー共同、隣室の物音だだ漏れという大変粗野な暮らしに終止符を打ち、今年のはじめに引っ越したのですが、こちらも大変でした。
職場に近くて、普通に住めればオーケーということで新宿の富久町にしたのですが、部屋から道を挟んで一本の地区が再開発を進めており、毎日毎日、朝の8時から盛大な破壊音が鳴り響いています。

IMG_0182.jpg
写真はInstagramで部屋のベランダから撮影。

破壊工事に着手する前だった引っ越し当初はそんなことも知らず、仲介業者は「新宿からちょっと離れただけでこんなに静かなんですね」なんて呑気なことを言っていましたが、そりゃ、ぶっ壊す前の建物ばっかりなんだから人いなくて当たり前じゃん!

皆さん大変仕事熱心で、ああ、明日、土曜日も破壊工事にいそしむのです。音が怖いんです。

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DTP勉強会 第6回

2012-04-20 大原 真理子

深沢英次さんによるDTP勉強会も6回目。
最近ご多忙のようでお疲れ気味の深沢さん。
この日も少ない時間のなかでいろいろお知恵を拝借。ありがとうございます…!

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DTP勉強会 [第6回]
2012.04.11
今回のテーマ●検索と置換 + 組版あれこれ

[“検索”と“置換”という便利な概念]
特定のテキストやオブジェクトを自動で探し出す「検索機能」と、検索したテキストやオブジェクトを他のテキストやオブジェクトに自動で置き換える「置換機能」。どちらもとっても便利なのでさまざまなシーンで活用していこう。

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●Jeditの「半角→全角」「全角→半角」(検索と置換を利用したテキスト整形機能)
たとえば、編集者からもらった原稿テキストに、組版するときに不便なもの(半角カタカナや半角の約物など)が混じっていることがある。 そういう場合は、組版ソフトに持って行く前にテキストを整えておいた方が良い。

→ツールバーの「ツール」→「半角→全角」「全角→半角」で
カタカナ・英字・数字・記号の半角と全角の切り替えができるので、好みの組版ルールを設定しておくと良い。
※組版ルールは、ハウスルールでOK.
ex.)。、「」()などの記号やカタカナは全角にする

●Jeditの「検索」
検索ダイアログに条件を入力して検索と置換を自動で行う。

→ツールバーの「検索」
・ひとつひとつ目で見て確認しながら、検索→置換をしていくこともできる。
「次を検索→置換」「置換して検索」を、目で見て確認しながらクリックしていく。
・複数の検索置換をいっぺんに出来る「複数一括置換」機能もある。

●Jeditの「マルチファイル検索」
ひとつのテキストファイルからだけでなく、フォルダごと検索してくれる機能。
(あるフォルダの中のテキストファイルすべての中身から検索してくれるので、たくさんのファイルから検索したいとき、ひとつひとつ開いて検索しなくてよいので便利)

→ツールバーの「検索」→左下にある「マルチファイル検索」
※複数一括置換+マルチファイル検索の合わせワザも便利。

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●inddの「検索と置換」
単にテキストやオブジェクトを検索&置換するだけでなく、
そこに書式設定やスタイルも付随した条件で検索&置換出来る。

→ツールバーの「編集」→「検索と置換」

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[日々のギモンから]
Q inddに文字を流し込む際に、” “(まぬけ引用符)が “ ”(スマート引用符)になるようにしたい。
A inddの環境設定→欧文辞書→引用符の設定を「”」から「“」に変えておいてから流し込む。

ちなみに…
” “(まぬけ引用符)=ライプライター用に生まれた、簡易的な記号。オコシもウケも同じ形になっており、プロはあまり使わない。
“ ”(スマート引用符/ダブルクォーテーション)=活字時代から続いている正式な記号。

さらにちなみに…
縦組でダブルクォーテーションを使っているのを見かけるが、それは本来の使い方ではないのでなるべくしない方が良い。(デザイン処理としては誤りではないが)昔、DTP機能に制限があったときの表現の名残である。
縦組では、日本語引用符(ダブルミニュート/ちょんちょん/ノノカギ/鷹の爪などと呼ばれる)を使うのが良い。

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Wordのテキストデータは、いろんな機能がくっついているからそのままinddに流し込めないので、Jeditなどである程度整えてから流し込むのが良い。
イタリック、傍点などの設定は、何かに置き換えてinddに持っていってから、indd上で書式設定を条件づけて検索&置換すると良い。

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「組版」の基本は、みんなが見慣れていて、読みやすいもの。つまり、共通認識があって、ある程度のルールがあるもの。よく言われる「本文12級行送り18歯」などは、人間が読みやすい具合の目安であって、そういった「基本のセオリー」は、人間の体に合わせて作られている。
あとは好み。ダーシの扱い、蛇の目は使わない、三点リーダーは1つにするのか2つにするのか?などは、媒体や出版社、著者、デザイナーの好みでルールを決めてOK.(様々な事情があるから)
その上で、ある程度決めた「組版」ルールをやぶるときどうするか?を考えよう。

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自転車ダイエット

2012-04-18 鈴木 明日香

春です。
手袋をしなくても快適に自転車に乗れる季節です。
ポットのベランダのブルーベリーも、かわいらしい花を咲かせました。

冬の間すこし自転車通勤をさぼっていたのですが、
最近また乗り始めました。
往復10km以上毎日走っています。
休みの日は銀座や皇居のあたりまで遠出するときもあるので、
1日20km以上走るときもあります。
1カ月弱で2kgくらいやせました。

春風の中ペダルをこいでいると、
いろんなことから解放された気分になります。
なんか健康にいいことをしている、という自己満足も得られて最高です。

ダイエットのためのエクササイズだと
めんどくさくなって尻すぼみになるのが私の常ですが、
自転車通勤は自転車に乗らないと帰れないので、
いやでも続くのがいいところです。

この調子でガンガン落としたい気持ちでいっぱいですが、
ここ数日チョコがおいしくてたまらなくて、
あと近所のアジアンランチに今さらはまってしまって、
ダイエッター的な食事をとれていない毎日です。
だからいけないんですけどね。やめられない止まらないなのです。

今日のチョコ:m&m’sのココナッツフレーバー

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ドライアイ検査をした

2012-04-17 佐藤 智砂

少し前、上野が担当した仕事にドライアイをあつかうものがあった。
私は上野の原稿を読んだり、眼科の取材に行ったりしたのだけれど、
そのとき「私はドライアイに間違いない」と確信した。

ドライアイはすごーく悪化すると手術が必要になることもあるらしく
ビビリながら会社の近く眼科に行ってみた。
すると、
少し涙が乾きやすいが目に傷はなく、ドライアイではないとの診断。
「なーんだ」と多少がっかりしていると、
「佐藤さん、緑内障ぎみですねえ。ついでにいろいろ検査しておきましょう」と
視力検査から始まり、シューティングゲームのような検査や光を目に当てて
写真をと撮る検査やらいろいろ体験することになった。

シューティングゲームのような検査は、もえました。
片目ずつ、視界に何か見えたら手にしたボタンを押すというもので、
「ひとつも逃すまい」と必死になって、5分間も続けるから終わったらクタクタ。
検査が終わったあと、先生にこの検査の結果を聞いたら
「右目の右上あたりが、やや見えていないときがありますが問題ないです」。
うーん、くやしい!
もう一度やらせてくれたら、もっといいスコアをたたき出せるのに。

というわけで、ドライアイの疑いは晴れました。

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明日発売!「ねんねこりん」の作り方

2012-04-16 小久保 由美

助産師・釘村千夜子さんが考案したスリング 「ねんねこりん」の作り方本の装丁を担当しました。
「赤ちゃんのためのおくるみスリング ねんねこりんの作り方」

この本を担当することになったのは、たまたまの偶然なのですが
ちょうど自分が出産して1年というタイミングだったので
自分の時の体験や感想などを織り交ぜた本作りができたと思います。

裁縫好きな妊婦さんへのプレゼントにもどうぞ。
 
 
  
ちなみにこのスリング、案外と簡単に、しかも短時間で作れるので
ぜひ、お気に入りのテキスタイルで作ってみてください。

たぶん、出産後は時間を作るのがなにかと大変ですので、
作るなら産前がよろしいのではと思います。

「市販の赤ちゃん関連グッズってどれもファンシー過ぎて、
ダッサい柄やアップリケが付いてたりw
とにかく自分好みの色や柄のスリングがない!!!!!」という方にも、
ぜひオリジナルのスリングをおススメしたいです。
 
 
とは言え、私のように
「高校以来ぜんぜん裁縫やってないからムリ!」
「出産ギリギリまで働くし、産後はそんな時間ナイし!」という方も多いかと思います。

そんな方々は
この本と、お気に入りの布をセットにして、裁縫上手な身内に送りつけるかw
完成品のねんねこりん販売もありますので、ぜひお問い合わせくださいまし。
http://www.nennekorin.com/

この本の刊行記念の特製「ねんねこりん」の製作も現在進行中とのことですので、
どうぞお楽しみに。
(南三陸「ミシンでお仕事プロジェクト」レポートはこちら

 
 
この本の撮影中、新生児モデル・新くん(0歳2カ月)が
騒がしい現場にもかかわらず、ねんねこりんの中で眠ってしまったほどの心地の良さ、
ぜひお試しくださいませ。

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目黒川で花見

2012-04-11 五賀 雅子

先週の土曜日は、ちょっと肌寒かったけど
満開の花見日和でした。

ここ最近のお気に入りは目黒川(って、花見自体それほど行ったことはありませんが…)。

何がいいって、歩きながら、ビールやワインやサングリアやホットワインや焼酎が飲めること。
もちろん、フランクフルトやたこ焼きもあるし、シシカバブーとか花見だんごもあります。
たまに、両側に並ぶおしゃれなお店をのぞくこともできたりして。。。

大原のように、ござを敷いて、日がな一日花を愛でる体力はないので、
歩きながらちょこっと桜を眺め、1時間ほどで切り上げることができるので、
私にはちょうどいい花見場所です。

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デジクリ連載[21]出版デジタル機構の人々

2012-04-07 沢辺 均

電子書籍に前向きになろうと考える出版社[21]
出版デジタル機構サイト
e読書JP
緊デジjp

出版デジタル機構が昨日の4月2日(月)に発足した。無事に登記が完了したはずだ。担当者と会えていないから完了報告は聞いてないけど、トラブル連絡もないからたぶん大丈夫のはず。

さて、今日書くなら出版デジタル機構=pubridgeのことしかないよね。そこで、この出版デジタル機構のなかのひとを紹介しておこう。

まずシャチョーさん。これは実名でいきますね。植村八潮です。東京電機大学出版局局長をおととい3月31日に早期定年退職。植村個人のことと、電大出版局の業界的なポジションをちょっと紹介しておこう(以下記憶で書く、ファクトチェックはしてないから間違えがあれば、あとで修正します)。

まず、書籍出版社業界団体として中心的なイチにある書協の理事。書協のなかでの役割は部分的にしか知らないので省略。大学出版部協会の中心的な役割を果たしてもいて、書協の理事も、この大学出版部協会「ワク」のようなカタチでだしているはず。あわせて電大は、LLP版元ドットコムの組合員社(出資社って意味かな?)でもある。

個人的には出版学会のメンバーで役員もしていたはず。で、なにより電子書籍の国際的な基準作りなどをもう10年前くらいからやっていて、よく本人も「英語もしゃべれないヤツが、国際会議の議長をやってたり……(笑)」とネタにしてたりもする。

以下、沢辺以外はイニシャルでいきます。本当は実名でいいと思っているのだけど、締切当日の朝に書いていて本人の了解も得てないのでね。

出版社からの出向は三人。三大出版社出資社からM、Hと、ポット出版からの出向者(笑)の沢辺。この三人は去年の10月に、小学館の小さな会議室ではじまった準備室発足のときからのメンバー。三人は出版社対応・総務的なことをする・制作体制をみる、ってな分担になっている。

ほかに、M、Hと同じ社からT、Kが来ていたのだけど、二人ともこれまで関わっていた課題を引き続き担当はするけど、正式な出向はしないことになった。

出向ではなく、雇われて準備室に来るようになったメンバー。来るようになった順番で紹介。

Hは、去年の12月から準備室に来てくれている。いわば雑用全般を引き受けてくれている。もともと、編プロにいたり、フリーで編集みたいなことをしていて、オイラの昔からの知り合い。女性。オイラが来てよと頼んだ人。

もと三大出資出版社の子会社にいたKとH。経理的なことの担当と、出版社との対応。

NとN。このふたりも女性。Nは先週の記者会見とかしきったりしてくれている。Nは、大学院だっけな? を終えたばかりで、現在バイト待遇。

4月2日から登場が男性二人で、MとH。出版社との対応(電子化コストは? どこで販売?)とかやることになるだろう。

てなあたりで、昨日船出したわけであります。
あはっ、短く、機構のスタッフを紹介してみました。

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花見、それは、萌える草木を愛でながら運動をする行事

2012-04-05 大原 真理子

花々や木々が萌え萌えですね。
気温が上がるにつれて、もりもりと街が華やいでいくのがわかります。
今週末は花見シーズンど真ん中でしょうか。

わたしも、桑沢デザイン研究所時代の友人達と花見をする予定です。
毎年恒例のこの行事、みんなで食べ物を一品ずつ持ち寄って集まります。
そしてみんなで運動します。

キャッチボールをしたり、大縄跳びをしたり、缶蹴りをしたり。
よくわからない打楽器を叩いたり、ギターを弾く者もいます。
つまるところ、少年少女のように遊ぶだけ、ってとこです。
わたしは、運動したあと芝生に寝転んでぼーっとしたいです。
あと、たこ焼きを食べてコーラを飲みたいです。

ところで、ポットの春の新刊『赤ちゃんのためのおくるみスリング ねんねこりんの作り方』
そろそろ出来上がる予定です。
桑沢時代の友人の中澤永子ちゃんに挿絵を描いてもらいました。
中澤さんは卒業後、地元の群馬県でデザインなど “ものづくり” のお仕事をしています。
「だれかに贈るように  ものを作りたい」という信念をもつ、とってもすてきな女性です。
お花見で会えるといいな!

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レーザー治療

2012-04-04 大田 洋輔

花粉が飛んでいますね!

なんとなく医者に行くのが億劫で、これまで薬をもらったことがないのですが、
さすがにそろそろ厳しいぞ、ということで、来シーズンは通院をしようと考えています。

ポット社員のSさんが今年レーザー治療を受けてよかったと言っていたので、
それもよさそうです。

いずれにしても、鼻が痛いし、よくありません。
なんとかしなくては…。

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深沢英次さんによるDTP勉強会 第5回

2012-04-02 大原 真理子

毎月定例、深沢さんをアドバイザーに迎えてのゴージャスな勉強会。
もう5回目を終えました。
簡単な箇条書きではありますが、レポートします。

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DTP勉強会 [第5回]
2012.03.06
今回のテーマ●拡張子について

[各ファイルフォーマットの特徴]
※まず、DTPでは、Indesignで表示されていたらどんなデータでも大抵OK。

●psd
psdで貼り込むのが今は一番安全。
RGBから、CMYKに変換したpsdデータで入稿するのが安全。
ビットマップデータに加えて、パスなどのベクトルデータやレイヤーなどの編集機能を、ひとつのファイルに保持したまま使える、作業用のデータ。

●BMP
シンプルなビットマップデータ(Windows用のデータ)

●pict
シンプルなビットマップデータ(Mac用のデータ)

●TIFF
将来的にも安心なデータ。WindowsでもMacでも共通して、印刷物に出来るビットマップデータ。
ビットマップ画像を取り扱うのに適していて、さまざまなコンピュータ環境の人とやりとりをするのに一番安心で、基本的なデータ。
RGB・CMYK・グレースケール・白黒二値・Labなど、さまざまなカラーモードに対応している。
グレースケールにしたときに、モニター表示用に再現するためのRGBデータのほかに、CMYKの数値を裏でもつことができる。

●eps(EPS = Encapsulated PostScript)
PostSprict(コンピュータ上に形を表現するための、ページ記述言語)をベースとした、
ベクターデータとビットマップデータを両方含むことができるデータ。
モニタ表示用の軽い画像と印刷用の高詳細な画像という2つのデータを、ひとつのファイルの中に持つことができる。
Photoshopでeps形式として保存するときにオプション画面で表示される「プレビュー」と「エンコーディング」が、その2つにあたる。

●GIF
できることが少ないが、とにかく軽いデータ。「透明」が使える。最大256色しかサポートできない。
Web上の素材で、キリヌキとして使いたいものがあるときに、JPEGだと背景透明にできなかったのでGIFが重宝された。
コンピュサーブというパソコン通信会社が開発した。

●PNG
GIFの拡張版。「透明」が使える。一般的に「ピング」などと呼ぶ。

●JPEG
劣化はするが、圧縮をかけてデータを軽くすることができるのがJPEGの特徴。
(TIFFに圧縮はかけられるが、元のデータの大きさは変わらない)
WEb上で早く読み込むために生まれた、インターネット用のデータ。
※ここ5年くらいで、デジタルカメラの解像度がめちゃくちゃ良くなったので、多少の劣化はあまり関係なくなったきた→サイズを自分で選べる点が重宝されて、デジタルカメラ画像の保存形式に選ばれるようになった→よって、DTPにも使われるようになってきた。という流れがある。

●DCS
EPSの保存形式のひとつで、4色分解用のファイル。
CMYK各版のファイルと、マスターファイル(目で確認するための、軽いデータ)の5ファイルに分割して保存される。4色分解出力の時間短縮ができるなどのメリットがある。

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[その他あれこれ]
●ファイルサイズを少しでも小さくしたいときには、EPSやJPEG選ぶと良い。

●どのWindowsでもMacでも見られるファイルフォーマットは…
TIFF、JPEG、PNG

●データのやりとりで不安があるときは…

PDFにしてしまうと、すべての拡張子が埋め込まれるのでPDFにしてしまう、という方法も。
PDFならどんな環境でもたいがい見ることができるので。

●自分で図版をスキャンをするときは、TIFFで保存するのがオススメ。

●レイヤーが複数あるような、重たいPSDデータについて
それを通せるかは印刷所のスペックによるので、レイヤーは一枚に統合して入稿した方が安全。

●今は、ファイル形式よりもバージョンを印刷所に伝えることが大切。

●WEB画面をキャプチャーした画像を印刷に使う場合
72dpiのままで使用してOK.
もともと、高い解像度で作られていないデータなので、むりやり解像度を上げてむりやり色数をふやすと、グラデーションをモヤッとさせてしまう恐れがあるので、72dpiのままで使用すること。

●PhotoshopでEPS形式に保存する時にでてくるオプションで、「エンコーディング」で選べる「ASCII」と「バイナリ」の違いって?
→どっちだからどうというわけではない。印刷所の問題なので、デザイナーが気にする必要はない。

●epsの保存オプションは基本的にいじらないこと。
※出力の問題であって、印刷所が管理することなので。
ハーフスクリーントーン(印刷時のアミ点の角度を固定する)
トランスファ関数(印刷の濃度などを固定・指定する)

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[データをやりとりするときの注意点]
誰かからもらったデータは、Photoshopで開ければ基本OK。
開けないデータをもらった場合は、そのデータをくれた相手のスキルレベルによって対応を変える。
パワーポイント、ワードなどに貼り込まれた画像やWindows系ドローデータで、使えなさそうだったら、貼り込む前の元画像ををもらい直した方が良い。

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春よこい

2012-03-30 上野 絵美

4月。今年ももう、半年終わったようなもんです。
社会人になってから、1年経つスピードが年々早くなっている気がする。
月曜だと思ったらすぐ水曜がきて、気がつけばえっもう金曜?…みたな感じで毎日が過ぎ、
いつのまにか入社して丸5年経ってました。
そしてアラサーの仲間入りしてました。
お肌の曲がり角もとうに過ぎてます。
いやそれよりも、夕方過ぎると膝が痛くなる方が気がかりです。
冬は歩くのもつらいときがあり、
おばあちゃんが日常的につけるようなサポーターを買ってしまいました。
早く暖かくなってほしい。

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アンチエイジング

2012-03-27 和田 悠里

この冬、顔面にシワが急増しました。
特に目立つのはおでこに寄る横ジワとほうれい線。
終電車の中で窓ガラスに映る自分の顔(真顔)にほうれい線の影ががっちり映っていて、
またその顔が叔母とあまりに似ていて驚きました。

これはさすがにちょっとマズいと姉に相談してみたところ、
姉にレチノールの入った美容液をお勧めされました。
円高だから今なら海外から通販すれば安く買えると教えられ、早速通販で購入。
口コミがいいので期待です。ほうれい線、消えるでしょうか。

1月くらい使うと効果出るよ!と言われているので、
次の日誌の頃に効果が報告できるといいなあ。

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視力

2012-03-23 山田 信也

上野の机の横にはってあった「しまじろうとやってみよう!しりょくポスター」で

視力をはかってみたところ、裸眼で左右各0.25くらい、

眼鏡つきで左右各0.7くらいでした。

予想より眼が悪くなってます。

そういえばこの前眼鏡を忘れて外出したとき、帰宅後頭痛がしたのは

眼を凝らしすぎて眼精疲労になったのかもしれません。

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田亀源五郎さんの新刊いよいよ

2012-03-22 那須 ゆかり

今日、田亀源五郎さんと新刊の表紙色校確認してきました。
いよいよ刊行がせまってきた(4月10日すぎころから書店に並ぶ予定)新刊『田舎医者/ポチ』
表紙はいつもと違ったちょっとレトロな遊び心もある絵柄と風情です。お楽しみに〜。
指定した紙がイメージ通り!とのことでうれしい。
田亀さんも打ち合わせ後、さっそくツイッターでつぶやいてくれてます。

同じく4月に刊行予定の『赤ちゃんのためのおくるみスリング ねんねこりんの作り方』
入稿直前でまきまき状態に入っています。

いつも通り、ジャンルも読者層もおそらくかけ離れているポットの本の4月の新刊、
ぜひタイトルをクリックして,本の紹介サイトをご覧ください。
まれに2冊同時に興味のある人もいるかもしれないので、
そういう方はぜひ2冊合わせてのぞいてみてください。

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3.18板橋Cityマラソンに出場しました

2012-03-21 高橋 大輔

日曜日、板橋Cityマラソンに出場しました。
この大会、去年もエントリーしていたのですが震災の影響で中止となり、一年越しの参加です。

目標タイムは5時間で完走。
5km 0:36
10km 1:12
15km 1:48
20km 2:24
25km 3:00
30km 3:36
35km 4:12
40km 4:48
ゴール 5:00くらい

を目論んでいたのですが、
スタート〜20kmぐらいは余裕で(このままいったら4:40分台くらいいくかも)というペース&気分で走っていたのですが、25kmあたりでへたりはじめ(あ、まずい、やっぱ無理しないで予定通り5時間内を目指そう)、30kmを越えたあたりから1kmがとんでもなく長く感じはじめ、どす黒い気持ちになってきます。35kmあたりでは早く終わってくれることだけを念じ、もはや気力もなく、ただ意地だけで走っている状態となり、ゴール。手元の時計では5:14でした。ああ、やっぱり序盤にとばし過ぎだったわけです。
結果は、申込者14888人、制限時間内完走者10312人中、7965位。あー、次はなんとか4時間台を出したいなー。

マラソン後、体重を計ったら3キロ減ってました。

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デジクリ連載[20]選ぶ自由を提供するための株式会社出版デジタル機構

2012-03-16 沢辺 均

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[20]選ぶ自由を提供するための株式会社出版デジタル機構/沢辺 均

「株式会社出版デジタル機構」の発起人会が先週3月9日(金曜)に開かれた。発起人は、勁草書房、講談社、光文社、集英社、小学館、新潮社、筑摩書房、版元ドットコム、文藝春秋、平凡社、有斐閣の11社。

代表取締役社長に同準備会代表幹事の植村八潮(東京電機大学出版局局長)、取締役に野間省伸(講談社代表取締役社長)、堀内丸恵(集英社代表取締役社長)、相賀昌宏(小学館代表取締役社長)、監査役に菊池明郎(筑摩書房代表取締役会長)を選出した。
< http://www.shuppan-d.info/2012/03/001193.html >

こうして、設立4月2日(月)をめざして、最後の準備を進める。資本金振込、法務局への届け出、という段取りだ。

僕の立場から言えば、講談社・小学館・集英社という出版界最大手から、版元ドットコムという数人規模の出版社(の団体)までが集まって株式会社をつくったという、かなり画期的なものになったと思う。

出版に意味があるとすれば、さまざまな考えを自由に表明できるようにしておくことで、社会の行方を考えたり決めたりするときにそれを生かすことだと思う。ほんとうに、1000人規模の大手から、1人2人の零細出版社までがさまざま存在することで、その表明の自由が確保されるのだ。

そして、それは唯一読者が選んで本を買うという行為だけで、存在できるできないということになるだけで、ほかの力からは自由にあることにこそ意味があるのだと思う。

たとえば、ポット出版の本が存在して(おおきな)本屋にならぶこと。これが自由な表現の証明だし、また読者からすれば、さまざまな本があるからこそ、選ぶ自由も得られるのだと思う。

出版デジタル機構は、電子書籍の世界でも、こうした選ぶ自由を提供するために発足したと言える。手前味噌ではあるけれど、そのなかに版元ドットコムのような零細出版社グループが存在することがそのことの証明なんだと思う。

さて、出版デジタル機構では、たとえば電子書籍フォーマットでも、こうした選ぶ自由を最大限にいかすように決めることができていると考えている。

電子書籍をめぐってはDRM(かんたんに言えばコピープロテクトみたいなもの)をめぐる議論がときどき現れる。個人的には、DRMは読者の本へのアクセスや管理に不自由を与えると考えているけれど、出版デジタル機構で作ろうとしている電子書籍にはDRMをかける予定である。

第一に、今すぐ出版社のほとんどがnonDRMを受入れるとは思えない。もちろん著者もだ。

第二に、DRMが音楽配信のように本当に不要になるのかどうかは、今結論を出すことができない。

第三に、DRMは、かけられるようにしておけば、かけたくない出版社や著者がいても、ただかけないようにできるからだ。

第三のことがイチバン大切だと思う。かけたいもの、かけたくないものが両方いて、その妥当性に議論の余地があるときに、どちらもできる状態を作っておくことが、その時点での判断として大切なのだ。

フォーマットも同様。EPUBだドットブックだ、XMDFとか議論はあるけれども、出版デジタル機構でつくる電子書籍は、オオモトのタグテキストを中間交換フォーマットにしておいて、どれにでも変換できるようなものしようとしている。

EPUBはオープンで国際的な基準だから正しいとか、ドットブックは組版表現が練れているとか、さまざまな人の「信念」が入り乱れる。いまの時点でどれが正しいとは結論が出ていない。そもそも電子書籍市場はそれを語るほど、多くの読者の評価にさらされていない。

だから、そんな「信念」の対立に一生懸命になるよりも、どれにでも対応できて、コストがそれほどかからない方法を選び、準備しているのだ。

さらにさらに、このフォーマットに関しては、実際に電子書籍を制作している会社+個人、を中心に、「原案」を示して意見をもらって、さらにそれを叩き直して、最終決定に持って行こうと考えている。

デジクリの読者には、フォーマットなどに関心をもっているひとも多いと思う。ぜひ意見を聞かせてもらいたい。

「電子書籍制作事業者さま・電子書籍販売事業者さま向け説明会」を以下の要領でひらきますので、ぜひ参加をお願いしますね。

◎電子書籍制作事業者さま・電子書籍販売事業者さま向け説明会

日本出版インフラセンター(JPO)主催で、経済産業省「コンテンツ緊急電子化」事業の「電子書籍制作事業者様・電子書籍販売事業者様向け説明会」が開催されます。この説明会は制作会社様・電子書籍販売事業者様・出版社制作担当者様に、フォーマットに関する説明をさせていただきます。ふるってご参加ください

電子書籍制作事業者様・電子書籍販売事業者様向け説明会
申込みフォームはサイト参照。
< http://www.shuppan-d.info/2012/03/001123.html >

電子書籍制作事業者様・電子書籍販売事業者様向け説明会
主催:日本出版インフラセンター
参加対象:制作会社様・電子書籍販売事業者様・出版社制作担当者様

【第1回】3/23(金)15:00〜17:00 於:書籍協会4階
【第2回】3/27(火)15:00〜17:00 於:書籍協会4階
(内容は同じです)

内容
1.電子書籍のフォーマットについて
2.電子書籍制作事業者の選定について

【沢辺 均/ポット出版代表】twitterは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)

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デジクリ連載[19]電子書籍フォーマットについての基本的な整理

2012-03-16 沢辺 均

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[19]電子書籍フォーマットについての基本的な整理/沢辺 均

出版デジタル機構は4月の株式会社設立にむけて、まあほんとうに山ほどのことを決めたり、相談したり、書類をつくったり、してます。で、僕は出版デジタル機構の準備室の一員として、日々そうした作業を神保町の事務所に出かけてやっているわけです。

今回は、僕が機構の仕事を通してアタマを整理した電子書籍の「フォーマット」のことについていくつか書いておこうと思います。

いま、僕の頭の中の整理を書いてみると、電子書籍のフォーマットはこうなる。

◎紙の本と同時に、あるいは紙の本からつくる場合
└─・固定レイアウト式
└─・リフロー式
  └─DTPデータなどのテキストがデジタルである場合
  └─テキストをデジタル化するところから始める場合
◎電子書籍で発行することを目的に電子書籍をつくる

僕はそもそもこの機構をつくるって構想の前から、本のページをスキャンして、PDFでOCRをかけて透明テキストをつくり、検索ができる電子書籍を、大量に販売することから始めればいいのに、と思っていた。

固定レイアウト式というのは、ほぼそんなモノなのだけど、実際にいろいろ調べて行くと、どうもPDFは困難が多いというにやっと気づいた(あー、カッコ悪い!)。

そもそも、ビュワーがない。そりゃ、nonDRMのPDFファイルを読むためのビュワーはありますよ。Acrobatだっていいわけだし、他のもあるし。PCにもiPadにもある(DRMとは、デジタル著作権管理のこと)。

だけど、そもそも電子書籍書店で読者に提供しているビュワーでは、PDFまでをカバーしてるものがないのです。電子書籍書店にないということは、フリーで提供するならできるけど、実際に販売してもらえるとことがない、ということです。

じゃ、作ってもらえるように働きかけよう、と考えたのだけど、これまたあらたなコストがかかるわけです。さらには、そのファイルで、透明テキストを選択できるようにする、それをまた検索できるようにする、さらにはDRMをかけてもらう。こうした条件はさらにキビシい。

このPDF方式は過渡期のものだと思っていたので、そんなものにたくさんの費用をかけられない、かけてもらうわけにはいかない。こんなあたりまえのことに、具体的に検討を進めるなかでやっと気がついたわけです(ハズカシイ)。

なら固定レイアウト式はむりか? 今の僕が考えている仮説は、ページを一枚ずつの画像にして、それを.BOOKだとか、XMDFにはりつけて、写真集のような(だけどその写真は、スキャンした紙のページね).BOOKとかXMDFとかを作る。これなら、今の電子書籍書店のビュワーでも表示してもらえるのではないか? DRMもかけられるのではないか? と考えているのです。

リフロー式の制作検討で言えば、ほとほとデジタルデータの有無が費用の大部分を締めてしまう。コストに決定的な影響を与えてしまうのです。

出版社で編集とか制作に関わっているいる人なら常識だろうけど、紙の原稿(それが単行本であっても)を入力して、引き合わせ校正をすると、一文字あたり1円前後の費用がかかる。

新書は10万字(400字詰め原稿用紙で250枚ね)、400枚の四六判の本では16万字。だから10万とか16万円かかる。いろいろ調べて行くとやっぱり中国は安いらしいという話はよくある、けどね。なワケで、無茶苦茶コストががかる。

これで電子書籍にしてみても価格1,000円、出版社の売上げが600円として170ダウンロードは売れないとテキストのデジタル化の費用だけでもでない。これに、.BOOK、XMDFにする費用や、印税や宣伝費や社員の給料とかがさらにかかるのです。

ちなみにポット出版の電子書籍の販売数はいまのところ数10ダウンロードというあたり。つまり桁がひとつちがうのだ。

なので、DTPデータを利用する、さらに言えば紙の新刊を出したら、できるだけ同時にリフロー式のものを作っておくのが一番賢い、ということになる。

なぜ同時か? といえば、僕自身校了した直後のデータなら、紙の本の最終直しの有無を覚えているので、「あそこの漢字をなおしておけばいい」とか判断できるけど、一ヶ月とか経つともう一度読み直さなくては不安になるのです。

なので、校了直後にそのままDTPデータを使って、リフロー式の電子書籍にするのであれば、時間のかかる校正(のやり直しとか)を省略もできる。だから同時がいい。

コストでいえば、固定レイアウト式が「一」とすれば、リフロー式(デジタルデータあり)が「十」で、リフロー式(テキストデジタル化から)が「百」って感じだな。

まあ、こうしたことをひとつずつ学ぶことができたのは、実際に、ポット出版で電子書籍を作り始めたり、具体的な検討を積み重ねたりしたからなのです。だから、やっぱり、考えるのもいいけど、いろいろやってみなきゃね、とますます思う今日この頃です。

◇追伸やっぱりDTPとか、電子書籍化の作業にあたってるオペレータ(のある程度以上のスキルのある人)は偉大だなとつくづく思う日々です。

上記のような具体的な打ち合わせにのってもいいよ、とか、こんな方法のほうがいいじゃん、といった意見のある方。一度リアルにあって教えてもらえませんか? 何人かそうした人がいたら集まりませんか? Twitterのメンションでもいいし、ポット出版のお問合せフォームからでもご連絡ください。

ちなみにTwitterで「自社出版物と、出版・印刷物の制作受託仕事で、オペレータが欲しい、だれかいませんかね? InDesignがきちっとオペレートできて、HTMLとかCSSとかわかるとか、自動化が好きならなおいい。最初は契約社員かも。サイトのお問合せから連絡くれないですかね。公開での質問も可(笑)」ってつぶやいたんだけど、連絡はひとつもなしだった(笑)。

だれだ、これからはSNSが最強の人材集めツールみたいなことを言っていたのは(笑)。まあ、オレの信用がないってことだったんだろうけど。

【沢辺 均/ポット出版代表】twitterは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)

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久々の美術館

2012-03-15 鈴木 明日香

先週末まで原美術館でやっていた
ジャン=ミシェル・オトニエルの「マイウェイ」展に行ってきました。

オトニエルは、フランスの現代美術家です。
クリスマスのオーナメントみたいな、ビビッドな色のまるいガラスを
たくさん組み合わせて、ちょっと宇宙的な不思議世界を展開します。
単体で見ると乙女チックでドリーミーなのに、
引きで眺めると幽玄な雰囲気になる作品群がすてきです。
中でも、展覧会のポスターになった「涙」の美しさは感動モノ。
水とガラスの相性って本当にいいです。
屈折という現象が自然界に存在していて、本当によかった…!

ガラスを使った作品以外に、
蜜蝋を丸めて壁に投げつけて、つけまつ毛や義眼を埋めてみたよ!とか
アルミで輪っかをつくって、蜜蝋の乳首と組み合わせてみたよ!
みたいなシリーズもあるのですが、
あまりにも深遠過ぎて私には理解できませんでした…。
あ、乳首シリーズは一見お花畑みたいでかわいいのですが。
修業が足りませんね。

会場は最終日ということもあって激混み。
子ども向けワークショップを開催していたからか、
幼稚園前くらいの小さい子が多かったのが印象的でした。

ちなみに、原美術館には大好きな木彫家・須田悦弘の作品が
常設されていて、私にとっては一粒で二度おいしい美術館です。

ゆっくり美術館に行くのは久々で、
天気も良かったし、いい週末でした。

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ウォシュレット使用状況

2012-03-14 佐藤 智砂

ひょんなことからポット社内のウォシュレット使用の聞き取り調査をしました。
当然大多数が使っていると思ったのですが、意外や意外。
30代以下はほとんど使っていないかったのです。

その理由を聞いてみると…。

小久保:お尻についた水をトイレットペーパーで拭き取るのがいや。

大原:くせになるのがいや。

鈴木:ウンチはしません。

大脇:子どものころ間違ってボタンを押して水が顔にかかり、トラウマになっている。

上野:くすぐったくていや。

山田:使い方がわからない。

和田:濡れるのがいや。

ユン:濡れるのがいや。

大田:忙しいときは使わない。

てっきり、「人と同じノズルを使うのがいや」というような
清潔潔癖ちゃん理由かと思ったけど、これまた大はずれでした。

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「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」はおすすめです!

2012-03-13 五賀 雅子

大原の8日の日誌に触発されて書くネタです。

8年くらい前、「劇場公開映画・年間100本」を目標に映画館に通っていたことがあります。
100本越えはなかなか難しかったけど、月8本くらい見て、90本くらいまではいった記憶が…。
その頃の癖?で、2、3本はしごするのは苦にならなくなりました。

最近は、休日に外出するのがおっくうなので、もっぱら自宅でドラマ三昧。
2時間近く集中してみなければならない映画は、自宅ではなかなか見る気になれません。
やっぱり映画は、映画館で、というのが私の好きなスタイルです。

で、「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」。
これは、昨年の東京国際映画祭で見たのだけど、まさに、映画館で見るのにうってつけの作品でした。
これ、3Dです。最初は、なんでダンスの映画で3D?と思いましたが、
めちゃくちゃ必然性がありました。むしろ、ダンス映画だからこそ、
3Dが生きるのだと思いました。それは、監督のヴィム・ヴェンダース氏自身が、
東京国際の舞台挨拶でそう感じさせるようなことを言ってました。

20年くらい前から構想があったけど、ピナの世界をどうやって映画にしたらいいかわからなくて、
ずっと構想のままだった。それが、U2(確か?)の3Dドキュメンタリーを見て「これだ!」と思った。

と。
まず、今までに見た3D映画とは、奥行きも、飛び出てくる感じも全然違ってて新鮮です。
もともとは舞台だったものを映画化するわけだから、より以上の臨場感が求められるわけだけど、
多分、舞台で見る以上にダンサーの息づかいや、筋肉のしなり、汗が感じられるのではないかと思います。
舞台だと、最前列から5列目ぐらいじゃないと、なかなか息づかいまでは感じられませんからね。

そして、ダンサーは舞台だけじゃなくて、交差点やモノレール、街中などいろいろなところで踊ります。
それが、シュールな感じでゾクゾクします。
とにかく昨年見たときはいろんな人に宣伝しまくりたかったけど、公開が2月だったのでその頃にしよう!
と思ってたら、うっかりしてたところに大原の日誌! 公開時期を逃さないで書けて良かったです。

それにしてもショックだったのは、私の世代ではヴィム・ヴェンダースと言えば「ベルリン・天使の詩」を
すぐ連想すると思うのだけど、大原世代(20代)だと、「何ですかそれ?」という
反応になること。「あー、年取ったなぁ」とまた感じてしまうエピソードでした。

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