久しぶりに王兵情報
2021-09-03 ポット出版
石川県唯一のミニシアター・金沢市香林坊のシネモンドで
「王兵(ワン•ビン) 監督特集 2021 in 金沢」が開催されます。
既刊は9月18日(土)~24日(金)
上映作品は『死霊魂』『鉄西区』『無言歌』『鳳鳴 中国の記憶』『三姉妹 雲南の子』『苦い銭』『収容病棟』
9月18日と24日にはトークイベントもあり、18日のトークイベントには『ドキュメンタリー作家 王兵』の編著者の土屋 昌明さんが登壇されます。
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石川県唯一のミニシアター・金沢市香林坊のシネモンドで
「王兵(ワン•ビン) 監督特集 2021 in 金沢」が開催されます。
既刊は9月18日(土)~24日(金)
上映作品は『死霊魂』『鉄西区』『無言歌』『鳳鳴 中国の記憶』『三姉妹 雲南の子』『苦い銭』『収容病棟』
9月18日と24日にはトークイベントもあり、18日のトークイベントには『ドキュメンタリー作家 王兵』の編著者の土屋 昌明さんが登壇されます。
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『なかったことにしたくない 〜電子書籍をさがすなら hon.jpの5122日』
ボイジャーから電子書籍とプリント・オン・デマンド(POD)で発売された『なかったことにしたくない 〜電子書籍をさがすなら hon.jpの5122日』を、浅間の山の小屋で、読んだ。
僕も出てくるんで、発売された当初にPODの本を寄贈してもらっていたけど、これまで読んでなかった、5月に発売されてたのに。
最近は、目が悪くなって電子書籍をiPhoneで文字を大きめにして読むので、紙の本じゃな、というのと、「なかったことにしたくない」
っていう「情緒的」なタイトルにひいたからだと思う。
でも、内容は、hon.jpという電子書籍検索サイト事業の記録なんで、電子書籍で買い直しておいた。
8月は、浅間の山で休暇兼リモートワークをすることにした。ちょうど小説を読み終わって、そろそろ読むかってタイミング。
読み始めたら一気に読んでしまった。
落合さんは(僕と違って)文章うまいな、事業や会社の立ち上げの話や、落合さんと一緒にやったこと、その関わりの時の落合さんの「受け止め」方や、気持ちなども語られていたからだし、そもそも電子書籍の日本における創世記の大切なポジションを担っていたhon.jpの成り立ちや行末が、リアルで面白かったからだと思う。
「〜理詰めで語調を強めていく沢辺に返す言葉をなくしていった。最後には怒鳴るような体になった沢辺を、準備会のメンバーが諌めて〜」なんていう恥ずかしい僕の過去を落合さんに「目撃」されていてしっかり書いてもらってた(笑)。確かにあのときは激昂してしまったのだ、あー恥ずかしい(ってそんなことんばかりだけどね)
電子書籍の書誌情報のデータを、落合さんたちが「三層」にしたこと、その理由とか、もっと議論しておきたかったな。
電子書籍の書誌情報整備に、いまも一番必要なのは、共通の番号だと思っている。
版元ドットコムで電子書籍書誌情報の登録をつい最近やっと実現したんだけど、この共通の番号(とその体系、例えば紙の本と電子書籍の同定をどうするかなどを織り込んだもの)の不在が、相変わらず厄介で、ここは電子書店も含めて共通化しないと将来に問題をのこしてしまう。
そんなことも、改めれおもいだした。
出版や電子書籍に関わりのある人、興味のある人は読んでおくといい本だ。
でも、そういう読者対象は少ないので、ボイジャーの電子書籍版+PODでの発売という方式がなかったら、多分まとめられなかった一冊だと思う。
こうした記録は、出版本来の役割として重要な役割の一つ。電子書籍で、あるいは紙の本が国会図書館などで保存されて、後の検証の材料となるからだ。
落合さんでなければ書けなかったもの、まとめることができなかったもの。そうしたものをまとめた落合さんに、心から拍手。
読んでみようという人は、上のほうのタイトルのリンクからたどって行くと、楽天ブックスやhontoやアマゾンなどにいけるbooks.or.jpの画面になる。
ボイジャーの「理想書店」はこちら
最後に、注文をつけておこう(笑)。
ボイジャー発行のこの本は、版元ドットコムサイトでは検索しても出てこない。版元ドットコムの会員になっているにもかかわらず(笑)。
JPRO(出版情報登録センター)が公開している、books.or.jpには登録されているから、版元ドットコム会員社のボイジャーは、版元ドットコムシステム経由ではなく、JPROに直接登録しているのだろう。版元ドットコムシステムを利用してくれればいいのに(笑)。
おまけに書影はbooks.or.jpには出てこない。
楽天ブックスでは、紙の本も電子書籍も発売されているけど、紙の本には書影がなく、値段も2,200円のはずなのに1,100円で、「注文できない商品」になっちゃってる。
Hontoでも、楽天ブックスと同様。
アマゾンは、電子書籍は発売されている。紙の本は、オンデマンドコーナで販売。
ボイジャーは、自社の電子書籍販売サイトでの販売からはじめて、その他の電子書店からの販売はフォローしているようだけど、紙の本(POD印刷ではあるけど)の流通は良くないな。POD印刷であっても、活版・オフセットのような印刷方式のちがいしかないんだから、PODでもなんでも関係なく紙の本として書店・ネット書店流通を整備するのがいいんじゃないか。
あ~あ、またおせっかい虫がうづいてしまった、よ。
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東京都中央区が発行しているの男女共同参画ニュース「Bouquet」89号で
『タンタンタンゴはパパふたり』が紹介されました。
Book Cafe「ブーケ21」へようこそ! というページで、事業協力スタッフが「男女共同参画の視点」「ジェンダーの視点」で選んだ本を紹介しているのですが、その中の1冊に選んでいただいています。
「Bouquet」は中央区のサイトでPDFをダウンロードして読むことができます。
こちらから是非ご覧ください。
→ 男女共同参画ニュース「Bouquet」89号のページ
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版元ドットコムの会員と会友のMLに、会員社からの書き込みがあった。
JRC扱いの版元の新刊の書誌情報(すら)、アマゾンに表示されないんだけど、
なにか情報はないか、という質問だった、何社もの会員社が、熱心に返信した。
そのいくつもやり取りを読んでいてちょっと思うことがあったんので
MLに投稿した。
版元をはじめ、取次の人や、書店の人にも読んでもらえたらうれしいので、
この「ポットの日誌」にも公開することにした。
投稿は2021年7月30日(金)。
――――――――――――――――――――
MLに書き込んだみなさま
この件に関する直接的な情報ではないですけど、
ちょっと気になったことを書いておきます。
●情報の流れと、物の流れ(本の商流)について
今回のことを考えるにあたって、
◯情報流
・書誌・書影などの情報
・在庫の情報(出版VANの在庫情報)
◯商流(在庫情報/物体の移動/伝票などの記録/支払いなど)
どのような取引経路で仕入れることができるのか?
そして、その仕入れは「信用」できるのかということです。
ここはEDI化がすすんでいて、ココも出版VANが使われています。
本屋からの受注・それへの出版社の出庫の情報を伝え合うということです
ということを分けて・整理してみるのがよいと思います
版元ドットコムが作っているシステムは、
情報流(のうち書誌・書影情報と一部在庫情報を補完)が中心です。
版元ドットコム会員社で、かつJPROを利用している会員社の書誌・書影情報の流 れは、
版元ドットコム→JPROの情報流をつかっていています。
この書誌情報をキャッチできないのは、出版業界では「おミソ」扱いだと思うほど、
太い流れになっています。
情報流のもう一つの在庫情報の太い流れは、
出版VAN(新出版ネットワークというのが現在の正式名称のはず)という流れ・ システムのなります。
出版VANで、在庫情報(在庫あり/品切れ重版未定など)を流す。
これが、出版業界では、太い流れであちこちで活用されます。
逆に言えば、出版VANの流れにのらないと、出版社の在庫の有無をつかめないこ とが多くあります。
今回の、JRCは出版VANの流れに乗っていないはずなので、
「アマゾンがJRC経由の出版社の在庫情報がつかみにくい」というも一つの理由 でしょう。
出版社に在庫があるかどうかの情報が、EDIで対応できないと、
アマゾンとしては扱いづらい。
読者に販売しても、入手できなかった場合に、
読者に「ゴメン」と連絡しなければならないからだとも、言える。
もう一つのの商流です。
出版業界の太いながれは、
やはり版元→トーハン・日販・楽天BNの取次→本屋(ネット書店もふくむ)です。
書誌情報があり、在庫情報が自動的に流れ、取次から仕入れられる本は、
本屋が安心して注文できます。
ちなみに、横道ですけど、この取次を中心にした商流の際の、本屋の受発注は、 現在3つの方法があります
・出版VAN のEDI交換による発注(7〜8割)
・本屋→取次→出版社への紙の短冊での発注(1割弱)
・本屋・取次→出版社へのFAX・電話などの発注(1〜2割前後)
()内はポット出版(取次で流通)への注文の形態別割合です
トーハン・日販・楽天BNが新規出版社との契約に抑制的です(その理由は脇にお いておいて)。
そのため、古くは地方小出版流通、星雲社、などによる補完の努力がなされてき ました。
トランスビューが直取引を始めました(2000年をちょっと過ぎたあたりだったと)。
そして、トランスビューが他の新規設立出版社の本の流通を、
自社商流に相乗りさせる業務を提供しました。
それがキッカケのひとつになって、
新規設立出版社の流通に、鍬谷書店・八木書店・JRCが門戸を開いてきた。
これによって、取次契約が難しかった版元の流通がとてもやりやすくなった、と いう経過を経ます。
しかし一方、こうした取次流通を補完する流通は、取次流通という太い流れに完 全に乗り切れていません。
今回のJRCも、そうした「乗り切れていない」ところを、様々な工夫と努力で 「補完」していますが、
どうしても「補完」しきれないのが現状だと思います。
このことが今回のことにつながった、というのが基本的な構造なのではないかと 思います。
書誌情報・在庫情報・商流(の確実性)の3つに、少しでもモレがあると、うま く本を売ってもらえない
ということが起きるというのが僕の考えです。
◯情報流
・書誌・書影などの情報
・在庫の情報(出版VANの在庫情報)
◯商流
を整理して考えて見る必要があると思います。
今回の例は、情報流の書誌は流れる状態をつくれたけど、
在庫情報・商流が、太い流れに乗れていなかったのでモレがおこった、と思います。
●アマゾンをどのような状態にしたいのか
今回の問題は
①書誌・書影を表示させたい
②注文を可能にさせたい
③24時間発送にしたい(在庫ステータスを良くしたい)
とわけて考えることができると思います
このとき、アマゾン以外のネット書店も視野にいれるほうがいいと思います。
アマゾンは連絡つながらないけど、楽天なら◯◯ができる、とかがあるからです。
また、意識的に、表示状態のいいネット書店に、
ネット・SNSを使って直接読者に告知し誘導することが可能だからです。
これを表にすると、以下になるかと
アマゾン 楽天BOOKS honto 紀伊国屋 などなど
――――――――――――――――――――――――――――――
①書誌の表示
――――――――――――――――――――――――――――――
②注文可能にする
――――――――――――――――――――――――――――――
③24時間発送にする
――――――――――――――――――――――――――――――
①書誌・書影を表示させたい
これに必要なのは、書誌情報が届いている/確実な入荷/その本を売りたいとい う書店の意思
の3つだと思います。
版元ドットコム→JPROの、書誌情報のながれは、
ほぼ間違いなく、ネット書店と取次と本屋などに届きます。
情報は届いている、ある、としても、確実な入荷/その本を売りたいという書店 の意思
がなければ、そもそも表示させることすらされない場合があります。
自費出版で本をつくり、配布を個人でする場合は、主に確実な入荷がわからないので
多分販売対象にならないでしょう。多くの本屋において。
JRCなどの流通は、そうならないためにあれこれの工夫・努力をして、
なんとか補完しようとしているのです。
②受注可能にする
はまさに、確実な入荷/その本を売りたいという書店の意思、が必要です。
そのために版元のできることは、確実な入荷、という状態をつくるようにするこ と以外にありません。
また遠回りですけど、売りたいと思わせる本をつくること(むずかしくはない) です。
③24時間発送にする
24時間発送の表示になるのは、ネット書店が、自社の倉庫に在庫を持つものだけ です。
アマゾン以外もほぼ同じですし、本屋の棚におさまっている状態とおなじです。
すると、仕入れて24時間表示にするかしないかは、書店の意思=仕入れる意思、 によることになります。
ついでに書くと、トーハン・日販・楽天BNの倉庫に在庫があると、1〜3日表示が 多いようです。
これも、取次が在庫するかどうかを決めることができるものなので、その意思に よります。
だから、
版元ドットコムでは、hontoと交渉して、版元の意思・判断で、honto倉庫に在庫 できるスペースを
1,000冊分買って、会員社に在庫スペースを提供しています。
これは、
・版元の意思で、24hステータスにできる
・hontoには在庫があるので24hで届きますよ、とSNSで宣伝・誘導できる
・アマゾンは交渉できないけど、hontoには版元ドットコムとの交渉の窓口がある。
もちろん、今後、他のネット書店にも広げることができないか考えています。
なのでアマゾンの在庫状態を改善することと同時に、
ネット上で、他のネット書店に誘導して、アマゾン在庫の弱点を補う、ということも
考えの一部にいれてもらいたいと思います。
●販売店が店になにを並べて売るかは、販売店の意思(権限)
版元はメーカーです。書店・ネット書店は販売店(小売店)
小売店がどんな商品を仕入れて並べるかは、小売店の意思(権限)だと思います。
だから、「書店営業」というのがあって、「うち(メーカー)の本を仕入れてく ださいよ」
という働きかけがある。
仕入れるということは(返品もあるけど一旦は)書店が「買う」ことだからでも あります。
アマゾンも小売店です。ジュンク堂も、街の本屋も。
だから基本的に、アマゾンサイトに、何をどう表示させるかは、
小売店であるアマゾンの意思になるのだと思います。
版元はなにができるのか、すべきかは
書誌情報が届いている/確実に入荷できるというサインを送ること/並べたくな る本をつくる、です。
ですから、JRCは、アマゾンのベンダーセントラル契約して、情報ばかりか、
JRCの商流で出庫できる状態ですよ、とサインを送っているだと思います。
(JRCのベンダーセントラル契約があるのか、どうなっているのかは今回調べて ません)
確実に入荷できる条件とはどういうものか、というのは、
それぞれの会員社の商流形態によって、可能なこと不可能なこと、
また経費をどこまで出すのか、によってさまざまです。
なので、おおきな記述になるので、今回は割愛させてもらいます。
版元ドットコムの「活用入門」基本編・営業編も、一つの回答です。
直球でそう説明するものでもありませんが、
「活用入門」で説明していることは、確実に入荷できる条件
をどうつくるかを目指しているともいえます。
それぞれの会員社の条件を踏まえて。
●アマゾンについて
最後にアマゾンについて書きます。
アマゾンの出版物売上は、出版業界売上全体の1兆数千万のうちの20〜30%と思 われます。
紀伊国屋全店、丸善ジュンク堂全店で、3%とか5%とか、数%のはず。
確かに全体の2割は巨大です。でも逆に言えば、本の70%〜80%は、アマゾン以外の
書店店頭、他のネット書店、などなどで売れています。
アマゾンは目立つけど、出版という商売全体をかんがえると、むしろ大切にすべきは
70%〜80%を売る、それ以外の販売チャンネル、小売店などだと思っています。
だから、それ以外のチャンネルにもっと注目したほうがいい。
では、それ以外のチャンネルに向けてなにができるか。
・読者には、だした本の存在とその内容を認識してもらうこと
→書誌情報・書影を、早く・濃い情報で、業界とネット上に公開すること
・それ以外のチャンネルの多くを占める本屋などに、
書誌・書影/在庫があるのか(注文できるか)/どのような商流で入手可能か
を知らしめること、これがほとんど全てです。
最近の版元ドットコムサイトの改修で、一冊一冊の本紹介ページに「書店員向け 情報」というのを
掲載するようにしました。
これは、8割売上を叩き出す書店員に、
在庫/どうゆう商流なのか、また返品の考え方を提供しようという、こころみです。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910553009
このページは最近創業して入会した人々舎の最初の一冊目の本の紹介ページです。
情報をきちんと流したので、近刊の予約がアマゾンで始まっています。
でも、hontoでは、書誌情報は掲載されているけど、注文は受け付けていません。
これは、太い流れに乗れていなかったモレです。
新刊が完成して現物があれば、先に説明した、honto倉庫に在庫できるスペース
に入庫して、24hにすることができます。
予約はとってもらえていませんが、発売されたら確実に在庫表示を良くできる確 実な方法が
一つは、あるのです。
このぺーじにある「書店員向け情報」はこのようになっています。
> 取引取次: 鍬谷
> 直接取引: あり
とあるので、書店員は、鍬谷から取次同士の「仲間取引」なんだな、、、、とわ かります。
> 返品の考え方: 代表・樋口了解のもと「返品了解書」を同封の上、各取次さ んへお戻しください。
とあるので、万一売れ残ったら返品できるかという出版社の姿勢がわかります
(本当は、取次の姿勢・考えの問題でもあるのでかんたんに返品できないことも
書店員は想像したりするはずです、訳知りならばw)
> 出版社への相談
> 店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡くだ さい。
で、個別の取り組みの際に出版社がたよりになるのかどうかわかります。
近刊なのでまだ在庫はないはずですから、在庫表示はありません。
版元ドットコムシステムから、在庫情報を「あり」にすれば、
ここに、在庫 あり、と表示されます。
(ですから特に出版VANをつかってない会員社はこのステータスのメンテナンス は大事です)
これらは、版元ドットコムシステムの「会員社情報」メニューが各社でいれたも のを表示しています。
つまり、さまざまな版元の「商流はどうなのか」という小売店の不安・疑問に応 えて、
注文の敷居を下げようというこころみです。
まだ「会員社情報」に入力していない会員社が多いのですが、どうか書き込んで ください。
そもそも、書誌・書影/在庫があるのか(注文できるか)/どのような商流で入 手可能か
を知らしめる方法には、書店FAXがあり(書店員の認知と商流の紹介)、
書店営業があり(本屋の店頭は最高のディスプレイ)、
書評掲載依頼(読者・書店の認知)などなどがあります。
個人的には小零細出版社は、書店営業などせずに、情報流と商流を整え、
注文があれば確実に書店にとどける体制づくりに注力するのがいいと思ってます。
書店営業の時間は、本をつくることにそそぐ。
この投稿は、まだまだ食い足りないと思います。
意見・異論や疑問があれば返信ください。
(返信でも構いませんし、直接メール電話でも)
また、この僕のメールは、
ポット出版の「ポットの日誌」にコピペして公開します。
版元ドットコム会員社以外の版元にも、同様な疑問・問題意識があると思うので。
公開したら、MLでもお知らせします。
沢辺
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『くまのトーマスはおんなのこ』が『リビングとちぎ』2021.07.30(1348号)(発行:栃木リビング新聞社)の「絵本で学ぶSDGs」特集で紹介されました。
SDGsは17の大きな目標があるのですが、その中の5番目が「ジェンダー平等を実現しよう」となっていて、その関連書として紹介されました。
一緒に紹介されている本は
『プラスチックモンスターをやっつけよう!』(クレヨンハウス)
『もったいないばあさん』(講談社)
『せかいのひとびと』(評論社)
『CO2のりものずかん』(ほるぷ出版)
『はないきおばけとくちいきおばけ』(PHP研究所)
リビングとちぎのサイトはこちら
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2019-12-05のこの日誌で、「株式会社スタジオポットの事業縮小のおしらせ」を書いてから、1年半、日誌をかいてなかった。
現在、株式会社スタジオ・ポット(ポット出版は屋号)の事業を縮小して、出版の仕事だけになっている。
編集やデザインの請負仕事はしなくなった。
ところで、ヒマもできた(笑)んで、これまで30数年やってきた、ポット出版の仕事でやってきたことを少し書いていこうと思った。
出版の仕事といっても、本を作る仕事ではなく、それを売る仕事、つまり[出版流通]についてだ。
ポット出版で、初めて本をだしたのが1989年。このとき「こういう本をつくろう、だそう」というつくり手としての気持ちだけで出発。
本を作ることはなんとかできたんだけど(印刷とかデザインのこととか好きだったしね)、[出版流通]のことはホントに手探りだった。
何年も何年も。
新泉社の小汀さんに「TRCで図書館で売ってもらうように交渉しなよ。太洋社の4階に行けばいい」って言われた。
TRCというのが図書館流通センターという、図書館に本を売る本屋だってこと、太洋社っては取次だってことはわかったんだけど、
TRCと太洋社がどういう関係で、太洋社のどこに行けばいいのか、TRCの本の仕入れ先はどこで、それと太洋社はどういう関係なのか、全部ナゾ。ほんとは太洋社の◯◯課の☓☓さんのとこに行け、と固有名詞を教えてもらいたかったんだけど、わかってる顔をしたくて、
そのまんま太洋社に一人で突撃することになった。
そんなことを繰り返してきて[出版流通]のことがそれなりに理解できてたつもり、なんで、少し整理しておこう、
というのがこの話を書く動機だ。
さて今回、ポット出版の本の出荷先を金額ベースで集計してみた。それが以下。
●紙=80%
取次=49%
トラ=11%
著者=8%
e託=5%
書店直=3%
生協=3%
個人=1%
版ド=1%
子ども=1%
国会=0%
●電子=20%
取次=19%
書店=1%
紙の本と電子書籍の売上金額で大別してある。
ポット出版の売上は、紙の本80%で、電子書籍が20%売れているということ。
紙の本が、どのルートでうれているのかが「取次=49%」以下のところ。
「トラ」というのは、トランスビューという書店と直接取り引きをしている出版社に扱ってもらって、
書店などに流通してもらっているものということ。
ポット出版は、トーハン・日販といった取次をルートとして書店に本を届けてもらっている。
それにたいして、ポット出版プラスというブランドをつくって、トランスビューの書店への流通にあいのりさせてもらっている。
2016年8月からで、現在は、新刊はほとんどポット出版プラス・トランスビューあつかい。
なので、ポット出版の場合の取次=49%というのは、既刊本(何年も前にだした本)の売上ということになる。
逆に、トランスビュー扱いの売上に、新刊の売上が入っているので、その分売上額は多くなる。
著者=8%、の著者は本を書いてくれた人自身が購入してくれたものだ。
e託=5%、のe託というのは、あのアマゾンとポット出版の直接取引のことだ。
アマゾンとの直接取引=e託は、ポット出版プラスのブランドからだしたものをすべて扱ってもらっている。
なので、同じアマゾンへの出荷でも、ポット出版の発行の本は、日販・楽天BN経由で出荷している。
書店直=3%、の書店直というは、ポット出版が本屋と直接取引しているもの。
昔からやっている模索舎・タコシェ、という独立系本屋や、田亀源五郎さんのマンガなどをゲイショップで売ってもらってる。
生協=3%、の生協は去年の秋にプチヒットの「タンタンタンゴはパパふたり」を、生協の通販で扱ってくれたんで去年だけの売上
個人=1% 版ド=1% 子ども=1% 国会=0%、の個人は個人に直接うったもの、版ドというのは、業界団体の版元ドットコムのこと。
子ども、は子どもの文化普及協会という、絵本を中心に本屋や雑貨屋やカフェとかにうっている組織で、国会、というのは国立国会図書館に納本したときに、ポット出版に支払われる金額の集計(0%だけどwww)。
●電子=20%に、取次=19% 書店=1%
ポット出版は、新しく本を作ったら、電子書籍を同時につくっている。
電子書籍書店への配信は、電子書籍取次のMBJからしてもらっているのが基本。
でも、10年ほど前に、電子書籍の新刊同時制作発売をはじめたころに、楽天コボ・Apple・Googleには、ポット出版から直接契約をしてみた。この3社は契約できて、アマゾン・キンドルは「取次(MBJなどね)からにしろ」って断られた。
だもんだから、取次=19%というは、MBJからの入金額ということになり、書店=1%というのは、楽天コボ・Apple・Googleからの売上ということになる。
こんなところがポット出版の本の、売れる場所、そのルートということになる。
次回は
ポット出版の[出版流通]その2・ルート別売上をどう見てるのか?、というのを書いてみるつもりでありんす。
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クレヨンハウスが刊行している『月刊クーヨン 』2021年8月号
特集は育児で大切にしたい性と生のこと
この中で「子どもに性と生を伝える絵本」として幾つかのテーマに分けて本の紹介がされています。
・だいじなだいじな わたしのからだ(体のかけがえのなさが伝わると、、『イヤ!』と言うべき時がわかります。)
・いのちが生まれる いのちを伝える(なかなか見る機会のない、いのちの神秘。大人だって、びっくりです。)
・いろんな性 いろんなかぞく(多様性って、こういうこと。「当たり前」になっていくために。)
この「いろんな性 いろんなかぞく」のページで
『タンタンタンゴはパパふたり』も紹介されています。
ちなみに次の9月号は8月3日発売で
あかちゃんからスタートする絵本習慣「絵本がある育児」特集だそうです。
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『タンタンタンゴはパパふたり』も選ばれている
読売KODOMO新聞の人気書評コーナー「本屋さんイチオシ」で取り上げた児童書を集めたブックフェア「本屋さんイチオシの100冊から」が6月1日から始まっています。
ブックフェアのことを紹介している 保存版「読売KODOMO読書新聞」 がリンク先からダウンロードできます。
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恒例の謝恩価格本フェアが2021年4月16日(金)12時より開始となります。
アイテム、数量限定で新刊書籍が45%OFFで買えるこの企画
ポット出版も参加しています。
バナーをクリックすると謝恩価格本フェアのページに移動します。
リンク先で「ポット出版 謝恩価格」と検索すると
ポット出版の本が出てきます。
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かもがわ出版より2021年4月刊行された『乳幼児期の性教育ハンドブック』という本でポット出版の本が紹介されています。
具体的には117ページから121ページにある、子どもといっしょによむ性教育の絵本ガイド(選書・紹介 長瀬初美)のところですが
いろんなテーマごとに絵本が紹介されています。
どんなテーマかというと
「生まれてくることの“なぜ”に向き合う」
『からだのしくみから性交、人のつながり」
「いろいろな人、家族、生き方に出会う」
「傷つかない、傷つけない関係」
「性教育絵本との出会い」
この中の「いろいろな人、家族、生き方に出会う」で
『タンタンタンゴはパパふたり』と『くまのトーマスはおんなのこ』が紹介されています。
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3月に発売した
『公務員採用における国籍要件と欠格事由【上・下】』 試験設計の全体像を概観しながら
「はじめに」や「目次」、本文の内容はこんな感じになっていますというのがわかる程度ですが、ウェブ上でもためし読みできるようにいたしました。
こちからご覧ください ⇒ ためし読み
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『タンタンタンゴはパパふたり』重版しました。
今回で12刷。
この間報告した『くまのトーマスはおんなのこ』に続き、3月に2点も重版することに。
そういえば去年の今頃、『タンタンタンゴはパパふたり』がテレビで紹介されて、いつも以上にいっぱい注文もらったなと思い出して、このポットの日誌でどんなふうにそのことを紹介していただろうと読み返してみると、何も書いてなかった。
受注対応でそれどころじゃなかったんだろうな。
調べてみたら2020年3月7日(土)の「世界一受けたい授業」で紹介されていました。
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3月2日(火)神奈川新聞・5面(子育て)で『くまのトーマスはおんなのこ』が紹介されました。
3月8日が国際女性デーということで
「ジェンダーに縛られない生き方を 絵本コーディネーター 東條知美さんに聞く」という特集記事が組まれました。
記事の冒頭を引用します。
3月8日は国際女性デー。絵本を題材にジェンダー(社会的性差)子育て支援の講演などに取り組む「絵本コーディネーター」の東條知美さんに、女性たちにエールを送る絵本を教えてもらった。性別に基づく「らしさ」から解放され、ありのままの自分を肯定できる前向きな世界が広がっている。
記者は服部エレンさん。
他に紹介された本は
『たかくとびたて女の子』(汐文社)
『しげるのかあちゃん』(岩崎書店)
『3人のママと3つのおべんとう』(ブロンズ新社)
です。
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2月17日書店発売予定の
『図書館にドン・キホーテがいた頃』 1980~90年代の図書館少数者運動
「はじめに」と「目次」と第一章の「図書館事業基本法問題」の初めの部分を少しだけですが、ウェブ上でもためし読みできるようにいたしました。
こちからご覧ください ⇒ ためし読み
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東京民報の1月24日(第2168号)で『タンタンタンゴはパパふたり』が紹介されました。
4面にある、読書 今月の本題と話題(月1回、おすすめの本、話題の本を紹介します)のコーナーで
「生物学的」な性の多様さ という見出しで元図書館員のなかしまのぶこさんに紹介していただきました。
ちなみに一緒に紹介された本は
心に響く言葉の数々 内海桂子『なんてことないよ』(自由国民社)、評者・柏木新(話芸史研究家)
憲法のイロハをと価値を学ぶ 楾大樹『檻を壊すライオン』(かもがわ出版)、評者・松原定雄(フリーライター)
でした。
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今年も映画館で上映されます。
岡山のシネマ・クレールで1月29日(金)〜31日(日)までの3日間
東京・池袋の新文芸坐で2月6日(土)オールナイト上映
詳細はリンク先で
映画だけじゃなくて書籍・『ドキュメンタリー作家 王兵』もよろしくお願いします。
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本年のポット出版の営業は12月28日(月)が最終日となります。
1年間ありがとうございました。
ポット出版(ポット出版プラス)ではこの1年で
3月に土屋 昌明、鈴木 一誌 編著 『ドキュメンタリー作家 王兵』
4月に田亀 源五郎 著 『柔術教師【復刻版】』
を、発行・発売
8月にNPO法人ピープルデザイン研究所 編著 『ピープルデザイン』
発売いたしました。
2021年には
以前ポット出版より『図書館の近代』、『図書館という軌跡』を出し、ず・ぼん編集委員の一人でもあった東條文規さん著の『図書館にドン・キホーテがいた頃』(副題:1980〜90年代の図書館少数者運動)を2月に刊行する予定です。
引き続きよろしくお願いいたします。
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