症状別ガイドで笑う

2005-03-08 佐藤 智砂

先々週くらいから手の指先にしびれがあり、こりゃ病院に行ったほうがいいかもとネットで何科に行くのがいいのか調べてみた。
まず、診察券のある日赤病院のサイトにアクセス。すると、トップページに「症状別ガイド」という見出しがあり、「『こんな症状の時はどこへ行けばいいの?』症状別に最適の診療科へご案内!」と書いてある。「いいじゃない!」とすぐに「症状別ガイド」をクリック。
リンクページに飛び、並んでいる症状にざっと目を通す。

「せき、啖、息が苦しい、胸が痛いなどの症状がある」→呼吸器内科
「しびれ、ふるえ、めまい、痛みがある」→神経内科

などの説明があり、なるほどと思いながらスクロールすると……

「心臓や血管に、手術が必要な疾患を持っている」→心臓血管外科

笑ってしまいました。『こんな症状の時はどこへ行けばいいの?』と調べている人にゃ、そんなことわからないよ〜。
笑いながら、下腹が痛くて病院に行った若き日のエピソードを思い出した。前々から慢性盲腸と診断されていたので、医者に「どうしました」と聞かれるなり、「盲腸なので手術してください」と答えた私。医者は「それを決めるのは私です」とすっごく不愉快な顔をしてました。
私も私だけど、医者もたいした医者じゃなかったんだな。

……で、結局、日赤は選ばずに(サイトが理由じゃないですよ)、手のしびれとか肩凝りなどに強そうな病院を選んで予約を入れました。予約が混んでいて来週の月曜日に行ってきまーす。

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ひとごと

2005-03-07 齊藤 美紀

さて、3月です。理由は皆目見当つきませんが、もう3月も半ばのような気分になっている齊藤です。
つい最近雪が降ったというのに、独り、すぷりんぐ・はず・かむ です(危険)。
書くことがないときは、大概こういう始まり方の文章を書く齊藤です。
はい、自分の名前言い過ぎ。自己主張強すぎ。……ただ間が持たないだけなんです。
こういうことを書いているうちに、何かしら書くことを思いつくんじゃなかろーか、
という、淡ーい期待を含みつつ、のらりくらりと書いているだけなんです。

今日、銀行に行ってきました。財布を落とし、銀行のカードを止めていたので、
カードを再開するためです。週刊新潮を実にじっくり読めるほど、尻がモヤっとあたたかくなるほど、
胃の底が不安でゆらゆらするほど待たされたんですが、囚人のように番号を呼ばれ、
いざ窓口に赴くと、窓口のおねーちゃんが冗談みたいに可愛いので、それはそれは驚きました。
しかしそこで、瞬時に銀行側の魂胆に気付きました。
ああ、そうか、これだけ待たされた後でも、これだけ可愛い顔したおねーちゃんが
待ち構えていてくれたなら、人々の怒りややるせなさも6割〜減、でしょう。
うまいこと考えているもんです、銀行も。

で、その窓口のおねーちゃん、あまりに可愛い顔をしているので、
タレントにでもなればいいのに、と思ったのですが、やっぱり窓口の方がいいのかな、
と、思い直しました。何故ならとんでもなく可愛い顔をしているからというだけで成功できるほど、
芸能界というのは甘いものじゃないからです(知ったかぶり)。
やっぱり彼女は、ここ銀行で、安定した高収入があり、彼女のことを第一に考えてくれる旦那を見つけるのが幸せへの最短距離かもしれないな、と思い直した昼下がりの渋谷。

以上、余計なお世話でした。

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靭帯損傷、全治3週間

2005-03-03 木村 瞳

先週末、急いで駅の階段を下っていて、足首の靭帯を損傷しました。
病院で松葉杖を授けられたのですが、歩くのが遅くなるのと、周囲の優しさに耐えられず(……というか、なしでも歩けるということです)2日で自立歩行を始めた私です。
足首はもちろん痛いんですけど、それ以上に他のところが痛いです。かばって歩くため、変なところが筋肉痛になったり、つったりするのです(ありきたりなことしか書けず、すみません、でも痛いんです)。
実はさっきも、背中がつりました。背中がつるというのはどういう痛みなのかというと、背中の真ん中あたりに、背中中【せなかぢゅう】の筋肉が勝手に集合していってしまう感じの痛みです。暇な方は想像してみてください。
次回の日誌が回ってくる頃には、完治して、無事、野原を駆け回っているはずです。

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そしてゴールド免許、取得

2005-03-02 大庭 雄策

先週の日曜日、運転免許の更新をしてきました。18歳で免許を取ってから、もう3度目の鮫洲です。更新手数料2,950円を払い、30分間の講習を受け、写真を撮ればそれで終了だろう、と思いきや、初めの視力検査でつまずいてしまいました。ものの30秒で済むはずの検査に、15分以上もかかってしまいました。ふだん、眼鏡もコンタクトもしないので、その日も何ももたないで行ったんですが(というか、視力検査があることをすっかり忘れていた…)、失敗でした。

15分間、計3回のトライはこんな感じです。

・一回目、上から3番目くらいの「C」マークがまったく見えず、係官に「10分間休んでからまた来てください」と言われる。
・窓の外を眺めたり、目をギュッとつぶってみたり、指圧してみたり、視力の改善に努める(無駄だろうと思いながら)。
・5分待つ間に、その日、最後に受け付けをしたと思われる人が視力検査をパスする。大庭はその日の最後の受講者となる。
・最後のひとになってしまったので、10分間も待てずに、再度、トライ。でもまたもや失敗。

「右は0.3、左は測定できない(!)よ。眼鏡もってこなきゃね」
「かなり寝不足なんで、視力が落ちてるんです。もう一回やらしてください〜」

・すこし時間をおいて、冷や汗をかきつつ3回目のトライ。もう最後は山勘、あてずっぽう(ぼんやりと見えるんですが、いまいちどれも確信がもてない)でしたが、なぜか左が0.7にまで改善。やった!

「えーと、下に見えるけど、でも右っぽいな〜」
「どっちっ?」
「右にします」
「右ね。いいんだね?」
「はい、右でお願いします」
みたいなやり取りをしながら、なんとか合格したわたしでした。

下は、警視庁ホームページからの引用です。

普通免許・二輪免許の視力の基準は、両眼で0.7以上、かつ、一眼がそれぞれ0.3以上、又は一眼の視力が0.3に満たない、もしくは一眼が見えない者は他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上です。

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ですのーと

2005-02-28 山田 信也

デスノートに名前を書かれた人は死ぬのだそうです。マンガの話なんですけど。中国では、子どもたちの間でデスノートごっこがはやって問題になっているそうです。
遅ればせなのですが、最近、デスノート(5巻まで)を購入し、うかうかと熱中してしまいました。6巻は4月発売ということで、そんなに待てないと思い、10年以上ぶりに週刊少年ジャンプまで購入してしまいました、してしまいましたが、「デスノート第2部は、20号(4/18発売)から連載再開予定です」だそうです。どのみち4月までお預けなのですね。。。

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山田ズーニー

2005-02-23 柳瀬 浩史

興味深いサイトを見つけました。 マンモTV〜考える高校生のためのサイト〜。各界で活躍する著名人が、主に高校生向けにインタビューに応えているんですが、その顔ぶれがバラエティかつ豪華です。対談集『性という[饗宴]』が出たばかりの伏見憲明さん、人間学アカデミーでもお世話になっている中島義道さんはじめ、祖父江慎(エディトリアル・デザイナー)、四方田犬彦(映画評論)、内田樹(現代思想)、池田清彦(生物学)、岡田斗司夫(オタキング)など、僕も前々から気になっている著名人がずらり。その誰もが真摯にインタビューに応えているのですが、特に山田ズーニー(小論文指導)の言葉に、心打たれました。

(引用はじめ)自分の居場所は、たったひとりでもいいから、自分以外の他者と理解しあうことでしかできないものだと思います。自分の内面から想うこと、考えていることを表現し、それによって他者とつながっていないと、そこは自分の居場所にならない。(中略)そして通じ合った時、絆がうまれます。その人との絆が取り替えのきかない居場所になるんだと思います。(引用おわり)

もっと早く、彼女の言葉に出会っていたなら、言葉を発すること、文章にすることが、今よりも意識的であったろうにと悔やまれます。自分の本当に言いたいことがうまく言えなくて四苦八苦してしまうのは、自分の居場所を見つけようと必死になっているせいだったんですね。

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中の人を褒めてみる

2005-02-22 日高 崇

最近の悩みのうち二つ。
●WordPressでブログを始めたはいいがコメントスパム、トラックバックスパムがすごすぎる
●popfileをメールサーバ側に置いて、みんなで共有して使っているのだが、処理がとにかく遅い

困ったなあ、とネットをうろうろしていると、なんとこんなものが!

SOMY SpamBlock JP スパム対策プラグイン

コメントスパム対策、トラックバックスパム対策を一つにまとめたプラグインです。

そしてさらに、こんなものまで!

[POPFile]Kakasi の分かち書きのパフォーマンスを向上させるパッチ

Kakasi の分かち書きのパフォーマンスを向上させるパッチというものを作成して、パッチセクションに登録した。これまで気になっていた、分かち書きの処理にかかる時間を短縮するためのものだ。

早速査収。インストール。今の所様子見ですが、プラグインの方は特に絶大な効果を発揮する予感。パフォーマンス向上については、結局20%程度しか速度向上しないので(勝手なことを言えば、100%くらい向上してほしい)、根本的には(そもそも受信スピードが遅く、スパムフィルタもない)ARENAから他のメーラーへの乗り換えか、メールサーバの増速が望ましいんですが、……それにしても中の人はエラいなあ。(この場合、厳密には「外の中の人」かな。)

参考:はてなダイアリー「中の人」

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末廣恒夫さんの「紙の本の力」について

2005-02-20 沢辺 均

末廣恒夫さんが、「複写と著作権について考えていきます」という自分のサイトで、僕の2005年2月11日 (金)の日誌『「電車男」と紙の本』にコメントをしてくれています。
http://copyright.jugem.cc/?eid=417

で、実はトラックバックってのを一度もしたことがなかったんで、チャレンジしてみることにしました。

この方、「ず・ぼん」(ポット出版発行の図書館とメディアの本で10号まででてます)の、「複本問題」にもコメントしてくれていて、いちいち納得させられていました。

さて、この末廣恒夫さんの記事に行き着いたのは、ライブドアの未来検索で「ポット出版」を検索をしたから、。
日曜に、パソコンに向かって、自社の名前を検索してるなんて、ずいぶんネクラなやつだなと自分でも恥ずかしくなっちゃいますね。そこんとこには目をつぶって呉!

それから、沢田じゃなくて沢辺なんだよね。

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「ブスコバン」

2005-02-18 沢辺 均

今日は腹が痛いんですよ。少しね。
何年か一遍、胃痙攣になるんです。
「ブスコバン」という薬を飲んだり、点滴で入れてもらえば、だいたいすぐ直る。
で、これから、「ブスコバン」の在庫をあさります。
まあ、そこまで悪化しないかもしれないけど。

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「ひとり」を楽しむこと

2005-02-17 佐藤 智砂

校正読みの仕事が一区切りついたので、次のブツに取りかかる前に日誌をつけておくことにした。ブログにしてから、深夜12時を過ぎると、日付がかわってしまうのよね。手動で日付をかえることもできるのだけど、面倒なのだ。

さっき、ふと思い出したこと。

若いころ、ひとり旅を楽しめる女に憧れた。
おしゃれにひとり暮らしをしている女に憧れた。
要は「ひとり」でも寂しさを感じない女がカッコいいと思っていたわけです。

しかし、若いころを過ぎた今、ひとり旅なんかしてもつまんないし、ひとり暮らしをしたら今以上に豚小屋状態(豚ってイメージと違ってきれい好きだと聞いたけど、本当かな)になるのは確実。
ひとりがいいのは、本を読んでいるとき。映画をみているとき(でも、見終わったら感想を言い合う相手がほしい)。寝るとき。……そのくらいかな。
きっとこの先も変わらないでしょう。でも、それでいいやと思う今日このごろです。

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駆け巡る血潮

2005-02-16 齊藤 美紀

昨日、風呂でのぼせました。風呂に浸かりながらのぼせました。
湯船で体育座りしながらくらっくらしてしまいました。
血の巡りが冗談みたいに早くなっていて、うっかり釣り上げられた深海魚みたいに、眼球が飛び出るんじゃなかろーかと思うほどの血の巡りの良さでした。
風呂から上がったあと、動悸・息切れ・悪心でぐったりしていたのですが、何故か肌がぴっちぴちにうるおっていたので、良しとする。

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21時で会社にひとり

2005-02-15 木村 瞳

うかうかしている間に、(沢辺さんが頻繁に日誌を更新していたので、そのカゲに隠れて)かなり日誌を止めてしまいました。
さて、いま、会社は大変な状況です。21時30分現在、社内には、なんということでしょう、私しかいません!
こんなことは、めったにないので、どこかに隠しカメラがあって、私がこんな格好やあんな格好で適当に働いているのを近隣の社長宅でみんなで覗いているんじゃないかと、疑心暗鬼です。そういえば、怪しいポイントがあった気がします。
最後の一人になると鍵かけるのが面倒なので、帰ろうとする大庭さんに「もう少し働いたほうがいいですよ」と言ったのですが、やけにお茶を濁して、そさくさと帰った気がします。
佐藤さんは、さっき、友達との食事に出かけました。「そのまま帰ろうと思ったけど、やっぱり2時間後くらいに戻る」とのこと。これは、隠しカメラの回収のためだと思われます。
…とくだらない内容の日誌をアップし、私もそろそろ上がります。今日も1日、お疲れさまです!!

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パレード委員長に5万円寄付●2

2005-02-15 沢辺 均

パレードについてずいぶん批判してるみたいですね、下の日誌。
一番大きな気分は、「批判」にあるのではなく、パレード成功させたいというところにあるんです。

だからちょっと軌道修正です。
成功させようって気分のひとは、寄付しません? 一緒に。

で、その具体的な方法を今考えてるところでして、その案がまとまったら提案します。
具体的な方法というのは、

できるだけ手間をかけない方法か/少しは手間をかけるのか?
委員長に一つ口座を作ってもらってみんなに知らせてそこに振り込むのか/僕なりが口座を準備して集約して委員長にまとめて振り込むなりするのか
去年みたいに寄付宣言者の名前をこのサイトなりで集約して公表するのか/なんにもしないのか?

みたいなことです。
(そもそも、委員長たちにはなんの連絡もしてないで、勝手に考えてるだけ。ある程度まとまったら連絡とりますけどね)

委員長に口座をつくってもらう方式は、寄付する気のある人が能動的に動けばいいという、素晴らしい自主性尊重路線です。
でも、委員長みずから寄付をしてって言いつらいだろうから、金額は少なくなりそう。
そんなバランスを考えてるってことです。

多分今週松沢さんと相談するできる時間をつくれそう。

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月産1,500万円

2005-02-15 沢辺 均

先週、ある新書の編集者と話す機会がありました。
老舗の新書ではなく、たぶん「新興」と呼ばれる新書だと思います。

「刷り部数、減らされちゃってさ」というのです。
刷り部数の決定権は、その当人ではなく「上司」「上部」にあるようです。
僕は、月に1点発行するとかってノルマが、どうなってるのか聞いてみました。
すると生産高(定価・書店店頭で売る価格×刷り部数)で決められているそうです。
「1,000万円くらい?」ときいたところ、1,500万円(う、1,400万円だったかな? ともかくそのあたりです)だと言うのです。

僕が何社かの編集者に聞いた記憶では、新書の初版部数は8,000部〜15,000あたりです。これは、A社は8,000部くらいで、B社が10,000部くらいで、C社は15,000というように、出版社の違いによるものです。

たぶんその編集者の会社の新書は8,000〜10,000部くらいと聞いた記憶がおぼろげにありました。
この部数を前提にすると、800円の新書を8,000部で640万円、10,000部としても800万円です。
で、月1,500万円のノルマを達成するするためには月に2冊を編集するってことです。
大変です。

ほかに2社、この程度の話をすることができる新書編集者を知っているのですが、2社とも一人月に1点がノルマの目安だと言っていた記憶があります。2倍です。大変です。

ポット出版の単行本出版点数はだいたい月に1点です。たしかに新書よりは、原稿の総量は多くてやや大変ですけど、まったくかないませんね。
生産高だと、850万の本もあり、300万の本もあります。今度平均を出してみようと思ってますが400万くらいが平均だと想像してます。

その編集者に「いっぱい働かせるなら、生産高でしばるといいよ、社長としてはね」みたいなことを言われました。
ポットの給料はその会社ほどじゃないから、そこだけいただいても、ね、です。

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パレード委員長に5万円寄付

2005-02-12 沢辺 均

先日の日誌で報告した通り、東京レズビアン&ゲイパレードが復活です。
松沢さんが「黒子の部屋」で、今年のパレード委員長に5万円だすことにした、と言っています。
僕も、松沢さんにのって5万円だします。
タイトルを「パレード委員長に5万円寄付」と書いてますけど、使い方はどうでもいいです。
ていうか、去年あえて「委員長に」と言ったのは、どうもああいう取り組みで個人にギャラ的なものを払うのが、あるいはもらうことに、ある種の後ろめたさ、みたいなもんを、僕も含めた一定の人にあるんじゃないかと感じてたからです。
あえて、「委員長個人が懐にいれてもらっていいんですよ」といった気分をだしかたかったらです。

さて、ところが、松沢さんは「黒子の部屋」の「お部屋1014/パレード復活」で、情報の出され方に強い不信感を書いてます。

松沢さんが求めてることって、それほどすごいことを求めてるって訳じゃないないと思うんです。
だって、札幌パレード/の情報の公開をみならえってことですから。
(僕が札幌のサイトで探せなかったからかもしれないけど)実行委員会会議の議事録や、会計報告は載せたほうがいいと思うんです。

で、松沢さんの違和感に、僕もある程度納得してしまう部分があります。
なんか知らないところで「重要人物」たちが決めてるって感じがするって感じがしてるってことです。

当人たちには、まったくそんな気はないんだとも思います。
「まだ発表できる段階じゃないんだよね」とか「あんまりオープンにしてしまうと話がまとまらないから」という感じなんじゃないでしょうかね。

出版業界の書誌情報・在庫情報の公開や共有や情報提供に関する研究会のメンバーになってます。
メンバーは業界のソウソウたるメンバーです。
なんで、そんな場にしゃしゃり出ていったかというと、版元ドットコムという出版社の団体で、書誌情報・在庫情報の公開や、業界+読者へのネットを通じた提供に取り組んでいるんでが、ここでそうした情報公開に取り組んでいても、業界全体での取り決めになんの影響もあたえられないし、逆に全く知らないところで「決定」が伝わってくることばかりあって、それなら、積極的に出てって発言しようと考えたからなんです。

で、その研究会の発足会議みたいなところで、ネット上で会議の議事録を公開しよう、と提案したんですけど一蹴されました。
「公開されると、忌憚のない意見を言いづらくなる」「所属してる会社からある程度自由に発言してもらうため」。
たしかそんな理由でした。
みんなどうやら本気なんです。けっして隠そうとしてるわけでもなんでもなさそう。

でも決定的に違うのは、経過が公開されないで、決定だけ発表されたときに「知らないところで決められてる」っていう気分を持たれてしまうことにたいする切迫感とか、危機感とか、なんです。
その後、その研究会では「答申」を公表して、業界紙を通してメールなどでの意見の公募をすることができました。
意見公募の結果は、ほぼまったく0といっていい状態のようです(受付担当者に途中経過を聞いただけですが)。

それでいいんだと思うんですよね。いくら情報公開して意見公募してもそうそう意見を言ってくれる人なんかいません。
でもそれでいいんですよ。気分が違うハズだと僕は思うんです。

パレードの主催の中心にいる人たち(って、ホントはあんまり知らないんだけどね)って、「業界」の特殊性を過大視してるような気がします。
パレードのあとに委員長を罵倒した人がいたって話とか、だれそれはどうだとかって話が「ゲイ業界」にもあるようです。
で、そんなことはどこにもあって、特別に慎重な根回しが絶必な、特別な業界なんてあるのか、って思ってます。
たしかに、それぞれの「業界」に特有なムードがあることはあるんだと思うんですが、しょせんこの日本の社会のムードを基本にした、ちょっとしたアレンジ程度のものでしょう。

さっきの出版業界の話だって「メーカーが商品の情報を出さないなんて……」とその特殊性を言う人がいますけど、出版業界はそれでやってこれたとというだけの話で、それが進んでいるのは、そうしたほうがよかったという事情や、やりやすさがあっただけのことだと思うのです。
で、そんな「特殊性」ばかりを言い立て始めると、変わったことがやりずらくなる。情報をオープンにしようというときなどは、その「特殊性」から難しさばかりが話されるようになるんじゃないでしょうか。
「ゲイ業界」もどうもその特殊性を、必要よりちょっと多く受け止めてるような気がします。

それと情報の公開。
情報は閉じないほうがいいと思います。
情報って、それがあるってことは、誰かは知ってるんです。
公開しないってことは、その誰かだけが知ってるってことです。
情報そのものに対する扱いかたに習熟しないで、接する機会を持たないですごしても、いつまでたっても扱い方を覚えられません。
で、この公開は、よっぽど根性入れないとできないことだと思うんです。
公開に迷ったら、公開する。
公開しなかった間違いより、公開してしまった間違えのほうがいい間違いだ、くらいにしないとできない。

最後です。
竹中労というルポライターが「革命は事務だ」といったそうですが、そうした公開を支えるの最後の一線は「事務」だとつくづく思ってます(どこに書いてあるのか知っている人がいたら教えてください。知人にそう言われて、けっこう竹中労の著作をさがしてるんですけど、どこに書いてあるのかいまだにわかりません)。

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「電車男」と紙の本

2005-02-11 沢辺 均

「電車男」を読みました。もう一ヶ月くらい前なんですけどね。
なんか売れてるらしいって、知ってただけで、どんなもんなのか全然知らなかった。まして2チャンのログを本にしたものだ、なんてことも知らなかった。
読んだきっかけは、「同業者(編集プロダクション)」のいかにも本好きって人に、なんであんなのが売れてんのカネみたいなことを言われたからです。
なんか、[あんなの本じゃない]→[本は高級なもんだ、文化だ]って言われた気がしたんですよ、。
でそういうのって反発したくなっちゃうんで、読んでみたってことです。

読んだら、面白ーいんです。
正直言うと、涙流しかけた。
恋愛としては、よくある話だし、僕の妄想では、ヒロイン・エルメスちゃんは、ちょっとわがままっぽいンで、この先の二人の「お付き合い」は大変ソーだなってかんじ。
だけど、電車男の2チャン「仲間」の応援がいいんですよね。
で、あのアスキーアートってやつがその応援を抜群によく表してる。涙流しかけたのは、そのアスキーアートがドハデに展開するとこだった。

本も言葉もその時代でさまざまに変化していっていいとおもってるんで、これをただばかにする「文化好き」ってやっぱヤダ。
それと、本の「電車男」が売れたってことがまたいいんですよね。
だって、ネットで全部読めるそうじゃないですか。
なのに、本になってそれが売れるんだから。一時は、本がネットのおかげで売れなくなるって話ばっかりだったけど、これ、その正反対の例じゃないか、と。

未来永劫、紙の本が有効だなんて思ってるわけじゃないけど、2005年現在は、ネットで読めちゃうものも、紙の本にして売れる場合があるってことだけは間違いないわけだ。
そこんとこ、大切なんだと思うんだけどな。

こんな話をポットでしてたら、日高のヤツ、去年やめたヤツとネットで探したり、話題にしてたんだって言うんですよ。
なんで「本にしましょうよ」って一言いわないんだよ。

紀伊国屋パブラインで売れ部数みたら、15,084冊売れてる。
15,084冊×1,365円×20倍(紀伊国屋のシェアが5%として)=4億1179万3200円だって。
で、粗利が30%と見たって、1億2353万7960円じゃない。

今ごろ自社ビル立ってたかもしれないんぞ、。

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QJrの公開インタビュー満員御礼

2005-02-10 佐藤 智砂

本日、QJrの公開インタビューが二丁目のakutaで開かれました。インタビュアはもちろん、QJrの編集長、伏見憲明さん。そして、ゲストは斎藤靖紀さん。さらに、斎藤さんの知られざる(?)過去を暴く覆面ゲストMさんも登場し、笑いあり涙あり(涙はないか)の1時間半でした。
今日、会場に来られなかった人も、天才ゲイ人、斎藤靖紀がどのようにつくられたのか、QJrでたっぷりと読めますから、発行を楽しみにしていてくださいね。

お客さんもたくさん来てくれて、入り口までいっぱい状態。立ち見だったみなさん、立ちっぱなしで疲れましたよね。ごめんなさい。
人の熱気で暑かったし。汗をかいて半袖の人もいたくらい。

それにしても、伏見さんを含め、この3人のおしゃべりの上手いこと。伏見さんのインタビュアとしての力量は『性という[饗宴]』でも、あますところなく発揮されていますが、斎藤さんとMさんの話芸もすばらしい。頭がいいということは間違いないんだけど、何なんでしょうね、あの人たちは。

来週2月16日(水)は、QJr公開インタビューの第2回目。ゲストは生島嗣さんと、桜丸さんさんです。

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最近、銭湯にはまっています

2005-02-09 大庭 雄策

銭湯がやめられません。週末は自宅の近所にある温泉銭湯に通っている状態です。日曜は友だちまでさそって、朝7時に朝風呂に行ったり…。時間のあるときは、湯上がりに名物の温泉たまご(2個で150円)や大田区産ラムネ(100円。安っ)を楽しみ、さらに銭湯の隣にあるデニーズでビールを飲んだりしています。ああ、楽しい。
で、ついにこのあいだ、店番のおばさんと仲よくなり、ビン入りのコーヒー牛乳をごちそうになってしまいました。あ、いや、本当はラムネがいいんだけどな……。でも、おいしかった。ほんとう、地元があるっていうのはいいことです

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今年は優勝するので、たぶん秋には。

2005-02-07 山田 信也

Tigerが発売になったら、Tiger搭載のMacminiを自宅のメインマシンとして招聘しようと虎視眈々とねらっています。1万5千円くらいでTigerだけ買うより、6万円くらいでMacminiもついてきたほうがきっとお得です。心斎橋のアップルストアでは、Tigerが発売になったら、縦じまのMacminiが限定で売り出されるはずです。昨日から、ipodに、TransNotes for iPodで、青空文庫のテキストを取り込み、電車の中で読んでいます。読むものを別に持ち歩かなくてよいので、便利かもしれません(ipodは割りと常に持ち歩くので)。しかし、青空文庫のテキストはやたらとルビ《るび》がこんな風《ふう》に割《わ》り込《こ》んでいるので、そのまま読むにはとっても読みにくいです。ルビの《》を全部消しちゃえばいいのですが面倒くさいです。あと、ipodで読んでいる間は常に、タッチパッドで微妙にスクロールさせ続けていないと、ちょっと操作を止めるとすぐに、再生中の曲を表示してしまうので、ちょっといらいらします。

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弓塾にて

2005-02-06 柳瀬 浩史

先日、沢辺さんが青弓社さんの研修会「弓塾」で講師を勤める、というのでポットを代表して柳瀬が行って参りました。水道橋にある青弓社さん、ポットのようなマンション・タイプ事務所に慣れていると、オフィス街にある事務所らしい事務所でとても新鮮。

そこで先方の社長さんである矢野さんからも、大切な言葉をいただきました。
「本をつくっていて良かったなと思うこと、それは思いがけずウチから出した本が話題にのぼり、読みましたよって言われるときかな。」と。すかさず、沢辺さん
「“他人の承認”ってやつね。小浜(逸郎)さんのいうところの。」と。

やはり、ものづくりに携わる以上、ひとに影響を及ぼしているという実感が大切なんですね。
日々、業務に追われがちですが“こいつは何がしたい(言いたい)んだろう”と疑問を持たれないよう、考えて仕事をすすめたいです。

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