ポット出版社長・沢辺均の日記 -95[2010.11.04〜2010.11.07]

2010-11-07 沢辺 均

●2010.11.04木
午前中出版会議。
午後は雑協で、「2010年度実証実験 委員会プログラム雑誌エントリー出版社説明会(第2回)」
で「雑誌タグテキスト書きだし手順マニュアル」で、デモ。
主に深沢さんが説明して、オレはタグをつけるためのツールをちょっとだけ説明。
終わってから、ファイルフォーマット協議会。
お茶の水駅そばの喫茶店で、深沢さんと少々打ち合わせしてから事務所へ。
ポットチャンネル第1回=松沢さんの回。ゲストは久保さん。
爆笑のおもしろ話。ミュージシャン、音楽、ドラッグ、、、。
観客は3名で、定員埋まらなかった。まああのくらいがスペース的にいいな。
200近くがUst見てくれた。せっかくの機会なんだから、見に来ればいいのに、。
ほんと、誰でも歓迎、ですよ。
終わってから、近くの「香港ロジ」で打ち上げ。

●2010.11.05金
午前中ポット会議。ココんとこ2回中止にしてたので、久しぶり。
9月末の決算の途中報告して、スタッフへの決算賞与の方針などの意見を聞く。
社長賞という、オイラの小遣いからカネをだすことに、なってしまった。
夜は、東工大・橋爪研究室
竹田さんとの対論「地球市民の正義」で司会。
東工大から1万円のギャラももらう。60人くらいいたかな? けっこういい入りじゃないかな。
議論も面白かったし。よーし、本にしよう。
終わって「味庵」という中華で打ち上げ。

●2010.11.06土
人間学アカデミー竹内洋さんの第三回目。
「公衆の幻想」。戦後民主主義インテリが幻想した大衆民主主義の幻想、って話だと理解。
終わってから「美鳳」という中華料理店で、受講者をふくめて懇親会。
竹内さんが左翼嫌いになった原因の一つが、塩見孝也がすぐ人を殴るのを見てイヤになったってことを話してくれた。
オイラにとっては単なる噂バナシにすぎないんだけど、さもありなん、なんぞと思ってしまうのは、なぜだ。
竹内さん、関西弁で、気取りのないオープンなおじいさんって感じで、いい人だな、って。
帰って、メルマとか読んでたらそのまま寝てしまった。

●2010.11.07日
3時/9時半/12時半、と三回おきたんだけど、やっと3回目で起き出す。
たっぷりすぎるほど寝てしまった。でも、オイラ、睡眠大好き。ほんとにいつも良く寝てる。
まあ、これでパワーが生まれるのではないかと勝手に解釈。
午後事務所にでて、この日誌など、いろんな雑用や、仕事などを片付ける(予定)。
マガジン「航」の原稿も書かねば。鉄とすずの散歩にも行きたい。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -94[2010.10.25〜2010.11.03]

2010-11-03 沢辺 均

●2010.10.25月
今週はまず、信用金庫との借金申込からはじまった。
午後は、下関マグロさん、松沢呉一さんと「ポットチャンネル」の打ち合わせ。
夜は、「いかにしてやくざはやくざになったのか」をテーマにした論文を書いた●●さんと、
論文を下敷きにして本にする話。飲み屋で。

●2010.10.26火
午前中、中央公論新社と打ち合わせ。

●2010.10.27水
雑協ファイルフォオーマット協議会で、ご挨拶。
なんと50人くらい集まっていた。

●2010.10.28木
出版会議を中止。
S社の媒体の編集デザインでバタバタ。
午後は整体を2時間ちかく受ける。きもちー。

●2010.10.29金
S社媒体のチームは朝から物撮りだけど、
オレは国立国会図書館へ「全文テキスト化実証実験参加協力会社との定例会(第1回)」へ。
ちょっと頑張ってしまって後悔したけど、
なんご語研の高島さん(@takashimt )に、その件でつぶやいたことを「沢辺さん、国立国会図書館全文テキスト化実証実験定例会で怒る」とトゥギャられた。
資料概要記録はアップしましたぜ。
3時半から、日本橋あたりで、自費出版アドバイザー養成講座での講演。レジュメはこちら
漫才師満開で笑わせた、ぜよ。

●2010.10.31土
雑用したはず、だけど記憶も記録も、ない。

●2010.10.31日
午後六本木で、バンド仲間=ベースのヒノッチの、別バンドのライブ。
70年前後のロックのカバー。生かしてた。
17時から、でるべんの会の梶原くんの結婚記念パーティーで日比谷へ。
中途半端に時間があいてたので、裏道を選んで散歩して行く。
パーティは雑協の人たち、でるべんの会、業界紙、出版社のひととか。

●2010.11.01月
午後からマガジンハウスで、雑協の雑誌のデジタル配信実験の打ち合わせ。
印刷屋、社内に席を置く印刷屋派遣のオペレータを含め、いろいろ。
それから、アンテナハウスへいってPDF利用の可能性を相談。
事務所に戻って、4日にせまった雑協の実験のテスト説明会のための打ち合わせ。
簡単なツールも作ってデモすることになる。
道は困難だけど、失敗も含めていい「成果」はなんとかだせそうだな。

●2010.11.02火
雑協の配信実験の準備や、ともかく細々したことも含めて片付ける。
深夜0時ころになって、ワダとタヌコと高橋(終電までのちょっと)とビール。
おれと高橋はお茶だけど。おつまみをいろいろ買って来て、夕飯がわり。
3時すぎまで雑談。

●2010.11.03水/祝
夕方事務所にでて来て雑協の説明会の準備やら、たまった日誌や日報などなど。

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「全文テキスト化実証実験参加協力会社との定例会(第1回)」の記録

2010-11-02 沢辺 均

国立国会図書館から、10月29日の概要記録を送ってもらいました。
議論の実態が、それなりにわかります。ごらんください。

────────────────────
全文テキスト化実証実験参加協力会社との定例会(第1回)
日 時: 平成22年10月29日(金)10時 ~11時
場 所: 国立国会図書館新館3階研修室
参加者: 参加協力会社29名(26社)、国立国会図書館(以下「NDL」)6名、
株式会社三菱総合研究所3名
※他オブザーバ参加:総務省2名、経済産業省2名
≪概要記録≫
○(資料2-2)電子書籍出力フォーマットについて
・ 全文テキスト化プロトタイプの電子書籍出力フォーマット6種の詳細は?
→(NDL)XMDF、.book、ePUB、透明テキスト付PDF等を想定している。
・ 電子書籍出力表示機能において、館内でiPadやガラパゴス、Kindleなどの利用を想定しているのか?
→(NDL)館内の利用は、基本的には端末での利用を想定している。今回の実証実験は技術検証を目的としたもので、具体的なサービスを想定したものではない。
・ OCRを用いたデジタル画像の全文テキスト化対象の資料も電子書籍フォーマットで出力されるのか?
→(NDL)その想定である。
・ 館内において端末で表示するだけであれば、電子書籍フォーマットでの出力対応は不要と考える。再考いただきたい。
→(NDL)検索以外のサービスは想定していない。ご指摘の点は重要なことであり、プロトタイプ構築の範囲について、ご理解を得られるようあらためて検討させていただきたい。
※ ご指摘の点を踏まえて、再考の結果、当初想定の各種フォーマット(6種類を予定)に対応した電子書籍出力機能は、公共サービスの観点で必要と思われるDAISYでの出力を除き、取りやめることといたします。
○(資料2-2)共同校正及び共同構造化作業について
・ 文字認識率の目標数値は?
→(NDL)実証実験ではバラエティに富んだ資料を対象にしているので、どの程度の認識精度になるか明らかにしていきたい。
・ 共同校正、共同構造化に出版社は関与するのか?
→(NDL)ボランティア団体等を想定したもので、出版社の関与は想定していない。
・ 校正システムにおける校正のレベルは?校正を反映した辞書の扱いは?
→(NDL)校正はできるだけ簡単な方法で行うことを目的としている。OCRの機能の活用、修正結果の学習を想定している。辞書はNDLに納品される。
○(資料1)全文テキスト化プロトの対象
・ 出版社提供データ300件(10/29時点)の内容、ジャンルについて教えてほしい。
→(NDL)出版社の要望もあり、すべてのタイトル等を明示できないが、ジャンル等の概要については、とりまとめて、次回定例会(11月)でお示ししたい。

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2010.10.29 国立国会図書館全文テキスト化実証実験定例会の資料

2010-11-02 沢辺 均

10月29日にあった「国立国会図書館全文テキスト化実証実験定例会」の資料をpdfにしてアップします。

国立国会図書館全文テキスト化実証実験定例会の資料

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Togetter – 「沢辺さん、国立国会図書館全文テキスト化実証実験定例会で怒る」

2010-10-29 沢辺 均

今日10時から「全文テキスト化実証実験参加協力会社との定例会(第1回)」があったんだけど、
そこで、腹をたててしまったことを、版元ドットコムの組合員仲間の高島さん(語研)に
togetterされてしまった

なんでそのことについてまとめとこう。

twitterに書いたのは、
↓──────────────────────────────
●国立国会図書館で、全文テキスト化実証実験参加出版社との定例会(第1回)が始まった。ジャパニーズ・ブックダムの小さな一歩。

●国立国会図書館で全文テキスト化定例会。三菱総研の人が説明。うーむ、Googleにかなわんな、コレじゃ。今更、そう思うか、おれ 。

●総研への依存、スピード、、、、 RT @sakaima そろそろ戦略見直しの時期です。どうしましょうかね?

●01=国立国会図書館で「全文テキスト化実証実験さんか協力会社との定例会(第1回)の件。
今週は久しぶりに会議で怒ってしまった。それも2度。
2度目が今日の定例会。恥ずかしいし後悔。
火がついてしまったポイントの1は、今日の資料は外部に公開するなってとこ。

●02=私企業の私的なとりくみなら、必ずしも公開しなくていもいいとは思う(それでもできるだけ公開したほうがいい)。けど、公共機関がやる実験だろう。情報公開請求でもしてやろうか、と。
情報が公開されることの必要性、認識が違いすぎるなオレと。公開がデフォルトだろう。

●03=2つ目は、館内で画面で読ませる6つくらいのフォーマットはなに、って質問に、今はあきらかにできないっての。オレたち出版社も一緒に取組んでる主体だろうが、その主体に今はあきらかに出来ないって何じゃ。それも答えたのが三菱総研の若造。

●04=3つめは、館内の画面で閲覧するために、スキャン→OCR→テキストを、XMDFとか.bookとかに変換するテストをやるだと。出版社が「NDLに渡したら、100円200円でうられちゃうかも、何をするかわかない」と思っている中で、画面でみるために、電子書籍まんまをつくる?

●05=電子書籍フォーマットで受け入れた実験用の書籍をそのまま見せるってならわかるけど、OCRでつくったテキストを電子書籍にするなんて、出版社の誤解を増幅しないか?

●06=4つ目は、定例会が儀式になっちゃってるってとこ。共同でやる事業なんだってことをもっと強烈に打ち出さなきゃ。まあ、ほかにも有識者に評価してもらうとか、あんな調査と三菱総研に出してカネがつかわれるとか、気分の悪いとこがあったけど。

●07=テキスト→電子書籍フォーマットは、再考することになった。会議でたたき台が変更されることは、儀式か会議かのメルクマールだとおもうので良かった良かった。
ということでひとまず今日の国立国会図書館での「全文テキスト化実証実験さんか協力会社との定例会(第1回)」のこと終了でした。

●今すぐには思いつかないけど、うん、立て直し考えましょう。 RT @sakaima 役人の限界。依頼するパートナーの開拓と地ならしに十分な投入をしていないから。後悔するより、戦略立て直しですよ! RT @sawabekin:
↑──────────────────────────────
で高島さんが
↓──────────────────────────────
●RT @takashimt オレは電車が遅れて遅刻したんで「沢辺さん、なんであんなにカリカリしてんだろう」とか思ってたけど、一発目があったんだな。事情がようやく飲みこめた。 http://togetter.com/li/63874
↑──────────────────────────────
それを見た人がいたんでオレが、
↓──────────────────────────────
●このプロジェクト問題が多い訳じゃないですよ。レポートじゃなく、腹立てたことの言い訳でした(笑)。RT @mao3mao3: @sawabekin 国立国会図書館の「全文テキスト化実証実験」定例会レポート、ありがとうございました。なんだか問題多そうですね

●会議が儀式になってしまうこと、とかに怒っちゃう。このプレジェクトは、意味あるし、意見を言ったことでか方針の変更もされた。 RT @mao3mao3: @sawabekin 国立国会図書館の「全文テキスト化実証実験」定例会レポート、ありがとうございました。なんだか問題多そうですね
↑──────────────────────────────
ってやり取り。

で、高島さんのtogetter、かなり前のからまとめてくれて、それはありがたかったんですね。

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10/29金の「電子書籍と自費出版の未来」のレジュメです

2010-10-27 沢辺 均

あさっての金曜日(2010.10.29)、自費出版アドバイザー養成講座というところで講演します。
レジュメを公開。

残席あるかどうかわからないですけど、興味のあるかたは問い合わせてみて下さい。
たしか主催者からのメールで40数名の申込があったと書いてくれていたとおもうんだけど。

主催者の告知はコチラです。

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レジュメをおくります。

事前ではあるけど、ポットの日誌に公開させてもらいます。
・事前だから来場者を増やせる可能性がある
・この程度知られたからって、なにがなんだかわからない

リンクは貼っておきます。
ご了解を。
沢辺

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電子書籍と自費出版の未来

2010.10.29金 15:30〜17:30
自費出版アドバイザー認定試験 受験資格該当研修会
第15回 自費出版アドバイザー養成講座

●沢辺が今取組んでいること
・ポット出版(年間約20点発行・既刊160くらい)、2010.01から新刊と.bookの同時発行。
・LLP版元ドットコム
・NPOげんきな図書館
・国立国会図書館全文テキスト化実証実験(ジャパニーズ・ブックダムの第一歩。最終的には全文検索一部表示が目標)
・JPO(日本出版インフラセンター)近刊情報センター
・雑誌協会 デジタルコンテンツ推進委員会同時配信実験デジタル編集支援

●電子書籍とはなにか?
◎電子書籍=テキスト中心の長文の読み物(リフローさせられるもの)
◎電子雑誌=レイアウトデザインしているもので、短文・分割可能、ビジュアルの多いもの(リフロオーさせにくいもの)
◎ネットワークを介した流通→なんらかのデバイス(PC含む)を読者が持つ
→音楽、ステレオ装置+CD/テープ/レコード 本と雑誌の現状 紙+文字や写真や絵

●電子書籍は広がるか?
◎現状は、確実に広がるようみ見える。ただし0対100はない
◎自動車と馬車 手紙・ファックス・メール

●電子書籍状況の著作権
◎著作物は読まれたり見られたりすることをイチバン求める
◎どれだけ利用しやすくするかが必要
◎著作権集中処理と、違法配布取締のデジタル技術の活用

●外から見る自費出版
◎自費出版の二つのやりかた
・自費出版として請け負う→量的な拡大の可能性/利益のでる条件でできる
・ないしょ自費出版として発行→ブランド意識に働きかける/利益を減らさなければならない
◎自費出版の意義→記録(出版の目的=新しい価値の提示/記録)
◎年輩者は紙、若年層はミニコミ発行(ブログなどを含む)→ネットワークでその機能をもつと思う
◎自費出版物の電子化、データベース化が求められると思う。
 年輩者には記録、若年層にはネットでの露出と検索性

●事前にもらった質問について
・ご自身の事例……実際に立ち上げた方のお話しは、皆さん、一番知りたいことだと思います。
どうして立ち上げたのか、そしてどんな変化が始まったのか、始めてみて初めて分かったこと、始めてみて電子書籍について思うこと、電子書籍の可能性など(電子書籍化が進むと思うか、そう思っておられないのなら、思惑通りにいっていない事例など)
・沢辺さんならではの、出版全般についての「面白い」お話し。
・電子書籍(の登場、普及)によって、著作権が現在とどのように変化するのか?
・同じく、流通がどのように変化するのか? 既存のシステムとの比較においてお話いただけると、既存のシステム自体をあまり知らない方にも理解しやすいと思います。
・電子書籍が今後普及しても、なくならないだろう紙媒体本の良さ、個人が自費で出版する場合、費用だけではないものが紙にはあるのではないかという意見もあります。どのように思われますか。
・自費出版の会の研修ですので、「自費出版にとっての電子書籍」といった観点から、何かご提言などをいただけたらと思います。自費出版にとって、電子書籍の登場はチャンスなのか?とか。
・いわゆる団塊世代以上のあまりITに詳しくない世代に(自費出版の大きなマーケットでもあるので)、電子書籍をわかりやすく伝えるセールスプロモーションのヒント。

●プロフィール
(さわべきん)1956年生まれ。
ポット出版(出版業)、スタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)代表取締役。
LLP版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。
NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)理事。
日本語書籍の全文検索、一部表示のジャパニーズ・ブックダムを提唱。
★twitter http://twitter.com/sawabekin

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -93[2010.10.18〜2010.10.24]

2010-10-25 沢辺 均

●2010.10.18月
渡辺克己さんの写真集をだそうという企画で、フリー編集者永寿さんと打ち合わせ、など。

●2010.10.19火
午前中、マンション管理組合の理事会。
あとはなにをやっていたんだか?、、、、忘れた。

●2010.10.20水
午前中、プリンタ/コピー/ファックス/スキャナの複合機入れ替え。
メンテ料とトナー料金込みで、毎月12〜15万かかってたのが、10万くらいになるはず。
そのうえ、スキャナが無茶苦茶使い勝手向上。
手元のSCANSNAPは不要だな。
夕方中央区立京橋図書館の菅原さんと長田さんが来て打ち合わせ。
利用者相手のシンポに、常世田さんはともかく、オレってどうよ?って思ったけど、
すでに来月。それほど中身を聞かないで受けてしまった。
夜は版元ドットコム組合員会議。
終わった後の飲み会で、ポットチャンネルと、ツイッターを使った本の販促にいい案が出る。
版元ドットコムメンバーと飲んだり話したりするのは、こういうことがいつもあるんで、
大切なんだな。

●2010.10.21木
11時から雑協のファイルフォーマット協議会に、深沢さんと一緒に出席。
1月実証実験にむけて、雑誌のPDFとそのタグ付きテキストを、編集部でどうつくるか?
って話。午後には、販売サイト担当の主に技術の人たちと打ち合わせ。
やっと具体的に開けて来たって感じかな?
そして、22時から、掟ポルシェさんが来て「ポットチャンネル」の打ち合わせ。
掟ポルシェさんは毎月第三木曜、最初は11月18日の木曜日。

●2010.10.22金
この日も朝からJPOの近刊関係の会議の2連続。
よるは、なにやってたんだ?、もう忘れてるし。

●2010.10.23土
人間学アカデミーの竹内洋さんの講義「高度大衆社会から下流大衆社会へ」の2回目。
竹内洋さんの中公新書「丸山真夫の時代」を買う。
参考文献一覧みたら、すげー幅広く資料をひろってるんだな。全部読んでるんだろうな。すげーな。

●2010.10.24日
高円寺フェア 公園de本の楽市に行く。
北尾トロさんがいておしゃべり。娘を初めてみたぞ(写真もとったけど、見せないんだ)
カタヅケになって、小雨がふって来た。かろうじてセーフ。
庚申通り商店街で、5歳くらいな女の子に、巻き舌で「テメーなんか、、、、」て無茶なしかりしてる
若い母親がいた。
ほんとに「じゃ、その娘、もらうよ」っていいたかったんだけど、娘だってこまるだろうし、
他に解決策ないしな、とおもって結局なにもせずに通りすぎた。
家に帰るとオイラの娘がmacbookをもって、PCのことを聞きに来ていた。
一緒に、ココ・シャネルの映画みたいり、派手に焼き肉(それも高い肉ばっかり)をオゴる。
深夜、サー寝ようと思ったら、池田信夫氏のブログ「講談社の「デジタル的利用許諾契約書」について」と、それにたいする西田宗千佳氏のつぶやきとまとめのtogetterを読んでしまう。
なんかどっかが反応したんだよね。ポットの日誌に「池田信夫氏の「講談社の「デジタル的利用許諾契約書」について」はひどいでしょう」を書いてしまう。

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池田信夫氏の「講談社の「デジタル的利用許諾契約書」について」はひどいでしょう

2010-10-25 沢辺 均

日曜日、頼まれ仕事のチェックを終えて、高円寺フェスに行って、家に戻り、娘を焼肉でつって久々のデート。
ハードディスクに録画しておいた映画や龍馬を見て、ボケーとして、寝る前にメールチェックしてた。
Googleアラートで、池田信夫氏のブログ「講談社の「デジタル的利用許諾契約書」について」と、西田宗千佳の異論がツイッターにあってtogetterにもまとめられているのが気になって、togetterと池田氏のブログを読んだ。

今、2時20分。日曜の(つまり月曜)こんな時間に日誌を書き出すことなんかほとんどなかったはずなんだけど、池田氏のあまりの記述にテンションがあがったのかな? 突然PCに向かってしまった。

まず池田氏の冒頭。
「講談社の野間副社長は「年内に2万点をデジタル化しろ」と社内に号令をかけ、同社のほとんどの著者に「契約書」を送っているようだ。その1通を入手したので、一部を引用する:」とあって、契約書を引用。その後、
「最大の問題は、上の第3条と第4条の講談社がデジタル化権を著者から奪って独占するという規定である。」

うーん、講談社は「提案」「提示」してるだけでしょう。
契約は双方が納得してサインするもんなんだから、デジタル化権の独占がやなら、
独占出版化権(いわゆる紙の本を独占的につくって売る権利を出版社が得る事)だけを売りたいんだけど、
電子化権は売らないよ、って言えばいいダケじゃん。
全然問題なし、でしょ。
それに、契約書には「契約期間」があるんで、池田氏の契約書の引用にはでてこないけど、
3年とか何年とかあって、どちらからも「延長しない」みたいな話がなければ、
自動で延長、みたいになっているだけだと思うよ。

さらに、
「したがって他の出版社から電子出版したいという話があっても、著者は出すことができない。しかも講談社は、この本を電子出版すると約束していないので、彼らが出さないかぎりどこの電子書店でも売れない。」

あたりまえじゃん。今だって紙の本を、他の出版社からはだせない。
出版する権利を、独占しなけりゃならないもんではないけど、まあ独占したくなるでしょ。普通。
それがいやだって言われて、その出版社で出版したくなくなっても、まあしょうがない。
村上春樹の「1Q84」を複数の出版社から出したいって言われたら、
広告費やら、宣伝作戦やら、書店への営業なんかできないししたくなくなるでしょう。
新潮社(「1Q84」を出したとこ)が打った新聞の全面広告見て、ポット出版の「1Q84」の方を買われちゃうかもしれないでしょ。
で、紙の本だしたら、電子書籍も出したいでしょう。

だから、電子書籍の権利は売りません、といえばいいんじゃないのかな?

村上龍さんの「歌うクジラ」は、電子書籍を先に、村上さん自身が選んだ出版社ではないパートナーと出している。
この「歌うクジラ」は、どこぞの出版社の雑誌かなにか掲載されたものを、
紙の本にするまえに、著者自身の手で電子書籍にしたってこと。
こういうことができてるじゃん。
たぶん、紙の本は、出版社から出す気でいるとどこかで書いていた気がするしね。

ただ、この店に西田さんが書いてるのはちょっと方向ずれているとは思う。
西田氏はツイッターで「出版社に電子版の権利を渡すと、他の電子書籍ストアからは売れない>間違い 各出版社はそこからさらに電子書籍ストアに「卸す」存在。だからどこで売るかは別問題です。ただし出版社に筆者がなにも言わなければ、当然ストアは選べません」と書いてる。
池田氏が指摘しているのは「しかも講談社は、この本を電子出版すると約束していないので、彼らが出さないかぎりどこの電子書店でも売れない。」だから、この場合出版社が出さなければ、やっぱりどんな電子書籍ストアで売られる事は(そもそも)ない。
で池田氏の指摘に対して言うなら、その通り、独占したいっていってるんだから、他からは出させない。
ましてや電子書籍ストアを選ぶどころか、どこの電子書籍ストアも売りようがないはず。
でもおこる事じゃなくて、交渉したり、契約を断ればいいだけのこと。

次の池田氏のブログ。
「印税は第6条で「乙が当該利用によって得た金額×15%(消費税別)」と定められている。印刷・製本などの工程がなく間接費の小さい電子書籍で、このように低い印税率を設定するのは異常である。」
印刷・製本の費用、ポット出版では20%前後にしかならないよ。
2000円×2000冊の本で書店店頭売り上げ400万円。印刷+紙+製本+組版費用で80万円前後。
で、これを電子書籍にすればたしかにタグをつける作業でまあ10万〜20万円。2.5〜5%に減るのは間違えないけど、
電子書籍にすれ定価半額になるでしょうとか、何冊売れるかとかあるから、印税をあげることに異議ないけど、
「異常」といわれるほどのこともないでしょう。

つづけて池田氏。
「アマゾンもアップルも、著者が完全にレイアウトした場合は70%還元するとしており、アゴラブックスでは(当社でレイアウトした場合も)最大50%である。15%という印税率は(当社以外の)日本のほとんどの電子出版社で同一であり、カルテルを組んでいる疑いがある。」
アップル・アマゾンで70%、アゴラで最大50%、その差は20%。その違いはレイアウトだけなのかな?
上のポット出版の場合と比べて、とり過ぎじゃないのアゴラ。それも最大、でしょ。
そんなら、著者は10万円払って、直接アップル・アマゾンで販売してもらえばいいんじゃないの?
うちに連絡くれれば10万円でやりまっせ。
で、どこも15%というのはカルテル、っていうなら、紙の本の10%って常識もカルテルか?
あ、最近8%とか、うちみたいに「実売(で10%)」みたいなところが増えてるみたいだから、カルテルじゃないと思ってくれてるのか?
うーん、オイラの知り合いの出版社の(経営に近い)人たちって、
結構独禁法に神経質だけどな〜。
それに紙の本の10%だって、著作物の市場で、均衡してるって話じゃないの?
数字が同じだからカルテルって、市場の機能を軽んじてるんじゃないか。

池田氏。
「契約書も見ないで「どこからでも電子版は出せます」などといい加減なことを書いている業界ライターもいるが、こんな契約を結んだら、著者はアマゾンからもアップルからも電子書籍を出せないし、講談社が出さないと埋もれたままになる。出版するあてもないのに版権を囲い込むだけの契約を結ぶのは、著者を愚弄するものだ。アゴラブックスは、契約した電子書籍は必ず出版する(もちろん電子化権は独占しない)ので、問い合わせは申し込み窓口まで。」

そんなこと書いてる業界ライターっているの?
そもそもこうした電子書籍込みの契約書ってつい最近始まったんじゃないの。
ポット出版はかなり近い文言で、もう何年も前から契約書に電子書籍のこと書き込んでいるけどね、って自慢ポイ?!)
つい最近始まったこの種の契約書をさして、「どこからでも電子版は出せます」なんて書いている人がいたら、
大バカもんだね、そのライター。

「出版するあてもないのに版権を囲い込むだけの契約」っていうけど、紙の本を出す際の契約で、
同時に電子書籍化のこともいれたいよ、ってことでしょ。
2010年段階で、紙の本をだし、電子書籍版は結果的にださない+出す権利は確保したまま、となっても、
それを「出版するあてもないのに版権を囲い込むだけの契約を結ぶのは、著者を愚弄するものだ。」
とまでは言えないでしょ。紙の本出すんだから。

で、最後はアゴラブックスの売り込み?
いいんだけどさ、。

うーん前からへんな人だなって思ってたけど、
やっぱりへんな人だと思った池田信夫氏のブログについての、意見でした。
と時計をみたら3時18分と1時間もかけてしまった。

最後に池田氏が貼付けていた講談社の契約書の部分。
池田氏がはりつけたのここんとこだけです。念のため。
────────────────────
第3条(本著作物のデジタル的利用の目的)

1. 甲[著者]は、第2条記載の目的にそって本著作物のデジタル的利用を乙[講談社]に許諾する。
2. 本契約期間中、甲は自ら本著作物のデジタル的利用を行なわず、また、乙以外に本著作物のデジタル的利用を許諾しない。

第4条(利用の範囲)

1. 乙は、本契約に基づき、本著作物のデジタル的利用について次の各号に掲げる行為をすることができる。
1. 本著作物を自己の費用負担でデジタル化して、本デジタルコンテンツを製作すること。なお、本デジタルコンテンツは乙が管理し、デジタル化の過程で発生した本デジタルコンテンツに関する所有権は全て乙に帰属する。
2. 本デジタルコンテンツをデジタル的利用すること。なお、本デジタルコンテンツの卸価格または販売価格、販売サイト、販売の条件および方法に関しては乙が自主的に決定することができるものとする。
────────────────────

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京橋図書館開設 百周年記念シンポジウムのパネリストやります

2010-10-22 沢辺 均

シンポジウムのパネリストやります。関心のある方はどうぞご出席を。

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京橋図書館開設百周年記念シンポジウムを開催します!!

京橋図書館は、1910(明治43)年8月に東京市立京橋簡易図書館として設立認可され、
今年は開設百周年を迎えることとなりました。
これを記念して、シンポジウムと展示会の開催および刊行物の特別価格頒布を実施します。
皆様のお越しをお待ちしています!!

シンポジウム 演題・内容
『図書館の将来像を語る—京橋図書館開設百周年を迎えて』
元浦安市立中央図書館長常世田氏の基調講演と図書館の将来像などについてのシンポジウムを行います。
日時     平成22年11月20日(土) 午後2時~4時30分
場所     中央区役所 8階大会議室
パネリスト  常世田 良氏(日本図書館協会理事・元浦安市立中央図書館長)
       沢辺 均氏(ポット出版代表)および図書館利用者2名
定員     100名(先着順) 入場無料 *直接会場にお越しください。

◆記念展示会『京橋図書館百年のあゆみ展』
 日時  平成22年11月19日(金)~11月30日(火) 午前10時~午後4時
 場所  京橋図書館 地下2階鑑賞室

◆刊行物の特別価格頒布(数量限定になります) ※展示会開催中のみ会場にて頒布
 中央区沿革図集三巻(京橋篇・日本橋篇・月島篇)セット (限定100セット) 通常価格31,000円→15,000円
 中央区年表 江戸時代(上・中・下) (限定100セット) 通常価格4,800円→2,500円
 京橋地区図・日本橋地区図セット (限定50セット) 通常価格840円→500円

中央区役所・京橋図書館  中央区築地1-1-1
【電車】
 有楽町線「新富町」駅1番出口 徒歩1分
 日比谷線「築地」駅3・4番出口 徒歩5分
 都営線「東銀座」駅A7・8番出口 徒歩7分
【都バス】「築地二丁目」徒歩1分
【江戸バス】「中央区役所」

問い合わせ先:中央区立京橋図書館 TEL03-3543-9025

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ポットチャンネル(掟ポルシェ/下関マグロ/松沢呉一/沢辺均)始めます

2010-10-18 沢辺 均

はー、ついにやることにしてしまいました。
この前文春の人が言っていたけど、出版界ではサイゾーとどっかがやっていて、文春が11月から始めるって、USTREAMを利用した生放送。
なんで、三番目か四番目か?(ってこんなこと自慢するのは自重したほうがいいんだけど、、)

で、やることにしました。
正直、毎週一回やっていけるのか少しビビってるけど、USTREAMを利用した生放送。

そんでパーソナリティー(っていうのでいいんかな?)は
掟ポルシェさん
下関マグロさん
松沢呉一さん
あと、オレ(沢辺均)。
みなさんに出演了解もらいました。
それぞれが毎回ゲストを呼んで喋ってもらう対談番組。
毎回10人限定で、有料入場者に入ってもらおうかとも考えているけど、これはさまざま状況を考えてコレから決めます。

↓企画書だす。11月から初めて、まずは来年3月まではやります。
今後の打ち合わせで、いくつか修正するかもしれないけど、とりあえず。
────────────────────
ポットチャンネル企画

●放送全体の名前は「ポットチャンネル」(仮称)

●Ustreamで生放送(基本保存)
ポット出版のUstream

http://www.ustream.tv/discovery/live/all?q=potpub

●パーソナリティがゲストを呼んで対話もしくはインタビューする
 内容はパーソナリティが決定

●パーソナリティ候補(依頼中)了解もらいました。
掟ポルシェさん
下関マグロさん
松沢呉一さん
に依頼。
ほかに、沢辺均

●毎週一回木曜日 19時から21時間(19時は厳守、21時前に終了すること/21時を越えることはる)
 祝日も放送 年末年始は放送なし
 パーソナリティーは第●木曜のように、固定したい
 第5週のある月の5週目は、一回のパーソナリティを別に依頼する
以上は予定

●期間 2010年11月〜2011年3月までを予定
 開始11月については、了解を得られたパーソナリティに
 以降の継続は今後の検討による

●謝礼
(内緒だよ)

●利用権
保存した放送の利用権はポット出版に属し、有料での放送の販売、他社への転売や、単行本化などへの利用の決定はポット出版が決定できる。
ただし、転売や利用の事前連絡は電子メールでおこない、売上げが上がった場合は必ずパーソナリティとゲストに配分する。
配分はパーソナリティとポット出版で協議して決めるが、協議の出発点は50%ずつとする

●ポット出版の単行本化
ポット出版は、この放送を単行本化するなどの売上げ・収益化に努力する。
このためポット出版に単行本化(電子書籍を含む)するなどの第一優先権があるものとする
ただし、パーソナリティとゲスト自身が他社で単行本化するなどの計画にはポット出版は誠意をもって協議する。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -92[2010.09.27〜2010.10.17]

2010-10-17 沢辺 均

日記をためた最長かもしれない。

●2010.09.27月
昼前に北軽井沢に出発。
鉄とすずを思い切り走らせるためだ。
「ポットのお出迎え犬 鉄とすず」コーナーに写真掲載。
犬たちの夏休み
恒例
リードなし
生理現象
それぞれの災難
初日は軽井沢の平安堂で、DVDを借りて、本を少し補充。

●2010.09.28火
昼に奥様を軽井沢駅までお送りする。
奥様は沼田に住んでいる両親を軽井沢の星野やに2泊ご招待。
1泊一人2〜3万するらしい。それもメシなし。スゲー大盤振る舞いだ。
夕方電話が来て、車で星野やまで行く。部屋でルームサービスで一緒に夕飯
その後一人で北軽の小屋までもどり、鉄とすずと3人。

●2010.09.29水
雑協の実証実験の打ち合わせで、11時お茶の水/雑協着。
軽井沢駅まで車、新幹線(8時半頃の)で東京へ。
午前と午後の打ち合わせを終えて15時過ぎの新幹線で軽井沢へ。
う〜ん、こういうの一度やってみたかったのだ。
夜はまた3人。テレキャスで「LAYLA」の練習。iPadのTabToolkit。これいい。

●2010.09.30木
夕方、奥様を軽井沢のプリンスアウトレットモールまでお出迎え。
両親は車で、沼田へ帰っていったので。

●2010.10.01金
北軽井沢の小屋でのんびり。夕飯は万座鹿沢口の三原食堂で、ラーメンと半ソースカツ丼セット。
ここ、うまいのだ。

●2010.10.02土
小屋を片付けて東京へ。
5泊の北軽井沢で、本を読み、DVDで映画を見て、仕事の資料を読んで、鉄とすずと散歩して、
ギターの練習して、、、。

●2010.10.3日
日曜のうちにたまったメール(といっても北軽井沢でも結構チェックしていたんだけど)、
郵便物、などなどを。それなりに時間がかかってしまった。

●2010.10.04月
午前中はS社でデザインの打ち合わせ。
午後はJPO近刊情報の会議。
これ、なかなか面白いことになりそうだぞ。
それからカラーコピー/プリンタ/ファックスの買い替えの打ち合わせ。
4年前にリースしたものの買い替えで月額11万が、8万くらいになりそう。

●2010.10.05火
午後は雑協プロジェクトのことで深沢さんと打ち合わせ
夜は、新宿ジュンク堂で
『お前の1960年代を、死ぬ前にしゃべっとけ!』刊行記念イベント
「1981年生まれの批評家は、1968年をどう読んだか?」(加納明弘×荻上チキ)
レポートはコチラ

●2010.10.06水
午後は法政大学の学生さんのレポートのインタビュー。
おもわず3時間も話してしまう。
夜は植村八潮さんの出版記念パーティー。
電子出版の構図—実体のない書物の行方
戻って来て、ず・ぼん編集会議に滑り込み

●2010.10.07木
午前中は銀行と借金の相談。それから出版会議。
午後、郷良文さんのインタビュー
16:30にお茶の水の雑協に行ったら、会議は14:30からだった。
無駄足。と思ったら突然バームクーヘンが喰いたくなって、
千駄ヶ谷のユーハイムで3本かってポットのお土産にする。

●2010.10.08金
ポット会議。毎週木曜の整体がこの日に変更になった。
飯島会長からヌードカレンダーの相談を受ける。
夜は「リストラなう」のタヌキチさんと「談話室沢辺」のインタビュー。
Ustreamで中継。お客さんも6人くらいはいった。
終わって飲み屋へ行って(割勘ね)。

●2010.10.09土
新宿のロフトへ「キノコホテル」のライブを見に行く。

●2010.10.10日
事務所で雑用など。
夜ヨドバシカメラで、Lumixの20ミリF1.7のパンケーキレンズを買いにいく。
GF1とセットでなんと44,200円+10%ポイント付き。
レンズ単体だと37,300円だから、7,000で一眼レフのデジカメを買ったことになるな。

●2010.10.11月祝日
事務所で雑用など。

●2010.10.12火
中央公論新社の販売部のパンフレットのデザイン打ち合わせ。
夕方S社のIさんが、新しい編集+デザインの仕事で飛び込み打ち合わせ。

●2010.10.13水
飛び込んできたS社の仕事の打ち合わせやら段取りやら。
月に一度のSD会議に遅刻。夜はげんきな図書館の理事会。

●2010.10.14木
午前中出版会議。そのあと整体を受けてから、
10月生まれの誕生日会(!)。キルフェボンのホールケーキ二つ
夜は編集プロダクションチームのスタッフ採用面接。
青弓社でアルバイトのあとに採用×になったやつ。

●2010.10.15金
一年に一度のビラセレーナ祭
事務所のあるマンションの管理組合でやってる、昼はフリーマーケット/夜は持ち寄りの飲み会。
紫金飯店の出前の寺ちゃんが「フリーマーケット」というオリジナルを書いてきて、ギター引きながら歌う。
シンクビットの菊ちゃんと一緒にギターやったりうたったり。
さらにトナリのビラフレスカというマンションでも同じ企画が同日開催。
あっちの飲み会はろうそくはたってるし、白いテーブルクロスで、食べものも全部手作りの豪華版。
いや遊んでばかりいた訳じゃなくて、昼は雑協プロジェクトの打ち合わせ。
かなり有意義な内容に出来たと思う、ぞ。

●2010.10.16土
人間学アカデミーの二人目、竹内さんの第一回講義だったのだけど、
「お前の1960年代を、死ぬ前にしゃべっとけ!  肺がんで死にかけている団塊元東大全共闘頑固親父を団塊ジュニア・ハゲタカファンド勤務の息子がとことん聞き倒す! 」の出版記念パーティー。
全共闘と三派全学連関連とかの人々。
イチバンレアな話題は、反戦連合/埼玉大学滝沢氏死亡事件の当事者の事件そのものに対する発言。
30年ぶりにインターを歌った。
あれほど毛嫌いしてたんだけど、やっと歌ったってどうでもないよ、って気分になったからだな。
二次会で●出版社の社長に絡まれた。ダルイし偉そうなやつだ。WACだそうで、そうですか?!って感じ。

●2010.10.17日
事務所に。途中、鉄とすずをつれて長距離散歩。レンズを買えてもらうためにメガネヤに寄り、
ピーコックで総菜を買って日曜出勤のスタッフにふるまう。
なかなかいい買物ができた。
そして、この日誌をやっつけて、帰ろうと思っていたらN嬢まで登場。

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専門図書館に書いた●デジタルと出版

2010-10-11 沢辺 均

専門図書館協議会の機関誌(?)に原稿をかきました。
7月発行号なので、10月1日に公開します。
────────────────────
デジタルと出版
沢 辺 均(ポット出版社長)

1.はじめに
 国民読書年を機に本のこれからを考えてみる。
 その国民読書年だけど、ウエブをみたら、テレビ番組なども作ってるみたい。「コトバダイブしよう。」ってコピーで広告、テレビCMとかもやってる。金かかりそー、だ。啓蒙の匂いがするなー。というワケで、国民読書年はどうも好きになれない。
 啓蒙なんかに金使わないで、国立国会図書館のジャパンマークを本の発行日に間に合わせるとか、日本語の書籍の全文検索とその結果の一部表示を実現させるとか、基盤の整備こそやってもらいたいもんだ。というのは前フリ。「デジタル出版について」というのを書くことになったので、そっちにいこう。

2.出版とは何なのか?
 まず、出版とは、いったい何なのだろうか?
 僕の中では、(1)文字や絵・図表などを使って/(2)選別して/(3)知識や情報を/(4)複数の人に発信していく、というふうに整理している(まあ、正直、この原稿を書くために整理したんで、いつもいつも頭の中にあったのではないけど)。

(1)文字や絵・図表などを使う
 文字情報(書記言語といってもいいかな)が伝える力は、ほとんど最高のものを持っていると思う。「○月○日に飲み会をやりましょう」ってことを、絵や動画で伝えるのはとってもむずかしい。もちろん音声言語を使えば文字情報と同じくらい正確に伝えることができる。それでも、文字情報を読む時間に比べればちょっと長くかかるし、正確さ、あとでもう一度確認できること、記録しておくという点で、音にも勝る。
 音楽はメロディーを通して「情感」を伝えることに優れているのだけれど、知識や情報を正確に伝えるという点では、文字情報にかなわない。
 もちろん、文字情報を使う場合も補助的に絵や写真、図表などを使うことも多い。例えば、戦争の写真。実際の現場をイメージさせる点では、写真のほうが文字情報より優れているけど、それがいつどこの戦争なのかといった知識や情報はキャプション=写真説明という文字情報に頼らなければならない。

(2)選別する
 出版は、知識や情報を発信していくおこないだが、どれもこれも片っ端から発信する訳じゃない。そんなことをしたら、意味の薄いものがどんどん混じるので、読む方もメンドウだ。伝える意味のあるものを選別して発信するのだ。

(3)知識や情報
 たぶんこのあたりがイチバン出版らしいイメージだ。知識や情報を、主に文字情報を使って伝えるのが出版。
 ただし、この知識・情報というのは、とりあえずあらゆる知識・情報をさしているのであって、マンガだろうがエロ本であろうが知識・情報だ。

(4)複数の人に発信する
 複数の人に、というのが結構大切なポイントだと思う。人はだれもがさまざまな知識や情報を他の人に伝えている。だけど、出版がそれらの一対一のやり取りと違うのは、複数の人を対象にしたものだということ。だから、暑中見舞いのハガキなどは、出版とは別なものだ。
 逆に、学校の先生が配る「学級通信」のようなものは、複数の人に発信するのだから、広義の出版の範疇になると思う。

 この四つのポイントが満たされているのが出版だと思う。逆に言えば、有料なのか無料なのか、職業なのか職業ではないのか(有償でない)というのは出版を定義する場合に関係ないと、僕は思っている。
 だから、ブログはもちろん、友人知人をBccにいれて複数発信するメールも出版という行為としておきたい。「R25」のようなフリーペーパーも出版だし、企業の社内報も出版。出版社の社員などのように給料を受け取って知識や情報を発信しているのも出版だし、アフターファイブで無償のブログ書きも出版だと思う。

3.出版の現状をめぐってよく言われていることを考える
 最近、出版をめぐる話題がメディアをよく賑わせている。
 たとえばこんなことだ。(1)本が読まれない(2)本が売れない=出版(社)の危機(3)ネットワークに出版社がやられている。

(1)本が読まれない
 毎日新聞が毎年「読書世論調査」というのをやっている。
ライターの永江朗さんによれば、ほぼ唯一の日本全国を対象にした継続的な調査だということだ。その「2009年版読書世論調査」(毎日新聞社)によれば、
 88年=73% 95年=70% 00年=84% 05年=71% 08年=79%
というように、70年代〜90年代にかけてほぼ70%前後。2008年調査では79%と、ほぼ8割の人が読書をしている。これは総合読書率という数字で、書籍・週刊誌・月刊誌のいずれかを読んでいる人の率、である。
 この場合の対象となるのは、「紙の本」である。総合読書率だけをみれば、決して「本」を読む人の率は減っていない。しかし、出版業界の売上げは近年減り続けていることを考えれば、「紙の本」を読む人の「率」は変わらなくても、読む「量」は減っているのかもしれない。
 では、僕自身はどうだろうか? 文字はあいかわらず読んでいる。でも、その媒体はだんだんとパソコンの画面やiPhone(iPadはまだそれほど文字を読むことに使ってないけど)といったデジタルの媒体で文字を読む割合が増えていると思う。若い人たちに聞いたり、見たりしても、やはりその傾向は変わらないように思う。携帯電話を中心にしたメールや、携帯サイトといったデジタル媒体を読む頻度が高いようだ。
 さらに、若い人たちを中心に、読むだけでなく文字を書く頻度も増えているのではないか。それは主にメールだけど、一昔前はハガキや手紙を書くことなんてほとんどなかったのに比べれば、書くという頻度、その文字量は増えているように思える。
 僕は「本を読む」という行為を、ウエブサイトやメールの文字を含んだあらゆる文字情報を読む、というように読み替えるべきだと考えている。
 「紙」の文字を読む量は減ってきたかもしれないが、いっぽうで、デジタルな文字を読む量は確実に増えている。つまり、僕らが「文字を読む」量は、ますます増えている、と考えるのが妥当ではないだろうか。

(2)本が売れない=出版(社)の危機
 「本が売れない=出版(社)の危機」という言われ方にはいくつもの要素が混じっていると思う。たとえば、本の発行点数は1970年に比べて近年は4倍になっているが、販売冊数は2倍に満たない。一タイトルあたりの販売冊数が半減している。また、雑誌が特に売れないし、広告が入らなくなっている。出版社の決算が悪くなっている。たとえば講談社、小学館のような業界1位2位は、ココ数年赤字決算だ。
 これらの物言いには、基本的には同意である。そしてその原因はネットワークだ。
 読むものが、「紙」のものからデジタルとネットワークの文字へとシフトし、紙の本や雑誌は読まれる頻度が減っている。つまり売れなくなってきているのだ。ネットワーク上での広告が増えているが「紙」の広告は減っている。紙が主体の出版社は、ネットワークに読む人をとられ、広告をとられているので、決算が悪く、赤字も目立つようになってきたのだ。
 現にこの僕も、これまで寝るときは本を読みながら眠りについていた。今は、本を読む前にiPhoneでこれまで読まずにすませていたメールマガジンや、ちょっと長文のウエブサイトの文章、ツイッターなどを読む。それらを読み終えてから本に向かうのだけど、ほとんど読み進められないまま眠ってしまう。

(3)ネットワークに出版社がやられている
 こうした状況は、これまでの出版が、ネットワークでの「出版」に取って代わられているということだ。
 さて、この状況は、良くないことなのか・良いことなのか、止めるべきか・止められるのか? 僕は良いことなのだと思うし、たとえ止めようとしても止められないことなのだと思う。
 売れっ子の勝間和代さんの本のタイトル「起きていることはすべて正しい」を新聞広告で目にして、すげー、うまいタイトルだと感心した。僕は「起きていることはすべて正しい」と思う。正確にいえば起きていることは僕らがみんなで受け入れているということ、だから正しいと考える以外にどういう対処も成り立たない、ということだ。
 自動車。公害はまき散らして来たし、交通事故で毎年何万人も「殺し」てしまった。だけど、僕らはひとたび知ってしまった自動車の便利さ、自動車を利用することで社会全体が豊かになったことを手放すことができなかった。だから、少しでも自動車のマイナス点である公害や事故を減らすということに社会全体として取組んできたのだ。そして、こうしたマイナスを減らしてプラスを生かすという行動以外、とる道を見つけることができなかったし、今も見つけられていない。
 こう考えると、今ネットワークが広がっていること、僕らがネットワークを受け入れていることを、良いことか悪いことかを問うても意味がなく、その弱点を減らして、強みを増やすというように考える以外にないのだと思う。
 では、出版が、ネットワークでの「出版」に取って代わられているというのは、どういうことなのだろうか?
 第一に、だれもが「出版」できる状況を生み出したのだ。これまでの出版は少額といえ資本金を必要とした。取次との取引契約という条件を必要とした。放送が放送免許という条件を必要としたようにだ。
 たとえば印刷の費用の特性を考えればわかりやすいと思う。10万字程度の文字情報を詰め込んだ本の印刷費用は、千部で50万円(単価500円)程度だ。二千部でも60万円(単価300円)、五千部では80万円(単価160円)。逆に少部数の場合、五百部で40万円(単価800円)、百部でも30万円(単価3,000円)。これがデジタル情報なら、印刷費用に該当するものはほとんどゼロだ。さらに、紙という物理物を全国の書店を通して販売するには必要な輸送、店舗費などなど多くの流通費用も不要。
 第二に、こうしたことを背景にして、無料で文字情報を提供する人、したい人が膨大に生まれた。これに対して、出版社は「質」の高さを有料の根拠にして商売を継続したのだけれど、すでに個別の場面では敗退したり、陣地が少しずつ浸食されている。
 小説はまだまだ生き延びているとはいえ、携帯小説の登場で、やや侵食された。辞書・辞典類にいたっては、Wikipediaはもちろん、ネットワーク検索というあらたな調べものツールにすでに浸食されている。もちろん、紙の辞書がネットワークにすべて取って代わられている訳ではなく、専門家の説明や、編集という力、それらに対する信頼にもとづいて一定の陣地をまだ確保し続けているが。
 雑誌などに掲載されていた広告については、すでに売上げそのものが半分程度までネットワークに浸食されている。ネットワークでは、個人のブログ(マスではない!)でさえも広告の掲載媒体の対象であり、その範囲は広がっている。
 既存の出版社にとっては、まずい状況かもしれない。
 しかしこれは、まずい・まずくない、ということではない。出版の場が、たんに紙からネットワークに移動したにすぎない、ということなのだ。

4.今おこっている出版(メディア)の変容
 今、出版や、出版社をめぐって起きていることは、基本的に出版が紙媒体からデジタルとネットワークに移行しているってこと。それがどのような経過をへて移行しているのかをもう一度整理しておこう。

 ・コンピュータのパーソナル化と、アーパネットにはじまるTCP/IPの通信プロトコルによるネットワークの広がりがあり
 ・さらにその費用が劇的に低下して
 ・出版を生み出したり、流通させる道具として実に使い勝手の良いものになり
 ・知識や情報の発信を、だれもが自由にできる状況を生み出し
 ・これまで生産費用や流通コストを負担できる組織の出版社がほぼ独占して来た発信者の位置を、すべてに人に明け渡さざるを得なくなった
 というように整理できると思う。

 ところが、まだ、何点かの結論の出ていない問題がある。
 一つは、選別をどうするかということだ。はじめに「出版とは何なのだろう」で、(1)文字や絵・図表などを使って/(2)選別して/(3)知識や情報を/(4)複数の人に発信していく、を出版の定義とした。
 出版の制作と流通がパソコンとネットワークによってまかなわれる度合いが大きくなっている中で、(1)文字や絵・図表などを使う、というのは、質を別にすればだれでもできることになった。だが(2)選別する、ということは、質そのものを判断することだ。
 これまでは出版社がその選別を担ってきた。出版社はひとまず「そこそこ」にその役割を果たしてきたと思う。出版社が発行した本の多くのものは、一定の質を持っているものが、それなりに多くあったと思う。もちろん評価は別である。「バカの壁」を評価する人も、評価しない人もいるだろうが、そういう両方の評価を得るということ自体が、一定の質を持っていたということだとも思う。2チャンネルから生まれた「電車男」も、こうした出版社の選別をへているのだ。
 ところが、ネットワークを通じて、誰もが自由に発信することができる現在、あまたあるウエブサイト・ブログなどを、だれもがすべてチェックして、直接選別することができるだろうか? 普通の人に評価する能力がない、と言いたいのではない。普通の人に、そんな時間はない、と言いたいのだ。そんな必要もない。出版社は、そういった普通の人のかわりに、時間を節約するために選別を行ってきた。
 出版がだれもができるものになった時に、誰がこうした選別を引き受けるのか?    出版が一人一人の自分の発信したい知識と情報を自ら発信していくときには、一人で知識と情報を文字にして、他者の選別をへずに行われることになるからだ。
 では、ネットワーク上では誰が選別を担っていくのか。候補はいくつかあると思う。人であり、検索ロジックなどを始めとしたシステムである。
 人という場合、専門的な人が選別する場合と、無報酬で日々ネットを見て回っている膨大な人によって選別が行われる場合である。専門的な人の場合は、これまでの出版社社員のような人であったり、ブロガーと言われる人なども候補になるかもしれない。あるいは図書館員も候補者のひとつである。
 いっぽう膨大な人々によって選別がなされるというのは、たとえば多くの人がアクセスしている、などというロジックから選別が行われるといった可能性である。あるいはいくつかの候補者が併存するという可能性もある。
 今後どのように選別が行われるようになるのか、僕にはわからない。いずれにしても、僕らは、だれかの選別を抜きにして、もともと膨大な知識や情報、ましてやネットワークによってそれがさらに膨大にふくれあがる社会のなかで、一定の有効性を持った知識や情報にアクセスすることはできないと思うのだ。

 二つ目の課題は、知識や情報の事実確認をだれがどうするのかということである。これも基本的な論理は「選別」と同じだ。これまでは職業として担う人によって主に行われていた。
 そして、課題の三つ目は、費用をだれがどのようにして負担するのか、確保するのか、ということである。決して出版社が引き続きその費用を徴収すべきだと思うのではない。しかし、なんらかのコストが必要なのだ、ということは間違いない。
 例えばさんざん話題になった、各大臣の記者会見取材のオープン化。現時点のオープン化の評価はともかくとして、今後は、一定の手続きさえ踏めばどのようなメディアも会見に参加できるという方向に進んでいくはずだ。後戻りするのはとても難しいだろう。さて、その記者会見だが、オープン直後の記者会見の質問を見て僕が感じてしまったのは、継続的にその分野の知識と情報を自分の頭の中に蓄積していない人の質問は、やはり単純なものだなー、ということだ。
 また、時間的にも、真っ昼間、定期的に(あるいは突発的に)その記者会見を無償でフォローできる人がいるだろうか? それも継続的な知識と情報を蓄積させながら。
 もちろん将来、衣食住に関わる労働をロボットなどが人間に替わって行うような社会にまでなれば、不可能ではないかもしれない。ギリシャ市民が、奴隷に支えられ、もっぱら衣食住を支える労働をしないで、政治議論ばかりしていたように。しかし、そうした社会は、実現する可能性はここ数十年のスパンではないと思う(あくまで予想でしかないけれど)。
 なので、例えば、僕たちの日本の進み方を決める政治の有様を、継続的に、質の高い、知識と情報を提供することに、職業的(それによって衣食住といった生存のための費用が提供される人という意味で)な担当者を置く以外に、僕には現実的な可能性を見ることができない。
 しかし、現状インターネット上の多くのメディアは、無料の情報公開にとどまっている。そこでは売上げが見込めていない。「売る」ということで、そういう専門性をもった担当者を確保して主に行われてきた従来の出版のモデルは成り立っていないのが現状だ。もちろんそれ以外にも、方法があるかもしれない。例えば、テレビとラジオは、ほぼ一貫して広告費モデルという、インターネット上の商売と同じ方法で、職業的な担当者をまかなってきた。学術出版の一定数は、研究者自身の資金によって成立してもきた。
 ネットワーク上における「選別」の費用は、有料で販売する、広告費というスポンサーからの収入を当てにする、メディア発信者自身の拠出、あるいは図書館が典型のように税金でそれらをまかなう(科研費による出版補助だってあるし)などのどれかかもしれないし、複数の方法が混ざりあっていくのかもしれない。しかし、いずれにしても、当面そうした職業的な担当者を、どこかに置かなければ、選別や事実確認などを行う費用をまかなうことができないと思うのだ。

5.出版社の現状
 出版社のこうしたネットワーク状況に対する対応はさまざまであり、出版社をひとくくりにしてその現状を述べることは適切ではない。このことをふまえた上で、しかし、それでも、多くの人は、出版社はデジタルに対して後ろ向きだと見ているのではないか?
 それは、出版(メディア)の変容を前にして、どのような方向で望むのかといった方向性、方針の不明瞭さである。そこから派生して、方向・方針をたてることへの恐れ。例えば、長尾真国立国会図書館長の電子図書館構想への、なんとなく後ろ向きな反応。あるいは、Googleブックサーチに対する出版界の反発、などのようなものだ。
 しかし、出版社の多くがただ単に後ろ向きな姿勢だと断じるのは少し不正確だと思う。
 第一に2000年の電子書籍コンソーシアムに始まった、数々の電子書籍の取組みだ。これは、利用者の要望を、むしろ先取りして取組まれたと思う。しかし、いずれもほぼ「失敗」。もちろん今も継続しているデジタルとネットワーク活用の取組みもある。
 第二に、長尾電子図書館構想への反発の中心にあるのは、電子書籍の取組みが失敗したことをふまえて、投資に見合う売上げ見込みがたたない、ということへの違和感であり、デジタル利用=電子図書館構想のすべてに対する反発ではないと思う。

 だが一方、デジタルとネットワークの広がりの中で、その状況を大胆に活用・利用して、あらたな出版の可能性を切り開こうとしているわけでもない、というのが出版社の現状だろう。経済合理性、出版としての質の確保(選別と事実確認)、著作者の権利保持、そしてデジタルとネットワークの技術そのものの発展への対応、といった要素の絡み合う複雑な状況のなかから、出版社はまだ解答を生み出せていない。
 そして、その解答は、同じ時代を生きている人々のだれもが生み出せていないと思う。

6.デジタルとネットワーク時代の出版
 出版はなくなるどころか、ますます多くの担い手を得て発展していくと思う。
 そして、デジタルとネットワークをうまく使いこなすことは、今後の出版にとって必要不可欠なことだと思う。また、極めて複雑になった現代社会では、複数の人によるチームでなければそれは生み出せないように思う。
 デジタル・ネットワークの技術をもち、出版に対する深い思想をもち、経済性を担保し、チームのより良いあらたなルールを生み出し、複数の意思を担保しつつ、一つの意思としてチームの方向を生み出す方法をつくりだす、といった広い範囲の対応が必要で、それはとても一人でカバーできるようなものではないからだ。
 これまで出版を担ってきた出版社がこのままの状態で、それを引き続き主要に担うポジショにはなりえないと思う。今後も出版社が担うには、自らのあり方を大きく変えなければならない。
 アイディア次第で、出版というおこないは大きく状況を変え得るときだと思う。
 今後、だれが、どう担うかはわからないけれども、出版はますます発展することは間違いないと思うのである。
(さわべ きん)

デジタルと出版
沢辺 均(ポット出版社長)

 キンドルやiPadといった端末の日本での発売でますます出版界の大きな課題としてたち現れた電子書籍。この電子書籍状況から今後の出版を考えるために、まず出版とは何なのか?という確認から出発。そこから、今おこっている出版(メディア)の変容をデジタルとネットワークによる出版の大衆化として、それが出版のありようをどのようにしていくのかという視点を提示する。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -91[2010.09.22〜2010.09.26]

2010-09-27 沢辺 均

●2010.09.22水
昼前から出版会議。そのあと「文化通信」の座談会に行く。
新潮社の村瀬さんと、国会図書館のデジタル化などなどをテーマに。
だけど大失敗。話は面白かったんだけど、記事にするのは難しそうで、、、、。
帰って来て、版元ドットコムの組合員会議。終わって「ひょうたん」で飲み会。
ちょっとたまっていた「陰口」こいたりしちゃった、。

●2010.09.23木祝
午後に、整体(均整)を受けて、夕方から映画「ミレニアム」2と3を連続で見に行く。

●2010.09.24金
今週は祝日2日もあった。そのうえ、おいらは27月から10/02土まで北軽井沢へ遊びにいく。
おそーい夏休み。鉄とすずをイッパイ走らせてやろうってことで。
午後は雑協のデジタルコンテンツ配信の実証実験のサポートチームの打ち合わせ。
帰って来てから、高橋との面接。年に一度面接して、話したり給料を決めたりする。

●2010.09.25土
午後は人間学アカデミー9期東谷暁さんの講義の2回目。
経済学者や、経済政策の批判はあるんだけど、聞いてると、
何にも出来ることないって話に聞こえるのは、オレのせいかな?
夜は、ベラミナイト=ゆるーいセッション。

●2010.09.26日
27月からの遅ーい夏休みにそなえて、雑用やら何やらしてたら、朝の4時になってしまった。
夕方、げんきな図書館の大和田図書館スタッフとの顔合わせ。
その後庄屋で飲み会。自転車で行ったので、雨にやられた。
大和田図書館のスタッフ、引き続き募集中です。
帰ってから二子玉川の飯島会長宅に、車を借りに行く。
もどってまた、雑用いろいろ。でもかなり片付きました。

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2010.10.29金●公開講座 電子書籍と自費出版の未来で講師します

2010-09-21 沢辺 均

公開講座 電子書籍と自費出版の未来で講師します。
内容は以下。よろしければご参加を。

公開講座
 自費出版アドバイザー認定試験 受験資格該当研修会
 第15回 自費出版アドバイザー養成講座

電子書籍と自費出版の未来

私たちはいま、出版文化の一大変革期のただなかにいます。
もちろん、自費出版とて例外ではありません。
「電子書籍」の到来は、私たちが日々たずさわっている自費出の世界をどのように変えていくのでしょう。著者の希望は高まれど、なかなか販路を見出せなかった自費出版物にとって救世主となるのか、
はたまた違法コピーを蔓延させて出版文化を疲弊させる悪魔の手先なのか。
紙の書籍と電子書籍での同時販売にいち早く着手したポット出版代表の沢辺均さんを講師に迎え、
電子書籍のイロハから、その利点と問題点、流通や著作権、
電子書籍によって切り拓かれる自費出版の可能性まで、幅広く語っていただきます。
自費出版に明日はあるのか、この講座でぜひご確認ください。

■ 日 時 2010年10月29日(金)15時30分~17時30分(受付15時から)
■ 場 所 協働ステーション中央
■ 講 師 沢辺 均氏
 1956年生まれ。ポット出版代表取締役、版元ドットコム有限責任事業組合組合員。
 近著「電子書籍と出版」(共著)(ポット出版)。ポット出版HP http://www.pot.co.jp/
■ 研修費 日本自費出版ネットワーク会員 3,000円
     ジャグラ会員・JEF会員は 3,500円 その他一般の方は 5,000円
■ 申込先 NPO法人 日本自費出版ネットワーク事務局 電話 03-5623-5411 
 〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町7-16 ニッケイビル7F

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -90[2010.09.15〜2010.09.21]

2010-09-21 沢辺 均

●2010.09.15水
午後に、鈴木一誌さんのページネーションマニュアルの.bookと、PDFを作るための打ち合わせ。
PDFは深沢英次さんがやるのだ。打ち合わせだけでも楽しみだ〜。
SD会議。
夜は、久々の出版コンテンツ研究会。
電子書籍をめぐるさまざまなこと、広範囲に情報交換と現状認識。
2年前の研究会を月例でやっていたときに比べると、とんでもなく状況が変わっている。
恒例のカレー屋での飲み会にも参加。

●2010.09.16木
出版会議。終わってから整体(均整というんだけど)を受ける。

●2010.09.17金
午前中は週一のポット会議。その後の掃除大会はサボって、講談社で開かれるJPO近刊情報の打ち合わせ。
夕方戻って、夜はサミー前田さんを招いて「談話室沢辺」のインタビュー
USTREAMでの中継(アーカイブしてあるよ)してみる。
サミーさんの「音楽人生」がおもしろい。じゃらたらとか、いろいろへんなところを歩いてて、
面白い。中継してないところのおしゃべりで、内田裕也インタビューの話なんてサイコー。
終わって、近所でメシ+ビールなど。オレはウーロン茶だけどね。

●2010.09.18土
11月21日にオープンする渋谷区立大和田図書館の下見。
NPOげんきな図書館で受託したもんで、その準備。
11月21日オープンに向けて、図書館で働くスタッフ/アルバイトを急募。
げんきな図書館のサイトや、オイラのツイッターでも告知するんで、ぜひ応募を。
とくに、twitterとか、わかる人。
帰って来てから、オレんちの「ボイラー室」のようなスペースを、
一人スタジオ化。防音しなけりゃ、アンプでガンガン音出す訳にはいかんのだけど、
さあどうするかな? 防音、やるか?

●2010.09.19日
午後から市ヶ谷で、竹田青嗣さん参加のシンポに行って来る。
竹田青嗣と朴元淳が語る人間の未来と希望ー東アジアにおける市民社会の条件と可能性ー」 
終わってから、打ち上げに参加。
新幹社の高さんに久しぶりに会ったのでご挨拶。
在日「運動」(?)人脈、40人弱の飲み会で、竹田さんもちょっと場違いなかんじかな(笑)。
もちろん、オイラの方がもっと場違いだけど。かといって、いづらい訳じゃなく、それなりにとけ込めたと
思う(笑)。
トナリには梁石日さん。本の売れ行きとかを話したり。

●2010.09.20月祝日
12時国分寺出発で、北尾トロさんなんかがやってる
高遠ブックフェスティバルに日帰りで行く。佐藤、那須と三人で。
トロさんには会えたけど、マグロさんには行き会えず。残念。
写真をとって来たので、よろしければご覧ください。
第2回高遠ブックフェスティバルの写真
帰りは中央高速小仏トンネルの渋滞にはまる。
あのあたりから2車線に減るんだって初めて知った。
地形をながめて、3車線に拡張するのは大変そうだけど、でもあれじゃ毎回渋滞でしょうね。
国分寺最終の東京行きにやっと間に合う。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -89[2010.09.06〜2010.09.14]

2010-09-14 沢辺 均

●2010.09.06月
朝イチバンの打ち合わせキャンセルになって、ちょっとノンビリ。
午後、田亀源五郎さんと、ジョナサンさんと打ち合わせ。
田亀さんのマンガの単行本。ジョナサンさんに「日本のゲイエロティックアート」VOL.3の翻訳を頼むことになった。よかったよかった。
Sというフリー編集者が駆け込んで来た。
あるデザイナーにつくってもらった写真中心の単行本の直しをやってくれって。
急な直しでデザイナーは時間がなくて出来ないっていわれたって。
オレにも時間はないわ。
ちょっとだけ詳しいことを別に書こうと思う。
夜は岩松了さんの芝居「シダの群れ」を見にシアターコクーン。
楽屋で、阿部サダヲ、江口洋介などを見たり(はー、ミーナーなオレ)、
風間杜夫の印刷せんべいを記念にもらったり。

●2010.09.07火
午後、小学館でJPO(日本出版インフラセンター)の近刊情報チームの会議。
その後、神楽坂の出版会館で開く版元ドットコムの勉強会。
版元ドットコム入門
アメリカ大学図書館の和書収集と電子化の歴史と未来
~ミシガン大学アジア図書館日本キュレーター・仁木賢司氏に訊く~
懇親会で、呑海沙織さん(筑波大学図書館情報メディア研究科の助教、昔は京大図書館)と初めて会う。
名前は湯浅俊彦さんから良く聞いていたので、初めてって不思議な気持ちだ。

●2010.09.08水
夜、伏見憲明さん「エフメゾ」に行く。新宿二丁目のゲイバーだ。
中村うさぎさん、枡野浩一さん、と電子書籍の話。
深夜まで。

●2010.09.09木
出版会議をやって、整体(均整というんだけど)うけて、
北尾トロさん下関マグロさんと、「マガジンポット」連載の
北尾トロ×下関マグロのライターほど気楽な稼業はない」の単行本化の話など。
でもおしゃべりがほとんど。
夜は、庄野真代さんの選挙運動ご苦労さん会。
庄野さんのギターを初めて聞いた。
その後zajiで前田さんと「民主党政権への伏流」の宣伝などを相談。
オレが20代から知っている知り合いの女性の娘が、なんとそこにいるではないか。ビックリだ。

●2010.09.10金
ポット会議と、掃除大会。
ポットの会議室と、シェアオフィスにして貸し出してる隣室のカタヅケなどなど。

●2010.09.11土
11時半から、日比谷の東京会館で、
鈴々舎わか馬改め 柳家小せん真打ち昇進襲名披露。
落語好きの尹も連れて行ったので、2人分のご祝儀で5万円使う。。
ポットの財政危機の引き金にならなければいいんだけど。
その後、Next-L(オープンな図書館システムを作るプロジェクト)の会議に。
夜は、バンド仲間の青ちゃんのライブを見に行く。
ご近所のベラミ。初めてiPhoneからUstreamの中継をやってみた。
前座のテラちゃんバンド青ちゃんのバンド=kpakpadu(パパデゥ)
画面、動かし過ぎ、ダメだオレ。

●2010.09.12日
久々のバンド練習日。
帰りの飲み会で、fender Blues Junior(アンプです)をそそのかされた。

●2010.09.13月
昼にポット不動産倶楽部の昼食会。
顧問の不動産屋さんと一緒に、スタッフのひとりが狙ってる小さなマンション購入計画を議論。
午後から中公新書の二人がやって来て、打ち合わせ。

●2010.09.14火
マンションの管理組合の総会。
午後にはコピー+プリンタ+ファックス+スキャナ機の営業。
今、カラープリントのメンテナンス+トナーのコストが1枚につき25円、モノクロが5円。
これが劇的に安くなりそう。
夜ははりゅうウッドスタジオ芳賀沼製作のスタッフが2名やって来てウエブサイトの打ち合わせ。
このふたり社内結婚してやんの、、、。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -88[2010.08.28〜2010.09.05]

2010-09-05 沢辺 均

●2010.08.28土
「ライブラリー×ウェブの力を飛躍させるCode4Lib JAPAN Lift Off」に出席。
げんきな図書館・代々木の松井さんと。
懇親会には一人で出席。うん、若い図書館員たちのたのもしさともどかしさが、、、、。

●2010.08.29日
午後、小浜逸夫さんが主宰してる「シネクラブ黄昏」(笑)の映画鑑賞会。
「拝啓、天皇陛下さま」。飲み会は失礼して雑用。

●2010.08.30月
夕方、版元ドットコム入門「国立国会図書館における全文テキスト化実証実験
ジャパニーズ・ブックダムがいよいよ始動なのだ。

●2010.08.31火
昼すぎ、NHKクローズアップ現代の取材。企画むけの下調べってところ。
デザイナー社員への応募、大原の面接を山田・和田・小久保がやっていたんで、ちょいと乱入。
その場で採用決めて、出社は一日置いた09/02木からと決める。
うん、面接で「ダメだな」と思ったのならともかく、
そうでなきゃ、結局一緒に働いてみなきゃわからん。
ダメなヤツは自分から辞めてくしね。
ポットみたいなアマアマなところで、ポットを利用できなきゃだめでしょ、
と最近は傲慢に開き直るようになったな、自分の見る目のなさを。
夜は人間学アカデミーの事務局会議でPHPへ。
ポット出版とPHPの組み合わせもへんなもんだけど。
飲み屋まで行って、おしゃべりも。

●2010.09.01水
d/sign」(太田出版)の電子書籍特集で、
鈴木一誌さんのページネーションマニュアルの.book化とその記事の打ち合わせ。
山田が.bookにして、その作り方を大田が取材して原稿にするんだ。
夜の「ず・ぼん」会議は流会。

●2010.09.02木
新スタッフ・大原真理子の初出社。
小たぬき/たぬきちなどと命名。緊張してるみたいなんでおちょくった。
前夜、なんでだかわからないんだけど寝てないそうだ。不良め!
だもんで、緊急座席移動(3人分)や、出版チームがなんだかカタヅケを始める。
それで又、ついつい説教。あらたな埋蔵ゴミをつくるために手間と、デカ封筒つかうことないだろ。
夜、電子書籍がらみの陰謀(笑)。情報交換ですけどね。
神保町の新世界菜館で6人で会食。7千円オール(小遣いで、ね)。

●2010.09.03金
ポット会議・掃除大会。
ついに社内分煙が決議されてしまう。11時〜22時まで。
喫煙はベランダと台所の換気扇のところのみ。
民主党政権への伏流」で書店キャンペーンをやろうと急に動き出した。ファックス準備とか、いろいろ。
菅直人+小沢一郎の代表選挙の騒ぎに乗れないかってことでね。
よるは上農正剛さん上京で、またまた飲み屋へ。
佐藤・那須と4人。う〜ん、上農さんの次の本はできるのだろうか?というくらい、
ただのおしゃべり、だ(笑)。

●2010.09.04土
午後事務所にでてみたら小だぬきがつくえにウップして寝てた。
「上司」の和田の出社を待ってたらしい。
二人とも、夕方前後には帰れたみたい。よかった。
新宿の楽器屋で、ワイヤレスマイクの情報収集へ。
帰って来てサウンハウスで通販購入。
楽器屋の店員はダメダメだったので、買う気が失せた。

●2010.09.05日
午後、事務所にでて日記書いたり、メール処理したり、雑用したり。
これから鉄とすずと一緒に代々木公園のドックラン、それから楽器屋へ
マルチエフェクターME-25を買いにいこうかと計画。
16時10分、と考えていたら、山田が出社して来た。
ご苦労さま、ありがとう。

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レジュメ(沢辺分)版元ドットコム入門●国立国会図書館における全文テキスト化実証実験

2010-08-30 沢辺 均

▼レジュメ──────────
版元ドットコム入門●国立国会図書館における全文テキスト化実証実験
2010.08.03月 国立国会図書館新館3階研修室

[国立国会図書館のとりくみの出版社にとっても意味]

●版元ドットコムの目的
「大きな目的は、もちろんそれぞれの版元がつくった本を、より多くの人に買ってもらおう、というものです。具体的には、それぞれのつくった本の情報をインターネット上で公開・提供することです。 」

「インターネットが普及した現在、インターネット上の検索で表示されないと、存在そのものが不確かなものになってしまうと思ったからです。」

「さらにその書誌情報を、書店・取次(販売会社=問屋)など、出版業界にひろくメールなどで配信する仕組みをつくり、また、購入を希望される方に、直接版元から送料無料で販売(代金後払いの郵便振替か、クレジットカード決済)をすることにしました。」

「版元ドットコムでは、目次や著者プロフィールなどといった「中身」の情報もデータベースに入れることにしました。
インターネット上で本を探している人、偶然に本に出会った人に、より豊かな情報を提供したいからです。 」

●「国立国会図書館における全文テキスト化」 出版社の意味
・全文検索・一部表示の実験、年度内は国立国会図書館内での検索と表示
 来年度以降はインターネット上での検索が良いと思うが、現状では継続も含めて未定
・全文検索・一部表示は、本のインフラ
 一般の人が検索して本にたどり着く/出版社サイトで立ち読みとしての利用も可能
・国立国会図書館の制作したデータは出版社も所有・利用できる(Googleはできない)
・電子書籍状況への準備

●JPO近刊情報集配信センターの構想
・参加意思のあるすべての出版社から近刊予定情報の提供を受けて(最長60日前)
 希望するすべての書店・取次に、近刊情報を公開
・現状は、講談社/小学館/集英社/版元ドットコム(実験中で約10社ほど)→アマゾン
・当面はネット書店の予約への利用が中心とおもわれるが、仕入れへの活用の引き金として返品率抑制のインフラの可能性

 資料はJPO(日本出版インフラセンター)のサイトにあります。
 http://www.jpo.or.jp/  
 2010-07-02 近刊情報集配信センター(仮称)公聴会(7/2)補足資料を掲載

全文検索・一部表示や、近刊情報センター構想などのインフラを整備することで、
本への接触拡大の環境をつくれる。

●版元ドットコムの具体的な対応
・会員社(166社)へ、国立国会図書館の実験参加を呼びかける
・国立国会図書館の実験の運営に、版元ドットコムからの意見反映をするように取組みます
・参加意思のある会員社は、ぜひ申込を(もちろん会員社でなくとも)

沢辺 均(ポット出版)    twitter=sawabekin

▼式次第──────────

版元ドットコム入門●国立国会図書館における全文テキスト化実証実験
2010.08.03月 国立国会図書館新館3階研修室

■進行

開会の挨拶 司会 高島利行(語研)

挨拶 長尾真 国立国会図書館館長

国立国会図書館における全文テキスト化実証実験
田中久徳 国立国会図書館総務部企画課長

国立国会図書館のとりくみの出版社にとっての意味
沢辺均 ポット出版

質問・意見

(18時終了を予定しています)

終了後、懇親会を予定。時間のあるかたはどなたでもご参加ください。
参加されるかたは、そのまま会場でお待ちください。案内します。

■本日の案内文────────────────────

私たちは出版活動をしている訳ですが、私たちのつくった本をより多くの人に届ける=売るためには、
・本を読む人を一人でも多くすることと、
・私たちがつくった本の存在をその本に関心を持つであろう人に知ってもらうこと
の二つが基本的な基盤になると思います。

今回の国立国会図書館の本の全文検索と一部表示のための実証実験は、こうした二つの「本の市場」という基盤を耕すものだと思います。
版元ドットコム組合員会議も、全文検索によって本の存在にたどり着く機会を増やすことに繫げたいと考えて、当初から積極的に取組んできました。

国立国会図書館が、実証実験への参加出版社を公募することになったので、説明会をかねて、内容、方法、背景の理解をふかめる会を開催することにしました。

1 件のコメント »

ポット出版社長・沢辺均の日記 -87[2010.08.16〜2010.08.27]

2010-08-27 沢辺 均

●2010.08.16月
記憶ない。手帳に予定なし。日報に特記事項なし。

●2010.08.17火
S社、デザインの打ち合わせ。
その後、ある中堅の出版社にジャパニーズ・ブックダム=本の全文検索・一部表示サービスの
国会図書館での実験参加の話をしにいく。
活版の品切れ本の復刊のためのテキストデータ入手にも活用できるんじゃないかって話。
でも、長尾構想(自宅で、数百円で、電子化した本を貸し出すってやつ)の「露払い」じゃないの
って疑いをもたれてたようだ。
ほんと、長尾館長発言の●●さが尾を引くな。ま、結論はまだだけど。

●2010.08.18水
記憶なし、手帳記載の予定なし、日報に特記事項なし。

●2010.08.19木
昼から出版会議。その後整体を受けて、
26日の「談話室沢辺」公開&生中継=Ustream放送のためのテスト。
夜は神宮球場の花火大会があって、鉄がビビって倉庫(と呼んでいる納戸)に引きこもる。

●2010.08.20金
午前中ポット会議、その後掃除大会。
夜は病院にいってみたんだ。

●2010.08.21土
夜ベラミナイト。
最近衝動買いしたフェンダーのテレキャスデビュー。

●2010.08.22日
ミレニアム」3巻の下、読了。イッキに、1巻〜3巻(各上下巻)を一週間くらいでよんだ。
最近のマイブームだ。映画も見たい。9月になると2/3、が一緒に公開。
みなさんも、おすすめだよ。(ちょっとフェミ臭いのが、、、)
夜になって、スタジオ・ポットSDから電話。
事務所で、サーバー破損のことと、その後の段取りなどをつめる。
ご迷惑かけたみなさま、心からお詫びします。

●2010.08.23月
B社のブックデザインの仕事で図書印刷の営業と打ち合わせ。
夜は石ノ森プロの人と渋谷で飲み会。
「JUN」や「家畜人ヤプー」の続きのことなんかも話す。
コミケ、マンガ事情みたいな話は勉強になったな。

●2010.08.24火
午前中マンションの管理組合の理事会。
午後B社のブックデザインのことで打ち合わせ。
用紙の提案やら、色校のやり方、スキャニングと補正のことなんか。
夜はNPOげんきな図書館の理事会。
帰って来てから、なんかやったんだけど、、、、。

●2010.08.25水
夜、版元ドットコムの組合員会議。
その前に「民主党政権への伏流」の著者が来て、最後の著者校正。
20代の左翼時代の、オイラたちチームの機関誌のタイトルが「伏流」。
サブタイトルは恥ずかしくて書けない青臭さ。
版元ドットコム組合員会議の後の飲み会と、
「民主党政権への伏流」著者(といっても友達)との飲み会を掛け持ち。

●2010.08.26木
昼から出版会議。それを終えて、
「談話室沢辺」=電子「雑誌」フォーマットの可能性─公開インタビュー・生放送
の準備。USTのアーカイブはコチラから
深沢英次さん。スゲー面白かった。
終了後、深沢さんを初め参加者8人で飲み会へ。
毎晩のみかいだな

●2010.08.27金
昼前、ポット会議。その後掃除大会。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -86[2010.08.12〜2010.08.15]

2010-08-16 沢辺 均

●2010.08.12木
出版会議。
夜はげんきな図書館代々木図書館チームにあたらしく加わったスタッフの歓迎会で代々木の飲み屋。
帰って来て、302号室の片付け。高橋と大田と三人で。

●2010.08.13金
ポット会議に掃除。
302号室のシェアオフィスにテクトセンスが入居。
一緒に電話線等の配線手伝う。

●2010.08.14土
ポット出版の「君よ知るや南の獄」田亀源五郎【禁断】作品集 」の著者、
日本のゲイ・エロティック・アート 」の編著者、田亀源五郎さんの個展
銀座のヴァニラ画廊。この日のトークショーにでるので、銀座へ。

●2010.08.15日
代々木公園ドックランに。鉄とすずといっしょ。
往復5キロ。汗だくで、風呂にはいって、渋谷の楽器屋へ。
YAMAHAが目的だったんだけど、すでに終了。

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