2010-02-07

中村うさぎさん、本谷有希子さんと

kyoujin.jpgトークイベントに参加します!

作家志望の女性との間に起こった騒動を描き、
雑誌「本人」連載中より話題を呼んだ中村うさぎさんの新刊
『狂人失格』(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4778312031/)
の刊行を記念したスペシャルトークイベント

強烈体験、壮絶人生を「生きること」と「書くこと」の間には何があるのか?
誰だって一生に一冊は本に書けるエピソードがあるというけど、本当なのか?
ブログ、ミクシィ、ツイッター全盛の時代に、「作家」であることの意味とは?
などについて、伏見と中村うさぎさん、本谷有希子さんらが語り合います。

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『狂人失格』発売記念トークイベント
「体験を”生きること”と”書くこと”の間にあるもの」

【日時】
2月12日(金)
開場18:30/開演19:30
【会場】
阿佐ヶ谷ロフトA
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/map.html
【出演】
中村うさぎ(作家)
【ゲスト】
本谷有希子(作家/「劇団、本谷有希子」主宰)
伏見憲明(作家/評論家)

予約¥1,500 / 当日¥1,800(飲食代別)
※『狂人失格』をご持参、もしくは当日物販にてご購入いただいた方は、入場料¥500引きいたします。(ご持参の方はご入場時にご提示ください。会場にてご購入いただいた方は、お会計時に¥500お返しします。)

ウェブ予約 http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/
電話予約 03-5929-3445(阿佐ヶ谷ロフトA )
受付中

女装、褌、巨根でごくり…

fmfjoso___05.jpg先日のエフメゾの「女装祭り!」は大盛況でした。まあ、ああいうイベントはお客様は入っても、人件費や諸経費がかかるので、そんなに儲けにはならないのだけど、ちょっと前にママが「CR遠山の金さん」で勝ったあぶく銭を太っ腹にも全投入し、いつものご愛顧にお応えした次第です。←かなり恩着せがましい←そしてただのパチンコ依存症(笑)

とにかくエスムラルダ先生のショーは素晴らしかった。ずいぶん長い間、先生のショーを観てきたママですが、今回のは着替えの間に「華原朋美のPV のパロディ」を挟んだ演出も含めて、なにか新境地に達しておりました。黒柳徹子のショーは犯罪ギリギリ、というかまさに犯罪(笑)。会場も拍手喝采、ノンケが多かったのにノリノリの盛り上がり。先生の場末な芸風がメゾという空間に見事にマッチしておりました。

エフメゾのスタッフも女装とは言い難いながら頑張ってコスプレしました。アンジェラはペネロペにはほど遠く、結局、ライザ・ミネリかペギー葉山(古い)という評価しか得られず。チーママの「顔だけ女装の赤鬼」も節分の余興といった中途半端なものでしたが、予想外に司の女装の破壊力はすさまじく、あまりの気持ち悪さに、カウンターのなかでチーママが「そばによるな!」とマジギレしたほど。司は女装になると勝間和代(!)クリソツになることが判明して、これからはそっち方面で売っていこうかと(色売りができないので使いようがなく、そろそろ首にしようと思っていたのですが、「司カツマー」として再デビュー)。

そしてママはハンズでうさぎの着ぐるみを買ってきました。女装は大学生のときにシャンソン歌手としてずいぶんやったのでもう卒業なの。というか、体調がよくなかったので化粧をするのが面倒くさかった。だけど、太ももも露なうさぎ姿で二丁目を闊歩するとは思いも寄らず……。

nonkeいやね、女装に対抗して?褌を締めたお客様がいて、そうだ! ノンケの体育会学生が遊びに来ていたので、どうせなら彼にも褌姿になってもらおう、と思い立った。彼も「まったく問題なし」とノンケらしく堂々引き受けてくれた。それでスタッフの誰かにルミエールまで買いに行ってもらおうと思ったのですが、みんな手が空いておらず……仕方ないので、自らうさぎとして外出しました(笑)。どうせかぶりもので誰だかわかんないだろうからいいや、と。そうしてルミエールのレジに褌を差し出したら、店長のゆう子さんが顔を引き攣らせてレジの子に「二割りおまけしてあげて」。

とまあ、そんな具合にスケベなゲイのお客様のためにママは二丁目をうさぎ姿で疾走したのです。そして店に戻ってきて、ノンケ君に着替えてもらい、見事なますらおぶりを披露してもらいました。しかし声も高らかに彼を紹介したのですが、なぜだか拍手や歓声が起こらない。ん? 受けなかったのかしら。褌なんてもう珍しくない? と周囲を見渡すと……みんな生唾ごっくんでガン見して拍手も忘れていたみたい……あぁ。それにしても、二十歳そこそこのアスリートの身体の美しさときたら! 天然ものは後ろ姿が違う(つまり背筋←中途半端なジム釜は鏡ばかり見て鍛えるから、大胸筋に意識がいって背筋がしょぼい)。ちなみに、彼は学校1の巨根だそうです(笑)。

エフメゾはそんな、ゲイもノンケも入り混じっての渾沌としたゲイバーです(水曜日だけ営業)。

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2010-02-06

『二人で生きる技術』をめぐるトークライブ!(後編)

● パートナーは誰でもいい?

伏見 ご著書を読んでいて、大塚さんってやっぱりマニアっていうか、変態だなって思ったのは(笑)、あまりいい別れ方をしなかった恋人の後に、次々にいろんな男性と付き合おうとした「激動の4カ月」がありましたよね。こういうと何だけど、相手を選ばずといった展開で。あれを読んでいて、この人は付き合えるなら相手は誰でもいいのかなっていう印象を受けた。多分、他の読者も同じように感じると思うんですよ。大塚さんのいっている「トゥマン」の中のトゥマっていう存在は、ある意味で誰でもいいっていう話なんですか。

大塚 そうです。

伏見 ちょっとそこのところは聞きたいです。 続きを読む…

2010-02-05

『二人で生きる技術』をめぐるトークライブ!(前編)


大塚隆史著『二人で生きる技術』をめぐるトークライブ!
司会/伏見憲明 
ゲスト/大塚隆史 造形作家。ゲイバー「タックスノット」のマスター。著書に『二人で生きる技術』(ポット出版)、『二丁目からウロコ』ほか
コメンテータ/広瀬桂子 元伏見担当のマガジンハウス編集者。二丁目で出会った夫は現在市長。

*12/23(水)エフメゾにて行われたトークイベントをまとめたものです

● 関係性を開示することの困難

伏見 こんにちは、伏見です。よろしくお願いします。今日は大塚隆史さんを迎えて、最近出版されたご著書『二人で生きる技術』についてお伺いするトークイベントを設けました。助っ人にも来ていただきました。広瀬桂子さんです。

広瀬 こんにちは。(拍手)

伏見 広瀬さんはマガジンハウスの編集者にして市長夫人(笑)でいらっしゃいます。そもそも、なぜ市長夫人になったかというと。僕が『スーパーラヴ!』という本をマガジンハウスで出版したときの担当編集者が広瀬さんで、その出版パーティに、僕の大学時代の同級生がたまたま来ていました。パーティでは、その2人以外は全部ホモとレズだったんです(笑)。で、余ったその2人が何か発情しちゃって、結婚して子供までつくって、もう十数年がたちました。そういうカップルなので、ちょうど対比的にも面白いかと思って、今日は広瀬さんにも混ざってもらおうと思いました。
 そして、皆さん、よくご存じだと思いますけれども、行間に60うん年のすべてがこもっている、濃密な本をお書きになられました大塚隆史さんです。(拍手) 続きを読む…

2010-02-01

2/3(水)のエフメゾは「女装祭り」だよ!

20041221_1.jpg下着飲み、褌飲み…などのイベントを企画してきたエフメゾですが、2/3(水)は「女装祭り!」 

べつにお客様が女装をしなければならないことはありませんよ。ふつうの恰好で遊びに来てください。でも、女装でご来店の方にはママから一杯ごちそういたします。

ゲストは、ドラァグクィーン界の大御所エスムラルダ先生(写真)。このクソ寒い季節に血も凍るホラー女装ショーをご披露していただきます。

エスムラルダ先生のブログ http://ameblo.jp/esm/
ちなみに、YouTubeで、エスムラルダ先生のショウがご覧いただけます。http://www.youtube.com/watch?v=VPAxR1V7XYw

そして、スタッフも、アンジェエラの”ペネロペのつもり女装”、ツカサの”汚れビキニ女装”などでご接待いたします。

営業はいつものとおりカフェタイム(17:00−19:00)からです。04:00までの営業ですが、深夜はお客様がいなくなり次第、看板を消してしまいます。カレー、ハヤシライス、おでんなどもご用意しておりますので、お食事処としてもご利用ください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

2010-01-26

1/27のエフメゾのBGM

1/27(水)のエフメゾのBGM。伏見が独断と偏見で「オカマソング」をセレクトしてみました。以下に、楽曲名、歌手、理由を挙げてみましたが、みなさんのなかの「オカマソング」と比較してどうでしょう?(笑)

お店はカフェタイム(17:00−19:00)からです。学生さんにはスパゲッティを提供するので、お腹減らしてきてね! そしていつものようにおでんとカレーとハヤシライスをご用意してお待ちしております。 続きを読む…

いただいたご本『子供問題』

● 小浜逸郎著『子供問題』(ポット出版) 1900円+税

伏見はこれまで教育問題にはさして関心を持ったことがなかったが、「学級崩壊」のような現象は当然だと思ってきた。思春期の頃、自分もかなり反抗的なガキで、70年代後半であったがすでに「なんでこんなに頭の悪いセンセイの言うこと聞かなきゃなんねーの?」みたいな感覚を濃厚に持っていた。つまり、教師のことを権威として敬う気持ちがあまりなかったのである。ただ、対抗主義的な意識で反発していた面も顕著だったので、半分は権威が機能していたということかもしれない。

だから、そうした感覚が80年代、90年代と時間を経ていくなかで、子供たちのなかでさらに「ふつう」になっていったことは想像に難くない。そもそも、いくら大人とはいえ、ひとりの人間が40人からの人間を整然と制御するなんてアリエナイ。またそれが可能だった時代のほうが不思議に感じる。なので教師個人の力量に学級崩壊の原因を求めるのは、そりゃ無理があると思う。

そんな現在の教育現場の状況を小浜氏は思想の言葉と分析によって鋭く批評している。「いまの豊かな社会の子どもたちにとって、厳しい規範に服従すればいまよりも将来もっと素晴らしい生活状態が期待できるはずだという論理は、ほとんど必然性をもたないからである。国家社会に有用な人材となるためにといった大義名分は、刹那的な快/不快の原則の前に敗北する」。ご都合主義の人権思想や特定のイデオロギーを批判する小浜節、健在なり! というわけで、本書は教育問題についてさして関心がなかった向きにも、考えるきっかけとなること請け合い。そして、問題の背景を知る上での良き参照点になるはずだ。

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2010-01-24

スパゲッティ祭り→女装祭り

二丁目はこの時期いつもの冬枯れの上、未曾有の不況のダブルパンチで、とってもヤバい状況。すでに閉店したバーも何軒かあるとかないとか。エフメゾだって、そこそこお客様が入っているとはいえ、けっして良い売り上げではない。ということで、てこ入れ策を講ずるママです。

● 1月27日(水) 「スパゲッティ祭り!」

ってなんのことだか。いや、クリスマスのときに特大のミートソース缶が丸ごと残ったので、学生さんにそれを無料でサービス。貧乏学生のためにパスタを食事として振る舞います。太っ腹じゃないの! 

joso_1_mesen.jpgむかし、「クロノス」のマスター(故人)に言われた。
「ゲイバーっていうのは、金持ちだけくればいいってもんじゃないの。アンタのような貧乏学生がいて、金払いのいい大人もいるっていうのが、店を活気づかせるのよ。若い人がいるから大人も下心を抱いて遊びに来るし、反対に、若い人だって同じような世代の連中ばかり集まっていてもつまらないでしょ?」

エフメゾをやりながらよくクロちゃんのこの言葉を思い出す。たしかにそのとおりだと思う。単なる色気売りのバーでなければ、いろんなお客さんが集まったほうがパワーが漲る。なので、貧乏でも伏見ママに会いたいって学生は1/27はお得だよー!

● 2月3日(水) 「女装祭り!」

金曜のキャンピーバーがやけにはぶりがいいって聞きつけたので(笑)、エフメゾも女装接待を企画。写真は店子のアンジェラの試作。本人はペネロペ・クルスのつもりの本気女装(笑)。さて、目線を取るとどうなっているのか。当日はママも女装をしているかも?(←それは謎) そしてお客様でも女装してきた男子にはママから一杯おごります!

加えて、ショータイムもご用意しています。あの大御所ドラァグクイーンのエスムラルダ先生が、このくそ寒い季節にさらに血も凍るような怖いショーをしてくださるとのこと。料金いっしょでこの企画はお安いでしょ! こちらも来なくては損ですよ。隣り三軒両隣、お誘い合わせの上、お越しください。お仕事の接待にもご利用してください。

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いただいたご本『排除と差別の社会学』

● 好井裕明編『排除と差別の社会学』(有斐閣)

本書を石井政之さんにお送りいただいた。名著『顔面漂流記』で、痣のあるジャーナリストとして世間にカミングアウトしたご仁である。彼は異形性に対する差別を告発し、社会を分析し、当事者のネットワークを先頭に立って作ってきた。その彼が自身の活動を振り返った文章を寄稿していて、それがとてもいい。単に、自らの運動の軌跡を綴っているのではなく、自己批判的にそれを捉え直そうとしている。

差別と闘うことのみを目的としていたときには、人間関係を含めてさまざま挫折せざるをえなかったが、一度活動を休止し、転居先で結婚し、子供をもうけ、自己肯定的に生きられるようになると、自分の表現自体も変わってきた。「転居してから、ユニークフェイスへの問い合わせの質が変わった。前向きに社会で生活している当事者からのメールが増えてきたのだ。東京にいたときは、差別された当事者のルサンチマンあふれるメールが多かった。私の変化をユニークフェイス当事者はブログを通じて感じ取っていたのだ」。

社会運動、反差別運動などをしていると、自分の痛みや正義に囚われて、自身の理念から周囲を睥睨していることになりがちだ。そういう運動はいまの時代、ルサンチマンを共有する一部の当事者にしか共感されない。自分の人生をそれなりに楽しんでいること、他者との違いをある程度許せる余裕があることが、共感を得るための糊しろになるのではないか。論文ではなく、彼の自身の変化を内面的な言葉で読みたいと思った。

2010-01-23

いただいたご本『おみごと手帖』

● 中野翠著『おみごと手帖』(毎日新聞社) 1238円+税

毎年お送りいただく中野翠さんの一年間のコラムをまとめた単行本。「サンデー毎日」の連載はもう二十年以上になると思うが、彼女の残してきた文章は将来、時代の証言として改めて意味を持つことになると思う。今回の本のあとがきで、中野さんはこう記している。

「この一年、さまざまなジャンルで変動があった。何かが終わり、何かが始まるーーそんな気配を多くの人が感じ取ったと思う。たぶん、何年か後には「2009年が、時代の曲がり角だったんだなあ」と思い起こす、そんな年だったんじゃないかと思う」

ぼくも09年はそんな一年だったように振り返る。それは格差社会論のようなわかりやすいことでもないと思うのだけど、時代の色彩自体が変容してしまったのだと感じる。これはぼくの過ごしてきた46年の歳月のなかでももっともドラスティックな変化のように思う。その意味についてはまだ語る言葉を持たないが、甘い時代が終わったことだけはたしかだろう。ま、もう46年も十分楽しんできたのだから、あとの人生が悲惨でもしんどくてもすでに元は取っている気がするんだけど(笑)。

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2010-01-19

Perfume DVD をプレゼント!

41azeHhxLHL._SL160_AA115_.jpgアイドルとは何か? ある社会学者の方からもらった年賀状のなかに、年末にアイドルのコンサートへ出かけて、そこには社会学的に考察すべき事柄がたくさんあったと記されていた。たしかにジャニーズをはじめ日本のアイドルってもっと論じられるべき、まさにジェンダーとセクシュアリティの交叉する現象だと思った。

考えてみれば、これまでエフメゾの音楽特集でアイドルというのはやったことがなかった。伏見ママはもともとそんなにそっち方面が好きではなかったのと、やはり音楽としてバカにしているところがあったので考えもしなかった。なので、1/20(水)のエフメゾはひばりから Perfume まで日本の歌謡史を飾ったアイドルたちの音源を集めて、勉強してみることに。

だけど、iPODにそれを入れている間、「でもこの人ってアイドルかなあ」とその線引きに首を傾げることしばし。例えばグループサウンズ。タイガースとかテンプターズ(←古い)っていまでいうところのジャニーズみたいなものだろうか、とか、初期の和田アキ子や竹内まりあはアイドル枠だったのかとか、尾崎豊は社会派ヤンキーのアイドルだったのかもとか、あるいは高峰秀子(←知っている人自体いないかも)などは当時どうだったのか……とか。

伏見はあまり歌謡曲や芸能界に興味を持たずに生きてきたので、謎がいっぱいで関心が尽きない。最近のPerfumeもなんであんなに若いゲイたちに人気なのかよくわからなくて、昨日なんか寒い中、新宿の街頭で上映されていたライブDVDを30分を見て過ごしてしまった(笑)。あとで若い子に聞いたら、彼女たちのライブってもう口パクであることは織り込み済みで楽しみに行くんだってね。つまり観客も「アイドル現象」の一部になることを再帰的に楽しむ空間なのだと。うーん、すごい、そういう時代なのか!

mfmap.gifここ数日聴いていてわかったのは、アイドルが数年で消費されてしまう存在であることはたしかだが、時代を超える大スターは大抵、若いときにアイドル的な存在でもあったという事実。石原裕次郎しかり美空ひばりしかり、ビートルズしかり。アイドルって奥が相当深い……。みなさんのご意見もお店で伺いたいです。

というわけで、1/20(水)のエフメゾのアイドル特集をお楽しみに! そして、今回、伏見の研究用に購入したPerfumeのライブDVD『直角二等辺三角形TOUR』を一名にプレゼントします(太っ腹!←ただのデブではない伏見ママ)。終電前までのどこかで、お客様とママのジャンケン大会で決めますー。

営業はカフェタイム(17:00-19:00)からです。今週もハヤシライス、カレー、おでんを用意してお待ちしております!

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2010-01-12

1/13(水)のエフメゾ

明日もエフメゾはカフェタイム(17:00−19:00)から営業です! バータイムは04:00までですが、深夜はお客様がいなくなり次第、看板を消してしまいます。

新春第二弾ということで、今回は初めてハヤシライスをご用意する予定です。カレーばかりでも厭きてしまうので、たまには違った趣向で。もちろんおでんも炊いていますし、名物のカレーも朝から作っていきます。スタッフ一同、心よりお待ちしております。初めてのお客様も大歓迎!

2010-01-04

いただいたご本『リハビリの夜』

年末年始なんだかとても忙しくて、いただいたご本の紹介ができなかった。送ってくださったみなさん、申し訳ありませんでした。ぎっくり腰もほぼよくなったことだし、仕事はじめの今日からぼちぼち紹介していきたいと思う。

で、最初の本は熊谷晋一郎『リハビリの夜』(医学書院)。この本については他に書評を二つ書いたので、そちらを読んでもらいたいが、これはちょっとない、とてつもない著作である。すでに伏見の周辺では「驚くべき本」と評価が天井を突き抜けていて、中村うさぎさんなどとも熊谷さんとどこかの媒体で鼎談をしたいと話しているほど(これを読んだ編集者の人、よろしく)。伏見は著者の熊谷さんとは一度お仕事をさせてもらっているし、エフメゾにもお越しいただいたことがあるのだが、こんなにすごい人だとは思っていなかった(失礼)。めちゃくちゃ頭がいい人だという印象はあったし、ときに邪悪な(笑)表情をなさるので毒のある面白い人だと思っていたが(毒がないと人は面白くない)、これを読んで腰を抜かした。

今後マイノリティを論じる上でも、セクシュアリティを論じる上でも、障害を論じる上でも、コミュニケーションを論じる上でも、本書を抜きには何も語れない。自分を賭けて書いている姿勢に強く心を打たれる。

2010-01-02

謹賀新年

mfmap.gifあけましておめでとうございます

2010年のお正月、いかがお過ごしでしょうか。伏見は、年末から珍しくも根を詰めて仕事していたら、元旦早々ぎっくり腰をやってしまい、立ち上がるのもままならない状態に(笑)。おかげで初詣どころかまだ外出することも叶わず、部屋にこもってずっと原稿を書いています。

昨年は、自分のなかで08年に終わったことが完全に腐り切って、その腐葉土のなかから小さな芽が顔をのぞかせた一年だったように思います。今年はその芽をもう少し成長させて、次につなげられたらと思っております。

3月に小説集を集英社から刊行する予定で、その後も小説を中心に発表していくつもりです。その他にゲイ関係の著述の集大成と考えている論文の準備を進めています。

エフメゾは1/6(水)からで、今年も毎週水曜日、カフェタイム(17:00−19:00)から開店し、04:00まで営業しています(深夜はお客様がいなくなり次第看板を消してしまいます)。ゲイバーとはいえ、他の性的マイノリティや、「ふつう」の男女にも扉を開いているミックスバーです。どうぞ勇気を持って(笑)お越し下さい。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2009-12-29

09年最後は濃厚接待よ

shia.jpg明日(12/30)は09年のエフメゾ最後の営業日です。先週はパーティやらイベントで朝までごった返しておりましたが、最終日は地味ながら濃厚に接待する予定。最後まで手を抜かず、というよりむしろ食べ物も充実させて、みなさまのお越しをお待ちしております。帰郷していない人、遊びに来てねー!

伏見ママはこのところ絶好調。数年来ずっと不調だった書きもののほうもいい感じになってきて、小説が中心になると思いますが、来年は単行本もいくつか上梓する予定。やっと「書ける」気分になってきました。ふー、どうにか不惑の苦しみを抜け出したのでしょうか? これもエフメゾをはじめたおかげのように思っていて、やはり、人と接することで得るものの多さを実感しています。

カフェタイム(17:00-19:00)からおでんを炊きながら営業していますので、お買い物のついでにでもお立ち寄りください。来年の豊富でも語り合いましょう。

2009-12-26

書評『「男らしさ」の快楽』

● 宮台真司ほか『「男らしさ」の快楽』(勁草書房)

八十年代のことであるが、フェミニズムの集会で、「男らしさって悪いところばかりではないと思うのですが……」と怖々発言したことがある。案の定、周囲の活動家から総スカンで、「あんな発言をするなんて、やっぱりあなたもしょせん男ね!」と一緒にいた知人にまで嫌われてしまった。そのように、フェミニズムやジェンダー方面では「男らしさ」というのは親の敵みたいなもので、それを肯定するのはイコ−ル「性差別者」というレッテルを張られかねなかった。

九十年代に入ると、女性学に触発された男性学も誕生し、「男らしさ」は男性自身をも抑圧するもので、そんな性役割りは脱ぎ去って「自分らしく」生きよう! という「脱鎧論」も喧伝された。ここでやっと男性にも性差別の加害者という面だけではなく、被害者の面にも光が当てられるようになり、少しだけ身の置き所が生じた。この辺りまでの議論については男性学を牽引してきた伊藤公雄氏の『ジェンダーの社会学』などでサーベイすることができるだろう。 続きを読む…

2009-12-24

すっごいパワーをもらいました!

fmfxmas4.jpgエフメゾのクリスマスイベントはおかげさまで大盛況のうちに終わりました! 17:00-の大塚隆史さんを招いたトークイベントは、ご著書「二人で生きる技術」の内容を中心に、パートナーシップと性愛との関係、関係性の「技術」とは何か?……といったテーマに話しが展開しました。コメンテータのノンケ女子、広瀬桂子さんのぼけっぷりもよく、ほどよい緊張感と、暖かい共感の空気のなかで、09年のエフメゾのトークイベントを終えることができました。けっこう「通」の方からも面白かったと感想をいただいて、忙しくてテンぱりながら司会をしていたママとしてはちょっとホッとしました。

19:00-のパーティはもう立錐の余地もない店内のなか、ブルボンヌ先生(写真)の伝家の宝刀、「ナウシカ」「メーテル」「三田佳子」の3本出てのショーで大盛り上がり。初めて見るノンケ客や学生ゲイらも大爆笑で、みんな口々に「面白かったー!」と帰っていきました。ブル先生さすがです。ドラァグクィーンショーもあそこまで行くと名人芸ですね(笑)。場末のバーに来てくださったブル先生に感謝!

パーティにあんなにたくさんの人、それも若い人から大人までが集まってくださり、水曜日だけとはいえ、幸せなゲイバーのママ生活だと心温まりました。不愉快なこともたくさんある毎日だけど、すっごいパワーをもらいました!

エフメゾの年内の営業は来週12/30(水)を残すだけになりました。09年を振り返りながら、年末のひとときを楽しんでください。カフェタイム(17:00-19:00)から店を開けています。地味営業ですが、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

2009-12-20

「東のエデン」事務所にて

eden.jpg本日はエフメゾの「エヴァ部」の「東のエデン」分科会! 

副部長の企画で、一部メンバーで豊洲ららぽーとまで出かけて映画版「東のエデン」を鑑賞。その後、実際にららぽーと内にある、映画版「東のエデン」の事務所モデルとなったカフェのVIPルームを借り切って(といっても安かったけど)会食&会議。窓からはレインボーブリッジなどが見え、沈んでいく夕日に感激しました。豊洲なんて初めて行ったけど、意外とロマンティックなところなんですね。

映画は、おばさんには情報量が多過ぎてついていくことができなかった……。でも会食時に副部長などから講義を受けて、なるほど!

(写真は、「エヴァ部」名誉顧問の中村うさぎ先生と、部活の若者たち)

2009-12-19

09年は学生らに大いに触発された!

min.jpg年末なんで、一瞬、09年のエフメゾを振り返ってみる。

総じて、今年は、若い人たちのエネルギーに触発された、という感じでしょうか。先々週も大学生が大挙して朝まで店を占拠し、チンコマンコと口角泡を飛ばして明け方まで某作家らと盛り上がっていたし、8月には、有志が企画してピンクベア長谷川さんを講師に迎えて、エイズや性感染症についての勉強会をしたり(店が埋まるほど学生らが集まった!)、あるいは、錚々たる?顔ぶれが集まった「朝までリブ飲み」のときにも、怖いもの知らずの学生がベテランたちに物怖じせずに自己主張していた。そして、エフメゾが誇る「エヴァ部」の精鋭たちは、某オタク系評論家が来店したときも、エヴァ談義で見事に迎撃し、ママもビックリ仰天!

そういう賢くて元気のいい子たちに囲まれていると、数十年くらい人生経験があることなんて、いかほどの優位にもならないと痛感しますね。もうほんと、教わることばかりです。明日もエヴァ部の活動で『東のエデン』を鑑賞しに行くのだけど、ママは彼らの後をついていくだけです……(笑)。

そして、もちろん、若くない人もエフメゾではいい味を出してくれていて、先日も文学が好きな若い人が経験豊かなご年配のゲイに、折口信夫がどうの、稲垣足穂がどうの、中井英夫がどうの、寺山修司がどうの……と滅多に聞けないエピソードを伺って、その面白さに興奮していました。あるいは、エフメゾはゲイバーとはいえ、ゲイ以外にも門戸を開いているので、ジェンダー/セクシュアリティ、年齢、職種……とさまざまな属性の人たちが集まってきて、気取らない異業種交流会、というか混沌とした異文化交流の渦が生まれます。それが面白い! エロから政治まで、みなさん、ほんと関心が広いこと。お客様は概してフレンドリーで、知らない人に話し掛けられてムッとするような方には、たぶん向かない店だと思うけど、人と言葉を交わすのが好きなタイプとは相性いいかも。

そんな若い人たちのエネルギーの中から来年あたり、新しい「運動」の潮流も生まれるような気がしますが、ママはもう半隠居なので、誘われるなら若い世代の後をえっちらおっちらついていくくらいかな(笑)。ということで、エフメゾ営業も09年は残り23、30日(水曜)の2日! パーティで弾けたい方は23日、まったりと年の瀬を味わいたい方は30日、ぜひともお越しください。もちろん両方でも大歓迎。スタッフ一同、心からお待ちしております!

2009-12-15

明日12/16(水)のエフメゾ

cats.jpg先週のエフメゾは大学生軍団が店内を占拠していて、朝までずっとバタバタしていたので、ほとんどお客様とお話しすることもできなかった。明日は23日のイベント&パーティ前ということもあり、たぶん地味営業なので、たまにはまったりとおしゃべりがしたい。

えぇ、ママだってたまっていることがあるのです! 

ということで、この一年に溜め込んだものがある貴方、いっしょに09年のデトックスでもいたしましょう。

営業はカフェタイム17:00−19:00からです。深夜はお客様がいなくなり次第、看板を消してしまいます。美味しいおでんとカレーを作ってお待ちしております。