2009-07-14

7/15(水)はユーミン&みゆき特集

今週のエフメゾ営業は、ママがちょっとおセンチな気分なので(笑)ユーミン&みゆき特集です(←世代がわかる)。それも80年代もの中心に。こういうセレクションっていかにも二丁目っぽくてこれまで避けてきたのだけど、やっぱオカマだからしようがない。

営業はチャージなしのカフェタイム(17:00−19:00)からで、バータイムの終了は04:00ですが、お客様がいなくなった時点で看板を消してしまいます。

2009-07-13

伏見徒然草 vol.67

b0907.jpg● 伏見徒然草 vol.67「ネオホモの時代3」(バディ7月号)

うたぐわさんのブログコミック『♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です』がいま断然面白い。大塚隆史さんも紹介していたが、このコミックはゲイカップルの関係性の機微や、オープンリーゲイの会社での処世術、ゲイとノンケのコミュニケーション……などを独特のユーモアとともに描いたもので、ゲイばかりでなく、ノンケにも人気を博している。ブログ・ランキングではすでに一般部門でも上位に進出し、多くの読者を獲得しているのだ。ノンケにとっても、ゲイの視線を通じて自分たちの恋愛関係や社会生活、友だちとの付き合い等々が逆照射される内容になっているので、覗き見趣味以上の関心を持って読むことができるのだろう。

この中毒性の強いコミックは、もちろんエンターテイメントとしても成功を収めているが、伏見に言わせればゲイリブにとっても大成功だ。初心者のゲイならば、登場するキャラクターたちの魅力にゲイであることを肯定されること間違いなし。また社会に出ていくことに不安を抱えている若いゲイだったら、会社などで生きていく上の具体的な処方箋を与えられ、将来に希望を見出すだろう。 続きを読む…

2009-07-12

学生で若返り効果?

bu.jpg先日のエフメゾ営業は、店内が大学生ゲイたちで埋め尽くされるという僥倖に恵まれた。青春を持ち込んでくれた大学生たちに接していると、その可能性の余白だけで「若いっていいなあ」とある種の官能を得ることができた。やっぱ若いってエネルギーとお色気がいっぱいですね。

もちろん、若さ=感性豊かだったりするわけでもなく、経験値が低い未熟さの面もあるのだろうが(ちょっと上目線)、そのなかに上の世代では考えられないような感覚や、表現力を持った才能がまぎれていることもある。そういう原石を発掘するのはおじさん、おばさんの楽しみでもありますね。ともあれ、変わりうる柔軟な心に触れるのはこちらがエンパワーメントされる。

その流れで、学生のひとりに武道館で行われるロックコンサートに誘われた。武道館でライブを聴くなんて、80年代のABBA以来?(笑) いや、コンサート自体は東京ドームでマドンナやポール・マッカートニー、ストーンズなんぞにも行ってるんだけどね(あ、それも90年代だ……)。久しぶりで生ライブなんぞ体験したら、自分のなかにむかし蠢いていた「ヤバい感じ」が甦ってきて、ほんとにヤバくなった。ぐぉーーっ!!みたいな(笑)。

そんなわけで、学生と交流するのは精神の健康と若返りのために大変効果があることがわかり、エフメゾでは学生の夏休みに合わせて、学生誘致サービスを提供することに。といっても、7/29、8/5、12、19、26(水曜日)の期間、先週「水揚げ」した二十歳の大学生に毎週入ってもらい、学生に釜飯の無料サービスをするくらいのことなんだけど。まあ、いまでも若い人向けにカフェタイムもやっているしね。なので、その一ヵ月間は、いつものやす子さん、司くんと、ピストン君とママの4人体制で営業をする予定! 7/15、22はまだカフェタイムと通常営業の3人体制ですが。

2009-07-07

いただいたご本『被爆のマリア』

hibaku.jpg伏見は共同だったか時事だったかで単行本版の書評を書いたのだが、それが著者の目にとまったらしく、文庫版の解説を書かせてもらうことになった。よい機会だったので田口ランディ氏の他の作品も読み返してみたら、どれも彼女しかアクセスできないような異界を抱えていて、その異空間にからだごと呑み込まれそうになった。恐ろしい魔力を持った作品を指先から滴らせる人だと思った。

そういう物語の評を書くことくらいやっかいなことはない。こちらの言葉が届かない感じが拭えないからだ。こんな小説に接するときほど評論の言葉の限界を痛感するときはない。そんなわけで四苦八苦してどうにか入稿した解説なのだけれど、最初に新聞に寄稿したものよりは手応えを感じる内容になったと思っている。田口氏の作品の箸休めとして読んでいただければ幸いだ。

● 田口ランディ『被爆のマリア』(文春文庫)533円+税

2009-07-06

7/8(水)新しい店子の「水揚げ」

mfmap.gifエフメゾのお末の司が(生意気にも)休みをとって彼氏とタイ旅行へ出掛けてしまったので、今度の水曜日、7/8はピンチヒッターで新人店子の「水揚げ」をすることにしました。

(「水揚げ」とは、「娼妓が初めて客と寝所にて接することである。そのとき処女を喪失することになっている。」とwikiにありますが、そんな物理的な意味ではなく、「デビュー」くらいのニュアンスで受け取ってね)

司も24歳で十分に若いのですが、今度の子は若干20歳!の大学生。そして実家がアメリカ合衆国というハーフの美形です。腐女子的にもけっこうイケるかも。みなみなさまがた、彼の「水揚げ」のお祝いにお越し下さい。

7/8(水)は1周年パーティの翌週で、地味な営業になると思いますが、美しい若者からビタミンを摂取したい方にはお勧め! カフェタイム(17:00−19:00)から営業しています。おしまいは04:00ですが、お客様がいなくなった時点で看板は消しています。

2009-07-05

いただいた雑誌「STUDIO VOICE」2009.8

studio.jpg「STUDIO VOICE」といえばバブルの時代にはオシャレの代名詞のような雑誌だった。伏見はこれまで書評を上げてもらったくらいの関係しかなかったのだけれど、そこからコラムの依頼をいただいてとても光栄に思った。そして「今後ともよろしく」と原稿を送ったら、なんと、次号で休刊が決まったという! 部数と広告の減少が止まらず会社を解散するとのこと。なんとも寂しいが、そういう時代なんだなあと溜め息が出た。

毎月なにかの雑誌が休刊していく今日、物書きという職業が成立する基盤は益々危うくなっている。売文業がありえたのも近代という時代の特殊性だったのかもしれない。作家になりたい人は増えているのに、仕事ができる場はどんどん減っている……。ネットによって誰でもが発信できるようになったのはよかったが、表現の質はどうなっていくんでしょうね。

2009-07-04

小説「桜草団地一街区 爪を噛む女」

subaru8.jpg寒風吹きすさぶ季節に身を削るように書いていた小説が、夏の訪れとともに活字になりました。200枚近くになりましたから処女小説「魔女の息子」くらいの中編です。微妙な文章量になったことで「すばる」編集部に面倒をかけてしまい、発表が延びてしまいましたが、自分ではそうとう思い入れのある作品です。「団地の女学生」とは別の物語ですけど、同じ団地モノです。

これを書き上げたことで、なにか自分のなかで「抜けた」感じがあって、もっと小説を書きたいという気持ちが漲ってきました。といっても注文がなければ発表することは叶わないのですが(笑)、いくつか温めてきたテーマを今後少しずつ書き進めていこうと考えています。

文藝賞後、小説に気持ちがアガらない状態が何年も続いてフィクションはやめようかと思った時期もありました(更年期障害も大きかったかもしれない、笑)。が、いまはこれまででいちばん創作意欲を自分の内側に感じます。

これも、発表の機会を与えてくださった池田編集長はじめ「すばる」編集部のおかげです。週明けには書店に並んでいると思いますので、文芸誌「すばる」(集英社)をめくっていただければ幸いです。

エヴァ部、発進!!

eva.jpgエフメゾ内にできたエヴァ部(エヴァンゲリオン倶楽部?)の最初の「使徒迎撃作戦」が本日、実践配備されました。朝9時という二丁目族にはアリエナイわ(リツコ)の集合時間にもかかわらず、10人の部員が東武練馬に大集結! そんな東京のはずれに横浜や千葉方面からも集まってきたのだから、エヴァ部の盛り上がりがわかってもらえると思います(笑)。

さすがに朝の回は空いていたのだけど、劇場の中央部に二列になって変態の皆様が並んで鑑賞する様子はちょっと壮観。B作戦部長の指揮のもとにみんな真剣な眼差しを「破」に向けておりました。エフメゾが誇る「司ゲリオン24号機」は上映途中、「活動限界」が来てトイレに駆け込みましたが(←筋肉増量サプリのために頻尿なの、笑)。

作品はすごかったすね。細かなネタがタペストリーのように織り込まれていて、なおかつ光量も尋常でなく、かなり圧倒されました。いまだこれだけテンションの高いものを創作できる庵野監督って、やっぱ天才だわ。前シリーズとは異質な物語世界になっていくのだろうが、とても楽しめた。しかし、終わった後での感想会では、自分のエヴァ偏差値の低さを実感。

「そんなこともわからなかったんですか!?」

と部長に何度も駄目だしをされ、またN副部長の鋭い解説にもたいそう感心し、オタクの世界は奥深いと勉強になりました。伏見は、月にアダムがいたことすら見逃していたからね。けっこうエヴァはわかっているつもりだったけど、そんな自信は部長と副部長の前ではなんの意味も持っていませんでした。アハ。しかしいっしょに観た子たちのほとんどはエヴァ体験が小学校のときということで、「えーー!? わし、エヴァの時代はすでにオカマの評論家してました」とちょっとクラクラしてもうた。もはや自分の年齢と、時代との関係がわかりません。でも、そんな若い世代の子たちに遊んでもらえて、おばさん、光栄っす。

それにしても。みんなで映画を観て語り合うって思った以上に楽しかったー! 部活いいですね。ふだん映画はひとりで観るので、かなり新鮮な体験でした。ご興味がある方は、出入り自由な部活なので、セクシュアリティ問わずどなたでもご参加ください。

2009-07-03

パーティは大成功だった、みたい(苦笑)

hana昨晩はエフメゾの1周年パーティでした。おかげさまで店内は立錐の余地もない状態で、大成功だった、ようです。「ようです」というのは、いらしたお客様はおわかりのことと思いますが、伏見ママはゲストの宮台真司さんとのトークを終えると同時に貧血で倒れてしまい(苦笑)、9時半以降、夜中の3時くらいまで店の外の踊り場でひたすら横たわっておりました。なので、主催者なのにパーティの様子をいまひとつ知らない(笑)。もういらしたみなさんにはお詫びのしようがありません。申し訳ありませんでしたー!

自ら主催するイベントで自分が倒れるなんぞ生まれてはじめてのことで、自分でも情けなくなります。これまではどんなに体調が悪くても、少なくてもイベントのあいだは気力でちゃんと保たせてきたのですが、今回は起き上がることさえままならない状態で……。途中、気が遠くなってマジ救急車を呼ぼうかと思った瞬間があったのですが、お客様のなかにお医者さんもいたので、脈を取って見守ってもらうことに……。

そんな状況にも関わらず、お客様たちのご理解とご協力、そしてチーママのやす子さんはじめスタッフの働きで、なんとか終了まで盛況にたどり着くことができました。瀕死の状態で唸っていつつも、店のなかからもれてくるにぎやかな様子に、ある種、多幸感に浸っていました。こんな我がままなママを許してくれるお客様に囲まれて、自分って実は愛されていたんだなあ、と。常連さんが贈ってくれた大きな花輪の下で、このまま葬式になってもけっこう幸せな人生だと納得できる、と思ったくらい(笑)。

しかしデブのババアが倒れている姿ってみっともないですねえ。別の店のお客さんからは「飲みつぶれてしまったんですか」と声をかけられ(いや、まったくアルコールは口にしてないんですが…)、心配で様子を見に来てくれたお客様からは「ラマーズ法で出産しているみたい」とか「ガンダーラ美術の妊婦の像みたい」とか「ジュゴンが横たわっているみたい」とか言われ、ほとんど見せ物状態。あぁ、醜態を晒す、とはこのこと! 結局明け方、どうにか片付けを終え、トイレで無理やり胃液をはいて、友だちの車で搬送されて無事、さいたままで送り届けられました。これからは少しは痩せて、体調管理に努めます。ひとに迷惑をかけないように生きますー。

ちなみに宮台先生のトークはさすがに面白く、大好評でした! エフメゾが最近はじめた、「ゲイが男女の出会いを応援するプロジェクト」も褒めてもらいました。←これ、ゲイができる少子化対策なの(笑) 

2009-07-01

本日、エフメゾ1周年パーティです!

あいにくの天候になりそうですが、本日はエフメゾ1周年パーティです。1年間ありがとうございました! これからもよろしくお願い申し上げます。

常連の方も、久しぶりの方も、初めての方も、ぜひ遊びに来てください。お飲みものとお食事をご用意して、スタッフ一同お待ち申し上げております。

*取材等はお断りしておりますので、ご了承ください。

2009-06-30

パーティにパンツ隊登場!

pantsu.jpgエフメゾの1周年パーティもいよいよ間近に迫ってまいりました。あきっぽい伏見ママが1年も続けられたんだから、お祝いに来てね〜〜!!

ゲストも登場の予定ですが(ちゃんと来てくれるよねー?)、男好きのみなさんに目で楽しんでもらえるように、男子3人のパンツ隊もご用意いたしました。股間もくっきりのセクシー姿で、接客担当男子たちが店内をまめまめしく行き来しているはずです。

ちなみに伏見ママは普段着ですが(お色気担当ではないので 笑)、チーママのやす子さんは以前ご好評だった柔道着姿でご接待する予定です。はだけた胴着の胸元からにおいたつやす子さんのフェロモンを堪能してください。やす子ファンは必見だよ!

ちなみに、上の写真はお末の某君のイメージ画像です。w

●「エフメゾ1周年パーティ」

日時:7月1日(水) 19:00−24:00(以降は通常営業になります)

**いつものカフェタイムはありません!

場所:メゾフォルテ http://www.g-token.com/bars/mf/main.html
料金:フリードリンク、フリーフードで3千円!
(大家の福島光生さんが美味しいお料理を用意してくださるので、
おなかを減らしてご来店ください)
スペシャルゲストとのミニトークライブもあり!!

2009-06-27

いただいたご本『裁判員の教科書』


『欲望問題』までの伏見の仕事は、「無知ゆえに言えることもある」というスタンスで著わしたものだったが、さすがに四十代も半ばになると、そういうのって処女でもないのに処女ぶっているみたいで情けない。それで一念発起、四十の手習いで橋爪大三郎先生に弟子入りして、社会学や学術論文の書き方を学びはじめた。おかげで勉強って面白いじゃん!!というのを中年も深まってやっと体感できた伏見である。

それはまさに橋爪大三郎という知性に接することができたからなのだけれど、学問が面白いのか橋爪先生が面白いのかわからないくらい(笑)ゼミなどでは師匠の口をついて出てくる知の結晶に魅了されてしまう。この本『裁判員の教科書』もその知性の一端を味わえるものになっていて、法学部を卒業しているのに法律に関してまったく理解していなかった伏見は、またしても自分が恥ずかしくなった。橋爪先生に身近に接するのはもはや羞恥プレイ?(笑)

「刑事裁判で裁かれるのは、検察官である」「〈刑法〉は、裁判官にあてた命令です」「憲法は、日本国民から、国(広い意味での政府)にあてたもの」「民法には、罰則規定がない」……ほう、そうなんですーーーか!?と目からウロコが落ちるとはこのこと。平易な文章で物事の本質を言い当てるのは、橋爪先生の真骨頂だ。一般人が読んでも法とは何かということがよく理解でき、なおかつ、法によって統治されている社会、国とは何か?という問題が読み手のなかでぐわんと浮き上がってくる。

● 橋爪大三郎『裁判員の教科書』(ミネルヴァ書房)1800円+税

2009-06-23

6/24(水)はカフェタイムあります

6/24(水)のエフメゾはカフェタイム(17:00−19:00)からです。19:00−04:00はバータイムです。夜中は看板を消してしまうことがありますが、店から灯りが漏れていれば営業していることもあります。

7/1(水)は1周年パーティ(19:00−24:00 以降は通常営業)なので、カフェタイムはありません。

2009-06-20

〈エフメゾ1周年パーティのお知らせ〉

〈エフメゾ1周年パーティのお知らせ〉

昨年から週1水曜だけのゲイバーとして営業をはじめましたエフメゾですが、なんとこの7月で早くも1周年を迎えることとなりました。実験的なゲイバーとしてさまざまな試みをしつつ、さまざまな経験をさせていただき(四谷警察に呼ばれて始末書を書いたことまで!)御礼申し上げます。ゲイばかりでなく、一般お客様にもご好評をいただき、平日水曜日のゲイバーとしてはかなりの賑わいをみせていたのではないかと思います。その御礼と感謝の気持ちを込めて、7/1(水)に1週年パーティを催したく存じます。いつも来てくださる方も、初めての方も、久しぶりの方も、オープニング以来の方も、ぜひとも隣り三軒両隣お誘い合わせの上、お越しください。スタッフ一同、お待ちしております。

ajisai2.jpg「エフメゾ1周年パーティ」

日時:7月1日(水) 19:00−24:00(以降は通常営業になります)
*いつものカフェタイムはありません!
場所:メゾフォルテ http://www.g-token.com/bars/mf/main.html
料金:フリードリンク、フリーフードで3千円!
(大家の福島光生さんが美味しいお料理を用意してくださるので、
おなかを減らしてご来店ください)
スペシャルゲストとのミニトークライブもあり!!

*それからエフメゾでは少子化対策の一環として「男女のお見合いプロジェクト」をはじめていて、現在、仲人として伏見ママが出会いを求める異性愛男女のために奮闘中です。すでに男子の「優良物件」をいくつか引き受けていて、名乗りを上げた女子のバトルが進行中でございます(笑)。ご自身も参加したい方、友人を推薦したい方、「物件」に登録したい方、などいらっしゃいましたら、お申し出ください。社会の再生産に貢献していない伏見ママですが、これからは男女の出会いを応援したいと思います。

***6/24(水)は通常営業(17:00−04:00)をしておりますので、そちらのほうにもぜひお運びください。

ちなみに、以下、エフメゾのこれまでの主なイベント一覧です。ほんと、いろんなことを試みてきた……

shiro.jpg09.5.6「南 定四郎 × 伏見憲明 トークイベント」南定四郎氏
09.2.11「目指せヴァレンタインデー・出会い系イベント」
09.1.18「田亀源五郎氏、降臨&下着飲み」田亀源五郎氏
08.11.19「キャバクラ&下着一丁ナイト!!」
08.11.5「エフメゾ芋煮会」
08.9.10「男子のための美容整形講座」高梨真教・タカナシクリニック医院長
08.8.13「六尺&演歌ナイト」
008.7.16「大人のゲイリブはいかにして可能か?」長谷川博史、中田たか志氏
08.7.2「オープニングパーティ・二丁目大好き!」中村うさぎ、エルムラルダ氏

2009-06-16

17日(水)もカフェタイムから

mama.jpgラテン音楽がマイブーム。といっても、とくにアーティストの誰それが好きになったから、というのではなく、「Ms&Mr.スミス」という映画を観ていたら、なんとなくハマってしまった。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが主演のこの映画、なんだか気に入っていてロードショー以来、何度も観ているのだが、音楽がやたらいいのだ。ラテンな感じの挿入歌に合わせてブラピとアンジェリーナが踊るシーンが、エロくて情熱的で見入ってしまう。

それでラテン音楽をエフメゾでかけようと思ってコンピのCDを何枚か借りてきた。それに手元にあったサンタナとかグロリア・エステファンとかそれっぽいポップスも加えてiPODの準備はOK。そんなわけで、17日のエフメゾはラテンナイトです。恋が芽生えたらフロアーで踊ってもいいよ(下の階に響かない程度にね)。

ところで、そのCDの解説書を読んでいたら、ブラジルの音楽の源流は海岸線ではるかアフリカに思いを馳せていた黒人奴隷の郷愁にある、と書いてあって、なるほどな…と。サンバとかもあんなにリズムははじけているのに、どこか寂しげな空気が張りついているのは、そういう情感に遡るのかと納得した。曇天の海岸でダンスしているような感じ。そんな寂寥感がむかしは苦手だったけど、どうしたわけかいまはそれが心地よい。

17日もカフェタイム(17:00−19−00)からです。バータイム(19:00−04:00)にはカレーも釜飯もあるよ!

2009-06-14

いただいたご本『僕は運動おんち』

onchi.jpg最近、よくエフメゾにおみえになる枡野浩一さんから新刊をいただいた。お店では「サイコ」「ストーカー」あつかいされている枡野先生であるが(笑)、これはとてもさわやかな青春小説。主人公は運動も勉強もできない男子高校生で(でもチンコはでかい)、彼の友情や恋をちょっと笑えてちょっと切なく描いている。

60年代生まれの思春期が舞台になっているので、伏見にはなつかしい風景だった。「ノストラダムス」とか「ガラスの仮面」といった時代のアイテムも登場して、現在のアラフォー世代には?たまらない。「虚無への供物」などという小説まで導入されていて、伏見的にはニヤリ。男子高校生のたちの性欲と友情のあいだにある情感が、恋愛やセックスよりもよほど切なかった。やはり言葉に定義されない微妙な感情ほど美しいものはない。それが青春だー! 装丁画もとてもいい。

● 枡野浩一『僕は運動おんち』(集英社文庫) 514円+税

2009-06-09

オカマの女将?

nakamuraya.jpg写真は、伏見の曾祖母が長野県の富士見町というところで経営していた旅館の写真です(昭和初期のもの)。そう、伏見の先祖は旅館のおかみだったのです! 写真の建物は駅前にあったのですが(現在は薬屋さんがある)、さらに遡る先祖もまだ鉄道が開通する前から、甲州街道の旧道で峠の宿をやっていたそうな。きっと農家の兼業だったのだろうけど。

最近、エフメゾをやっていてやはり自分のなかにもその血が流れているのではないかと思うことがあります。それはお客様に楽しんでいただくためにはなんだってするわ!!みたいな意欲が漲る瞬間。なにか粗相があってお客様に頭を下げるときも、おかみの魂が降りてきたみたいに謝罪の気持ちになりきれるのです。「すみません……うちの下働きの司が失礼なことをいたしまして」とか言ってるときの気分はおかみそのもの(笑)。

曾祖母のやっていた旅館は火災保険が切れた数日後に焼失してしまったということで(戦前のこと)いまはもうこの世にはありません。木造三階建てなんて地震が来てもいっぱつでつぶれていたでしょうね。でもこの写真を見ていると当時の人たちの生活感が伝わってきて、なぜか胸が切なくなります。

旅館業も素敵ですね。そのうちゲイバーを兼ねたゲイ旅館みたいな形で再建できたら面白いかも、と思ったりして(ただの思いつきなんだけど)。そこでオカマの仲居をつかって、男女の友人や知人、見知らぬお客様を接待するなんて、もしかしたら後半生にはいいかもしれない。笑いあり、癒しありで、ちょっと破廉恥な地方旅館!

だけど、当然のことながらそんな資金はないので、とりあえず、今日はさっき届いた小説のゲラ校正の仕事をしますー。はあ、一度完結した世界を自分のなかにもう一度灯す作業はしんどい。自分なりに書き切ると終わってしまうのだよね。だから、「魔女の息子」のストーリーもすでに忘却の彼方なのだ(笑)。

2009-06-08

二丁目の釜飯!

kamameshi.jpgエフメゾの弱点といえば食べ物! ちょっと前からカレーをはじめてご好評を得ているものの、あとはかわきものしか出せないのが実状であった。お腹をすかせている人、お酒のつまみに柿ピー以外のものがほしい人には、物足りないバー営業であったことを反省している。とくに、ふだんのメゾフォルテの営業でみっちゃんの美味しい料理に慣れている人にしたら、割高感は否めなかったと思う。そこで、エフメゾ1周年に向け、今月は「食べ物強化月間」とすることにした!

そのメイン企画として、「二丁目の釜飯」という一品(写真)を6/10(水)から用意することにします。バータイムにお越しの、小腹のすいているお客様に(釜で炊いてないけど)釜飯を一杯、300円でご提供! ←お安いでしょ? カレーではちょっと重すぎるという方にお勧め。これはほとんど儲けを考えていないご奉仕商品。チャージ+1ドリンク+「二丁目の釜飯」=1800円で、ゲイバーを満喫(キツマン)できます。

その他にもちょっとしたおつまみをご用意します。

・ぶっといフランクフルト3P(500円)←口さびしい方にお勧め
・ユルマン冷や奴(300円) ←やっぱり豆腐は感触が命
・日替わり(スワッピング)メニュー

・「男ができるカレー」(500円)←ママの念入り

また、常連さんはよくご存知のように、エフメゾのボトルは免罪符にもなっております。淫乱、泥棒猫、陰口、リスキーセックス、親不孝、約束不履行……などなど貴方の罪をママが神様(どんな神だよ)にかわって免罪しています(笑)。に加え、今月から、ボトルを入れていただいた方には司の3分肩もみマッサージ(枕営業)をオプションでつけさせていただきます!

7/1(水)にはエフメゾ1周年パーティを催しますが(詳細は後日)、それに向けてますます積極的に接客させていただこうと、スタッフ一同お待ち申し上げております。

6/10(水)もカフェタイム(17:00−19:00)からです。バータイムは19:00−04:00ですが、深夜はお客様がいなくなった時点で、看板を消してしまいます。

2009-06-05

いただいたご本『きみが選んだ死刑のスイッチ』

「ホームルーム、裁判員制度、死刑。この三つに共通する、最大の注意点はなんでしょう? 答えは、この本のなかにあります。「思考停止」を乗り越え、手遅れになる前にじっくりと考えるための、入魂の一冊。」

裁判員制度がはじまるにあたって、この本は、日本国民なら誰しも読んでおくべき一冊かもしれない。議論を法とか民主主義の成り立ちから掘り起こしていて、私たちの社会の根幹を振り返るのにとても有意義。伏見は死刑制度に関しては、「やっぱあったほうがいいんじゃない?」というくらいの情緒的な立場なのだが(要するにあまりちゃんと考えていない)、本書を読んでうーむと考え込んでしまった。というのも、死刑囚がどのように殺されるのかが詳細に記述されていて、その臨場感を共有することで、それまでふたをしてきたものを開けられたような気がしたのだ。

だけど、「あんたは人を殺せるの? 殺していいの?」と畳み掛けられるようで(意図してそうした書き方にしているのだろうけど)、その倫理主義的な物言いが逆に説得力を失わせてしまうような気もした。あと、小泉の新自由主義が諸悪の根源!みたいな断定は、どんなものかなあと……。ともかく、本書がとても良いテキストであることは間違いなく、死刑について考えたことがない人は一度手に取ってみるのがいい。

よりみちパン!セシリーズの『阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)』はまだ読めずにいる。面白そうな気もするのだが、伏見にとってジュエリーは「豚に真珠」なので、興味がわかずごめんなさい。……「国宝「阿修羅像」は、キラキラでエキゾティックなジュエリーをまとった、天平のファッションリーダーだった! そしてあまりにも有名なこの少年顔の鬼神の装飾には、現代のアクセサリーや携帯ストラップの持つ秘密が隠されていたのです。」

2009-06-04

南定四郎氏のホームページ

adon.jpg南定四郎氏は伝説的なゲイ・アクティヴィストである。70年代から「ADON」「MLMW」というゲイ雑誌を手がけ、80年代にはすでにHIVの啓発活動を展開した。90年代に入るとパレードや映画祭を成功させ、現在の性的少数者の運動の礎を作った。そんな大事業をひとりのリーダーシップでやってのけたのだから偉大という他はない(ちなみに、その資金もほとんど私財から提供している) 他人の批判ばかりして自分ではたいしたこともしない連中に、その爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいだ。←オマエも見習え伏見!(笑)

その南氏も齢77歳になり、現在では30年以上もいっしょに暮らしているパートナーと、読書と旅行の静かな日々を送っている。が、まだその表現意欲は衰えておらず、最近ホームページをはじめた。そのタイトルは彼がかつて創刊した先駆的なゲイマガジンと同じ「MLMW」。日本で初めてのゲイ・カルチャー誌だったそれはmy life my way の略。まさに南氏自身の自身の歩みなのだろう。高齢期を生きるゲイのモデルがほとんどない日本では、他に例のない試みなので、みなさんもぜひ応援してください!

南定四郎ホームページ:MWML