2009-04-06

笑うゲイリブ

1237339026786.jpg映画『MILK』を観てからというもの感覚が昔に戻ってしまい、やたらテンションの高い伏見である。若い者がぬるいことを言ってたりすると、「てめ、古いゲイリブなめんなよッ!」「こちとら自分の人生も、親も、みんな売り飛ばしてリブはじめてんだよッ!」と殴りたくなる。ワハハハハ!

といっても、なにもいまどきハーヴィー・ミルクと同じような解放運動を展開しようとも思わない。運動とは目的があり効果を求めるものだから、やはり時代に合わないやり方をしても意味がない。見せかけの過激さはラディカルでもなんでもなく、ただの愚鈍と言う。よく運動を=抗議行動(あるいは反体制運動)とイメージしている人がいるが、それは偏見というもので、そもそも社会運動とは、対象の心を動かす創造的な営みなのだ。←ゴルバチョフみたい(笑) 続きを読む…

蔵出しエッセイ 2「17歳」

「17歳」(共同通信/2002)

17歳の僕は途方に暮れていた。

同い年の連中は、屈託なく恋愛や友達との付き合いを楽しんでいたけど、僕はひとり、周囲との間に見えないバリアーを張りめぐらせて、不安に苛まれていた。というのも、その頃、自分の中で、ある「欲望」が日々大きくなっていくことを無視できなくなっていたからだ。 続きを読む…

2009-04-05

台湾ほぼ弾丸ツアー

yomise.jpgエフメゾ明けの木曜日、台北へメンテのために二泊三日の旅に出かける。もう何度台湾へ行ったかおぼえていないが、今回は一年ぶりの訪台。バー営業の翌日は早朝家に戻って昼まで寝るのだが、睡眠が浅く、疲れがとれなくて一日ぼーっとしてしまう。その日もなかなか眠れないまま、午後成田へ向かう。以前、飛行機に遅刻しかけたトラウマがあって、早めに空港に入る癖がついているので、この日もロビーで時間をつぶすのに苦労。

結局、台北市のホテルに到着したのは日本時間の深夜。にもかかわらず、日式しゃぶしゃぶを食べに近所へ繰り出す。もうほとんどこの鍋を食べるために台湾へ行っているような気がするのだが、山盛りの野菜(きゃべつなんか四分の一個くらい皿に盛られている)と豚肉や牛肉を、鳥ベースのスープに入れて食べるもので、これが安くて美味しい(八百円以下)。日式なのに日本にはない味で、台湾ではチェーン店もたくさんあってとてもポピュラーな一品なのだ。それで満足してその日は就寝。一泊三千円のホテルにもかかわらず、案外キレイで落ち着けた(朝食付きだけど、朝起きられず、それは省略)。 続きを読む…

2009-03-31

4/1は通常営業

mfmap.gif4/1(水)のエイプリールフールは通常営業です。新人店子(フェロモン出てます)もデビュー予定。

奇跡ってほどのことでもないのだけど、先週のエフメゾはじまって以来、全席がゲイだけで埋まった瞬間があったのですよ! これまでゲイ様たちにはいまひとつ受けがよくなかった伏見ママですが(笑)、一瞬、ふつうのゲイバーのような状態になりご満悦。やればできるじゃん。←いや、これは努力の問題じゃないんだけど。

でも、お客様がゲイオンリーになることがエフメゾの理想ではないんですね。伏見ママが演出したい空間は、ゲイだけが集まるゲットーでもなく、客と店サイドに視る/視られる非対称性がある観光バーでもなく、文壇バー的な「勝ち札コミュニケーション」を交わす場でもなく(「有名性」の戦闘ポイントを競うような感じ?)、やはりゲイ的なコミュニケーションを基調として多様な人たちに開かれた場なんですね。で、そのゲイ的なコミュニケーションというのは、あまり上手く言えないんだけど、単にセクシュアリティが同性愛ということではなく、笑いをクッションにして、低めの構えでコミュニケーションできる、って感じかなあ。 続きを読む…

2009-03-28

画期的なニュース

画期的なニュースが入ってきました。まだ小さな亀裂ではあるけれど、もしかしたらこれがきっかけとなって堤防が決壊するかもしれない。この問題に関わったアクティヴィストのみなさんと、福島瑞穂さんに拍手! すばらしい!

—————————————————

海外での同性婚可能に 法務省が新証明書発行へ(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032601001106.html

法務省は26日、同性同士の結婚を認めている外国で、日本人が同性婚をすることを認めなかった従来の方針を改め、独身であることなどを証明するために結婚の手続きで必要な書類を発行する方針を決めた。これまでは国内法で同性婚が認められていないことを理由に、証明書の発行を拒否していた。法務省は近く全国の法務局に通達を出す。 続きを読む…

2009-03-27

書評『セックス格差社会』


『世界の下半身経済が儲かる理由』で性と経済の問題を斬新に論じた著者であるが、今回は性と格差社会を数値から分析しようと挑んでいる。「もしかすると、近年の所得格差の拡大と恋愛経験の有無には、なんらかの因果関係があるのではないか?」

実際、著者の調査によると、「年収別にみた交際女性のいない独身男性の割合」では、年収が少ない男性ほど彼女がいないことが現れている。年収200万未満だと73.9%が彼女がおらず、年収が上がるごとに「彼女いない率」は減少していく。これは18〜34歳の独身男性のアンケート調査であるが、「年収別にみた性風俗に行ったことのない独身男性の割合」でも、「年収別にみた1月あたりのセックス回数がゼロの独身男性の割合」でも、年収が低くなればなるほど性愛も貧困になる。 続きを読む…

2009-03-26

いただいたご本『童貞の教室』


著者の松江哲明さんとは何度かお仕事をしたことがある。とても感性豊かで、実直な青年という印象で、また会ってみたい人の上位にランクしている方なのだが(←偉そう)、本書はうーん……。いただいたご本で文句をつけることはしない主義なのだけれど、どうにもこうにもヌルくてヌルくて、ユルマン温泉で無理やり筆下ろしをしているような気分……。

そりゃ伏見が最近耳にした初体験話が、「掲示板で知り合った人のアパートへ行ったら、もう一人いて3Pでした」とか、「実の祖父にフェラチオされたのが、初めての性交渉でした」とか、「40歳になるまでモンモンと過ごしていて、やっと念願叶いました」とか、「アナルは使っても膣は使わずに三十六歳」とか……けっこう強烈なネタばかりで、ふつうの男子の告白じゃあ読み物として満足できない、つまり感性がガバガバになっていることも事実だろう。しかし「童貞の教室」と題するなら、もう少し性愛の部分を突っ込んで、広い視野での分析もほしかった。そしてここで「あんにょんキムチ」ネタはしつこい。

やっぱ一度、松江を掘らないといけない気がしてきた。松江、ケツの穴おっぴろげて来ーい!

とも思うのだが、まあ、中学生や高校生の生な青少年にしたら、このあたりのヌルーい感じがいちばんリアリティがあるのだろう。そういう意味では、思春期男子との接続は上手くいっているのかもしれない。だけど、松江は一回掘らないと駄目だな(しつこい)。

2009-03-25

本日(3/25)も通常営業

zairyou.jpgあぁ、一週間が経つのが早い! エフメゾをはじめてからあっという間に次の水曜日が来てしまうので、どうも落ちつかない。今日も午前中からカレーの仕込みやら、銀行回りやらでバタバタ。来週はエフメゾ明けで台湾へ行くので、航空チケットの払い込みと釣り銭の用意等があって、チャリで行ったり来たり。でも、まあ、ちょっと大きめな仕事が終わったところなので、気持ちはらくな感じかな。

ともかく今晩もどんな新しい出会いがあるのやら、とても楽しみ!

営業時間:19:00-04:00(深夜お客様がいなくなり次第、看板を消します)

2009-03-24

蔵出しエッセイ「あのとき、あの場所の一冊」

asashi.jpg*今回から「蔵出しエッセイ」のカテゴリーを増やして、媒体等に発表したエッセイを収蔵していきます。単行本に収録していないような大昔の、ヘタクソなものも入れていくので、笑わないでね。第一弾は最新エッセイで、先週「週刊朝日」に掲載されたもの。

「あのとき、あの場所の一冊」(「週刊朝日」09.3.30)

子供のころから何をやっても継続できない自分が嫌いだった。小学生の夏、ラジオ体操は最初の何日か通うだけで、あとは寝坊してしまった。春になると毎年、ラジオの英語講座のテキストを買うのだが、それも4月号でたいてい挫折した。 続きを読む…

2009-03-23

ミスターゲイジャパンコンテスト開催

m2.jpg
行ってまいりました、ミスターゲイジャパンコンテスト。人様の男ぶりに点数をつけるなんて、そんな天につばをするようなことできない、とか思いつつ、しっかり審査員を果たしてきた伏見です。もちろん水着審査もかぶりつきでチェックしまくり(写真)。

エントリーされたみなさんはイケメンで個性的な面々でした。本当は候補者なんてGTJの仕込みじゃないか?と疑っていたのですが、全員、ちゃんと応募してきたとのこと。地方からの参加組も二人いて、こういう企画にカミングアウトのリスクをおかしてまで出ようという人も案外いるんだなあと、隔世の感を抱きました(告知期間が一週間でこれだけ集まるんだからね)。

そして、なによりイベントとして盛り上がったのは、司会のブルボンヌ先生の力量でしょう。やっぱり初のイベントなので、落としどころがわからない感じがスタッフサイドにも客席にもあったのですが、そこは女装のプロ。マーガレットさんなどと同じくらい古いキャリアを持つ大御所中の大御所だけあって、見事に会場を沸かせていました。

優勝は有田匤さんという45歳の絵描きの方でした。ほぼ同い年なのに伏見との肉体年齢の差はいったいなんでしょう(写真左はし)。メインストリームで通じるエロさ。そしてコミュニティに貢献しようという姿勢(伏見も見習いたい)。昨年は鬱病で苦しんでいたので同じ病気の方の励みになれば、ということをおっしゃっていました。同病の方の分まで世界大会ではっちゃけてきてほしいです。

2009-03-22

いただいたご本『人間の未来』


どんだけ仕事すれば気が済むの?と言いたくなるほど多作な竹田青嗣氏の新刊。副題に「ヘーゲル哲学と現代資本主義」とあるように、近代哲学の完成者として現代思想の標的となったヘーゲルを再評価することで、資本主義と国家を再定義しようとする野心的な論考である。竹田氏の主張は一貫していて、現代思想の価値相対主義からはなんら新しい社会構想は生まれず、ポストモダンの批判を経て、新たに近代哲学を鍛え直すことでしかこの世界に展望はない、というもの。

伏見は本作を読んでいてマジ感動してしまった。行間に情熱がほとばしっていて、とても熱いのだ。この人のこういう熱量はいったいどこから生まれるのだろうか、とほとほと感心してしまったのである。みんなが相対化の言説を振りかざして相手を無化することにばかり専心している状況で、ちゃんと土俵を作ろうという構えの大きさも、(ポストモダンの人からすれば滑稽なのかもしれないが)やはり人間として魅力的だ。そしてもちろん言説としても生産的だ。こういう強靭で志のある先人がいることは幸福なことだと思う。

竹田氏のように質的にも量的にもすごい仕事をしている人を前にすると、忙しさにかまけてちっとも仕事をしないのは情けないことだと痛感する。本当のところ忙しさは口実で、それは自分と向き合いたくないための言い訳にすぎないのだ。書くべきものを持っている人はどんな状況のなかでも書かざるを得ない。それがない人は、結局、「書けない」のである。

2009-03-21

いただいた未読本(すみません) 


いただいたご本でもどうしても読めないものがある(ごめんなさい!)。建築関係の書籍がそれで、その理由は、「そんな金ねぇんだよ!」の一言に尽きる。なので、文字を追う気になれないのは貧乏な自分のせいでしかない。この『建築バカボンド (よりみちパン!セ)』もパン!セが仕掛けてくるのだからよほど面白い内容に決まっている。でも、「そんな金ねぇんだよ!」ともう一人の自分が耳元で怒鳴るので、まだ読めないでいる。「感想ほしけりゃ金をくれ!」と安達祐実っぽく言いたい。

苦手な分野に「酒」というのもある。バーのママをやって半年以上経つのに、先週も「スコッチで」と言われて「スコッチって何?」と聞き返してしまった情けないママなのだが、それにも理由がある。小さい頃に父が酒乱気味だったので、お酒というとどうしても身構えてしまって、好奇心の対象にならないのだ。数週間前も、ちょっと泥酔気味のお客さんが入ってきたときに、「もう閉店なので」と断ってしまった。楽しい酔っぱらいならいいのだが、目が血走っている人を見ると恐怖感が先にたってしまう。なので、この『こどものためのお酒入門 (よりみちパン!セ)』も読めずにいる。でも、これはママという職業柄、教養本として読まないとならないよなあ。

同性パートナー生活読本―同居・税金・保険から介護・死別・相続まで (プロブレムQ&A)』もまだ未読なのだが、周囲での評判もよく、具体的な問題に対処する内容になっているようなので、当事者にはもってこいの一冊だろう。『挑発するセクシュアリティ―法・社会・思想へのアプローチ』は小倉康嗣氏の論文だけ読ませてもらっていて、こういうフーコーの使い方なら前向きでいいなあと。ゲイ・アイデンティティやゲイ共同性をいまさらいくら懐疑したって、こんなユルユルな時代にどんな意味があるのかわからないからね。まあ、そのくらいしかモチーフがなければ仕方ないけど。

2009-03-17

18日(水)も通常営業

mfmap.gifあまりそういう印象はないでしょうが、伏見は実は気が弱いオカマなのです。ステージに上がるとなぜかスーパーサイヤ人になってしまうのだけど(笑)、ふだんはいたって小心者。喫茶店で注文したのと違う飲み物が運ばれてきても、なにも言えずに受け入れてしまうような子なの、ホントよ。

なので、自分のバーでも、「すみません、財布を忘れてきてしまって…」というお客さんにも「じゃあ次でいいよ」と言ってしまったことが二度ほど(一度はアイランドの上でやっていたイベント時)。でもね、そのお客さん二人ともがその後、支払いに来ないのですよ。これって最初から狙っているのかしら…そうは思いたくないけど。ほんとに忘れたのならしかたないと思うけど、ふつうなら翌週にでも来るのにねえ。そんなに悪い人に見えなかったから入店させてしまったのだが、これからはこの手も気をつけなければならないのかなあ(一人はアンケートに答えてもらったので、連絡先を知っているといえば知ってるんだけど)。

しかしお店をやっているとマジ人間の勉強になりますね。明日もいったいどんな事件が起こるのやら。

ところで、店のBGMは最近ちょっと古めのヒット曲を中心にセレクトしているのだが、実は毎回微妙に違う選曲になっている。ipodに入れている曲を数十曲くらずつ替えているのだけど、今回はmaxを加えました。あの時代のポップスはそれほど得意じゃないのだけど、彼女たちのものはなぜかお気に入り。アムロちゃんよりも馴染むんだよね。

営業時間は19:00-04:00(夜中お客様がいなくなった時点で看板を消します)。

2009-03-16

いただいたご本『マジックランタンサーカス』


最近の夜中のエフメゾはどこぞの文壇バー?と錯覚するようなときがある。どうしたわけか店内が編集者や作家で埋まってしまい、名刺交換会がはじまったりするのだ。だけどあくまでも伏見の店はゲイバーなので、いちばん身分が高いのはゲイ様であることは変わらない(貧乏な若ゲイ、大歓迎!)。有名作家といえどもここではゲイ以下の身分という認識で、女性やノンケは「ブス」「便所女」「粗チン」などとの暴言に耐えられる方のみに入店を許可している(笑)。

この本の著者の一村征吾さんもあるお客さんに連れて来られた方で、先頃、ランダムハウス講談社 第二回新人賞を受賞された期待の新人作家だ。帯にはかの村上龍氏の推薦文が添えられている。「この作品によって、幻想小説が復活するかも知れない」。伏見はまだ途中までしか読んでいないのだが、かなり面白く、冒頭の文章からして印象的だ。「便器を流れる液体があまりにも青かったので、僕はバランスを失いかけた」。色彩が頭にフラッシュバックするようで、ぐいっと引き込まれた。日米でデビューする彼の今後に注目だ!(ちなみに、チーママのヤス子さんは彼のことをイケメンと言い、頬を赤らめておりました)

2009-03-14

いただいたご本『天然ブスと人工美人 どちらを選びますか?』


著者の山中登志子さんとは、「週刊金曜日」をめぐる論争となった「オカマ問題」のときに知り合った。そのときは誠実で優秀な編集者さんだなあという印象で、彼女が美醜の問題で苦悩を抱えていて、考察を深めている方だとは知らなかった。

というか、山中さんは本書で、オカマに間違われて傷ついたと書いていたが、伏見はこの新書を読むまで彼女がアクロメガリーという病気を患っていることも知らなかったし、実は勝手にMTFなんだと思い込んでいたのだ(失礼。と言うとそれも差別のような気がするので、謝罪はしないが)。

この本は読まれるべき内容に富んでいて、面白いと言えば面白い。しかし、山中さんはかつて林真理子氏のエッセイを読んで、女性エッセイストが書くものは毛糸のズロースを三枚も重ねてはいているみたいだという批判に喝采したというが、山中さん自身もまだ潔くパンツを脱いでいない気がする。その躊躇ゆえに、伏見の読後感はどうもすっきりせず、彼女も毛糸のズロースを一枚残していてそのなかはムレムレだ、という印象なのだ。その湿潤な毒にかなりやられる。そしてそれをいろんな方に読んでもらいたいとも思う。ムレムレのパンツに繁殖する細菌こそ、現代の女性たちの病みの大元になっているのだから。

2009-03-13

いただいたご本『だれでも一度は、処女だった』

あの、だれでも一度は処女だったとおっしゃいますが、伏見は処女だったことはありません!!←当たり前

よりみちパン!セ・シリーズは新書的な教養本のなかにときにイロモノ路線の本が差し挟まれるのだが、これはやっぱそっちの筋でしょうなあ。いや、けなしているわけではないのですが、この本の著者はある種の変態だと思うんですね。フェティッシュなこだわりって変態性の証拠。そして自分の母親にその処女喪失体験をインタビューする冒頭は、手に汗にぎる母娘の攻防戦。緊張感が読み手に伝わってきて、つかみはOKという感じ。

思春期の少女にとって何より関心があるのがロストヴァージンの問題なのだろう。考えてみたら、そのことだけをテーマにした本というのをこれまで見たことがない。ありそうでなさそうな処女喪失インタビュー集。なかなか商売も上手い。こうなるとやはり、童貞喪失本にも期待が高まりますね。映画監督の松江哲明氏が担当のようなので、近刊を楽しみにしたい。伏見としてはそっちのほうが読みたいわけです。だって膜には興味ないんだもの。←あくまでも趣味

2009-03-12

ミスターゲイジャパンコンテスト

thumb_mrgaySF_1.jpgゲイの旅行会社、Gay Travel Japan 主催のミスターゲイのコンテストが3月22日(日)18時より二丁目の「九州男」で開催されます。

「毎年世界各国でミスター・ゲイ・コンテストが開催され、世界大会も開かれています。今年の世界大会は5月30日、アジアで初めて、フィリピンのマニラで開催されます。大会主催者(International Mr.Gay Competition)は今回、アジアからの積極的な参加を望んでおり(もちろん日本にも期待しています)、すでにフィリピン、インド、マレーシアの代表の参加が決定しています。そこで、日本からも初めて代表を送ろう!ということで、日本代表を決定するコンテストイベントを開催することといたしました。見事代表に選ばれた方には、世界大会への渡航費(航空券+ホテル代)をGTJが贈呈いたします。見た目は意外と重要ではなく、人間力が問われる勝負だそうです。みなさんふるってご応募ください!日本初のミスターゲイコンテスト出場者の座に輝くのはあなたかも!」(GTJのサイトより)

実は伏見はこの大会に審査員として招かれたのだ。ミスターゲイは容姿年齢にこだわらないと書かれていたので自ら出場も考えたが、それは先方に丁重に断られたので(笑)、候補者たちの水着を楽しみに当日、かぶりつきで審査します。色仕掛けで点数はかなり上乗せするので、候補者のみなさん、サービス期待しています。

エントリーしたい人、当日会場に観に行きたい人はGTJのサイトをチェックしてみてください!

http://gaylife.co.jp/travel/event/1007.html

2009-03-11

男ができるカレー

mama.jpg今月に入ってからエフメゾのメニューにカレーを入れました。その名も「男ができるカレー」。お世辞もあろうが、なかなか好評です!

ママの水曜日は午前中のカレー作りからはじまります。っつーか、八十四歳の老母まで動員して二人がかりで大量の材料の切り分けからはじめるのですが、鍋が焦げつきやすいので、交替でかきまぜるのです。その間、伏見ママは「男ができるように〜、男できろ〜、恋愛成就〜」と祈りながらお玉を回します。もう魔女の呪いじゃないが、念を込めて、お客様の恋愛が成就するようにカレーを作るわけです。なので、これを食べれば男ができること請け合い(レズビアンの場合には女ができます)。←ほんとか!?

そして只今も調理中です。お暇な方は今晩食べに来てくださいね。男ほしいんでしょ、男!!

営業時間は通常の19:00−04:00(深夜お客様いなくなった時点で、看板を消します)。

2009-03-08

「伏見徒然草」のアップ、とりあえず完了

milはあ、やっと終わった……「バディ」誌に掲載された「伏見徒然草」のアップ。これ、けっこう手間のかかる作業で、込み入った仕事をやっている間は滞ってしまうので、忙しくなる前にやっておこうとがんばった(反応がないと寂しいので、読んでいる人は投稿フォームから感想等々メールしてね)。

「伏見徒然草」は「バディ」誌で04年から続いているエッセイで、この春で6年目に突入する。これ以前は同誌で「ゲイの考古学」「伏見ゲイ新聞」「夢のトークショー」「曲がり角を過ぎても」という4つのシリーズを連載をさせてもらっていた。「ゲイの考古学」は日本のゲイの歴史を探訪する企画、「伏見ゲイ新聞」はコミュニティの盛り上げを目的にしたギョーカイ紙、「夢のトークショー」はコミュニティと一般社会(メディア)を結ぶための対談、「曲がり角を過ぎても」は中年を迎えたゲイのエイジングの問題を取り上げる、というコンセプトの仕事だった(それらは拙著『ゲイという経験』『性という饗宴』にほぼ収録されている)。 続きを読む…

伏見徒然草 vol.64

0904.gif● 伏見徒然草 vol.64「田亀先生に学ぶ」(バディ 09.4)

このごろ、同世代の人たちのことが気にかかる。すでに鬼籍に入った友人たちもいるなかで半世紀近くも生きてくると、自然と、共に同時代を走ってきた人たちへのシンパシーがふくらんでくる。

ゲイという文脈でも同じで、ゲイアートの巨匠、田亀源五郎さんもそんな気持ちにさせてくれるご仁だ。彼とはとくに個人的な付き合いをしてきたわけではないが、つねに、仕事を通じて間接的なコミュニケーションを図ってきた気がする。同学年の生まれで、思春期のころから自分の性的指向と向き合い、ずっとそれにこだわってきた。一環して性愛をテーマに表現活動をしてきた仲間、とでも言うべきだろうか。 続きを読む…