2010-06-11

『団地の女学生』PV、ニコニコ動画にもアップ!

好評の『団地の女学生』PVですが、ニコニコ動画にもアップしました!
ニコニコ動画

2010-06-09

6/9(水)のエフメゾ

6/9(水)のエフメゾは通常営業です。カフェタイム(17:00−19:00)から店を開けております。バータイムは04:00までですが、深夜はお客様がいなくなり次第、看板を消してしまいます。お食事はカレー、ハヤシライスなどをご用意しています。けっこうお腹いっぱいになりますよ! 

スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。

2010-06-05

ご紹介が遅れていた、いただいたご本

すみません、いただいたご本の記事のアップが遅れていて、不義理をしています。読んでから、と思っているうちに発売日を遠く過ぎてしまい……。宣伝にご協力できなくなってしまうので、ここで未読のものも含めて一挙にご紹介!

広島大学教授の有元伸子さんの『三島由紀夫物語る力とジェンダー―「豊饒の海」の世界』(翰林書房)は、三島由紀夫をテーマにした博士論文の『豊穣の海』の章を単行本化したもの。伏見は昨今、三島由紀夫に再び関心を抱いていて、有元先生の博士論文を先般国会図書館で読ませていただき、とても感銘を受けた。このご著書も読み進めているのだが、やはり『豊穣の海』も再読しつつ読み合わせなければと思うと、なかなか時間がかかる。なにせ、三島の遺作は大作だから。

デニス・アルトマン著『ゲイ・アイデンティティ――抑圧と解放』(岩波書店)の刊行はちょっと感慨深い。この本は1971年にオリジナルが出版され、当時のタイトルは『Homosexual』。実は伏見は四半世紀以上前、ゲイリブの先輩から原著を借りて読もうとしたことがあったのだ。でもそのときは英語力が不足していて、数ページで挫折(笑)。あのときにちゃんと読めていたら、その後書くものは違ったのかなあ……。

相澤啓三『冬至の薔薇』は詩集。「死を眼前に凝視する詩人の脳裏を一人の少年がよぎる。スキップして野を行く少年に死の日はまだ遠い。彼は険しい道を辿りどこまでも川を遡ることになるだろう……」。詩がまったくわからない伏見ですが、行間から臭い立つ相澤さんの性への「執念」みたいなものにあてられました。

よりみちパン!セ(理論社)からも相変わらず、面白い本がばんばん出てきますね。写真家の平沼正弘による『世界のシェー (よりみちパン!セ)』は、彼が欧米諸国、アジア、ジンバブエ、ルワンダ、パプアニューギニア……など世界中を回って、現地の人々に「シェー!」のポーズを取ってもらった写真集。「シェー!」って知ってる? 

葬儀と墓といえばこの人、ともいえる書き手となった井上治代さんも『より良く死ぬ日のために (よりみちパン!セ)』という一冊を上梓している。「ーー人がより良く生きるためにある、「死」という営み。いつか、かならず訪れる「その日」の前に学んでおきたい、葬式とお墓のこと」。

加門七海という作家の『「怖い」が、好き! (よりみちパン!セ)』は伏見も興味津々で、早く読みたいと思っている。「怖いとは、何か。どうして、何かを怖いと思うのか。ーーそして、恐怖をおぼえながらも、どうして人は、この世ならざるモノたちに「萌える」のか。私たちには、「お化け」が必要です」。オカルト系のことは現代社会を生きていく上で一度は考えるべきテーマですよね。

伏見とハーヴィー・ミルクの写真集を出版したAC BOOKSさんはこれから文芸方面にも進出するということで、翻訳本を刊行。この夏に米ABCネットワークでドラマ化されるという『ライアーズ1 ひみつ同盟、16 歳の再会』。サラ・シェパードによるガールズ・ミステリー。「イジワル女のみなさま、私はまだいるわよ。そして、何もかも知ってまーす!」オカマ心をくすぐる帯の言葉であります。

● 伏見憲明のmixi ID https://id.mixi.jp/3837974 マイミク歓迎!
● ツイッター http://twitter.com/fushiminoriaki

2010-06-01

6/2(水)のエフメゾ

mfmap.gif6/2(水)のエフメゾは超地味営業ですが、いつも通りカフェタイム(17:00−19:00)から開店しておりおます。

エフメゾは基本ゲイバーですが、女性にもストレートの男性にも扉を開いております。ただし、ジョークが通じる方だけに限ります。「負け札」コミュニケーションを遊べる方なら楽しめる場だと思います。

お食事はカレー、ハヤシライスなどをご用意しております。

スタッフ一同、みなさまのご来店をお待ちしております!

2010-05-28

報告やら、お知らせやら

fmfEVA___7.jpg● 写真は、先日のエフメゾ営業の深夜に行われたエヴァ部イベントでの様子。ポーズは、エヴァシリーズにやられるアスカの断末魔(旧劇場版)。

イベントは店子のアンジェラの「G線上のアリア」の演奏からはじまり、朝5時まで「破」についてあーだこーだとみんなでおしゃべり。社会人のなかには翌日半休や休みをとって参加した方までいて、ほんと、エフメゾにはエヴァ好きが多い。ぼせ部長、なおや副部長、うさぎ名誉顧問の議論は、お金払って聴いてもいいほどの内容でございました。

エフメゾは基本ゲイバーですが、エヴァ好きの方も大歓迎! もはや性的少数者かストレートかが問題ではなく、エヴァ・セクシュアル? エヴァ部に関してはとくに参加資格はないのですが、とりあえずエフメゾにご来店いただいて、飲み友だちになってください。お待ち申し上げております。

● さて、5/30(日)、HIVの啓発イベントに伏見が出演(というほどのことではないが)します。「のど自慢」の審査員?をするだけですが、なかなか面白い会のようですので、個人的にも楽しみにしております。ご興味のある方は遊びに来てください。どなたでも!

42581400_242625721.jpg第15回 Living Togetherのど自慢

場所:スナック九州男 東京都新宿区新宿2-17サンフラワービル3F
03-3354-5050 http://www5.ocn.ne.jp/~kusuo/
入場料:¥500 (1ドリンク代)
司会:マダムボンジュール・ジャンジ DJ:YUME
アコーディオン:永易至文 豪華出演者多数!!

HIV+の人やその周りの人々が書いた手記の朗読とご自身の体験などから生まれたコメント& のど自慢の合体による[参加型サロン]です。カラダで聴いてココロで唄おう。

http://www.living-together.net/
問合せ:akta 03-3226-8998/johnj@rainbowring.org

2010-05-24

エヴァ祭りだよ!

来たる5/26(水)の深夜エフメゾは、いよいよ待ちに待ったエヴァ祭りです!! 「破」のDVDの発売を(勝手に)祝っての、エヴァ部の活動の一環。ですが、部員以外の方も参加可能です。とくに飲み代以外の費用もかかりません。一緒に楽しんでください。

イベントは、終電でお客様の多くが帰られた以降はじめます。前座は、超絶美青年ヴァイオリニスト、碇アンジェラ(だれだよ)をニューデリーから招いての、「G線上のアリア」の演奏。←みなさん、ご存知ですよね? あの有名な戦闘シーン、エヴァシリーズとアスカの闘いの最中に流れるバッハの名曲です。碇アンジェラの実力は相当疑わしいのですが(汗)、まあ、それはそれ、気分だけなんか見た気になってください。

その後、朝まで、「破」についてエヴァ部が誇るぼせ部長、なおや副部長、名誉顧問らと語り尽くします。もちろんBGMもエヴァ尽くしです!

*深夜まではまったくの通常営業です。カフェタイム(17:00−19:00)から店を開いております。イベントがはじまっても、エヴァに興味のないお客様向けにカウンターはふつうのエフメゾですので、ご遠慮なく飲みに来てください。オタクはオタクの世界で、ゲイバーはゲイバーで営業しております。エヴァ好きもそうでない方も5/26(水)はエフメゾで盛り上がりましょう!

2010-05-18

5/19(水)のエフメゾは地味営業です

5/17(水)のエフメゾは、いつもどおり17:00−19:00のカフェタイムから店を開けて、04:00まで(お客様がいれば)やっております。食べ物はカレーライス、ハヤシライス、おでんを用意しております。ゲイバーですが、女性やノンケのお客様も歓迎しております。ただし、オカマに毒舌をこかれたり、「ブス!」「粗チン!」などと罵倒されても大丈夫な方だけご入店いただいております。

*エフメゾは水曜日のみのゲイバーです。
** 二丁目初めてのお客様にも馴染んでいただけるような接客を心がけております。

2010-05-11

筑前煮みたいに?

dish.jpg先週の「ご飯会」はとてもよかった。お客様に自慢の手料理を披露してもらうという、いってみればママ側の手抜きイベントだったのだが(汗)、みんなでテーブルを囲んでご飯を食べるというのが、なんとも感動的な光景だった。オカマもいればノンケもいれば主婦もいれば学生もいる。偶然エフメゾという場でつながってしまった不思議なご縁。属性も世代も性も異なる仲間がご飯を共にする様子を見て、これも今日では「家族」のひとつかもしれないと思った。「家族」なんて言うとちょっと気持ち悪いけど、でも、なんかその言葉でもいいような気がした。ご飯を一緒にするって、人間関係の基本だなあ……。

ボランティア・シェフのみなさんのお料理はほんとプロ並で、二丁目ってゲイ達者な人が多いといまさらながら感心。写真右はそのなかの一品の筑前煮なのだけど、まさに、エフメゾってこんな感じだなあと思った。いろんな素材がバラバラに入っていて、一見それぞれの個性が反発し合っているようだけど、ゲイバーという味付けで美味しくし上がっている。まあ、ときどきは美味しくならないときもあるけど(笑)、うまくいくと異なる素材同士がそれぞれの味を引き出す効果を持つ。伏見はよく「エフメゾはあくまでもゲイバーだから」と言うのだが、それはゲイというマイノリティが集まる「ゲットー」というよりは、ゲイのコミュニケーションから培われてきた文化を味付けにした「場」、といったほうが正解だろう。family.jpgなんでもぶち込めばいいというものでもなく、味付けを整えておくことが調和をもたらすためには大切なのだ。

けれど、料理は、いつも同じ材料で同じ味付けのものばかりでも飽きてしまう。新鮮さも重要。ということで、まだ勇気がなくてエフメゾの扉を開けられない人も、ぜひぜひ遊びに来てくださいな。ゲイ的な毒舌や冗談がわからない人は入店をお断りしているけど、「勝ち札コミュニケーション」ではなく「負け札コミュニケーション」を楽しめる人なら、馴染めると思いますよ(笑)。ゲイ中心ですが、いろんな意味でミックスな人たちが集まって、毎週わいわいと盛り上がっています。

5/12(水)もカフェタイム(17:00−19:00)から、04:00まで営業をしています。お食事もカレーライス、ハヤシライス、おでんをご用意しております。スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしています!

2010-05-09

「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」

images.jpg「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」というのが5/16〜23に各地で催されるそうです。内閣府や法務省が後援になっているのは画期的! いい時代になりました。ソフトバンクやアメリカンエアラインズが協賛しているのも素敵。主催者の行動力に脱帽! こういう地道な試みを積上げていくしか、セクシュアルマイノリティへの偏見や差別を解消していくことはできないでしょう。伏見もかげながら応援しています。

公式サイト http://www.lgbt-week.jp/pc/about.html
「一般社会はセクシュアルマイノリティに対する偏見や差別があり、多くの人たちは誰にも相談ができず独りで悩んでいます。そして、からだの性とこころの性が一致しない性同一性障がいの人や、同性を恋愛の対象とする同性愛の人たちは自らの性に困惑し、周囲への違和感と孤独感を強めていきます。孤立感が強い人ほど自尊感情が低く、抑うつ割合が明らかに高率であるという調査結果もでています。
 性同一性障がいや同性愛など、セクシュアルマイノリティに関する正確な情報を普及させ、当事者の声を広く集めるため、「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」を実施することとなりました。」

2010-05-04

いただいたフリーペーパー「ALPHA+」

al.jpg慶應義塾大学の学生さんが中心になって作っているフリーペーパーだそうである。なかなかセンスのいいフォトグラフとデザインに、コラム、特集は「新世界」。http://www.alpha-plus.jp

そこに、ある大学生ゲイのカムアウト体験記と、カムアウトされたノンケの親友の手記が並列で掲載されている。カムアウトなどと聞くと、伏見のようなすれっからしのオカマにはもはや気恥ずかしい。だけど、この見開きのページには弱者にありがちな気負いや、ウザい理念は感じられない。高校時代からの親友にやっと自分のセクシュアリティについて打ち明けることができたゲイの素直な安堵と、彼の真摯な「告白」を受け止めようとする友人の「必死」な思いだけが、キラキラと言葉をつないでいる。「違和感」をないことにして「認める」ことが友情ではない。「違和感」を抱えながら、それでも、つながろうとする意思を友情というのだ。

ゲイ大学生のしめの言葉がいい。「カムアウトは、自分の手で「自分」を作り直していくような作業である。ゲイだと言ったらそこで終わりなわけでもないし、きちんとやるには数々のプロセスをこなす必要がある。とっても疲れるし、すごく面倒な作業ではあるけれど、いまのところ素直に思うのは、してよかったということ。された人たちもよかったと思っていたら、嬉しい」

そんな彼の思いをどのようにノンケの友人が受け止めたかは誌面をご覧ください(どこで配布されているのかよく知らないだが、エフメゾでは欲しい方にお裾分けします)。それにしても書き手の二人はめちゃくちゃ文章が上手い。彼らの美しい文体と誠実な気持ちを前に、自分を作家と名乗るのはかなり苦い。「好物は青春」の伏見としては、とても美味しゅういただきましたが(笑)。

5/5(水)カフェタイムは「ご飯会」

GWは楽しんでおりますか? 次回のエフメゾは5/5(水)の連休最終日。きっとみなさん、遊びすぎで疲労なさっていることと想像します。そこで、今回はカフェタイムと平行して、17:00-19:00のあいだ「ご飯会」というのを催すことにしました。お料理好きのお客様ふたりに、得意のおかずを作っていただき、みんなでご飯とともに食して連休の疲れを癒そうという企画! 

なんかお客様を利用してママが儲けようみたいなイベントですが、いや、そういう企画なんですー(←開き直り)。で、シェフの募集をかけてみたら、お二人が名乗りを上げてくださいました。パチパチパチ! で、いまのところ当日はからだにやさしめの献立で、

ロールキャベツ
豆腐と豆腐にかけるソース
筑前煮(みたいな煮物)
なす味噌和え
しらすセロリ
塩豚
チーズケーキ

てな感じの予定です。あとは、白ご飯とみそ汁?かな(それはママが用意します)。

人数にかぎりがございますので、「ご飯会」に参加したい方はできたらご予約していただければ幸いです。伏見にメールをくださるか、この日記にコメントを入れてください。その方々の分は確実にご用意しておきます。当日の料金は、ドリンク代の他、チャージの代わりにお食事代1000円をいただきます。つまり1ドリンク(1000円)〜+お食事代(1000円)=2000円〜です。

ご参加お待ちしております。一応、ご飯会は17:00-19:00ですが、ご予約を入れていただければ、以降の時間帯でも食べ物を確保しておきます。 メールは、@yahoo.co.jp の前に gaybarfushimi を付けてください。お名前と、お電話番号もそえてください。

2010-04-27

4/28(水)のエフメゾ

eva.jpg初めてエフメゾに来店して伏見と接した人の半数くらいが、「伏見さんってもっと怖い人かと思いました」と判を押したような感想を口にする。いったいどうして伏見が怖いというイメージが流通しているのかわからないのだけど、いや、どうして?(笑) 少なくともお店での伏見ママはそんなに怖い人ではありません。毒を吐く間もなく、おでんやカレーを盛っています!

エフメゾは面白い。カップルだってできるし、本の企画だって生まれるし、サークル活動も盛り上がっている! とりたててママがコーディネートしなくても、お客様どうしのコミュニケーションのなかで新しい動きが立ち上がってくるのがいい。先日も雑誌を作りたいなんていう声が女子から上がって、近くエフメゾを使ってミーティングが行われるそうな。夏に行われるパレードに「エヴァ部」のみんなでコスプレ参加するなんて話しまである(伏見ママはリリスになるとかならないとか)。恋愛ばかりでなく、そうしたノリの良さや盛り上がりがあるのが何より嬉しい。

明日はゴールデンウィーク前夜になるので、平日のいつもとは違った展開になるのだろうか。いまからとっても楽しみ! いつもどおりカフェタイム(17:00−19:00)から営業しています。学生さんも社会人も大歓迎! 一応ゲイバーなのでゲイ様の身分がいちばん高いことになっていますが、「ブス」とか「粗チン」とか言われても面白がれる女性やノンケなら、入店いただいています。休日前なので、スタッフも全機投入の総力戦!

*写真はエヴァ部の活動の一コマ

2010-04-24

いただいたご本『春の小夜』

● 松本侑子『春の小夜』(角川書店) 1400円+税

松本侑子さんから新刊をお送りいただいた。デビューから二十年以上も作品をコンスタントに出し続けるエネルギーに感歎するとともに、その尽きないパワーを見習いたいと思う伏見である。

今回は「年下の青年、忘れえぬ初恋の人、野良猫、不思議な美女、孤独な少女…によせる、5つの愛を綴った、珠玉の小説5編。愛の喪失、青春の郷愁、ささやかな魂の小説集」。「あなたは何をうしないましたか?」という帯の言葉がなんとも胸をうつ。この歳になると、愛は何かをうしなうことと同義に思えてくるからだ。まだ全編は読めていないのだが、伏見も次回作は「愛」をテーマに書こうと思っているので(←ちょっと気恥ずかしい)、女性で、同世代の作家である松本さんの現在の「愛」のとらえ方にはとても興味がある。この時代に作家は愛をどう物語に託すことができるのか。これからゆっくり拝読させてもらおう。

それから、松本さんは今度、『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社)で、新田次郎文学賞を受賞されたとのこと。作家としての松本さんの資質が見事にいかされた労作だっただけに、当然といえば当然の評価だが、やっぱりすごい。おめでとうございます。うーん、すばらしい。

2010-04-21

いただいた雑誌「scripta」

scripta.jpg上野千鶴子さんから『欲望問題』(ポット出版)への応答というメモ付きで、「scripta」(紀伊國屋書店の発行で無料配布されている冊子)を送っていただいた。

『欲望問題』は刊行時、議論の俎上に乗せてもらおうとポット出版のサイトに場を設けたのだが、
http://www.pot.co.jp/pub_list/category/promotion/yokuboumondai/
少なからずのジェンダー系の論者に書評を逃げられてしまい、寄稿してくれた方も、多くは、問題をずらして正面からとらえようとしなかったり、党派的、情緒的な反応をするだけだったように振り返る(ジェンダー系以外の方の書評はなかなかすごかった)。上野さんにも当時書評をお願いしたのだが、忙しくて余裕がなかったとのことで、今回三年経って改めて「応答」してくれた。

彼女の誠実な対応には頭が下がる思いがするが……これが「応答」になっているかは、うーん、微妙。まあ、大きくとらえればなっているとも言えるが、ぼくが上野さん自身に疑問を呈した事柄とかジェンダフリーをめぐる議論などについては言及がまったくない。ぼく自身は、結局、上野さんをもってしても『欲望問題』の問いに正面から回答できなかったのだと(偉そうに)思うのだけど、そのジャッジは両方を読み比べたみなさんに任せます。

あと、彼女はこの「日本のミソジニー」という評論のなかで、児童性愛者について論じているのだけど、そういうセクシュアリティに関しての捉え方はどうなんだろう? 昨今の「非実在青年問題」の盛り上がりを考えても、当事者の方々は自分たちの主張をしたほうがいいようにも思うのだが。ともかく、上野さんの律儀さに心よりリスペクト!←これはマジ

2010-04-20

褌を締め直して

先週と先々週、体調不良やら何やらであまりいい営業ができなかった。そうでなくても毒々しくて神経質な性格なのに(汗)、そんな素の自分がダダモレで、お客様にも不愉快な気分にさせてしまったのではないかと猛省。なので、今日は睡眠時間をたっぷり取って、明日に備えている。でも、昼間寝ちゃったから夜はかえって眠れないかもしれない……。ほんと、最近、ちゃんと眠ることがなにより難しい、あぁ。←更年期

明日(4/21)は新戦力の大学生くんの見習い二日目。先週もなかなか評判よく、さわやかイケメンの人気にママもホクホク。彼は見た目だけではなく、他人とコミュニケーションする意欲があるところが魅力ではないかと。←エフメゾ向きね。ママも新人に負けず褌を締め直して接客せねば。そうだ、お色気接待イベントもそろそろ企画しよう! だいぶ温かくなってきたので、露出系の営業はいいかもしれない(もちろん脱ぐのはママ以外ですよ、笑)。

ともあれ、明日(4/21)もカフェタイム(17:00−19:00)から営業しておりますので、遊びに来てやってください! ←エフメゾは水曜限定のゲイバーです。

*伏見憲明著『団地の女学生』(集英社刊) 好評発売中。

** mixiにエフメゾのエヴァ部のコミュができました!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4974914

2010-04-18

いただいたご本『いじめの直し方』

● 内藤朝雄・荻上チキ『いじめの直し方』(朝日新聞出版)

本書のなかで「女の子って裏攻撃が大得意!?ーーいじめと『男らしさ/女らしさ』」というコラムを担当している小笠原通子さんにご献本いただいた。ありがとうございます。

いじめを「個人の問題」にするのではなく、いじめが起こる仕組みそのものを捉えて、それに対処する、というコンセプトには、大いに共感。内容もわかりやすく、納得ができた。

ジェンダーによっていじめのありようも違うというのはその通りで、もっとその辺りを深くつっこんだ分析も読みたいと思った。当事者にも学校関係者にも家族にもお勧め!

「仲間ハズレにする「排除系」か奴隷にする「飼育系」か、殴る蹴るの「暴力系」かシカト・悪口の「コミュニケーション操作系」か・・・。複雑化するいじめを徹底分析!「がんばれ!」といった精神論や「かわいそう」といった感傷論を一切排し、「いじめが起こる仕組みを理解し、それに対処する」ためのヤングアダルト向け実用書。いじめ研究の第一人者、内藤朝雄氏が気鋭の若手評論家、荻上チキ氏とコラボした画期的な一冊!」

ブス?イベントに出演!

aromu.jpgエフメゾにもよく来てくれるライターの桃井アロムくんが、ドラァグクィーン・アロム奈美恵として初めてイベントを主催するというので、応援でトークに出演することに。他のゲストも素敵な顔ぶれなので、もしよかったら遊びにいらしてください!
ーーーーーーーーー
女装たちのドラマシリーズ ♯12
アロム奈美江 Presents 『ブスは一夜にしてならず』

『Badi』から飛び出した新人女装・アロム奈美江の悩みは、「ブスになりたいのに、ついキレイになってしまうこと」。

そんな彼女に、「ブス」「貧乏」「場末」の3Bを極めたドラァグクイーン、エスムラルダとジュヌヴィエーヴの2人が、ブスの神髄を伝授する!

女装の伝統芸が繰り広げられるショータイムの他、女装が抱える美醜問題についてぶっちゃけるトークライブもやっちゃいます!

はたして、くすぶり続けるアロム奈美江は、真のブス女装へと進化(退化?)できるのか?

今宵、貴方の目で確かめてください。

2010年4月22日(木) 19:30〜23:00

料金:1st Drink 1000円(2杯目以降は通常料金)
出演:DQ/アロム奈美江、エスムラルダ、ジュヌヴィエーヴ
DJ/しま乳 DOOR BOY/HIRO
場所:『ArcH』東京都新宿区新宿2-14-6 第2早川屋ビルB1
mixiコミュ:http://mixi.jp/view_community.pl?id=3273357

2010-04-13

4/14(水)のエフメゾ

hana東京では櫻も散ってしまいましたが、エフメゾはまだまだ満開。4/14は大学生の店子見習い君とともにカフェタイム(17:00−19:00)から営業しております。もちろんいつものスタッフもバータイムには揃っているはずです。

春になったのでおでんに替わるメニューを、と思ってはいるのですが、なかなか調理実験する時間がなかったので、相変わらずですがおでんと、カレーと、ハヤシライスを作ってお待ちしてります。←でも美味しいよ!

水曜のみのゲイバーであるエフメゾは、一応、ゲイバーなので、同じ料金を払っていただいていてもゲイ様がいちばん偉く、ノンケや女性は差別的(笑)な扱いを受けるかもしれません。そういうコンセプトを笑って楽しんでいただける方のみにご入店していただいております。とはいえ、実際は女性のお客様も多いですし、ノンケ男子もけっこうお越しいただいております。

またエフメゾには水曜以外にも「部活動」というのもあって、いまのところ、エヴァンゲリオン部、読書部などが存在します。先日も第一回の読書部の集まりがあって、20人以上の仲間が参加して読書会を楽しんでおりました。あくまでもエフメゾのサークルですので、ご興味のある方はお店に遊びに来られて、まず、みなさんとお友達になってみてください。

スタッフ一同、お待ち申し上げております。

2010-03-29

『団地の女学生』発売直前祭り!!

hennkann_1.jpg3/31(水)のエフメゾは、『団地の女学生』発売直前祭り!!ということで、ボトルを入れてくださったお客様に伏見の著書をプレゼントします! 『団地の女学生』の見本が3冊、『ゲイという「経験」』1冊、『性という「饗宴」』『クィア・ジャパン・リターンズ』各号1冊ずつ、『魔女の息子』1冊、『オカマは差別か』1冊……を先着順に(ボトルを入れてくださった順にお好きな本から)差し上げます。いちばんお安い鏡月と、『ゲイという「経験」』の定価の価格差はなんと千円! →つまり千円でボトル入れられるよー!

* エフメゾの営業はカフェタイム(17:00−19:00)、バータイム(19:00−04:00)です。
** 営業日は水曜だけです。他の曜日は福島光生さんが経営しているゲイバー、メゾフォルテになっております。
*** 女性客やノンケ客もOKですが、「ブス!」とか「便所女!」とか「粗チン!」とかオカマにからかわれてもそれを面白がれる方のみにご入店いただいております。

**** 学生のバイトを募集しております。ご興味のある方は「@yahoo.co.jp」の前に「gaybarfushimi」をつけたアドレスに自己紹介、履歴などを記してお送りください。

● 『団地の女学生』(集英社)が書店に並ぶのは4/5です!!

● 伏見憲明のmixi ID https://id.mixi.jp/3837974 マイミク歓迎!
● ツイッター http://twitter.com/fushiminoriaki

2010-03-21

書評『リハビリな夜』

*3/26(金)に青山ブックセンターにて、本書の著者の熊谷晋一郎さんと、作家の中村うさぎさんと一緒にトークライブをします。もしよろしければ聴きに来てください。
ご予約

● 熊谷晋一郎『リハビリの夜』(医学書院)
**初出/現代性教育研究月報

少し前、友人が海で遊んでいたときに岩に頭をぶつけ、頸椎を損傷する事故に遭った。海中に投げ出された瞬間、手足を動かそうとしたら反応がなく、パニックになるのを抑え、なんとか腰を回して浮き上がったのだそうだ。その体験を聞いて以来、どうしてからだは動くのだろうかと、ときどき不思議になって手足の動きを確かめることがある。そうすると、いちいち頭のなかに命令の言葉を想起せずにからだが動作していることが、奇跡のようにも感じられる。

そんな身体の「動き」について、脳性まひという「経験」通じて考察いや哲学してみたのが本書である。著者は新生児仮死の後遺症から車いす生活となり、思春期までをリハビリに明け暮れた。つねに身体が「他者」として立ち現れてくるような感覚からすると、無自覚に立ち上がり、歩き、走り、手の機能を用い、食べる、排泄する……といった「ふつう」の行為ひとつひとつが、自覚的に体験されるものとなる。つまり、「動き」についての再帰的な視点から、人が動作をし、外界と交渉し、他者とコミュニケーションをするという「ふつう」の過程を分解し、分析し、記述し直すのが、本書のやろうとしていることである。 続きを読む…