Lion vs Win

2011-11-30 山田 信也

社内のファイルサーバにMacOSXserverを利用しています。
今年の夏にはLion serverにバージョンアップしたのですが、
これがどうにもWindowsと相性が悪いようです。

主要には、Windows向けのファイルサーバソフトが
ライセンスの都合上使えなくなり、
Appleがその機能を自前で作り直したりなんだりしたことらしいのですが、
なかなかすんなりとWindowsからファイルサーバに接続できない。

一度つながるようになってよかったと思っていたら、
サーバの再起動かアップデートの拍子にまたつながらなくなり、
再度いろいろいじっているとまたなにかの拍子に接続できるようになったり。。
なんかよくわかりません。

sambaがリプレイスされましたよという話はこことか
特集:builder的Lionのみどころ–サンドボックス、SMB、irb- page2 -

WindowsからLionのファイルサーバに接続するぜという話はこことか
【 Lion Server 】Mac OSX LionでWindows7とSMB接続

などを参考にさせていただきました。

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「女子をこじらせて」いよいよ発売

2011-11-29 那須 ゆかり

雨宮まみさん初の単行本「女子をこじらせて」
いよいよ今週末から来週前半にかけて書店に並び始めます。
こじらせ女子人生がとことん描かれていますが、
いっぽうでこじらせたゆえにたどりついた突き抜けた明るさがあります。
装丁からもそれを感じ取っていただけるのではないかと思います。
勢いのある本です。みなさんどうぞ書店でお手にとってみてください。

「僕に生きる力をくれた犬」も今月から来月にかけて
いくつかの犬雑誌で取り上げられる予定です。
『愛犬の友』『Wan』『RETRIEVER』『柴犬ファンSPECIAL』…。
こんなに犬の雑誌があるとはこれまで知らなんだです。ワンダフル!

犬といえば、どうでもいい話ですけど、我が家の犬たちもすこぶる元気。
身体が大きくなったサクちゃんは、けれどもちっとも脳ミソが
成長しないので、相変わらず、家中をぼろぼろにしてやがります。
机も椅子もタンスも家具という家具は、角がとれて丸い人たちに変身していたり。
我が家の羽毛布団はほぼやられました。
朝起きたら、あひるが死んでいるのかと思うほどの羽が部屋中を
埋め尽くしていたり。
サクちゃんは毛がふさふさで障り心地いいんだけど、抜ける、抜ける。
朝はお弁当づくりで手一杯で、毎日の掃除なんて絶望的にできないので、
このままでは羽毛やら犬の毛やらで気管がつまって
我々家族は死んでしまうかもしれません。
でもいたずらするときの挑むような顔が
吹き出しそうになるくらいかわいいんだなー、これが。

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エニアグラムに挑戦

2011-11-29 鈴木 明日香

日誌のネタに困っていましたら、
「エニアグラムだよ!」と天の声が聞こえました。

エニアグラムって?と思い、調べてみたところ、
どうも性格分析の一種のよう。
90項目くらいの質問に答えて、自分の性格の傾向を探るんですって。

無料診断のサイトがあったので
さっそくやってみたところ、私は献身家タイプでした。

「自分より他者の存在を大きく感じ、周囲に与える態度を取ることがある」
までは良かったのですが、
「自分のしたことが感謝されないと、苛立って相手を非難する」
「人に対してノーと言えず」
「自己評価が低い」などなど・・・

な、なんてめんどくさい人なんだ!
でも結構当たってるかも。
この間、弟に「姉ちゃんってわりとめんどくさいよね」って言われたし。

自分を見つめ直すにはもってこいな分析法だと思います。
そのタイプの人がいやがること、喜ぶことなんかまでわかるので、
身近な人にやってもらうとおもしろいかもしれません。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -139[2011.11.23〜2011.11.27]

2011-11-27 沢辺 均

●2011.11.23水祝
水曜日の祝日。イヤー最近は祝日がスゴくうれしい。
だいたい、怠惰な一日にすぎないんだけどね。
で、整体を受ける。

●2011.11.24木
午前中は出版デジタル機構(仮称)の準備室ミーティング。
午後は、機構の人員体制などなど検討会。
夕方ポットにもどって、こまごまと。

●2011.11.25金
午前中は久しぶりにポット会議に出席。
9月末の決算でそれなりの黒字をだせたんで、決算賞与の報告とか、とはいえ、出版部はキビシいので、
今年度で挽回すべく、その計画の議論など。
年度末は事業税やら、消費税やらの支払があって、数百万円が飛んで行くんで、資金繰りとかも。
この日は給料日でまたお金が飛んでくしね。資金繰り、資金繰り。
午後から出版デジタル機構(仮称)。
関連事業者への説明会に出席。
終わって幹事会+準備室ミーティング。
事業計画の数字とか、いろいろ具体化してきた。

●2011.11.26土
まったくグータラな日。Queenのドキュメント見たり、昼寝したり、犬の散歩にいったり。
そういえば、犬カレンダー(鉄すずカレンダー)、制作がすすんでいないな。佐藤と山田のプロジェクトなのだけど。

●2011.11.27日
昼まで寝てた。
で、事務所に出てきて、雑用とかいろいろ片付ける。
そんでもって日誌。
まったくつまんないでした。

●2011.11.26

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「ジュン」シリーズ特典できました!

2011-11-25 高橋 大輔

前回の日誌でも書きましたが、ポット出版では9月から、石ノ森章太郎の「ジュン」シリーズ全5巻の刊行を開始しました。
ジュン4」の発売日は11月25日です。な、長かった。

今日は「ジュン」シリーズ全5巻をご購入いただいた方々へお送りする、特典の紹介をします。
20111125141754_00001.jpg
「魔法世界のジュン」アイディア・スケッチ全9枚。
これは特典を入れる封筒です。
スケッチブックを携えたジュン。
封筒にはロウ引き加工が施してあり、しっとり、おちついた感じの手触りです。デザインは和田が担当しました。

P1000496.JPG
石ノ森章太郎による「JUN」のサイン。

20111125141754_00002.jpg
アイディア・スケッチから一部抜粋。
ぜひ、実物で石ノ森章太郎の描く流麗な線や、鉛筆スケッチの跡をお楽しみください。
印刷にはHS画王という用紙を使用し、スケッチブックのラフな風合いを再現しました。
P1000497.JPG

ああ、お願いですから買ってください!! 特典の締め切りは来年の1月31日です。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -138[2011.11.04〜2011.11.22]

2011-11-22 沢辺 均

こんなに日誌サボってたっけな?
だもんで、大急ぎで大雑把。

●2011.11.04金
出版デジタル機構(仮称)の出版社説明会
ギター教室サボる。
機構説明会1104
●2011.11.05土
多分休んでただろう?

●2011.11.06日
事務所に出て出版デジタル機構(仮称)のこととか雑用とか。

●2011.11.07月
午前中、出版デジタル機構(仮称)準備室のミーティング。
夜、ポットのアルバイトで何年かいた●●が遊びに来た。
オルガニークというフランス料理屋で佐藤、那須と4人で夕飯。

●2011.11.08火
出版デジタル機構(仮称)で、普及促進会議。
その後、電子書籍のコードについての意見をいろいろと聞きに行く。
終わって、カレー屋でメシとビール(おいらはウーロン茶だけど)。
話の中で、いろいろアタマが整理できたぞ。

●2011.11.09水
午後に、図書館向け電子書籍販売会社にお話を聞きに行く。
終わってから、中野へ行って、NPOげんきな図書館の理事会。

●2011.11.10木
出版デジタル機構(仮称)で準備室ミーティング。
終わってから富ヶ谷図書館の館内整理日ミーティングに参加。
夕方、沖縄から萩野くんとか来て、ちょっと相談ごと。

●2011.11.11金
午前中は電子書籍関連の会社にいっていろいろ教えてもらう。
午後は出版デジタル機構(仮称)の出版社向け説明会
終わってから、幹事会+準備室合同会議。
またもギター教室サボる。
機構説明会1111
●2011.11.12土
ちょっとだけ事務所で雑用。
あとは何やってたんだか?

●2011.11.13日
事務所にでて雑用。
夕方高円寺のブックフェアに行く。
カタヅケを一緒にやって、打ち上げ飲みやへ。
高円寺フェス高円寺フェス
●2011.11.14月
午前中、出版デジタル機構(仮称)の準備室ミーティング。それが終わってから
図書館向けの商売をどう組み立てるかの相談。
その後、NDLの人と情報交換など。
17時に戻ってきて、整体を受ける。あー、よかった。

●2011.11.15火
午前中は近刊情報センターの普及会議。
午後、電子書籍関連のひとと情報交換。

●2011.11.16水
午前中、出版デジタル機構(仮称)で図書館向け商売組み立て相談。
午後は電子書籍制作請け負い会社の話を聞いたり、
大物と意見交換したり。

●2011.11.17木
午前中は出版デジタル機構(仮称)の準備会ミーティング。
午後は、幹事会+準備室ミーティング。

●2011.11.18金
朝から京都。PHPの会議室を借りて、出版デジタル機構(仮称)の関西説明会
夜にポットにもどって来たけど、結局ギター教室サボる。
すでに先週、ギター教室退会手続きをしていたので、この日が最後の予定だったけどね。
機構説明会1118
●2011.11.19土
こもれび大和田図書館に行って、館長さんとおしゃべり。

●2011.11.20日
6月のライブ以来、はじめてのバンド練習。
その前に、久しぶりに娘が訪ねてきた。もう25歳なんだ。

●2011.11.21月
午前中に、電子書籍からみの情報交換のミーティング。
だもんで、出版デジタル機構(仮称)の準備室ミーティングをサボる。
午後から機構にいく。
機構のポータルサイトのことなどでちょっと喫茶店で人とあったり、。
夕方は業界の話題の主とおしゃべり。なんと3時間。

●2011.11.22火
午前中はマンションの管理組合の理事会。
午後は電子図書館のことでいろいろ教えてもらいに●社へ行く。
出版デジタル機構(仮称)の事務所にもどって、事業計画議論に参加。
なんと機構に賛同してくれた出版社が、74社になる
そして、ポットに戻って、日誌書き。

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同窓会

2011-11-21 佐藤 智砂

高校時代、演劇部に入っていた。
卒業して34年も経った今年。
なぜか私は突然「同窓会やりたい!」と思いにとりつかれ
年賀状さえやりとりしていなかった、旧友たちに連絡をとった。
それが8月。

で、11月12日に開催。
みんな年はくったけど、中身って変わらないんだな。
10代のときのキャラのママだった。

午後1時からスタートして、二次会、三次会と夜の10時まで
おばさんたちのおしゃべりは止まらなかった(女子校なんです)。

30年以上連絡をとっていなかった人が多いのに
私から電話がかかってきた二、三日前に、私の夢を見たという人が三人もいた。
すごーい!! 本当にそんなことってあるんだ。
その手の勘が強いメンバーが集まっているのか、
それともほら吹きが多いのか、演劇部(笑)。

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出版デジタル機構と図書館のこと(ず・ぼん編集後記)

2011-11-18 沢辺 均

『ず・ぼん』17号を制作してます。もうすぐ入稿。
でもって、編集後記を書きました。
まだ下書き何だけど、よろしければお読みください。
──────────────────────────────
●すべての出版物のデジタル化を目指して、出版デジタル機構(仮称)とう会社をつくる計画をはじめた。講談社・小学館・集英社といった出版業界トップ企業から、我がポット出版のような零細までが手を組んで、出版物をデジタル化して電子書籍書店にたくさんの電子書籍を提供しようという試み。ちなみに最大手出版社の書籍の年間発行点数は千数百、ポット出版はまあ20点アタリをうろちょろしてる。点数で1~2%、売上げ金額では多分千倍程度の違いがある出版社群をフォローしようとしているのだ。
去年「電子書籍元年」などと騒がれたものの、いまだに商売としてなりたつほどの市場になっていない。しかし、電子メールがあたりまえのものになっていたり、ほとんどの文書がコンピュータで書かれているように、デジタルとネットワークなしには私たちの「活動」は成り立たなくなっている。デジタル化はますます広がって行くと思って間違えないだろうし、本の世界もデジタル媒体の比率が高まると考えるべきだ。
そうした、まったく新しい状況に臆するのではなく、むしろ積極的に取組むことが、多分正解なんだと思う。
黒船が現れたときに、鎖国を守るために戦うのではなく、よりよい開国に向かったように。
●こうして「ジュンク堂なみの品揃え」を電子書籍で用意して、電子書籍に習熟して、市場にもインパクトを与える、つまり電子書籍書店にタイトルを提供する取組みに「没頭」してる数ヶ月を過ごしている。
さて、図書館。いったい図書館にたいして電子書籍をどのように活用してもらおうか、という課題も検討しているわけだが、大学図書館はともかく、公立図書館での活用のイメージが具体性をもたない。
第一に、一部を除いて、こうしたデジタルとネットワークというあらたな状況を生かそうという図書館や図書館員が見えない。
それなりにコンピュータを使いこなす図書館員に出会うことはマレだ。たとえば、キンドルやiPadで電子書籍を読むサポートができる図書館員はどのくらいいるだろうか?
第二に、電子書籍がそれなりの市場をつくれたとしても、いったい図書館ではそれをどうあつかうのだろうか。相手はデータで、ネットワークで移動可能なのだから、貸出し窓口は必要なくなってしまうかもしれない。今、サイトからの予約ができるようになり、相互貸借サービスがあたりまえになっているなかで、そのための作業の割合が増えているように見える。そうだとしたら、電子書籍の比重が増えたらそうした作業はどんどん減るかもしれない。そのときに図書館員はなにをやっているのだろうか?
第三に、図書館が電子書籍を貸し出すようになったとしたら、「無料原則」は続けられなくなると思う。
たぶん、電子書籍のレンタルもあたりまえになる可能性が高い。DVDレンタルがこれだけ広がったなかで、同じタイトルを「無料」で貸し出せないように、電子書籍レンタルが普及したときに、図書館でおなじタイトルを「無料」で貸し出すことができるのだろうか? 民業との関係なども含めて、バウチャー制のようなものなら「無料」を続けられるかもしれない。そうした構想を生み出していかなければ、図書館の意味を持続させることができないと思おう。
国立国会図書館の長尾館長の構想は、電子書籍の「有料論」だったわけだが、無料論者がどれほどそのことに異議申し立てをしただろうか? 有効なロジックを打ち立てただろうか?
●たぶん日本は「容易に収穫できる果実」を食べ尽したんだと思う。貧しい時代、貧しい思い出が生々しく残っている時代に、ともかく図書館をつくって読書を提供するというのは「容易に収穫できる果実」だったんじゃないか。全国三千館を越える公立図書館ができた今、たんに読書を提供するってことの先の果実を見つけなければ、図書館が人々に求めることは続かないと思うのは、単なる危機煽りに過ぎないのだろうか?
たまに、リクエストベストテンの寄贈を呼びかけるチラシや掲示物を図書館で見ることがあるんだけれど、こんな人気トリを続けてちゃイカンでしょ。
●じゃ、どうする? 貸出し以外に、図書館らしいサービスを生み出さなきゃならない。 記録と編集と提供、じゃないだろうか。そして、それは多分たった一人でも始められることだと思う。たった一人のおこないがたくさん生まれれば、多分図書館は変えられるんだと思う。

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職場復帰しました

2011-11-17 小久保 由美

ご無沙汰しております。

今年の1月のアタマに子どもを産みまして
10月から職場復帰です。

本来ならば育休期間は1月までなのですが
保育園激戦区の政治的対策もあり、9月いっぱいで育休を切り上げました。

復帰してすぐは慣らし運転的になんて思っていたのですが
自分が担当している仕事のアレコレが10月11月に集中し
いきなり毎日時限爆弾を抱えて猛ダッシュしている感じです。

コチラ、いろんな意味で猛ダッシュして作った復帰後はじめての本です。

カバー案がどうしても思いつかず、子どもを寝かしつけてから下北のビレヴァンに走ったり
深夜に一人ネットでダッチワイフを検索したり
何度かこじれそうになりましたが、なんとかカタチになりそうです。
(南極一号みたいなダッチワイフを使う案もあったのです。そういうオールドスクールなダッチワイフを日本で入手するのが難しそうだったので断念しましたが…)

装画はMasshivaさん(CBAさんと平松昭子さんのユニット)に描いていただきました。
刷り色ですが、シアンとマゼンタを蛍光色にしたので、実際の仕上がりは画像とはまた違った感じです。
ぜひ書店でお手に取っていただければと思います。

————

さて、復帰した経産婦の私に、
「やっぱり産む時は痛いんですか〜?」
「よく言う鼻からスイカな感じですか〜?」
などと、社内の若い衆によく聞かれたりしたので
後続のためにも参考まで。

出産は「鼻からスイカ」だなんて
架空の絵空事みたいな未知の痛みなんかではなく
実際はもっとリアルな痛みです。

人によって違うとは思いますが、私の場合はズバリ
陣痛→生理痛と同じジャンルの痛みの最上級
出産→スイカ大のウンコ(固め)を放り出す感じの痛み
でした。
こう書くと、男性も結構想像できる痛みですよね。

ちなみに陣痛前半戦の5分感覚の痛みなんかは
フツーに生理痛みたいなのが5分間隔で来るみたいな感じなので
ぜんぜん余裕でおにぎり食ったり録画したあらびき団観たりしてたんですけど
後半戦はもうどんな体制でも痛くて、
ヨガの先生から教わった呼吸法なんか試してみても
吐き出す息とともにもれる「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜」といううなり声。

子宮口が全開になって分娩室で「はいイキんで!」とか助産師さんに言われ
せいやっとイキんでみても、うんともすんとも出て来る手ごたえはなく
股あたりでは、私の意思とは別のところでスイカ大ウンコがコークスクリューの如く…
それが1時間くらい続くわけです。
砲丸投げで例えると、室伏が1時間ぶっ続けで全力投球してる感じとでも言えば
大変さがなんとなくわかっていただけるでしょうか。
ちなみに室伏と私、タメです。

で、イキんでる最中に、助産師さんが気を利かせたつもりなのか
別の分娩室でちょっと前に産まれたばかりの赤ちゃんを連れて
「がんばって〜!」と赤ちゃんの腕を持って無理矢理手を振らせてたりするもんだから
「マジか!?そんなデカイの!!!!!ムリだって!!!!!」と、途中で心折れそうになりました。

時は大潮、そんなに大きくない個人産院で
同時多発テロのごとく3人同時に産気づいていたらしく
途中、何度か一人放置される場面もありましたが
1時間の格闘の末、3176gの女子を無事に出産いたしました。

よく女優さんなんかが
「かけがえのない生命の誕生云々でうれしくて涙」的なこと言ってますが
私の場合は「室伏が1時間ぶっ続けで全力投球」後なので
うれしくて涙どころではないというか
ただただボーゼンとしてしまいました。

でもみなさん、痛みはこれで終わった訳ではないのです。
私にとって出産時の痛みより出産後の各種痛みの方がいろいろ印象深いです。
(なのに、ここら辺って出産の本とかではあまり書かれてないですよね)
こちらについては、次回の日誌の時にでも書こうと思います。

ちなみに、出産後しばらくは
「いやーあの痛み再びとか思うと、今は二人目とかもう全然考えられないよねー。
てゆーか年子のお母さんとか、ネ申!」
なんて話していたのですが、人間とはスゴいもので
10ヶ月経った今、あの時の痛みを既に忘れかけております。

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今日はチーズの日。

2011-11-11 五賀 雅子

今年で何年目なのでしょうか?
会社近くのイベント会場で、「チーズフェスタ」をやるようになってから
毎年この日が楽しみ!
今年も、わくわくしながら、イベント会場に行って、
しこたまチーズを買ってきました。
以下が、一覧です。

●フランス産
キャステロブルー/150g/770円
ミモレット22カ月熟成/111g/1010円
リュスティックブリー/100g/300円

●スペイン産
イベリコチーズ/106g/296円

●ドイツ産
ゴールデンスモーク/100g/400円

●アメリカ産
ラズ★ダズ ブルージャック/100g /300円

ちょっと買いすぎ?

P1070630.JPG

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「“萬画(マンガ)”〜石ノ森章太郎の世界〜」に行ってきました【追記あり】

2011-11-11 大田 洋輔

※石ノ森章太郎のアニメ作品の上映時間について追記しました。

2011年11月4日、兵庫県宝塚市、宝塚大劇場のすぐそばにある手塚治虫記念館に行ってきました。

目的は「“萬画(マンガ)”〜石ノ森章太郎の世界〜」と題した企画展です。2012年2月20日まで開催されているこの企画展ではマンガの王様・石ノ森章太郎の代表作の直筆原稿や、マンガ界の神様・手塚治虫とのゆかりの作品などが展示されており、まさに二大巨頭の揃い踏み。見逃す手はありません。
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深沢英次さんによるDTP勉強会

2011-11-09 大原 真理子

日誌をとめていました。ごめんなさい。
今日は、タイトルのとおり、深沢さんをアドバイザーに迎えての「DTP勉強会」のレポートです。
なんて贅沢な企画なんでしょう。

わたしたちデザイン部は、日々デザインとDTPをしているわけですが、
ワークフローやソフトも日々変わっていくわけで。
ポットではPDF入稿やネイティブデータでのDTPオペレーションなど、
昔ながらのデザイン事務所とは違うであろうやり方を採用しています。
デザイン事務所に勤める友人たちの話を聞く限りでは、指定紙入稿をしているところもまだまだあるようですが。
その違いにも、メリット・デメリットがいろいろあるということでしょうか。クライアントや印刷所との関係とか。

「より良い環境や方法があったら知りたい、教えてください、深沢さん!」
ということで、沢辺社長が提案して下さって始まりました、DTP勉強会。

初回のために、日々の疑問をデザイン部であげていったのですが、
わたしは質問すら浮かばず…。質問って難しいですよね。

初回のメイン議題は「いま印刷所に依頼している画像変換補正のワークフローの見直し」でした。
ポットはほぼPDF入稿の方法を取っているので、いったん印刷所から上がってきた実画像をこちらでさしかえての入稿となるわけです。
深沢さんのアドバイスは、「印刷所でやってもらうほどの写真でなければ、デザイナーがレタッチをすればよい(デザイナーはレタッチをできるとよい)」でした。

深沢さんのお話は、技術的なことだけでなく、デザイン・編集にかかわるにあたって
大切なことがふんわりと含まれていて、初心にかえらなきゃな、と思いました。
まずは質問が出てくるようにならないと、です。
以下、簡単な箇条書きですが勉強会のレポートです。

—————–

深沢さんDTP勉強会
2011.11.01
【レタッチ】
◎印刷所に画像変換補正を依頼しなくてもいいレベルの写真は、
こちらでレタッチをすればよい
◎画像は、本文と同じくらい大切な要素なので、レタッチの基礎は出来た方がよい
◎自分マシンのモニターで、自分の目でレタッチして、それが印刷物になったら
どのように出るかを身体で覚えるとよい
◎写真画像をモニターで見る時は、50%、75%、100%など整数倍で見た方がよい
(整数倍以外で見ると、モニター上で画像が補完されてしまう)
【レタッチの手順】
◎jpeg画像などを、RGBのままレタッチして、psdで保存。
◎写真の傾き、トリミング→レベル補正→トーンカーブ(→バリエーション)
→最後にアンシャープマスクをかける
◎レタッチの途中でおかしくなってきたら元画像に戻ってやり直すこと
【カラーマネージメント】
◎ポジのときは、ポジの色味を基準に、カメラマン→編集者→デザイナー→印刷屋さ
んのプロセスのなかで一定の色を保つことが出来たが、データだと、カメラマン
の段階からモニターや出力などの環境の違いから色味の基準が狂ってくるので、
完全なカラーマネージメントは難しい。
なのでせめて印刷所のカラープロファイルと、デザイナーのカラープロファイル
を同じにするとよい。また、汎用性の高いカラープロファイル(Japan color
2001 coated)を使用して、それを印刷所に伝えるのもアリ。
---------
※カラーマネージメントの第一人者といわれている上原ゼンジさん
カラーマネージメントの講座を開いたりしている
http://www.zenji.info/cn16/pg130.html
深沢さんおすすめ本「カラーマネージメントの本」
http://gihyo.jp/book/2011/978-4-7741-4888-5
-----------
【カラー設定】
◎InDesign、Photoshop、Illustraterすべて「プリプレス用2」に設定すればok
◎作業スペース→RGBは「Adobe RGB」に、CMYKは「Japan color 2001 coated」でok
【PDF入稿】
◎画像の色味を印刷所の環境でいじれるので本当はInDesign入稿の方が好ましい
が、印刷所にないフォントを使ったりできるのでPDFのメリットもでかい
◎PDF X-1aは、透明機能が使えない(うまく表現されない)ので、キリヌキ画像
を配置している場合は、当然パスでのキリヌキが安心である(背景透明のキリヌ
キではなく)。ちなみに、PDF X-4から透明機能が使える。
◎POTでレタッチをしたRGB画像は、PDFに書き出す時に自動でCMYKに変換される。
【その他】
◎ブリッジ便利。
◎DTPオペレーションの行程で、自動処理などで効率化を計った方がいいところ
と、手間をかけた方がいいところがある。自分の目で見て感覚で覚えたほうがい
いところは、手でやることが大切。
ex.)字ツメ、レタッチなど

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デジクリ連載[16]アマゾンで電子書籍を売ってもらうとしたら

2011-11-08 沢辺 均

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[16]アマゾンで電子書籍を売ってもらうとしたら/沢辺 均

アマゾンで電子書籍を売ってもらうとしたら、どんな契約をしたいんだろうか、オレ……。

ネットでは、アマゾンの契約内容が明らかにされたりしててにぎわってる。イチバン具体的なのは『「こんなの論外だ!」アマゾンの契約書に激怒する出版社員 国内130社に電子書籍化を迫る』かな?
< http://news.livedoor.com/article/detail/5977004/ >

それについて思うところを何点か書いておくことにする。

「共通の書面で契約を迫っている」って完全に狂ってるでしょう。ここまで予断をもって書くライターの気が知れない(安藤健二〈BLOGOS編集部〉っていう人らしいけどね)。

だって、郵送で、契約書と、契約して下さいって案内文くらいじゃないの? 送られたのは。郵便で送るなんてこと、取次だってするよ。たとえば、東北大地震の書店店頭にあって津波かぶった本の返品を、現物ないけど、マイナスで受け入れてってのも、郵送で来たよ(メール便だったかもしれないけどね)。それをよんでだれも「取次が書面でマイナス返品を迫っている」って書かないものね。

それとも案内状がついてなかったとかなのか?

「10月31日までに返答せよ」ってほんとうにそう書いてあったのかな? せめて「10月31日までに返答してください」くらいにはなってたんじゃないの?

いやもし本当にそう書いてあったのなら、この疑問は撤回するけど。
なんで、こういう話になっちゃうのかな?

契約なんだから、納得できなければ契約しなけりゃいいだけの話じゃない。その程度は、本当に各社の意思を自由に決められるんじゃない? アマゾンの書籍の市場占有率は(ボクの理解では)せいぜい10%前後じゃない?

その程度の占有にアタマを押さえつけられるほど、不自由なのか? 日本の出版社。もし、10%前後でもアタマを押さえ込まれるんなら、日販やトーハンなんかにはすべて言いなりになるしかないじゃん。

で、じゃ我が社(ポット出版)はどういう契約がいいのかなー、って想像してみた。以下は、ほんとうにこれでアマゾンに契約を「迫る」なら、もう一度良く考え直すし、独禁法とかもちゃんと調べねばいかんけど。

まず基本は、アマゾンへの販売金額の考え方。希望小売価格×70%(実は80%がいいけどね)か、○○円という方式のどちらかがいいのかと思う、我が社的には。いずれにしても、販売金額は固定だな。

もし、販売価格をアマゾンが下げたとしても、まあしょうがないか? って思う。そのかわり、あまりに低すぎる販売価格で売るようなら、アマゾンへの販売は中止すればいい。いや、その前に、交渉はしますよ、もちろん。

値引き販売の話でなく、正味=45%という出版社の取り分の話がいいとか悪いとかになってるけど、こりゃ低すぎるだろ、って思う。

第一に、コンテンツそのものをつくるより、ダウンロード販売するほうが全然コスト安いでしょ、って思う。

第二に、これアメリカってのの基準のような気がしてならない。ポット出版の本で日本語の横にすべて英文を対訳にして並べたことがあって、それをアメリカの書店に売ろうとしたときのこと。「定価」の50%位のことを平気で言われた。でもアメリカって「定価」ってないでしょ。希望小売価格しか。

で、そのメーカーの希望小売価格に20%とかなんとかの割引して売るらしいから、50%って言っても書店からいえば、80%で売って、30%くらいの粗利を出したいって話なんだかからしょうがないか? って思ったんだ。日本の書店と取次って30%ちょいってのがその取り分だしね。

「カスタマー対応のために、データを返却しない」って話はちょっとすぐに解決不可能だな。なにせ、今の著者との契約って基本的に期限のある契約なんだ。これを実現させるとしたら、著作権(財産権のほう)を買い取るしか思いつかない。うーん、ただちにそういう契約にするのって、無理じゃないかな?

アマゾンは実際ポット出版に契約書を送ってきてないし、ネットに書かれてることが本当かもわからないけど、万一本当だとしたら、アマゾンが焦りすぎてるのか、日本の市場なんてどうでもいいと思っているのか、これを機会に日本の書籍市場に革命を起こそうとしてるか、くらいにちょっとクビをかしげる契約ではある。

ここ数年のアマゾンって、日本の書籍市場のありように対して、原則(考え方)を保ちつつも折り合えるポイントを探そうって感じに見えてたんだけど、それってオレの勘違いなのかな?

PS 出版デジタル機構(仮称)って株式会社を20社でつくることに合意。
ときどきサイトも見て下さい。
< http://www.shuppan-d.info/ >

【沢辺 均/ポット出版代表】twitterは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)

ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。おやじバンドでギター(年とってから始めた)。日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。

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ポット出版社長・沢辺均の日記 -137[2011.10.31〜2011.11.03]

2011-11-03 沢辺 均

●2011.10.31月
出版デジタル機構(仮称)の準備室へ。
午後に、翌日からオープンの事務所を見に行く。
それからある人とちょっと議論。いろいろ問題点も見えて来た。
想像してたことに近いかな?と
出版デジタル機構(仮称)事務所

●2011.11.01火
いやー、ちょっと体調不良で、休ませてもらう。
機構の準備室ミーティングも幹事会合同会議もサボる。
んだけど、ここんとこずっとやってなかった整体をうけたら、なんか良くなったような。
いや、これはやっぱり整体サボりだな。

●2011.11.02水
午前中から機構準備室へ。オレは事務所に初出勤。
午後は出版社の人が2人来て、機構の話を説明。
夕方ポットに戻って、ず・ぼん編集会議。
ついでに次号に載せようって、編集委員との鼎談も。
メシはオルガ。

●2011.11.03木祝
整体を受けてから事務所にでて、いろいろ雑用を片付ける。
祝日だというのに、スタッフが何人もでている。すまん、。
翌日の出版デジタル機構(仮称)の説明会の名簿整理とか、週報づくりとか。
・11/04 141人 101社 ほか取材が6名
・11/11 311人 244社 そろそろ締めきりかな?

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