2009-04-18
伏見徒然草 vol.65「ネオホモの時代」1

● 伏見徒然草 vol.65「ネオホモの時代」1(バディ2009.5)
このごろ、「ネオホモの時代だ」とよく話す。「ネオホモ」とは伏見の造語。同性愛というセクシュアリティを社会化していく方向性を持った人たち*を「ゲイ」というのなら、「ホモ」は同性愛をベッドのなかの嗜好としていればいいという感覚に生きている人たちだと、とりあえずしておく。その上で、「ネオホモ」はかつての「ホモ」と違って、自らの欲望にさして後ろめたさや恐怖感を抱いているわけでもなく、また異性愛のライフコースに従おうというのでもない人々だ。
「ネオホモ」の増殖は、八十、九十年代を通じての日本社会の多様性の広がり、社会生活と私生活の分離傾向、少子・晩婚化、ネットの発達によってマイノリティのネットワーク化が可能になった状況、「ゲイ」の推進力で実現した同性愛をめぐる社会的条件の向上などを背景にしている。しかし彼らは「ゲイ」たちが理念とした「ゲイコミュニティ」や「ゲイカルチャー」などにはさほどシンクロすることはなく、ただ同性に性的欲望を抱くことを共通項として、あとは階層や学歴、職業、地域性、性的嗜好などに則してそれぞれの暮らしを営んでいる。 続きを読む…

日が長くなってきたので、またカフェタイムでもはじめようかと思いつつ、でも、早くを開けても学生さんとかそんなには来てくれないしなあと躊躇する伏見ママ(ノンケの学生さんはけっこう足を運んでくれるんだけどね)。なので、まだ通常の19:00-04:00 営業です。ただし、夜中お客さんがいなくなった時点で看板を消します。最近体力の衰えが顕著なので、深夜は調子悪くなったらさっさと切り上げますが、という殿様商売ですが、それでもよければいらしてください。
映画『MILK』を観てからというもの感覚が昔に戻ってしまい、やたらテンションの高い伏見である。若い者がぬるいことを言ってたりすると、「てめ、古いゲイリブなめんなよッ!」「こちとら自分の人生も、親も、みんな売り飛ばしてリブはじめてんだよッ!」と殴りたくなる。ワハハハハ!
エフメゾ明けの木曜日、台北へメンテのために二泊三日の旅に出かける。もう何度台湾へ行ったかおぼえていないが、今回は一年ぶりの訪台。バー営業の翌日は早朝家に戻って昼まで寝るのだが、睡眠が浅く、疲れがとれなくて一日ぼーっとしてしまう。その日もなかなか眠れないまま、午後成田へ向かう。以前、飛行機に遅刻しかけたトラウマがあって、早めに空港に入る癖がついているので、この日もロビーで時間をつぶすのに苦労。
4/1(水)のエイプリールフールは通常営業です。新人店子(フェロモン出てます)もデビュー予定。
あぁ、一週間が経つのが早い! エフメゾをはじめてからあっという間に次の水曜日が来てしまうので、どうも落ちつかない。今日も午前中からカレーの仕込みやら、銀行回りやらでバタバタ。来週はエフメゾ明けで台湾へ行くので、航空チケットの払い込みと釣り銭の用意等があって、チャリで行ったり来たり。でも、まあ、ちょっと大きめな仕事が終わったところなので、気持ちはらくな感じかな。
*今回から「蔵出しエッセイ」のカテゴリーを増やして、媒体等に発表したエッセイを収蔵していきます。単行本に収録していないような大昔の、ヘタクソなものも入れていくので、笑わないでね。第一弾は最新エッセイで、先週「週刊朝日」に掲載されたもの。
