2009-08-05

『本の現場』誤植の指摘

原宿で信号待ちしていたときに、ハイスピードの自転車に乗ったおっさんに目があった瞬間「ブスっ!!!!!」と叫ばれてしまった那須です。

永江朗さんの『本の現場』、早くも増刷できました。本を買ってくださったみなさん、ありがとうございます。
非再販にしたということで、取材やら問い合せやら、何かと話題になりました。編集に名をおいておきながら、名ばかりで、不勉強がたたり、なかなか自ら発信できなくて恥ずかしいのですが、取次の対応や、書店の方の意見を訊いたり、沢辺の取材をヨコで訊いたり、サイト上への非再販の説明をどうするか考えたり、とずいぶん勉強になりました。

で、増刷ですが、『本の現場』の初版では、とんでもない間違いをしておりました。キィー恥ずかしい&申し訳ありません!
誤植なんていう生やさしいものではなく、登場するふたりのお名前を間違えておりました。
お一人は、ジュンク堂書店池袋店の中村さん。名前を中村文隆さんとご紹介しましたが、正しくは中村文孝さんです。
もう一人、本の雑誌社の杉江由次さん。ふりがなを すぎえゆうじ としておりました。正しくは すぎえよしつぐ さんです。
本当に失礼しました! 増刷で直しました。
中村さんの間違いは、現在は紀伊國屋書店にお勤めの書店の方からメール投稿で、ご指摘いただきました。ありがとうございます。
杉江さんの読みの間違いは、沢辺がやっているTwitter(ツィッター)で、これまた書店員の方が書かれた指摘を、語研の高島さんが見ていて、教えてくれました。
以前だと、誤植を見つけても出版社にわざわざ電話をかけて指摘するといったメンドウなことはしないでしょうけど、メールやブログやTwitterといった、手軽に情報がより多くの人に発信されることで、トクすることもあるなと実感。(とはいえ、私はTwitterをやってません。もっぱらそういうことに得意な人が身近にいるので、外付けハードとして利用させてもらってる、というお粗末さで、えらそーなこと言えないんです)