2010-10-16

お部屋2108/東京三世社の歴史的意義(のさわり)

本日、10月16日、阿佐ケ谷ロフトで開かれる「ありがとう東京三世社〜総天然色の夢〜」の宣伝のため、昨日の深夜、ネイキッドロフトに行ってきました。あんまり人が入っていなかったので、効果はなかったかもしれないですが。

自分の企画でもないのに、なんでこんなに一所懸命なのかと言うと、日本のエロ出版を支えてきた存在を見送る会に人が全然来ないと悲しいじゃないですか。

これだけ長い期間、エロライターをやっていれば、たいていのエロ出版社とは多かれ少なかれ接点があるってものですが、すでに書いたように、私は一度として東京三世社と仕事をしたことがありません。あっちはこっちを屁とも思っていなかったのでしょうが、こっちはあっちに敬意を払ってます。その歴史に対してです。
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2010-10-15

お部屋2107/16歳のAV嬢とその報道

いよいよ明日です。

http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi
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緊急開催!!!!
「ありがとう東京三世社!〜総天然色の夢〜」

エロ本業界で燦然と輝いていた巨星が堕ちる!!
ありがとう東京三世社!!
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2010-10-13

お部屋2105/続・「週刊ポスト」掲載「懐かし昭和の『エロス雑誌』大全」のデタラメ

急に決まったイベントなので、人が来るのかどうか不安で、再度プッシュ。

http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi
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緊急開催!!!!
「ありがとう東京三世社!〜総天然色の夢〜」

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2010-10-12

お部屋2104/緊急開催!! ありがとう東京三世社

予定していたイベントが飛んで、数日前に急遽決まったのですが、今週土曜日の16日、以下のイベントが阿佐ケ谷ロフトで開かれます。

http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi
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緊急開催!!!!
「ありがとう東京三世社!〜総天然色の夢〜」

古くは「実話雑誌」、「MEN」、「PINKY」、「SMセレクト」、「コットンコミック」、「オレンジ通信」、「熱写ボーイ」、「チョベリグ」、「千人斬り」など数々の名作で僕らの股間を熱くしたあの老舗出版社「東京三世社」が出版業務を締結させるというニュースが!!

エロ本業界で燦然と輝いていた巨星が堕ちる!!
ありがとう東京三世社!!
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2010-10-11

お部屋2103/マツワル読者用384

以下は「マツワル」購読者のみご覧下さい。
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2010-07-25

お部屋2078/東京ヘビマップ

今年の3月か4月のことです。知人と新宿でラーメンを食べた時、店主から、新宿2丁目、4丁目、6丁目にヘビがいるという話を聞きます。「そんなバカな」と思って現地で裏取りをしたところ、本当でした。

これに感激して、私は「東京ヘビマップ」を作ろうと思い立ちます。「ちょっとヘビを見たいな」という時に便利かと思いまして。八王子にいるのは当たりまえ、奥多摩にいるのも当たりまえですから、あくまで対象は23区内です。都下に広げるとキリがないってことでもあるわけですが。

この話をなべやかんにしたら、「成城学園にもアオダイショウやヤマカガシが出ましたよ」と言います。なべやかんは、成城学園出身で、キャンパスに出たと言うのです。

もうずいぶん前のことですから、さすがにもういないだろうと思いつつ、ヘビが大嫌いななべやかんと一緒にその現場に行ってみました。「いるかもしれないけれど、そんな都合よく出てきてくれないよな」と話しながら帰ろうとしたその時、見事なタイミングでアオダイショウが出てきてくれました。

その時の写真です。 続きを読む…

2010-04-29

お部屋2047/インタビュー原稿のルール 4

読んでいない方は以下を先にお読みください。

お部屋2042/インタビュー原稿のルール 1

お部屋2043/インタビュー原稿のルール 2

お部屋2045/インタビュー原稿のルール 3
 

インタビュー原稿が出る過程で、河野氏にもまたミスがありました。これも「[ツイッターを疑え!]を疑え」のコメント欄で質問をしました。

河野氏は原稿チェックの際に【文字数を気にしながら】と書きながら、一見して文字数が増えていることがわかります。「受け取った初稿」「ぼくが直した原稿」を比較すると、初稿は1行15文字で122行です。それを直した原稿は20行オーバーの152行。

実際に出た「週刊ポスト」の原稿は、12字×165行で、初稿を12字詰めに直すと、1行の違いしかない。つまり、初稿の段階で文字数はフィックスであったことがわかります。対して、河野氏が直した原稿を12字詰めに直すと、28行オーバーです。

これでは編集部に対して「もう一度手を入れてかまわない」と言っているに等しい。事実、掲載誌を見ればおわかりのように、編集部あるいはライターは少しずつ文章を削る工夫をしています。
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2010-04-27

お部屋2045/インタビュー原稿のルール 3

前回「合意」という言葉を繰り返していて、「週刊ポスト」においても、合意があったという前提で、私は私の考えをツイートしました。

合意があったのであれば、今さら企画趣旨に文句をつけるのはルール違反。合意があったのであれば、その範囲で加筆されるのはおかしなことではない。合意があったのであれば、インタビューイによる加筆も、その合意の範囲でなされるべきってことです。

それでもなお編集部は、原稿チェックの段階で削除した部分を復活させたのはまずいと思うのですが、一方、「[ツイッターを疑え!]を疑え」で展開された河野氏の「週刊ポスト」批判も多くは行き過ぎだと思ってました。

この段階では、「合意があったのに、いまさら何を」と思っていたわけです。しかし、よくよく読むと、事前にどこまで説明があったのかについて河野氏は記述してません。そこで私は「あえて伏せたのではないか」とも疑いました。合意があったことを隠した上で、あのような批判をしたのなら姑息です。

ここは確認するしかない。そこで、私は河野氏に質問をしました。
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2010-04-25

お部屋2043/インタビュー原稿のルール 2

「[ツイッターを疑え!]を疑え」について論ずる前に、改めてインタビューはどのように作られているのかを三点から説明しておきます。

あくまで私の考えであって、異論もあるかと思いますが、商業誌に掲載されている多くのインタビューはおおむね以下のようなルールに基づいて作られているはずです。
 
 
●依頼について

通常、原稿依頼にせよ、インタビュー依頼ににせよ、コメント依頼せよ、編集者やライターが、企画趣旨を文書で(今ならほとんどはメールです)、あるいは口頭で説明します。

オーソドックスな文書としては、雑誌そのものの説明があり、その特集の発売日、タイトル、ページ数、企画趣旨、その中で何を書いて(語って)欲しいのかが記載されています。

雑誌がツイッターの記事を出すとして、「1時間ほどインタビューさせてください」とだけ言う人はいない。口頭で済ますとしても、ツイッターをどう取りあげるのか、何を語って欲しいのかの企画趣旨を説明します。

この趣旨に納得できなければ断ればいいだけ。あるいは別のアイデアを提示して、企画趣旨を変えてもらえばいいだけです。それが受け入れられなければ、その段階でやっぱり断ればいい。
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お部屋2042/インタビュー原稿のルール 1

ツイッターを本格的に始めて3ヶ月が過ぎました。

ここまで順調につぶやいてきた私ですが、徐々につぶやく頻度が落ちていて、先週以降はほとんどつぶやかない日、ほとんどTLを見ないも出てきています。「ツイッター離れ」です。肉離れみたいなものです。

「ツイッター離れ」を起こしている理由はいくつかあるのですが、そのもっとも大きな理由は、距離を置いてツイッターについて考える時間が増えているためです。ツイッターを理解するためにはTLに這いつくばることも必要ですが、同時に、そこから離れて俯瞰することも必要です。今は後者の時間が長い。

その位置にいると、どうもつぶやく気がせず、久々にブログの更新をする気になりました。

このところ、いったい私が何を考えているのかというと、『クズは世界を豊かにする』でも書いた「インターネットにおいて情報の検証は誰がやるのか」ってテーマです。こういうことをじっくり考えるにはTwitterは向かない。Twitterでも議論は可能ですが、熟考はできにくいかも。

ここは人によりけり、テーマによりけりでしょうが、私に関して言えば、また、このテーマに関して言えば、Twitterには向かない。ただひたすら自分で考えていた方がよさそうです。
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2010-01-27

お部屋2027/Twitterの効用

ここまでしばらく更新していなかったのは、忙しさのためではなく、なんとなく気が重かったのであります。

しかし、「黒子の部屋」では前に一度告知したきりだった新宿ブックファーストでの津田大介氏とのトークイベントで、少し元気をもらえました。

本を購入しないと入れなかったので、人が集まらないのではないかと思っていたのですが、事前に定員に達していたそうでなによりです。津田氏の力も大きかったのでしょうけど、ともあれ、ブックファースト新宿店で『クズが世界を豊かにする』が少なくとも40冊売れてよかったなと。

相手が『Twitter社会論』で話題の津田氏ですから、話の内容は自然とTwitterに向かい、というか、かなりの部分がTwitterについてでした。

私もとっくにアカウントはもっていて、見物だけはしていたのですが、ずっと放置してました。あれは私には向かないだろうと確信していたものですから。
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2010-01-25

お部屋2026/瀬戸弘幸著『ソースネクストの重大疑惑』の疑惑 2

思い切り、間があきましたが、前回の続きです。

瀬戸弘幸が、「自称ジャーナリスト」「詐称ジャーナリスト」と言われた時の反論として、たいして意味のない読売人名録を出すのであれば、「ソースネクストを告発した本を出している。アマゾンのレビューを見ろ。その気になればオレだってできるのだ」とでも言えばいいのに、なぜ代表作とも言える『ソースネクストの重大疑惑』というタイトルをこうも出そうとしないのでしょう。

瀬戸弘幸がブログのエントリー内で『ソースネクストの重大疑惑』というタイトルを出したのはたったの一回だけですが、「日本よ何処へ」のコメント欄ではこんなやりとりもありました。
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2010-01-10

お部屋2013/瀬戸弘幸著『ソースネクストの重大疑惑』の疑惑 1【追記あり】

今日は池袋に流行りの「在特会ウォッチ」をしに行こうかと思っていたのですが、起きたら午後3時半でした。今年になってまた風邪をひいて、すでに体調は回復したものの、1日10時間くらい寝ているものですから。

3羽の雀さんが紹介している中国語の報道「日右翼池袋示威遭警阻止」「日本右翼抗議東京興建新唐人街」ですが、どっちの記事も淡々とこれまでの経緯と今日の事実経過を書いていて、BBC中国ネットの方が民主党の政策や日本の経済など、その背景についてやや詳しく報じています。

このように海外からもウォッチされ、今年は在特会をめぐる騒ぎが一段と多くなっていきそうで、「趣味の在特会ウォッチング」をする人たちも増えそうです。
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2010-01-09

お部屋2011/今年の出版界

忘年会に出たり、誰も住んでいない家を探検したり、大晦日のアメ横で買い出しをしたり、路上で年越ししたり、新年早々バカなイベントを観たり、17時間におよぶ新年会に出たりで、2週間近く更新をさぼってしまいました。

ここ数日は、「マツワル」では年末年始のさまざまについて書き続けていて、「てぃんくるsns」では学生時代の思い出話を書き続けていて、sexbaでは女工の話を書き続けていて、「黒子の部屋」でもなんか書こうと思っていたのですが、この先、何を書いていいのかよくわからなくなってます。

あんまり考えずに適当に書いていくことにします。今までもそうですが。

一昨日、鼻水を垂らしながら、今年初めてタコシェに行ったら、「唐沢俊一検証本」の3冊が平積みになっていて、壮観でした。

IMG_2728.JPG

でも、表紙が滑るので、平積みにすると崩れやすい。また、黒だと手垢が目立つため、書店向きの作りではありません。その辺はもう少し工夫した方がいいかも。
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