2009-08-13

お部屋1935/「ジャーナリスト」にもいろいろある

「りゅうオピニオン」に、乙骨正生が家を建て替えたことにからめて、「週刊誌のコメント料ってどれくらいなんだろう?」との疑問が書かれています

お答えします。雑誌によって違いますが、りゅうさんが書いているように、1本1万から2万というところです。

コメントによって記事そのものが成立しているようなタイプのものだと、それ以上支払われることもあります。インタビューに近いようなものです。しかし、乙骨正生の場合、私が記憶する限り、ほとんどは記事に信憑性を持たせるために必要とされるだけのコメントですから、1万円程度ではないでしょうか。乙骨正生じゃ、創価学会の信者ならずとも眉に唾をつけたくなり、かえって信憑性が落ちますが、それはそれとして。

昨今は大手の雑誌でも、コメント料が1万円を切ることもよくあります。乙骨正生だとそんなことをしないでしょうが、場合によっては、コメントするにも改めて調べ直さなければならないため、1日かけて5千円だったりして、コメントも楽ではないです。新聞だとコメント料はありませんしね。

では、本題。

読んでいない方は以下を先にお読みください。

「1857/瀬戸弘幸と岩崎定夢」
「1858/岩崎定夢のカンパ要請 」
「1859/岩崎定夢と瀬戸弘幸の伝言ゲーム 」
「1861/岩崎定夢とフリーライター社」
「1863/瀬戸弘幸が触れられたくないこと」 
「1930/岩崎定夢と稲川会」
「1932/岩崎定夢と瀬戸弘幸のシノギ」
 
 
「1672/中国産放射性物質入り食品を売る瀬戸弘幸」のコメント欄で指摘されているように、瀬戸弘幸は、「優健美館」が中国産の酢のカプセルを推薦していることについてこう書いてます

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優健美館ブログについては、岩崎先生に全てお任せしていますので、現在は私の管理下にはありません。尤もそのことは百も承知で嫌がらせ、妨害コメントをしているのでしょうが、これ以上お答えすることはないので、投稿はして頂かなくて結構です。

Posted by せと弘幸 at 2008年06月30日 16:53

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「シナ・中国食品の全面禁輸を実施せよ!」なんて書いておきながら、自分は中国産の製品で金儲け(失敗したでしょうが)。それを指摘されると、「中国製品を買わせている売国奴は岩崎定夢であり、オレは関係ない」と逃げたわけです。「先生」と言いながら、岩崎定夢に押し付けるのですから、どんだけ失礼で、どんだけ無責任な人間か。まっ、いつものことか。

読者はそんな事情は知りません。瀬戸弘幸の責任の元で、岩崎定夢に任せていたのですから、「食の安全より金儲けを優先するな」と岩崎定夢に一言言うのが筋でしょう。知らない仲じゃあるまいし。

この両者は、「知らない仲ではない」どころではありません。事務所を使い分けていたという程度の関係でもありません。長期にわたり、ともに仕事をしてきた関係です。

具体的に言えば、「環境経済新聞」「環境と施設」をともに編集、発行してました。そのことをもって「環境問題に詳しい」と言いたがる瀬戸弘幸ですが、それがどの程度のものであるのかは、「1672/中国産放射性物質入り食品を売る瀬戸弘幸」「1684/セイタカアワダチソウ以下の瀬戸弘幸」あたりを参照してください。こんな程度の人が出せる環境問題の新聞や雑誌っていったいどんなものなのでしょう。

この「環境経済新聞」「環境と施設」は取次を通していません。最近、これとはまったく別の「環境経済新聞」というタイトルの新聞が創刊されたようなので、商標登録もしていなかったのでしょう。

「環境経済新聞」については現物を確認できていないので、以下、おもに「環境と施設」についてのみ語っていきますが、「環境と施設」はネット上ではほとんどひっかかりません。ひっかかるのは2ちゃんねるばかり。部数が極端に少ないか、引用されるような記事が掲載されていなかったわけです。それでも利益を出していて、そこからの収入を得ていたらしい。

不思議です。そんな雑誌で利益を出せるくらいなら出版社は苦労しませんよ。利益を出せるほどに定期購読者がいるのであれば、ネットでその雑誌を紹介したり、記事を引用する人がいてもよさそうなものですが、それもない。

たしかに、「選択」のように、郵送による定期購読で利益を出している雑誌は存在しています。しかし、この雑誌は、ネットで内容を紹介して、購読者を募ってますし、一部書店は扱っています。

「通販生活」ベネッセの雑誌も同様にネットで定期購読者を募ってます。そりゃそうでしょう。

それ以外の定期購読メインの雑誌だって、地方小出版流通センターで扱ってもらったり、模索舎“>模索舎など、直販をやってくれる書店に持ち込んでいたりします。右翼の機関紙だって模索舎にはありますが、「環境と施設」は扱ってないようです。

自費出版の『唐沢俊一検証本Vol.1』タコシェで販売です。

みなさん、一冊でも売ろうと努力をしているわけですが、「環境と施設」はそんなことをしなくても利益を出していたらしい。つくづく不思議です。

さらに不思議なことに、瀬戸弘幸は、自分が発行している新聞や雑誌について、ほとんど触れていません。2006年までは確実に「環境と施設」は発行されていて、この頃には「日本よ何処へ」の前身である「極右評論」が始まってましたから、内容紹介や購読者の募集をやっていいはずです。

露骨に自分の利益に結びつく宣伝をすることは抵抗感があるのはわからないではないですが、リンゴやDVDの通販は「日本よ何処へ」で現にやっていますし、ゼリーの宣伝だってああもネットでやっていました。金儲けの宣伝をすることに抵抗があるような繊細な人ではないわけです。なのに、どうして雑誌の宣伝をブログに出さないのでしょうね。瀬戸先生の信奉者たちに買ってもらえばいいじゃないですか。定価千円ですから、買う人たちは確実にいるはずです。

自己顕示欲が肥大し、自分を大きく見せたい欲求が人一倍強い瀬戸弘幸が、どうしてこれらの新聞や雑誌のタイトルさえプロフィールに入れていないのでしょうか。環境問題に取り組んでいるとあれば、今の時代、イメージアップにもなります。選挙の際にも、票にいくらかはつながったかもしれない。

瀬戸弘幸は、自分がジャーナリストであることの根拠として、かつて人名録に出版社の代表として掲載されたことしか出せなかったわけですが、これらの新聞や雑誌を日々取りあげておけば、「自称ジャーナリスト」「詐称ジャーナリスト」などと呼ばれることは減ったかもしれない。その後やっていることを見れば、そう呼ばれることがなくなるはずはないにせよ。

このことから考えて、本人さえも、これらの新聞や雑誌は人様に見せられるものではなく、知られたくもないものだと認識していることがわかります。恥知らずの瀬戸弘幸にも恥の概念が少しは残っていると見えます。恥ずかしいってことよりも、知られると都合が悪いってだけでしょうけどね。

続きます。