2007-08-31

「論座」の取材

論座」が、ポット出版を取材してくれた。
コーナーは、なんと「出版魂」というタイトル。毎号1ページで出版社を紹介するもの。
さて、スペースは1,000字あまりなのに、10倍もの文字量になるくらい喋ってしまった。

同席した那須が「このおしゃべり、め」という視線を送ってるような気がするんだけど、
根っからオシャベリは止まらない。
取材者に迷惑をかけてしまった気も、しないではない。

ところで、こうした取材は、ポット出版を知らせてくれるという直接的な効果のほかに、
いくつかいい事があると思う。

一つは、インタビューされる側の気分を少しは理解できるような気がすること。
仕事でインタビューする側のほうが、される事にくらべると圧倒的に多いわけで、
なかなかいい経験だったきがする。
那須によれば、「される側は、本当に自分の言いたい事を伝えられてるのか不安になった」ということらしい。
なるほど、確かにそんな気分もある、。
けど、僕としてはインタビューされるという時点でなにかまな板のコイのような気分に、はなる。

それからもう一つ。
一緒に出版編集をやっている、ポットのメンバーの気持ちを聴く事ができる、ということ。
「ポットの編集姿勢みたいなものに共感してるんですか?」などという質問に、
となりにいた那須が、まあまじめに答えている。
そんなこと、マジに聴いた事も、話してもらったこともなかったんで、
聞き耳をたてた。
こんな機会でもなければ、そんなことマジに聴く事ができないもんで。

9月3日(月)・4日(火)は函館市立図書館に取材に行きます。