2010-11-16

カンブリア宮殿のベルリッツコーポレーションCEOの回を見て

カンブリア宮殿は、いつも沢辺が録画している。
「内永ゆか子の回、面白かったら見るといいよ」と沢辺に言われた。
バリバリやっている女性の話は、元気もらえるから好きだ。
だから、楽しみにして見た。

たしかに、こういう人がいるんだと知ったことは「見てよかった」と思えた。
でもー、この人が具体的にどんなことをしたのかが、ちっともわからなかった。
番組のキャッチコピーには、「男性ビジネスマン必見」みたいな内容が入っていたと思うのだけど
いったい何を見ればいいのか、わからんかった。
村上龍が男性ビジネスマンに見てほしかったのは、
女性でもこれだけやれる人がいるんですよってことだけ?
と感じた。

内永ゆか子さん、きっとすごい人なんだと思う。
そのすごさを伝えるのに、東大を卒業してIBMに就職したとき、女性の残業が2時間しか認められていなかったから
トイレに隠れて上司の目を凌いだ、なんてことではないでしょう。
そんなことは、内永ゆか子さんの世代で男と肩を並べて仕事をしようした女性だったら
みんなしてたことなんじゃないの?
それより知りたいのは、なぜ彼女がここまで求められているのか、具体的なエピソードだった。

私は自分のことを、「男だからこうだ、女だからこうだ」と思わないほうだと思っていたけど
今回は、この番組男がつくってるからこうなるんじゃないの?と思った。