2006-07-30

ミクシー本と企画書について

松沢呉一さん来社。
「Defending Pornography」という、アメリカの本の翻訳本についての打合せ。
それから、いくつも話が脱線して、ミクシーをネタにした本を出版することに決定です。
著者・松沢呉一。
当たり障りなく言えば、ミクシーの使い方・気をつけるべきこと、なんだけど、さてどういうものになるかお楽しみに。

ところで、我がポット出版では、ほとんど「企画書」というものが存在しないのです。
書き手(候補)と話していてい、「それ本にしましょ」と決まっていくことが多いから。
また、ほとんど最高決定権者の沢辺がそうした話の場にいることも理由の一つかな?

でも、これ、かなり自覚的にやってるところがあるんです。
最大の理由は少人数の会社だからってこと。
こんな規模の会社で、意思決定に書類をつくらせることに意味はない、とおもってるのです。
それをつくること自体にコストもかかるし。
したがって、大会社になったら、きっと企画書をつくるシステムになると思いますけどね。

それから、「おーい、これやろうぜ」って事務所で一声かけて、それをわいわいイイながら決められるのがいいんじゃないか(むしろ少人数であることを生かすためとも考えてる)。

記録はつけてますよ、そうした「テキトーな決定」も。
週に一回やってる会議のレジュメに書き込むし、その場で異論を言えるシステム(実際に異論はほとんど発生しませんがね)。