2005-06-27

パリのゲイ・プライド(Marche des Fiertes)にはトコトン、圧倒させられた。

パリのゲイパレードには、いやはや圧倒させられた。

まず、その規模がすごい。86団体が参加しているのだが、各団体とも車なりステージが着いたトラックなりを用意してきている。一団体当たり、だいたい100メートルをしめる。ということは、単純計算すると、パレードの端から端は、8.6kmあることになる。13時30分から始まったパレードの写真をずっと撮っていたのだが、最後尾の団体を取り終わったのは、16時過ぎ。その後、先頭に戻ろうと思い、歩いていったのだがとても追いつかず、最終地点のバスティーユ広場に着いたときには、18時を時計は回っていた。最後尾から最先端まで歩くのは、2時間以上かかるのである。まったく長い。

パレード舞台となったパリの町中は、車・バイク・バスの運行が完全にとめられ、パリが完全歩行者天国状態だった。

86ある団体のうち、もっとも感動的だったのは、トランスジェンダーのパリ市議、カミーユ・カブラルさん率いるPASTT。その話は明日、書く。カブラル市議についての原稿はここに掲載されている。

ゲイ・パレード写真は100人予約が集まれば、出版か?!の『PHOTOエッセイ Gay @ Paris』に載せたい。『予約はこちらから

2005-06-24

いよいよ明日、Gay Pride @ Paris 2005 が行われる

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いよいよ、明日、パリでゲイパレードが行われる。

13:30、モンパルナス・タワー前をスタートする。終わりは21時という超長いパレード。先頭はゲイのパリ市長、ドラノエさんが堂々と行く。

プレス説明会に出席するため、私は10:30には現地に行く。そして、下準備もする予定だ。幸いなことに、明日の気温は26度とか。本日は33度だからだいぶ、すずしくなるのだろう。はなはだ幸いである。

写真はリールのゲイパレードで撮ったものの一部だ。クリックすれば、画面が拡大される。

パリのゲイパレードの報告・写真は100人仮予約が集まれば出版化!?という『PHOTOエッセイ Gay @ Paris』に掲載する予定だ。予約者をさらに募ります。

東京も選挙で熱いが、パリはレズビアン・ゲイムーブメントで熱い!

2005-06-23

ゲイパレードとおとなりさんのトンだ母親

 来週水曜日に学生寮を出て、パリ郊外に引っ越します。 続きを読む…

2005-06-22

高校生ぐらいの年齢のレズビアンがたくさん参加していたGay Pride @ Lille

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2005-06-21

政性分離

内務大臣に返り咲いたフランス政界のエース、ニコラ=サルコジ・UMP党首が離婚の危機にある…… 続きを読む…

2005-06-20

マイケル・ジャクソン裁判の深層

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2005-06-17

フランス人における取材の作法

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2005-06-16

拉致記者に花束を

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2005-06-15

拉致記者を支えたフランス世論

フランスに来てもうすぐ一年になる。一年ほど暮らしていれば、この国の好きなところ、嫌いなところが、ハッキリしてくる。 続きを読む…

2005-06-14

【写真・パリ市長】と解放記者と予約投票

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イラクで五ヶ月、武装勢力の人質になっていたフランス人女性記者が解放されましたね。 続きを読む…

2005-06-13

ニュースになった

新極右政党「フランスのための運動」党首、フィリップ・ドヴィリエの集会で写真を撮っている私の姿が、フランスのニュースに映っていました。 続きを読む…

2005-06-10

Nonの恩恵

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2005-06-09

さむい

パリは30度を超える気温が何日か続いたのに、突然また気温が下がり初めて、20度を下回っています。いま住んでいる学生寮も今月で引っ越しです。学生寮ってのは、楽しいものです。隣に住んでいる女性はいまでも毎日、彼氏と楽しい夜を過ごしています。壁が薄いんで、相変わらず、彼氏の吐息からベッドの揺れる音まで聞こえてきます。

シャワー上がりでバスタオルを体にまいた男女に廊下で、遭遇することもあります。

ところで、石原慎太郎・知事に対する批判記事が6月8日付けの「ル・モンド」一面に載っていました。

2005-06-08

【写真】ゲイのパリ市長

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ゲイのパリ市長、ドラノエさんが市民のサインに応じている写真です。同性愛嫌いの男に以前、ドラノエさんは刺されて重傷をおったことがありますが、いまだに警備をつけていません。市民との交流の妨げになる……という理由のようです。

下の写真は、欧州憲法・批准を訴える「緑の党」のポスターです。

2005-06-07

リベラルということば

アメリカでもフランスでも「リベラル」という語はとても嫌われています。しかし、その意味は正反対です。

アメリカで「リベラル」といえば、社会福祉国家的な政策をさします。一方、フランスでリベラルといえば、英米型の自由主義市場経済をさします。

欧州憲法のおりに、「憲法はリベラルすぎる」と批判されましたが、経済の自由化を進めることが「リベラル」と批判されたわけです。

ちなみに週刊金曜日に、欧州憲法がらみで小さな記事を書きました。

http://www.kinyobi.co.jp/KTools/antena_pt?v=vol559#4

2005-06-06

フランスのゲイ&レズビアンや、性事情に興味をお持ちならば……

リクエスト件数がこのところ増えていっています。欧州憲法がらみで連続してレポートしている日本語サイトはそう多くはないでしょうから、増えているのでは……と推察しています。

ところで、パリのゲイ&レズビアン、性風俗に御興味がある方は企画『PHOTOエッセイ Gay @ Paris』を見てください。

前からの読者には繰り返しになりますが、100人の仮予約が集まれば出版化?!という企画です。企画書の下に、予約受付フォームも用意しています。購入義務はございませんが、出版されたときには特典がついてきます。

予約者がここ一ヶ月ゼロでしたので、まだ予約していない人はこの機会にぜひ。。。 続きを読む…

2005-06-03

欧州憲法・特集、フィリップ・ドヴィリエ

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欧州憲法・反対の運動で先頭に立ったフィリップ・ドヴィリエ氏です。フランスの各新聞は、極右のヒーローがジャンマリ=ルペン国民戦線・党首から、ドヴィリエにかわった(代わっていく)と報じました。

内閣改造で街娼規制の立て役者、サルコジ氏が再び内務大臣に返り咲きました。

2005-06-02

街娼規制でパリの風俗は変わったか?

 26日(木)の夜、欧州憲法に関する討論番組を見終わった後、テレビをつけっぱなしにしておきました。そうしたら、フランス3チャンネルで23:45から、売春に関するドキュメンタリー・討論番組がやっていました。コメンテーターの二人は元・街娼です。 続きを読む…

2005-05-31

欧州憲法、否決の背景。

欧州憲法の国民開票が行われた夜、極右政党『国民戦線』の事務所と新極右政党『フランスのための運動』を取材してきました。国民戦線の集会にはちょくちょく取材にいっているので、広報担当の女性に顔も名前も覚えられていました。警備係のごついオッサンにも覚えられていました。 続きを読む…

2005-05-30

欧州憲法・特集、写真・赤色のダニー、もう一枚。

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ダニー・コーンベンディットさんの写真です。
5月23日に撮影しました。さて、そろそろ取材に行ってきます。