2005-06-17

フランス人における取材の作法

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これから、左派政党・政治家・団体の「欧州憲法・批准阻止、勝利祝い」合同集会に参加してくる。

フランスに来てから、取材申し込みの作法が変わった。

日本ではFax・手紙・メールで取材依頼することが多かったが、フランスに来てからは事務所に直接、出向いて手紙を渡す……という古典的な方法をとっている。

というのは、手紙・Fax・メールで依頼したところで、返事が来ることが稀なのだ。断りの連絡があればいいのだが、完全無視……ということが多いため、検討されたのかすら分からない。

一見面倒だが、直接会って依頼書を渡す……というのはいくつかのメリットがある。

まず第一に、事務員と顔見知りになれる。依頼されたものがどこに行ったのか、誰が検討しているのかを、直接聞くことができる。

第二に、その事務所の様子を知ることができる。事務所内を見ることでいろいろなことを知ることができる。

実は今週も、二日おきにあるところに通っている。インタビューを申し込むためだ。

ところで、『PHOTOエッセイ Gay @ Paris』の仮予約者が増えていっている。予約者の皆様には心から感謝をもうしあげたい。企画を上げたときは、六月中に100人を目指していたが、どれぐらいで100に達するか。