2009-03-17

お部屋1798/東村山市の何が問題か 4

ここまでのおさらいです。お読みでない方は以下に目を通してください。

1777/東村山市の何が問題か 1

1778/東村山市の何が問題か 2

1791/東村山市の何が問題か 3
 
 
P2Cさんは、「親として人間として最低の人でなしの街宣右翼」である瀬戸弘幸を説得することを諦めたようです。

「集団ストーカー被害者」並の妄想で生きているだけのクズでありますから、説得することなんてこともできるはずがない。

「人でなしの街宣右翼」はマスメディアが流す情報を利用するだけ利用するコピペマシーンとして知られますが、それでいながらマスメディアを批判するバカっぷり。

例えば「サンデー毎日」は、瀬戸弘幸が「統一戦線義勇軍」を創設したという謝った記述をすぐさま訂正し、十分に裏もとらずに内部告発を取り上げた日本テレビは、社長が責任をとって辞任。それに対して、都合の悪いことにはすべて頬かむりしたまま、なんら責任ある態度をとれないのが瀬戸弘幸。

バカを騙して金を巻き上げるために計算してこれらを実行していると当初は考えていたこともあったのですが、おそらくそうではなく、自分のおかしさにも気づけないのでしょう。そのくらい狂っている。

とてもこんな人間を説得することなどできず、議論さえも成立しまい。しかし、批判することはできます。放置すれば必ずや今後も弱い者いじめをするに決まっている人間です。それ以上は医療の領域ですが、批判だけはし続けましょう。私もそうします。以前ほどの熱意は持てないですけど。

P2Cさんは今後批判対象を「草の根」に絞るようですが、この連中も同類です。さもなければ、どうして「親として人間として最低の人でなしの街宣右翼」と手を組めましょうか。

彼らが市議であり続けているのは、前回書いた東村山市の特性と大いに関係しています。

外から流入してきた人たちは地元意識が薄い。市議会にも興味はない。それでも投票だけはしておきたいという人たちは、「草の根」が何をしているのかよくわからないまま投票してしまう。

対して、もともと地元にいる人たちは「おらが先生」にお任せ。その先生方はだんまり。

ここの市議たちは、ことさらに市をよくするために動き回る必要はなく、支持母体だけを見ていれば、メシが食え、次の当選も保証される。

だから、りんごっこ保育園がどうなろうと、頭のイカれた「人でなし街宣右翼」が市民を襲撃しようと、「草の根」が好き放題やろうと、ほっとくのが賢明です。そんなことをやって、仕事を増やす必要はなく、「草の根」に訴えられては面倒です。

ほんの一部の市議を除く大半の市議たちは、ブログにおいてさえも、これらの事実に触れず、市民に事実を伝えようとしない。そんなことより家族のことを書き、旅行のことを書き、市議の仕事ではない市外のことを書き、支持者に媚びることを書く。それがもっとも効率がいい生き方です。

その結果が崩壊寸前の今の東村山市であり、それでも、これをなんとかしようとさえ思わないのが東村山市議たちであり、東村山市民たちです。

こんな人たちに投票し続けている市民と、こんな市民たちの票がとれるため、何もしようとしない市議たちが、「草の根」を増長させてきました。無関心と事なかれ主義の市民と市議が生み出したのが「草の根」です。

このことが前回見た市議たちの所属にも表れています。東村山市では、自民、公明、共産を除いた7議席を民主党、生活者ネット、諸派で分け合ってます。生活者ネットと民主党も組織票はありますから、残りは4議席。この4議席がもっぱら浮動票を集めています。

鎌倉市ではこれが13議席もあるわけです。だから、江口征男さんが言うように、選挙で4分の1議席が入れ替わるようなこともあり得る。

となれば、市議たちは必死に市民のためになる政治をしなければならない。そうしないと次期選挙に当選できない。

しかし、東村山市では既存政党は安泰です。何もしないでいた方がいいのです。東村山市の財政が破綻したところで自分の責任が問われることなどない。それまでは無駄飯をくらっていればいい。

既存政党に飽き足らない人たちの票は、残りの4議席に集まります。日本社会党の時代から、東村山では社会党枠があって、一昨年の改選までは社民党枠がありました。今まで何度か名前が出ていた青木なち子(菜知子)市議は当時日本社会党です。

この頃、「草の根」青木市議を【恥の上塗りを続ける青木「ピーマン議員」】などと言葉を極めて罵倒していました。「草の根」としては、社会党とは票を取り合う関係にあります。それがための攻撃です。

ところが、社民党議員の引退に伴って、一昨年の選挙時にはこの枠が空きました。「草の根」は、それを狙って、過去のことなどなかったかのように、途端に社民党にすり寄ろうとしたわけです。当然社民党もその経緯を知ってますから、あえなく無視されましたが、この節操のなさこそ彼らの本質を雄弁に語ります。

たしかに「草の根」は自民党、公明党、共産党をも批判してますが、ここの票をとることは難しい。そこで具体的な攻撃対象として狙ったのが、一人会派の佐藤市議であり、薄井市議だったわけです。わかりやすいですね。ここには正義などありはしない。ただただ自分たちの票集めという目的があるだけです。

「草の根」の活動は大きくふたつあります。ひとつは「りんごっこ保育園」のような利益誘導。もうひとつは票とりです。「反創価学会」という自分らの存在意義を強調すること。票がバッティングする市議への攻撃。FMレイクサイドも選挙対策のひとつなのでしょう。

彼らの行動原理はこのふたつだけ。票をとれる議員を批判するためには、本当は何の関心もない「人権」や「差別」なんて言葉を持ち出す。性風俗に関する彼らの言葉を見ればわかるように、すべては一夜漬けでしかない。アムネスティや市川房枝の名前を最大限利用するのもそのためであって、市川房枝のこともロクに知らない

護憲を主張するのは、そうした方が浮動票を集められるとの計算でしかない。「反創価学会」も同様。

地元の市議会にさしたる興味がないながら、投票だけはしておく市民たちは、選挙公報や代金を払っていない選挙ポスターを斜め読みして、実態のない「護憲」「アムネスティ」「市川房枝」「反創価学会」という看板に騙される。

この行動原理からすれば、社民党にふられたあとで狂った右翼と平然と手を組むことはなんら不思議はない。一見、矛盾していそうに見えながら、「自分たちの利益だけを追い求めている」という点では一貫しています。少しもブレがない。

以前から繰り返しているように、この問題は、東村山市民たちが「オラが村の先生たちがいかに無能であるのか」「無関心でいたことがどけだけ東村山市を窮状に追い込んでいるのか」を知り、「自分の住む市で何が起きているのか」をもう一度検証して、声を挙げることでしか解決できません。

それなしで、いかに市外の人間が奮闘しようとも限界があります。私ももう限界です。

とりあえず、このシリーズはここで終わります。

このエントリへの反応

  1. [...] 繰り返しますが、中村克とともに、こんな馬鹿げた主張をして、票を取り合う関係にある市議を辞任に追い込もうとしたのが「草の根」の矢野穂積・朝木直子両市議であり、それに反対したのが3羽の雀さんであり、荒井禎雄さんであり、橋本玉泉さんであり、その他大勢の人たちです。 [...]

  2. [...] 繰り返しますが、中村克とともに、こんな馬鹿げた主張をして、票を取り合う関係にある市議を辞任に追い込もうとしたのが「草の根」の矢野穂積・朝木直子両市議であり、それに反対したのが3羽の雀さんであり、荒井禎雄さんであり、橋本玉泉さんであり、その他大勢の人たちです。 [...]