2008-08-20

お部屋1628/「集団ストーカー」というキーワード

ちょっと前まで、「3羽の雀さんはよくも毎日書くことがあるな」と感心していたのですが、私もそういう状態になりつつあります。

他にも書きたいことはあるのですが、「黒子の部屋」は、東村山問題とそこから派生した問題、それと告知専門になりそうです。人手が足りないのでしゃあないです。

いろんな話が進行しているため、それぞれの流れが滞りがちです。そこで、今回は長文を一回で出して、次回から話を元に戻します。

「C.I.L」に書かれていたように、私はこのところ「集団ストーカー」というキーワードに注目してました。

「日本よ何処へ」のエントリーの中に、あるいはコメントの中にこの言葉がよく出てくることが気になって検索したところ、古牧和都著『集団ストーカー 盗聴発見業者が見た真実』(晋遊舎)という新書がひっかかりました。

アマゾンのレビューを見て、「これは読む価値がありそうだ」との印象を抱き、さっそく購入。私の勘は正しかったようです。

なぜ、アマゾンのレビューで読む価値があると判断したのか。賛否両論くっきりと分かれているのがこの本につけられたレビューの特徴です。その否定派のレビューこそがこの本の意義を証明しています。

例えば「レビューな人生」さん。

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集団ストーカーの被害にあって、地獄の責め苦に疲れ果てて自殺をはかりましたが、助かって病院の中でこのレビューを書いています。自分の周りの環境の中で、何かすごい事が起きているのを感じ、最初は混乱しましたが、ある人が他の人に信号を送るのと同じやり方で、大切な信号を語りかけてくれたので、物事をクリアに見る事ができました。

(略)

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信号ってナニ?

続いて、ミューさんのレビュー。

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最近、ネットで話題となっている集団ストーカーとは、
証拠がないから、影も形も存在しないものであろうか?
では逆にストーカーの被害にあった場合にはどんな証拠が
残るというのであろうか?

著者は盗聴器や発信機がないから、証拠がないと言い張るが、
どうであろう。幾つかの例が挙げられており、私はその存在
を全て知るわけではないが、公安警察と消防による集団ストーカーは
特別高等警察以来の伝統である。著者が想像するより現在の技術は進んでいる。
その手法は

(略)
そして、最終手段は

9,放射性物質を用いた尾行

である。一般人には思いつきにくいが、自転車の空気(放射性気体)、
靴やベルトなど、身に着けているものにつけられ、
最終的には食品(飲料)に混入させてくる。
これで体の動きまで外から24時間監視可能である。

(略)

この投稿も2度消去されていることを一言
付け加えておきたい。

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自転車の空気に放射性物質? そりゃ消されるべ。

この本は盗聴器発見を主とした探偵業を営む筆者が、その体験から、「集団ストーカー」なんてものは存在せず、「思い込み被害」だとしたものです。端的に言えば、精神的な疾患による妄想ってことです。

昔からいますね、そういう人。

取材で知り合った女性が、深夜、電話をしてくるようになったのですが、「今日タクシーに乗っていたら、ラジオから“あいつを殺せ”という声が聞こえてきて怖くなった」と言いだしました。怖いのはこっちざんす。

「あのさ、今までにもそういうことはあった?」
「うん。テレビのスイッチを入れていないのに、音が聞こえてきたり」

この工作をやっている「犯人」も教えてくれたのですが、これ以降、私は電話に出ないようにしました。

続いては、編集者と地方取材に行った際に、時間潰しのために入った飲み屋でのこと。

ホステスの一人が「私は芸能プロに所属していて、東京とこっちを行ったり来たりしている」と言い出しました。明石家さんまの「恋のから騒ぎ」にも出ているのというのですが、ウザいタイプだったので、私は相手にせず。

その店を出たあと、編集者の携帯に電話が入りました。

「すいません、さっきの子から電話があって、これから会うことになったので、あとの取材はお任せしていいですか」

この編集者にはよくあることです。深夜、私は一人で取材先に向かいました。

あとで聞いたら、彼女は「私はCIAに狙われている」と言いだして、逃げてきたそうです。飲み屋のホステスを狙うほど、CIAは暇ではないです。

これ以外にもいくつか体験があるのですが、詳しく書いてまたその人たちの症状が出て、私の自転車の空気に放射能物質を入れられると迷惑ですので省略します。

症状の進行具合によるのですが、こういう人たちが怖いのは、一見して「おかしい」とは見抜けないことです。前者の女性については取材している時も、電話で話している時も、そのおかしさにはまったく気づけませんでした。

ホステスの方は「タレント志望の子にありがちな自己顕示欲の強い子なんだろう」程度に思っていて、「恋のから騒ぎ」も一回くらいは出たことがあるんだろうと思っていました。たぶん全部が妄想です。

『集団ストーカー』の中でも、薄々おかしいと思いつつ、家族が病気だとまでは思っていなかったケースがいくつも紹介されています。同居していてさえそうなのです。

著者は「集団ストーカー」なるものは、こういったタイプの人たちの妄想でしかないと断定しています。もちろん、著者はそれを仕事にしているくらいで、ストーカーや盗聴自体を否定しているわけではありません。「集団ストーカー」の被害を訴えるケースについて調査した範囲では、すべてがこのタイプの妄想であったということです。

警察が尾行を続けたり、盗聴したり、写真を撮ったりすることはあるわけですが、これは被疑者に対してやる捜査です。あるいは、思想関係の団体に対して公安がやることです。これはもちろん存在している。

また、取材でも尾行くらいしますけど、締切っちゅうもんがありますから、何ヶ月も張るなんてことはまずない。

政治団体、宗教団体が敵対する勢力を調査すること、時には盗聴などの違法な手段をとることもありましょうけど、それにしたって何十という単位の人を動員して、何ヶ月もやり続けるなんてことは考えにくい。

つまりは、「集団ストーカー」に類するようなものが皆無だとまでは言えないまでも、ほとんどの「集団ストーカー」と言われるものは妄想だと断じていいと私も思います。もし、「集団ストーカー」なるものが存在しているのだとすると、そのもっとも典型的な存在は、「集団ストーカー被害者」を名乗る人たち自身なのです。

今までは「被害妄想」「電波系」と言われていた人たちが、今は「集団ストーカー」という一見新しい装いを手にして、ネット上で積極的な活動を展開。彼らは存在しない被害を警察に届け、この筆者のような人たちに調査を依頼。自分らの妄想を否定する存在は攻撃する。ネットのために、それを集団でやることが可能になってしまっているのです。

この人たちの特徴は、同じ症例の人たちが互いに刺激し合って妄想を拡大していくことです。単独でいてくれればまだしもとして(十分迷惑ですが)、たまたま二人揃ったら強大な力を発揮します。「そんな人たちがたまたま揃うことなんてあるのか?」との疑問もありましょうが、こちらのブログに、「近所の人に監視されている」と思い込んでいる夫婦が登場してます。このブログの管理人が潜入したのは「テクノロジー犯罪被害者ネットワーク」の会合です。のちほど出てきますので、この会の名前をよく覚えておいてください。

二人でも迷惑なのに、インターネットを通して同類の人たちが多数集まり、妄想を増幅しあい、さまざまな活動を始めています。「集団ストーカー」より、「集団ストーカー被害」で騒いでいる人たちこそが社会問題になりつつある。

それを書いた古牧和都著『集団ストーカー』についたレビューが、まさにこの本の正しさを証明しているってわけです。彼らは、現にこれだけの事実があるし、現に自分は信号を送ったり、送られたりしているのだから、「集団ストーカー」存在しているのだと主張して、この本を否定していおり、それが妄想であることに気づけていない。気づけていないからこそ病気なのですけど。

『集団ストーカー』を買う金がない、本屋に行く暇がない方はこの本の著者がやっているサイトを読んでください。本の内容はだいたいわかりますし、本に出ていない情報も多数読めます。

その中に、「アナグラムと自作自演」という文章があります。彼らの妄想がいかに際限がないか、いかに自由自在かが、よーくわかります。

もともと意味のない言葉や数字から、意味を無理矢理に見出して、「工作員に狙われている」などと言い出すわけです。以前から言っているように、意味のない数字から意味を見出すようになったら赤信号です。

先に、アマゾンのレビューに対して、私は【そりゃ消されるべ】と書きましたが、これを読んだら、ミューさんという人物は「こいつも工作員だ。私に殺害予告をした」と思うに違いありません。ミューさんだけでなく、同類の人たちの多くがこれを「松沢=工作員」の証拠だとしそうです。「工作員」がこんなに堂々と殺害予告しないと思うぞ。

ライターなんてものをやっていると、見ず知らずの人から、「私のことを書きましたね」「どうして私のことをそうもよく知っているのでしょうか」なんて読者からの反応があるとよく聞きます。私はこのタイプの読者から反応されたことはないですが、まったく別の誰かのことなのに、自分との共通点を見出して自分のことだと思い込むのもこの人たちの特徴のようです。

親族に創価学会員がいる、知人に頼まれて「聖教新聞」をとっていたことがあるというだけの人でも、すべてが陰謀に加担しているように見えるのもこの特徴によるものでしょう。

また、分析データを見ると、65例のうち、4例が「妄想主体(集団ストーカーの主体)」が「創価」になっていて、3名が「宗教」です。宗教団体を加害者とする妄想は多いのですね。私としてはOCNにストーカーされているという例が好きです。

『集団ストーカー』にも、「日本一大きな宗教団体」として繰り返し創価学会を妄想主体する人々が登場します。

かつては謀略と言えばCIAであり、映画や本にも頻繁にしてましたから、おそらくCIAが妄想に利用されやすかったのでしょうが、宗教も「何をするかわからない」というイメージがあるため、利用されやすい。とくに創価学会は強大な組織であり、「盗聴くらいやりかねない」と私でも思えたりする。これが病的になると、「彼らはどんなことでもする」「彼らはどんなことでもできる」と思えるようになるのでしょう。

次回書くように、「替え玉を立てて万引き事件をでっち上げる」なんて、どう考えてもありそうにないことでもあり得るように思える。それを実行するためにはどれだけの手間と人員と時間がかかるか、そのためのリスクがどのくらいあって、その成功率がどのくらいあるかを普通なら考慮するところですが、彼らはこういう部分はきれいに見ないで済ませます。「CIAがどうしてホステスを狙うんだ」という当然の疑問を抱かないのと一緒です。

古牧和都著『集団ストーカー』でも、いくら防犯カメラの映像を見せて、「集団ストーカー」「工作員」なるものが存在しないことを説明しても、それを受けつけない人々が登場します。

存在しない敵を仮想してしまうこと、他者の攻撃に過剰に防御してしまうことは、多かれ少なかれ、誰しもあるのだと思うのですが、彼らはそれを否定する証拠を見せられても納得しない。これでは議論や説得が成立しません。だから、筆者は病気の治療以外に解決の方法はないと言っています。

これ以外にも「なるほど」と思える例が多数出ていますが、キリがないので、詳しくは古牧和都著『集団ストーカー』をお読み下さい。

本を読んでいるうちに俄然興味を抱き、「集団ストーカー」に関するサイトにもハマッてしまいました。周辺の人たちは本当に迷惑でしょうが、読み物としてはムチャクチャ面白いです。

例えば「集団ストーカー認知・撲滅(概論)」というサイト。超音波・電波攻撃の証拠写真も掲載されてます。傑作です。日本は反日連合勢力によって日々攻撃されているのです。なんとかしなきゃいけませんね、これは。

このサイトでも、創価学会という言葉があちこちに見られます。

このサイトの掲示板がこちら。8月2日の投稿をご覧下さい。

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東村山市議・不審死事件 投稿者:Σ 投稿日:2008年 8月 2日(土)21時17分5秒

朝木明代元市議・不審死事件を訴える!
http://jp.youtube.com/watch?v=CAjjED3xJfY
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4130867

朝木明代元市議・不審死事件を訴える!
http://jp.youtube.com/watch?v=CuGBIk3arLs
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4131036

自殺で片付けることは出来なくってきたようです。

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このリンク先はご存知、「【せと弘幸編】朝木明代元市議・不審死事件を訴える!」の画像です。

続いて同じ人物による投稿。

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東村山の闇 投稿者:Σ 投稿日:2008年 8月 2日(土)22時42分6秒

『東村山の闇』という本があります。
一読された方もおられるとは思いますが、
この内容を注意深く読み込んでいくと、現在問題となっている集団ストーカー活動と類似する、あるいはそれを髣髴されるような、あるいは集団ストーカー活動に見られるようなシチュエーションなど、様々な不審な出来事が起きていたことがわかります。
例えば、

■ポケベルに打ち込まれる数字。
 『01・02』から始まり次の日は『03・04』、その次が『44444』などの数字によるカウントアップ。
 ほかに『2・2・3・4・2・1・8』など。
■自宅の門柱の上に石油がしみこんだ新聞紙の束が燃えている。
■『廃品回収車仕立てのトラック』2台に襲われる。
■様々な嫌がらせが続いているにも関わらず警察に被害を届けても簡単に受理しない、その後の捜査の報告もないなど。
■『電話』でポケベルの嫌がらせを話すと、その一時間後にポケベルによるカウントアップが始まる。
■自宅前に停車する『ワゴンタイプの不審車輌』
■執拗に追跡する『軽トラック』
■道の真ん中に大の字に寝そべる男、その傍らに2人の男がいて声をかけている、さらにその先に白い乗用車がハザードランプを点滅させている。
■警察犬を投入したマンション捜索にも関わらず発見されることのなかった『鍵の束』が、同じマンションの階段踊り場から発見される。
■東村山市議と同じ背格好、同じ服装、同じ髪型、同じショルダーバックを肩からかけたそっくりな人物の出没。
■団地内での数人の待伏せ。

などなど。
これらに見出せることは、集団ストーカーによる心理的な挑発テクニックと良く似ている、
というより現在の集団ストーカー活動の原型を見るかのような感じを受けることを禁じ得ません。
これらの全てが素人の思い付きとは到底思えません。
組織的な付き纏いやハラスメントのノウハウとテクニックを持った『なんらかのプロ』が関与していたとしか思えません。

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完全にシンクロしちゃったみたいです。

「2・2・3・4・2・1・8」「やけしに」と読む段階で、「まずいだろ」と私は直感したわけですが、私とは逆に、この本で「集団ストーカー」の存在を確信する人がいるのですね。

ここに抜き出された例と類似した話は古牧和都著『集団ストーカー』で容易に読むことができます。なるほどね、そういうことだったのか。

集団ストーカー被害」を訴えるグループはせと弘幸「日本よ何処へ」にも登場。せと氏が共感している「テクノロジー犯罪被害者ネットワーク」『集団ストーカー』の中でも取りあげられています。

ここはNPO法人になっています。「NPO法人だから信用できる」なんてことがあり得ないのは、このNPO法人やこれらのNPO法人の集まりを見れば一目瞭然。あるいは暴力団がからんでいるNPO法人などがたびたび報道されていることでもわかりましょう。

このNPOテクノロジー犯罪被害者ネットワークの理事長は、石橋輝勝という人物。2003年、民主党の推薦で、千葉県八街市議会議員選挙に出馬して当選しています。「市議会議員だから信用できる」なんてことはあり得ないのは、東村山市を見れば一目瞭然。

これがどんな人なのかは「八街市議会議員・石橋輝勝氏 まとめサイト」を参照のこと。東村山市民同様、八街市民にも、なーんも考えずに投票する人たちが多数いたのですが、2006年、市長選に出馬して落選昨年の市議会議員選では落選。八街市は東村山市よりまだしも民度が高いようです。

「集団ストーカー」というキーワードで見えてくるものはまだまだありそうですが、これでやっと、東村山をめぐる問題がわかりやすくなってきたのではないでしょうか。

もちろん、私は「草の根」とその周辺の人たち、あるいはせと弘幸氏とその周辺の人たちのすべてが古牧和都著『集団ストーカー』で描かれている人たちと同類なのだと言っているのではありません。中にはデマとわかっていて、「政治利用できる」と判断している人たちもいるでしょう。しかし、彼らの周辺にはそのタイプの人たちが紛れ込んで妄想を増幅させていることは間違いなさそうです。

続きは、荒井さんに任せて、次回、話を元に戻します。