2011-03-15

地震で出版倉庫はどうなったか

大変な地震が起きました。原発や孤立などなど問題山積みですが、東京にいる私は経済活動と献血ぐらいしかやれることがないです。

地震直後から、Twitterで書店さんの写真がアップされているのをいくつか見ました。東北の書店さんは連絡もつかないぐらいのところもあるそうですが、都内の書店さんでもそれはもう棚から全部落ちてるぐらいの被害。弊社は低い棚が一本倒れたぐらいで、人力で押さえて解決したのですが、問題は倉庫。

弊社は大村紙業さんに倉庫業務を委託しています。弊社の本は埼玉県幸手市にある幸手流通センターに保管されているので、すぐに電話で確認しました。幸いけが人はなかったようですが、被害は甚大なようです。本日より作業を再開し、弊社の本も3月17日(木)から随時搬入されますが、返品倉庫の被害がとりわけひどく、まだまだ完全復旧には時間がかかるそうです。

幸手流通センターの所長さんに許可をいただいて、写真を掲載します。
現地に行っているわけではないので、キャプションはすべて「恐らく」です。
参考→「棚卸しに行ってきました」の後半が幸手です。

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量の多い良本の平積みコーナーは総崩れ。ここからパレットに行く物もあったでしょうが、売れ行き好調なものもたくさんあるでしょう。

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付き物の棚。棚ごとイってます。

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良本の出庫用の棚。かなり落ちてますが、個人的には意外と生きてると思いました。

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良本のストック用の棚。めっちゃ高いんですが、ここから落ちたものは復帰できないかも。でもこのくらい落ちるのは仕方なしです。

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パレットも一箇所崩れてます。

この状態から仮とは言え早期に復活した大村紙業さんには感謝しきりです。営業としてはこれから忙しくなるところと想定してますが、現況からの復帰に向けて微力を尽くさないといけないかと思うと気が遠くなりそうです。放射線にはビールが効くそうなので飲んで解決です。ほとんど下戸ですけど。