2010-10-12

第9期人間学アカデミー開講中ですよ

ポットでも本を出している批評家の小浜逸郎さん主宰の公開講座・人間学アカデミーの第9期が先月開講しました。

私は事務局として6期の途中から関わっていますが、会場として使用していたPHP研究所さんの移転にともなって、1年間の休憩を挟んでいたのですが、PHPさんの新社屋を引き続き貸していただけることとなり、2年ぶりに第9期を開講することができました。

最初に登場したのが政治経済ジャーナリストとして活躍されている東谷暁先生
「政策は経済を支えられるか」と言うテーマで、
どっかで聞いたような経済にいいとされている話をバッサバッサと切っていく。
以前講義をお願いしたときにはサブプライムローン問題真っ盛りで、なるほどなるほどと聞いておりましたが、
そこから私は特に進歩もなく、今回もこの不景気の中叫ばれている政策がほんとうに効果があるものなのか、
といった話をふむふむと聞いておりました。
(最終回は友人の結婚式があったため、出席できませんでしたが……)

出版社に務めているにもかかわらず、学生時代に比べたら読書量は激減。
読まなければならない本というのもあって、読書頭の使い方に偏りができがちです。
そういう意味でも思想や教養にまつわる講義を仕事で聞けるというのはありがたい限り。

今週末からは竹内洋先生をお招きして
「高度大衆社会から下流大衆社会へ」というテーマで
講義をしていただきます。
個人的には一番聞きたいと思っている講義で、楽しみにしています。

その後も、
櫻田淳先生「安全保障の現在と展望」、
西野喜一先生「司法制度のあるべき姿」、
武田邦彦先生「環境問題を根底から科学する」
と続いていきますので、
ご興味のある方はぜひご参加ください。

第9期の詳細はこちら。
申し込みはこちら。