2007-03-09

2日目はふらふら(とても長いです。)

今日は教わったことの私的メモ作り、ポット会議・出版会議に初参加、雑誌投稿の入力作業、各種雑用その他、、、をやりました。

初日に比べて内容が濃かった(初日は初日で濃かったのですが)こともあってか、時間は同じくらいなのですが、ふらふらです。でも「仕事してるなぁ」という気持ちが強く、充実の一日でした。

出版についてなーんにも知らないで入ってきた僕ですので、用語、システム、格言など片っ端からメモっているのですが、そのおかげで意味不明の言葉の羅列が僕の手帳を浸食しています。

そこで色々解らなくなる前にポットの決まりから出版用語まで、私的メモを作っています。社用アドレスと自宅に送信して日々勉強の構えです。これから帰るのですが、帰ったら今日作ったメモに追記!追記!!の予定です。

覚えることや出来るようにならなければならないことが多いですが、不器用なのでそういう単純な反復作業しかないかなと思っています。でも新しいことを知ったり出来たりというのはやはり楽しいなと思います。

【今日の用語集】

ポットのボス、沢辺さんに「出版業界の人にも出版のこと解らない人にも面白そうだから、色々知ってメモったことを日誌に書いて用語集作れよ。」と指示され、確かになんだか楽しそうなので、その日に知ったことを日誌に書いていきたいと思います。出版業界の方は素人はこんなこと知りませんよ、とか、そうでない方はこんな用語ありますよ、とか楽しんで(?)下さい。★は聞いて確認したもの、☆は聞き損なって確認していないが、文脈で勝手に判断したものです。★も☆も間違いがあるかもしれませんが、その際はご指摘願います。

★ペンディング=「保留」、「先送り」という意味。

★つけ合わせ=下記4の作業のこと。
1.出版社が入力会社に依頼して原稿を入力してもらう。
2.入力原稿(初校原稿、初校ゲラ)を校正し、著者に送付
3.著者が校正が入った部分の正否を確認して出版社に戻し、出版社は改めて、書き換えのためにデザインへ。そこで書き換えられた原稿を「再校原稿」という。
4.校正されている初校原稿と再校原稿を「つけ合わせ」て(見比べて)、直っているかを確認する。直っていないところがあれば再度デザインにまわす。そうしてどんどん書き直されるたびに再々校、再々々校…となる。
つけ合わせは初校と再校だけでなく、再校と再々校、再々校と再々々校というように何度も行われ、出版の際に記述ミスが残らないようにする。なお、復刊の場合には、元の本と初校、という形でも行われる。

★本の印刷から販売まで=長いので下記。
一連の流れは1.入稿→2.見本出来→3.見本出し→4.搬入です。
1.入稿=本を印刷所に出す。
[約10営業日]
2.見本出来=見本、広告用に50冊程度、先に完成する。
[約3営業日]
3.見本出し=出版取次(トーハンなど)に見本を見せる。イメージとしてはプレゼンに当たるのかな?
[約3営業日]
4.搬入日=見本出しで取次が決めた入荷量を入れる。
という感じです。搬入日は25日締めで、26日からは代金が次の月になります。GW前やクリスマス、年末あたりは一気に搬入したい出版社が多く、計算違いが起こりうるので、早い目に行動すると吉。

★外商=また長いので下記。
大規模な書店が持つ、店舗販売以外の販売を請け負う部署。主に大学、法人などの団体、個人と図書館への販売である。それらからの注文を受けたり、販売を行うが、店舗販売と違って売り込みをしたり、「2回払いでいいですから」と言った支払い交渉をする権限もあるらしい。
ちなみに「法人営業というイメージでいいですか?」と聞いたら「それでおおかた間違っていない」と言われたので、よく解らなければそんなイメージをしてください。

☆つけもの=文脈的に本の帯やカバーのことかな?と思っております。

うわー。めちゃくちゃ長くなった。こんなに長くなっていいか解りませんが、とりあえず今日は書き逃げします。それでは。