2004-03-09

元宿直のA子さんの言葉

ここのところ、読者の皆様からのメールを掲載させていただいています。皆さんとってもポジティブで、私も毎日励まされています。本当にありがとうございます!

今日は、元宿直のA子さんのメールをご紹介したいと思います。彼女とは、時々いろんな情報交換をメールでしています。
A子さんは鈍重肝臓で甲田療法を続けているお嬢さんですけれども、現代病院で薬漬けになってかなり厳しい状況だったにも関わらず、甲田先生と出会ったことで、今は小食によってとっても良くなられたのです。
でも、もちろんそこまで到達するには、大変なことが多々あったそうです。半年ほど前、A子さんは食餌療法によるストレスから過食になり、罪悪感に苛まれ、食べた物を吐いてしまうという状態が続いてしまいました。
そうした強制的な嘔吐は、過食で全てを消化してしまうより良くないと言われています。なにより精神的に辛くなるのです。
食べては吐き、吐いては食べる日々の後、甲田先生はじめ、多くのまわりの人々の協力もあり、そしてご本人の前向きな心が揺らぐことがなかったことで、見事に過食を克服したのです。

そのA子さんが、今、とても良い状態で小食をしている、とメールで報告してきてくれました。以下、ご紹介いたします。

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そうですね! 今はかなり上出来で守れてます!私の場合は、一時的に甲田療法から離れようとしたことがよかったみたいです。
少食少食、病気病気っていうこだわりをすて、少し自由に生きてみる。。気持ちよく生きてみる。。。そんなことをして、少食を絶対しなきゃって意識しなくなったら、かえって体は少食を素直に追い求めてきた。。。って言う感じです。少食は生物の体にとって、最高のものという、絶対普遍の真実である以上、自分に気持ちいいことする感じでいれば、無意識に自然に少食追い求めるはず。。我慢して意識して少食ではなく、体が気持ちいいから少食にする、、、そんなことを日々感じたりしてます。もちろん、ストレスがむやみにかかってしまうと、そんなこともいってられませんが。。。笑
そんな時は私も、オフホワイトインテリアでまとめられた部屋でアロマを炊いて、目をつぶってぼんやりします!!
ほんま少食って精神世界とつながっているな〜ってつくづく感じるこのごろです。。

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半年前は、自分を制限することだけにとらわれすぎて、過食嘔吐で悲惨な状況にあったけれども、こういう心境に自分が変化してきたのは、自分だけの力ではないんですね。支えてくれる身近な人への感謝、愛し愛されることの喜び、こういう精神的な充実こそが、自分を少しずつ変えたのだと思います!!

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*A子さん、本当に良かったですね!! とっても元気そうで、嬉しいです!
A子さんの言うように、一人では無力なんですね。そういうことも、この小食で学ぶことなのだと私も思います。自分との戦いなのだけれども、他力本願ではないことは確かなのだけれども、自分と対峙して進めていくと、気がつけばそこにいろんな人の力や愛情があり、それによって心が満たされる喜び、幸せを感じるのです。その充実した心がある時、自然と安らかな気持ちが続き、小食ということの真理を少し知ることになるのかもしれません。

A子さんと一緒に断食ができなかったのは残念ですが、とっても前向きで人生を楽しんでいる彼女の様子が伝わってきて、私もとっても嬉しくなりました。A子さん、メールをありがとう!!
私も、気負うことなく、良い気持ちで断食入院して来ますね!

そうそう、お馴染みのつよしくんですけれども、彼も4月6日に甲田医院に出没する予定です。つよしくんも、甲田先生に診察していただきたい、と前からずっと思っているのです。彼は、来年の私のファイナル・入院の時に、同じ時期に入院してみたい、と言っています。ベルリン国際映画祭のレポートじゃないですけれども、私達のトークを甲田医院から毎日してみようか、と計画中です。

「淑子とつよしの断食入院日記」ってことになるのでしょうかねぇ・・・???

A子さんも参加する?