2007-12-01

宝くじ

昨日の金曜日。

学校を終えた息子と、二人でちょっと街に出ました。

ここのところ、3~7度くらいになって少し寒さが和らいでいます。0度の時は厳しかったですが・・。

いえ、ベルリンはもっともっとこれから気温が下がります・・はぁ。

でも、とにかく今は大丈夫なので、クーダムに出てクリスマスマーケットをひやかした後、宝くじを買いにヨーロッパセンターに行きました!

我が家では、ほとんど宝くじを買ったことがありません。

日本である時、やっと買った際に神棚へ置いたところ、母がごみだと勘違いして捨ててしまいましたし・・・汗。(当たっていたかも???)

ベルリンでは、単純に投資するお金がないからですけれども(笑)、それよりも、数字を選ぶのが面倒で・・・。
買い方も、今ひとつわかりません。

でも、今回は購入する理由があるのです。

そう、ジャックポットなのです!

空前の高額配当! 

なんと、39ミリオン ユーロ!!!!

え~と、ざっと計算して、

58憶5千万円!!!  大汗(←ゼロが多すぎて、計算間違いをしているかも・・・)

「お母さん、これはね、運試しをするしかないよ!」と息子が言うし、もうすぐ2007年も終わりますし、最後に遊び気分で買ってみることにしたのです。

「どこで買う?」と息子。

私もよくわからないのですが、ヨーロッパセンターにあるマガジンショップでは、確実に購入できるはず。

それでセンターに入ってみたのですが・・・・。

うわ! テレビクルーが購入者をつかまえて、撮影しているではありませんか!

・・・汗

「い、いやだなぁ、うちなんてほとんど買ったことがないのに、こんなところでテレビに映ってしまったら恥ずかしいよ。」と私が言うと、

「そ、そだねー・汗。

俺も嫌だぁ・・・・。

あのさ、ちょっと隣のお土産やさんをのぞいてみない?」

気の小さい母子でございます・・・・。

お土産やさんでうろうろすることおよそ10分。

「もういなくなったかな?」

なにしろ、ジャックポットということで、お店の前に特別設置した宝くじコーナーがあって、そこで皆さん記入しています。

で、その場面が撮影され、その後インタビューをされているわけです。

私たちは、外見がどう見てもはっきりとアジア系外国人とわかるので、毛色の違う購入者を撮りたくてうずうずしているクルーが、ちらちらとこちらを見ています。

「やだな~~。もっと違う場所に行こうか?」と私が息子に言った時、

「あ、お母さん、店の奥にも記入するコーナーがあるよ! ほら、撮られたくない人は、あっちに行っているよ!」と目ざとく発見。

これ幸いと、クルーを無視してささっと入口から入り、無事に奥の宝くじコーナーに到着。

ほ!

・・・

私は、バッグから1枚の小さな紙を取り出しました。

そうです、私と息子は木曜日の晩に、あらかじめ数字を決めておいたのでした。

2コマ分で、49までの数字を6つずつ選ぶのですが、それぞれサイコロをふって決めました・笑。

宝くじの用紙は、全部で12の枠に分けられています。上下段それぞれ6枠ずつです。

なので、1コマ分の数字を上6枠に書き込むのだと思い、私たちは1枠にひとつの数字だけチェックを入れて、レジカウンターに進みました。

一体いくらなのかもわからず、ちょっとドキドキ。

「20ユーロくらいかなぁ?

だったら厳しいなぁ。3千円でしょ。う~~ん・・・ひとつだけにすればよかったかな?」

勝負は水曜日と土曜日の両方でもできるのですが、一発勝負にして土曜日のみを選びました。

「その方が潔いもんね!」息子は、すでに当たった時のことを考えています。

一緒になって妄想・・・笑

すると、レジの女性が私たちに用紙をつき返してきました。

???

「あのね、用紙の12枠は、12回分の宝くじなのよ。

だからね、1枠で6つの数字にチェックを入れてもらわないといけないの。

おわかり???

書き直してくださいね~~。」

・・・・大汗

相当「アホ」なお客だと思われましたね、私たち・・・。

テレビに、書いている姿を撮影されなくてよかったです・・・本当に!

・・・・

ということで、やっと無事に購入。

結果は土曜日に出ます!

あ、ちなみに2枠で4ユーロ90セントでした!

700円くらいですね・・・・安くて助かりました!