2007-02-05

ヨーロッパの日曜日

本日月曜日は、いつもの平日パターンである午前3時半に起きて、メール仕事をしています。サルスに送るドイツ語のメールは、ネイティブチェックしてもらった後も、何度も読んで確認します。そして、まだ足りないと思った箇所に加筆します。その後はもうネイティブチェックはしてもらわず、そのまま送信します。その作業を終えると、ちょっとハーブティ・ブレイクをしたりしています♪

先週の金曜日に、ギムナジウムから前期の成績表をもらってきた息子。すでにブログにも書きましたように、今回は落第騒ぎはなく(ほ!)、普通の点になって本当に良かったです。息子のおこづかいアップの要求は却下したものの、他の仲良しの友達は皆、1週間の冬休みにスキーや旅行、親戚の家などに遊びに行ってベルリンにいないので、ちょっと息子ディをしないと、と思いまして、昨日の日曜日の夕方に出かけました。

ヨーロッパの人は、通常日曜日に全く仕事をしません。宗教的な意味合いもあって、休息日にしているのですね。なので、開店法が改正されたといっても、中心街を除けばカフェやレストラン以外はお店もほとんど閉まっていますし、商店街はがら~んとしています。ほとんどのパンやさんは、午前中の数時間だけ開いていますけれども、ちょっとでも寝坊してしまったら、焼きたてのパンも手に入れることができません。我が家は、昔はよく日曜日の朝食に、アツアツの出来立てのシュリッペ(ベルリンの最もポピュラーなこぶし位の大きさの白パン)を買っていたものですが、今は私が朝食をいただきませんし、息子は週末はかなりの寝坊をしますので、やはり不要です。それに白パンは、息子ももうあまり食べなくなりました。

そんな訳で、日曜日の優雅な朝食、あるいはブランチというのはもう縁遠いのですけれども、ヨーロッパの人のように、日曜日はできるだけ休むように心がけています。

まじめな日本人の私は(笑)、何事にも一生懸命になってしまうため、ついつい仕事を余計にして時間がなくなって、休めなくなることが多々あります。

でも、ここのところのハードワークから学ぶこともあり、平日にしっかり集中して、週末は自分と息子のために時間をできるだけ割こうと思いました。

それでも、すぐにそのようにはシフトできず、土曜日にできなかった分の仕事をして、それからゆったりとお風呂に入り、さて、本でも読もうかな、と思っていたら、「お母さん、我が家はどこにも行かないんだし、俺お母さんと一緒にカラオケに行きたいよ。いいでしょ?」と息子が言いだしたのです・笑。

ええ~~!!! またカラオケですか~~!

まぁでも、どこか旅行に連れて行ってと言われないだけ良かったかも! 今は、毎日PCをチェックしなければ仕事になりませんので、カラオケに連れて行くくらいだったらOKでしょう。

ということで、昨晩は早めの夕飯を息子に食べさせて(私はブランチとして生菜食Bをしました)、カラオケに行って参りました!

優雅な日曜日。ヨーロッパの人は、開いていない店のウィンドウを眺めながら、カップルなどでお散歩を楽しんでいます。ただ歩いて、そしてたまにカフェに入っておしゃべりして・・・。そういう人達を横目で見ながら、私達はカラオケ店へ行くバスを待ち、「寒いのにみんなよく楽しそうに何も開いていないところを歩いているよねぇ。l」などと言っていました。(いや、私ではなく、息子が・・・汗)

ほとんど息子が2時間続けて熱唱した後、軽くサンドイッチが食べたいと言うので食べさせて(私はいただきませんでした。少食大成功!)、そして帰宅しました。あ、スタバで豆乳のチャイをテイクアウトしましたけれども・・・プチ脱線ですか、やっぱり・・・?

ということで、今までほとんど休むことのなかった私ですが、息子と楽しいひとときを過ごすことができて、とても幸せな気持ちになりました。

たまにはこういうのもいいですね♪