2004-06-17

パリ編 2

パリ在住のAさんに連れて行っていただいた、とても興味深いお店があります。それは、薬草茶を売っているナチュラルハウスです。
佇まいは普通なのですが、中に入ると様々な種類の薬草茶があり、ブレンドもしているようです。
前に、Aさんがベルリンにいらした時、お土産にいただいたブレンドも美味しかった。(そうです、甲田療法を厳密にしている場合、柿の葉茶と水以外は飲んではいけないのです。ですが、時々1日に一杯程度は他のお茶も飲んだりしていました。私の場合は、1-2杯ならいい、と先生からのお許しがあったからです。でも、これはあくまでも私の場合なので、他の患者さんの場合はわかりません。それに、やはり飲まない方がいいに決まっているわけですから、しっかりメソッドを守る時は、飲まないようにしています。)

さて、私の症状の場合というのを、Aさんにフランス語で聞いてただきました。すると、要するに耳の疾患という直接的な箇所に効くお茶というより、たどっていくと血液循環の問題になるのではないか、ということで、血液の循環を良くする、つまり身体が内側から温かくなったりするのだと思うのですが、そういうお茶をすすめられました。読んでみると、これはドイツにも売っている薬草で、日本語ではセイヨウサンザシという植物。この植物の錠剤を、私はよくアンゲリカからもらっていたので、今やっと「そうだったのね!」とわかりました。彼女は、私の血液循環が良くないと判断して、いつもその錠剤をプレゼントしてくれたのでした。は~~、そうだったんだ・・・。なるほど。
ありがとう! アンゲリカ!

ということで、1日2回だけ、そのお茶をいただくことにしました。6週間分を購入したので、何か反応があったらいいなぁ、と思っていますが、甲田療法もしていますし、ちゃんと毎日しっかりと養生すれば、きっと甲田療法からも、そしてこのお茶からも、何か良い結果が出てくると信じて進めます。

6週間だけ、厳密な甲田療法をしない、ということになってしまいますけれども、実は私はいろいろストレスや過労が続き、ちょっと耳の調子が悪くなりつつあります。しっかりと養生したいのですが、まだ精神がなかなかそこまでいきません。
無理は禁物なので、このお茶を飲みつつ、6週間以内にできるだけ生菜食Bに近づくように少食を心がけ、少しずつでも軌道修正しようと思いました。
何事も、無理な目標はかかげず、しっかりと少しずつ、です。

パリで、自分の物は何一つ買わなかったのですが、このお茶だけは、私のためのものといえますね。ちなみにお値段は、3週間分で9ユーロでした。

最後はAさんとナイヨンと3人でお茶をし、再会を約束してお別れしました。ナイヨンのママとは、7月の初めにベルリンで会うことになっています。ナイヨンのママは、韓国人ですけれども、日本語を話します。お会いしていろいろお話するのが楽しみです!!

写真がナイヨンです。すご~~く素敵な舞踏家で、ピナ・バウシュのところですでに8年も踊っています。ソロも韓国で踊ったし、これからナイヨン主演のショートフィルムも完成予定です。ナイヨンは、とっても素晴らしい友達!心がきれいで、優しくて、心配りのできる、最高の友です。泊めてくれてありがとう、ナイヨン!!

パリ・・・またゆっくりと行ってみたいです。今度は息子を連れて?