2006-06-13

なんとなく・・・

素晴らしい晴天の今日、月曜日。水曜日に血液検査をするので、とにかくできるだけ良いコンディションでいようと思っています。でも、先ずは息子問題。音楽の先生に会いに行って来ました。こういう時、私は服装の色彩を重視します(笑)。いつもは黒が多いのですが、何か強く願う時などは、私が一番好きな白を着るようにしています。今日は上が白、下が黒のロングスカートにして、顔色が良く見えるようにしました。そして白いサンダル。やはり白を身につけていると、気分がすっきりします。クリーンな気分になるし、さらに好きな色なので落ち着きます。何を言われても、怒らずに精一杯のことをしよう、と心に決めてギムナジウムに行きました。

先生にアポをいただいている訳ではなかったので、時間がないと言われたらそのまま帰ろうと思っていました。正門で息子と待ち合わせ。友達のマルコが一緒です。「あのねお母さん、マルコも応援してくれるって。俺が悪くないことを言ってくれるって。だから一緒にいてもいい?」「もちろんよ、それで君がいいのであれば、お母さんはかまわないし、マルコのそういう気持ちに感謝しているわ。」と言って、3人で教室に入りました。音楽と体育は、女子生徒と別々に授業をするのだそうで、教室に入った時は、まだ数人の男子生徒がいました。先生はすぐに私を見て、他の子供達を廊下に出し、私に挨拶しました。メンテナンスを終えて、しっかり修理できている補聴器をつけていたので、それだけも十分聞こえましたが、念のためにマイクロフォンも出してしっかりと先生の言葉をキャッチするべく準備をし、時間を作ってくださったことに対してお礼を言いました。そして、息子が一度も授業をサボったこともなく、宿題もやっていて、テストもさほど悪くないのに、授業態度が悪いということで落第点と言われ、本当は音楽がとても好きなのに残念でならない。本人もとても今やる気になっているので、そうしたやる気を評価して欲しい、などと言いました。息子も、ちゃんとやるからお願いします、などと言っていましたが、最初は先生は全く聞き入れてくださいませんでした。もしも先生の評価が間違っていないのであれば、それなりの理由があり、説明があるはずです。なので、私は先生がそういう話をするのを待ちました。でも、これといった理由が感じられないので、私の方から、いかにギムナジウムで学ぶことが大切なのか、ということを延々伝え、私たち母子の気持ちを理解していただくように努力しました。

すると、「では一度、レポートを提出してもらい、それにより考えることにしましょう。今後授業中に私に対して反抗的な態度をせず、しっかりと勉強するというのだったら評価できます。落第点にはしませんよ。」とのこと!!!!
もちろんよかったと思いましたが・・・本当に、これで良いのでしょうかね???先生の主観で採点される科目がとても悪いというのは、ある意味考えモノです・・・。要するに、先生に嫌われているって部分もあると思うし・・・。でも、とにかく音楽は落第点は免れそうでほっとしました。息子も嬉しそうな顔をしていました。

子供達は、先生を選ぶことができません。もちろん、先生も生徒を選べないでしょう。でも、アンドレアが昨日言っていましたが、今とても問題になっているのは、そうした落第点をやみくもにつける先生がドイツで増えているということです。先生にとって、その子供が落第しようが進級しようが関係ないという訳です。もちろん、そういう先生だけではないでしょうけれども、何人かの先生に接してみると、最初から落とそうという気持ちが感じられます。それほど息子は先生に対して反抗的だということなのですから、その辺もいけないとは思いますが、息子が日本人なのに、流暢にドイツ語を操り、しかもドイツ人の子供より反抗心が強いとなると、あまり好きになれないのかもしれません・・・。でも、悲観的になっても仕方がありません。実際、こうして頑張って学校に足しげく通い、先生達と話し合ってみて、少しは改善されるようにも感じます。現に音楽の先生は、相当ひどいキャラクターなのかと想像していたのですが、私の気持ちを一生懸命に伝えたら、最後には受け入れてくださったので、話せば少しは理解してくださるのかなぁ、とも思いました。

安堵の気持ちを抱いて(とはいっても、まだまだ完全に進級できると決まったわけではないのですが・・)帰宅すると、先ずは柿の葉っぱのお茶を作って飲みました。今日は甘い物はなしです。黒砂糖もはちみつもいただきません。もちろん、アイスやチョコなどは口にしません! マッサージ機のマットの上に横になり、お茶を時々飲んでリラックス。ああ、久しぶりに気分が底からすっきりとしています。するともう3時。サッカーの日本対オーストラリア戦が始まる時間。息子が帰ってきてもいい時間。あれ、どうしたのかな、と思っていたら、息子から電話がかかってきました。「お母さん、天気が良いから、友達とみんなで野球してから帰る。遅くならないからいいでしょ?」「君は宿題とか復習とか、いろいろ今するべきことがあるのだから、遊びはかまわないけれども、しっかりそのことも真面目に考えるようにね。でも、今からサッカーの日本戦が始まるけれども、見なくていいの?」「え〜、うん、俺、みんなで野球したいから。」とのこと・・・。息子はあまりサッカーに興味がないようです。今のところ、ブルーノの家でのドイツ戦しか見ていない息子。そういえば、オリンピックにも興味がありませんでしたね・・・。つまり、国をしょってのスポーツに入れ込むことがないのです。ドイツで育っているからでしょうか???

野球に夢中の息子は、ランチを食べずに過ごしています。もうすぐ夕飯の時間。昨日はハンバーグだったので、今日はサーモンの入ったトマトソース味のパスタかグラタンにしようと思います。青汁ももちろん飲みます。私は夕飯は青汁とお味噌汁だけにします。ほんの少しですが、ステロイドによる頬の腫れが引いてきているように感じます。お天気もよく、過ごしやすくなっているので、もう少し運動を増やそうと思います。

このエントリへの反応

  1. ご担当者さま

    初めまして。
    こちらのウエブを拝見させていただき、メールさせていただいた次第です。
    青木淑子さんに、ある件でリサーチをお願いしたいのですが、
    やりとりできるご連絡先を教えていただけないで しょうか?
    よろしくお願いします。

    袖山眞代
    アメリカ・ロサンゼルス