2006-07-15

悲しい出来事

今日、土曜日、悲しい出来事がありました。

息子は昨晩、夕飯を終えてからカールの家に泊まりに行きました。本当はもうだるくなって、行きたくなくなったようなのですが、夕飯の後に行くと電話で言ってしまったので、ぐだぐだしながらも出かけました。そんな無理して遊ぶことはないのに、友達と約束したら無理をしてしまう年頃。

それで、私はゆっくりとお風呂に入り、その後読書しながら就寝しました。

朝、いつものごとく早く起きて、スイマグを飲み、しばらくしてからお茶を飲み、ゆったりとしてから8時ちょっと過ぎに、ペットのケイビー君、ラッキーとクッキーにえさのきゅうりをあげるため、居間に入ったところ・・・・。

なにやらケージの中のラッキーの様子が変なのです・・・。そっと近寄ってみたのですが、足がだらんとして動かない。眠っているようにも見えますが、普通だったらそこまで近づいたら敏感に起きて動くのです。でも、全く動かない・・。

おかしい・・・。クッキーは普通にしているのですが、時々ラッキーに近づいて鼻をくっつけたりしています。・・・ラッキーの様子がおかしい・・・・。

触ってみました・・・。硬くなっている!!! し・・・・死んでいるんです!!!!

「え!!! ラッキー!!!」どうしていいのかわからず、おろおろしてしまう私・・・気が動転してしまって、きょうりを落としてしまいました。

あ、ああ、どうしよ! というか、どうして死んでしまったの??? えさもちゃんとしていたし、掃除も息子が先日ちゃんとしたばかり。しばらく考えていたのですが、ケイビーの寿命は4〜7年くらいということを思い出しました。我が家に来てから、ケイビーはもう4年半になります。その半年くらい前に生まれているので、5年ほど生きたことになるラッキー。寿命だったのかもしれません。でも・・・。

よくよく考えると、ラッキーはクッキーよりもはるかに大食漢でした。そうです、小食ではなかったのです。クッキーの方はあまり食べなくて、それだけじゃなく、かなり頭の良い子です。私が話しても反応するし、なでられるのも好き。でもラッキーは最後まで怖がりで、しかもあまり理解力がなく、ただ怯えてばかりいて、ほとんどの時間物を食べては寝て過ごしていました。

そんなことも原因だったのかもしれません・・・・。

でも、悲しい・・・・。あまりにびっくりしたので、すぐに息子の携帯電話に電話をしました。でも、朝早かったので応答なし。8時半にもう一度電話をしたのですが、まだ応答なし・・・。
そして9時になりました。もう一度電話をしたら、やっと息子が出て来ました。眠そうな声で「ふぁ〜。何だよおかあさん、こんなに早く。眠いよ〜。」と息子。
「あのね、大変なことがあったのよ、ラッキーが・・・・ラッキーがね、死んじゃったの!涙」

「え〜〜!!!!!!」
一気に眠気がさめた息子! 「な、なんで? なんで? 俺がちゃんと面倒みなかったから? ああ、どうしよ、本当に死んじゃったの? ああ!!!嗚呼〜〜〜!!!」すでに泣き叫んでいる息子・・・。
「とにかく帰って来てね。わらと籾殻も買って来てよね、約束通り。クッキーは元気だから、あの子のためにもちゃんとしないと。」

10時に息子が帰宅しました。もう目が真っ赤。いきなり私に抱きついて泣き出しました。「お母さん、ごめんね、俺がいけなかったのかな、俺がちゃんと世話しなかったからなのかな?どうしよう!!」と泣いています。いえ、息子がえさを上げ忘れていたので、私は毎日しっかりと世話をしていましたから、そういう問題ではないのですが・・・・おそらく、食べすぎによる早死にという感じのような気が・・・。5年くらいなれば、そろそろ危ないのかもしれないですし・・・。なので、私は息子を慰めました。

一緒に裏庭に行って埋めました。息子は、自分のお守りを一緒に埋めたいと言って持って行きました。私はラッキーが好きだったえさを持って埋めました。二人でお祈りをして、お別れをしました。ペットが死んでしまうのって、本当に悲しいです。息子は何かを感じたようでした。これからは、残ったクッキーを前以上に大切にすることでしょう。

家に戻って私は息子のために手作りのピザを作りました。その間に、息子はケージをきれいに掃除して、残ったクッキーのために新しいえさを置き、快適な空間を作ってあげたようです。ずっとそばにいて、抱いていたようです。

その後、私たちはベランダで食事をしました。息子はピザを美味しいと言って食べてくれました。やっと笑顔が戻ってほっとしました。

今は、マクシィが遊びに来ています。今日は少しおおめにみてあげることにします・・・。

このエントリへの反応

  1. とても優しいご家族の情愛に触れさせていただきました。
    私もあまり贅沢をせぬよう美食を出来るだけお付き合いだけにして
    少食メニュウでがんばってみることにいたします。
    ラッキ−は残念でしたが、天国では大食する必要も怖がることもない世界であるといいですね。

  2. さとっち28号さま

    優しいコメントをありがとうございます。
    そうですね、ラッキーは怖がりさんでしたけれども、グレーの可愛いケイビーちゃんでした。クッキーといつも喧嘩していましたけれども、2匹は離れてしまってさぞかしさびしいことでしょう。息子も私も、残っているクッキーを大切にしたいと思います。ラッキーはきっと天国で幸せに暮らしていると思います。