2005-05-22

読者の方からです

今日は、読者の方からのコメントを2つご紹介させていただきます。最初は康子さんです:

はじめまして。

*はじめまして。断食日記を読んでくださり、ありがとうございます。

食べない生活で検索してここが目に付きました。生菜食Bというのは、何でしょうか。フルーツだけ食べる生活をしたりもする私ですが、身体がまだ慣れないせいか、とても寒いのです。でも、続けているうちに、血の流れがよくなり、体温も正常になることを期待していますが。生菜食もよさそうですね。穀物などはとらないのですか?

*そうですか、「食べない生活」という検索で、私の日記が出てくるんですね!(笑)知りませんでした。確かに、食べないように心がける生活ではありますね・・・。
さて、康子さんのご質問にお答えいたします。このブログを最初からお読みいただきますと、詳細を知っていただけるのですが、すでに2年続けていますので、過去の日記を全て読むには膨大な時間がかかってしまいますね。ですので、ここでもう一度生菜食Bの内容をご説明いたします。

これは、現代医学では治らないとされる、数々の難病などに有効な少食療法を提唱していらっしゃる、世界的な名医の甲田光雄先生が考案されたメソッドです。西式健康法をベースにした画期的な療法で、日本だけでなく、世界中から先生の診察を希望して、多くの患者さんが大阪にある甲田医院を訪れるのです。私もそのひとりでして、ベルリンから甲田先生に診察していただくために、大阪に伺ったのが2年前。私は、数十万人に一人しかかからないという難病を抱えています。コーガンシンドロームというものでして、その中には高安症候群、大動脈炎症候群という、あまり聞きなれない病気も含まれています。大動脈炎は、日本では難病指定されているほどの稀な病気です。2001年に現代病院に緊急入院した頃は、もうかなり危ない状態でした。死ぬかもしれない、という恐怖もありました。当時はステロイドの大量摂取によって、病の悪化を防ぐことができましたが、対処療法ですので、良くなるという見込みはなく、聴覚がかなり低下していたので、そのままでしたら聾唖になる可能性も否めないとのことでした。私は必ず治ると信じていろいろな療法を試していましたが、ついに甲田療法に行き着いたのでした。

ご縁があって診察をしていただくことになり、その時先生は、力強く「大丈夫、必ず治ります!誰よりも健康になりますよ!」と言ってくださったのです。なんという幸せなことでしょう!!そう言ってくださるドクターは、甲田先生だけです。PL法などもあるし、なかなか現代病院の先生は、治るという言葉を発してくださいません。それは仕方がないことなので、それなりに受け止めてはいますけれども、やはりドクターに「治る」と言っていただくことほど心強いことはありません。ですので、甲田先生を信じて、ずっと少食療法を実践しているのです。

先生の処方では、私の病の場合は、生菜食Bという食生活を続けること、となっています。これは、1日に生の玄米粒、おとうふ、青汁のみをいただくというもので、量などは患者さんそれぞれ違います。私の場合は、生の玄米粒を3日間塩水に浸したものを(毎日塩水は取り替えます)、一食のみ、他にお豆腐を300g、そして青汁は朝夕の2回ですが、最初は相当な空腹感があり、なかなか実践することができませんでした。でも、等身大で少しずつ進めていて、今は脱線しながらも、なんとか前向きに過ごしています。このメソッドも、最初は体は冷えてしまい、冬などは震えるほどでしたけれど、徐々に体が慣れてくるようです。本当にまだまだですけれど、少しずつ
前進しています。

康子さんも、本当に実践をご希望でしたら、やはり一度診察していただいた方が安全だと思います。それに、何冊も甲田先生のご本が出版されていますので、そうした本で少食のコンセプトを学ぶというのも良いと思います。

・・・

次に、少食の道場を持っていらっしゃる能木さんからです。いつもありがとうございます。

私も、甲田先生の処方で13キロやせました。ですが、腰痛、生理痛、子宮筋腫が消えて、今は小さな少食健康法の実践道場をしています。なかなか仲間がないと続かないのでこの青木さんのHPや具体的に交流できる場が大切と感じています。

*コメントをありがとうございました。そうですか、13キロもお痩せになったんですね!私の場合は、もともと痩せていましたので、49キロくらいから、甲田先生の病院に入院していた時は44キロくらいまで痩せましたけれど、なかなかそこまで減りません。今は46キロです。断食しても少食しても減らないものですね。先生に診察していただく6月24日までには、もっと生菜食Bを極めたいと思っています。やっぱり、まずすぐに肌の調子が良くなりますね。これはとっても嬉しいことです!甲田カーブまでの道のりは遠いのですが、それでも諦めないで進んでいきたいと思っています。

いつも応援してくださり、ありがとうございます!お互いに楽しく少食を実践したいですね!