2003-07-31

生菜食B

今日は7月最後の日。3人の患者さんと宿直のA子さんが断食に入るので、五分粥を食べるのはM野さんと私のみ。
みんながすまし汁と黒砂糖のみなので、なんだか後ろめたい気分。ここでは五分粥は最も量が多い贅沢な食事なのです。
大切に大切に、ゆっくりと味わっていただきます。
甲田先生は、私の胃腸が随分良い感じになってきている、とおっしゃってくださいます。そこで、退院後の私の食事について伺ってみました。「青木さんの場合は生菜食Bです。」
*朝食は抜く
*生水+柿の葉茶を合計 1日8合くらい飲む。
*昼食は1、生の葉野菜を五種類以上ミックスした青汁の絞り汁 1合
2、人参の搾り汁 1合 この両方を飲む。 他に蜂蜜 30g
*夕食 青汁、人参ジュースをそれぞれ1合ずつ
*生玄米粉 120g (蜂蜜 30g)
*豆腐 300g
*食塩及び醤油 適量
*スピレン(スピルリナ)、エビオス 1日20粒ずつ(10粒ずつ2回)
*スイマグ 朝 フタ2杯を1合の水で飲用。

・・・と、こういうメニューです。およそ1000キロカロリーになるのだそう。でも、2ヶ月過ぎたら私の場合、玄米粉を生玄米の粒にかえて食べます。そうなると噛み砕くのに時間がかかるので、昼に食べるのでも良いとのことでした。(常温では3日、冷蔵庫では5日ほど塩水に漬けて、玄米を発芽させて、柔らかくなったものを食べるのです)
甲田先生:「このメニューをちゃんと1年間頑張って続ければ、体重は増えていきます。たったこれだけでも身体の吸収力が上がってくるから増えるのです。そして、たぶん50キロくらいになると思いますから、そうなったら水断食を10日間やりましょう。そこで一気に耳が治ります。」
1年後に完璧に治るとおっしゃるのです!! 生菜食B、やります!!
あ、でも来年は私、夏ではなくて春に戻って来たいのです。春までに、私の身体は「甲田カーブ」(少食なのに体重が増えて体の栄養吸収力が増す状態になること)をえがくことができるでしょうか? 自分でもとっても楽しみです。

明日は五分粥、そして明後日が三分粥。8月3日から再び断食に入ることになりました。

あ、明日は、甲田先生のお誕生日です! 数えで80歳になられます。
事務長に聞いたら、特別何もお祝いはしないそうです。私達入院患者で何かしようかって話していましたが、結局どんなプレゼントを贈られても、先生はあまりお喜びにならないだろう、ということになり、私たちが健康になることが、なによりのプレゼントだと思って、頑張って甲田療法をまじめにやりぬく決心をしました。でも、明日は先生の写真くらいは撮らせていただこうかな?

今日は最後にお風呂のことを。もう何度も書きましたが、甲田医院では、温冷浴をしています。45度以上のお風呂と、18度くらいの水風呂があって、交互に入って血液循環を良くする療法です。これが本当によく効くのです!
写真はお風呂場。右の大きな浴槽が水風呂です。必ず水から入って水で終わります。水ー湯ー水ー湯ー水ー湯ー水ー湯ー水の順番。1度が1分なので、約10分かかるのです。出た後の気持の良いことと言ったら!!
本当に身体の芯からあたたかさを感じます。家庭でも簡単にできます。
つまり、水の部分をシャワーにすれば良いのです。爽快な気分になりますので、ぜひトライしてみてください。でも、心臓などの弱い方は無理をなさらずに。夏なので、それほど厳しくはないと思いますが・・・。 あ、それからもうひとつ。今日は本を買いに、駅までお散歩がてら行って来ました。歩いて10分ほどですけれども、足が喜んでいました! とっても嬉しそうな身体! 私は最近、本当にちゃんと自分の身体と向かい合っているって思うのです。メロンパンやさんの前を通りましたが、大丈夫でした!!一歩前進!

温冷浴の浴槽
温冷浴の浴槽