2005-06-19

ダライ・ラマさま

あ〜やっと書く時間を作りました。というかまだちょっと時間がないのですけれども、とにかく書きたくて。今書いておかないと、このテーマで書くことができなくなってしまいそうなので・・・。この日記を更新したら、仕事の原稿2本を書きたいと思います! 精力的です!

さて、16日にダライ・ラマさまの講話とドイツ人の受賞式があり、ベルリンのシラー・シアターに行って参りました。実は私の友人の画家、ペトラは仏教徒で、ダライ・ラマさまを心から尊敬しているのです。それで、今回プレス枠で私も参加することになったのでした。彼女はボランティアで、いろいろなダライ・ラマさまのご本などを、忙しそうに販売していました。

これは、”International Campaign for Tibet”の催しで、もちろんご存知のように、このICTの会長を努めるのは、ハリウッドの大スター、リチャード・ギア氏ですけれども、そのICT主宰の「チベットの国旗を、勝利の女神(ジーゲスゾイレ)からシラー・シアターまでたなびかせよう」、というもの。ドイツ側からは、映画監督のフォルカー・シュレーンドルフ氏などがセレブのゲストとして参加していました。また、シラー・シアターでは、国際的な人権問題への賞である、「Light of Truth Award」が行なわれ、ダライ・ラマさまによって、Vaclav Havel氏, Dr. Otto Graf Lambsdorf氏, Imtraut Wager氏の3名に賞が贈られました。

ダライ・ラマさまを初めて生で拝ませていただきました。すごい、あまりにすごい圧倒的なエネルギー!! 私はその前に、ハイラーや、気功師さんにも会って外気功をしていただいていましたし、もう心身共にかなりスピリチュアルだったこともあって、とても力強い波動をダライ・ラマさまから感じました。会場では、前から15番列の真ん中でしたので、すごく近くというわけではなかったのですけれども、ステージのスクリーンでお顔ははっきりと拝見できますので、細部までわかりました。ステージで、履物をお脱ぎになられて、ヨガのポーズのような足の組み方をなさったり、微笑みは神々しさの中にも愛らしさがミックスされて、とても魅力的でした。会場のみなさん全員、頬を紅潮させて、ラマさまに見入っていました。

それにしても、もう70歳になられたのですね。いつまでもお若く、お元気な印象ですが、年齢を聞くとびっくりしてしまいます。受賞式が終了し、劇場の裏手にダライ・ラマさまがお乗りになる車が用意されていたのですが、そこには警察官とガードマンがびっしり待機していて、私達一般人はどんどん下がりなさい、と言われてしまい、最後にひと目とばかりに集まった人々は、ちょっぴり悲しい気持ち・・・。でも、やっと登場したダライ・ラマさまのお顔を少しでも拝ませていただけたので、みなさん幸せに帰っていきました。
その時の写真は、小さいですけれども、そのうちオーガニック・ライフ・イン・ジャーマニィの方にアップいたしますので、お楽しみに!! (すぐにできず、ごめんなさい。今日はここまでで精一杯です〜〜!)

帰りは、6時を過ぎていましたが、私と家が近い、ペトラの友人で舞台衣装のデザイナーをしているバルバラが車に乗せてくれたので、楽でした。彼女も仏教徒で、ペトラもバルバラも、日本に留学経験があるので、とてもいろいろな日本のことに詳しいので驚きました。ドイツ人にしては(失礼!)おしゃれなバルバラ。さすが衣装デザイナーは服に気を使っています。「淑子、私は日本では舞踏を学んでいたのよ。大野一雄は最高よね。」という話から始って、大駱駝鑑、山海塾、白桃房、土方巽、田中みん、古川あんずなどの話になりました。私はかつて、大野一雄氏と日本のカフェで二度ほどお会いしてお話したことがあり、その時は、ドイツ人の映画+舞台監督のヴェルナー・シュレーターより、お手紙を渡して翻訳してお伝えするという役を仰せつかったのでしたが、なんだかお話も猛烈にシュールなものでした。「あのぉ、シュレーター監督が、大野さんの映画を作りたいそうなんですが、その際、大野さんが全裸で、雪の積もった山の洞窟から姿を表し、踊るというのはいかがか、と・・・でも、そんなの寒いですよね・・・。」と私が申し上げましたら、大野さんは全く表情も変えずに、「ふ〜ん、そうですか、面白いですね、やってみたいですねぇ。」とおっしゃり・・・びっくりしたのを覚えています。結局企画は流れたのだと思うのですけれども・・・・??? 
その舞踏の世界を知っているペトラもバルバラも、本当に強烈な個性の持ち主なのです・・・すごい!

そんなことを思い出しながら、先ほどインターネットで朝鮮日報を見ていたら、あら!私がソウルにいる間に、大駱駝鑑のトップだった、麿赤児さんの公演が、ソウルの国立劇場で行なわれるという記事が目に入りました!「すごい!麿さんの代表作のような作品の公演なのだわ!早速ナイヨンにメールして、見ようって伝えないと!」と、急いでメールを入れました。チケット、完売だったら見られませんけれども・・・。どうなるでしょうね・・?
ピナさんと麿さんは、ひょっとするとお友だちかも・・・。

PS: 写真アップいたしました。良かったら下記でご覧ください。1枚だけですが・・・・。

本日のオーガニック・ライフ・イン・ジャーマニィは:

ダライ・ラマ師

このエントリへの反応

  1. ご無沙汰しています。
    青木さん、お元気そうでうれしいです。
    和歌山の能木です。

    リチャード・ギアが私は、大好きなのでこういう活動をしてくれていることもうれしいです。

    インドには私も数回、行ってるのでダライラマにも親しみを感じていますがまだ遠めにもお会いしたことがないので青木さんの感動が伝わり、素敵な気分になりました。

    ところで少食実践道場の夏の健康合宿が近づき、準備の追い込み中です。
    今年は、京都から筋ジストロフイーを克服する会代表の松井さんが体験談をお話に来てくださいます。
    1日参加でも気軽に参加していただけたらと思っています。
    松井さんを囲んで参加者の皆さんと一緒に昼食(玄米差食の少食・豆腐・青汁)をとる予定です。
    今から、楽しみです。

    能木廣美

  2. ドイツはマンダラの収集や展覧会=展示会の類を良くやる国です。ダライラマさんたちを応援する人は少ないのにいろんな方がいるものですね。皆さんよろしくお願いします。少し鼻っぱしが強いが〜気立ては悪くないほうだと思いますから。ライフワークとしてチベットラダック地方のアルチ寺を建立しようと思って福島市の山の中にアルチ村〔寺〕と同じような山、川、崖、奇岩石を気に入って買ったのは良いがいまだに未完成です。やっとマンダラミュージアムが完成して来春お釈迦様の誕生日を記念してオープンです。暇な人は覗きに来てください。噛みついたりー殺したりは決してしませんから。ダライラマさんには何時も迷惑をかけております=少しだけ難民の子供の学費を届けております。年間100人ぐらいを10年間単位で。