2007-06-12

再会

日曜日の午後に息子がキャンプから帰宅して、その日は食事(私は夕飯なしです)+会話で終わりましたが、昨日の月曜日は、またまた二人でキャッチボールをしました。

夜8時からでしたが、まだかなり明るくて、日差しもそれなりにあり、

う~~ん、どうしよ・・・

UVカットのクリームを顔に塗ろうかどうしようか・・・と悩みました。

1時間くらいしか外にいないのだし、その後はお風呂に入って寝るだけなので、結局面倒になってそのまま何も塗らずに中庭に出ました。

でも、帽子くらいは被って多少の防止をした方がいいかな・・・??

ということで、黒い野球帽をかぶり、黒いタンクトップにモスグレーの七分パンツ(これは、息子が小さかった時のお古です)、それにグレーの靴下+黒のジョギングシューズという、一見こだわりのある(?)装いで出かけました。

今までキャッチボールをした中で、最もおしゃれな雰囲気! 笑

でも、やっていることは単なるキャッチボールでして・・・汗。

球を投げて受け止めて・・・どんどんエスカレートしてきて、最後には「巨人の星」の星一徹になりきり、鬼のようにいろんな方向に球を投げ、息子の特訓に付き合いました。

「お母さん! まだまだ甘いよ! もっと変なところにいっぱい投げてよ! バウンドでもいいし、ゴロでもいいし。これは特訓なんだから。」と息子。

自分ではかなり外して投げているつもりなのに、意外に球は中央に向ってしまうんですね。

これには驚きました。

相当意識して投げないと、あらぬ方向には飛ばないものだと知りました。

息子の相手をしていると、良い運動になってさわやかな汗をかきます。これは習慣になりそうです。

・・・

さて・・・・

先日のこと、私は家に一番近い地下鉄のホームで、セントラルに行く電車を待っていました。

そこに、一人の男性がいて、彼は大きなベビーバギーのそばに立って、中にいる赤ちゃんをあやしていました。

あれ・・・

やっぱりどう考えてみても、彼は私の知っている人だ・・・。

ここのところ、その人を近所でよく見かけるのです。
近くの大きな公園に行った時も、奥さんと3人のところを目撃しました。
奥さんのことも、私はよ~~~く知っています。

でも、彼らは私のことがわからないようなのですね。

う~~ん、ちょっとした顔見知り程度だったら、そういうこともありえるでしょうけれども、ある時期Y子さん夫妻とその夫妻、そして息子と私の6人で、定期的に会っていたのだし、わからないはずはないんだけれど・・・。

とはいえ、私も半信半疑。
何せ、7年以上は会っていないからです。

彼、Tはアメリカ人で、Dというドイツ人女性と結婚しています。DはY子さんの大学の時の同級生で、一時はみんなで仲良くしていた夫婦でした。Tが仕事でインドに長く行ってから、疎遠になったままなのです。戻って来ていることもわからず・・・。

でも、この二人には子供はいないはずなんですね。しかも、赤ちゃん・・・。
DはY子さんと同年代、つまり今58歳くらいなのです。
赤ちゃんは、どう見ても1歳半くらいだし・・・。

そうです、その赤ちゃんは、養子にしたとしか思えないのですね。
赤ちゃんはアフリカ系のようです。肌の色が明らかに違いました。

ドイツではよくあることですけれども、このT夫妻が養子縁組をするとはとても想像できず・・・。

なので、本当に私の知っているTなのか、100%絶対とは言い切れなかったのです。
それにTと思しき人は、当時よりもずっとず~~っと太っていました。髪も真っ白ですし、別人かもしれないかな・・・。

私自身もちょっとはっきりしませんでした。

・・・

前に何度かTを見かけた時、その様子をY子さんに話したら、

「それでも、もしも今度会ったら絶対に話しかけてみてよ。あの二人がどうなったのか、今は全くわからないのよ。養子をもらうとは考えにくいけれども、間違ってもいいからぜひ声かけてみてね。」と言われていましたので、今回勇気を振り絞って話しかけてみたのでした。

「ハロー、あなたTでしょ?」
と言って、ゆっくり近づきました。

「おお、ハロー! え~と、君、誰だっけ?」英語なまりのドイツ語。やはり間違いなくTです。

でも・・・

・・・やっぱり・・・わからないんだ!!

「よしこ」

そう言ったら、「あ~~!!!」と言って再会を喜んでくれました。

「でも、全くわからなかったよ。だってずっと何年も会っていないし、よしこ、雰囲気が変わったよね・・というか、

どうして若返っているの?」と言うのです。

黒のタンクトップに26インチの細身のジーンズ、白い七分ジャケットに白のサンダル。
シンプルですが、確かに若々しい格好をしていたかもしれません。

ステロイドの副作用で顔がふっくらしている上に、甲田療法で肌が若返っていますので、当時のめまいばかりしていた頃よりずっと生き生きしているように見えたのでしょう。

本当にびっくりしたようです。

それに比べて、Tは本当にぐんと老けました。太りすぎです。
疲れた顔をしていて、昔のような明るさが全くなくなっていました。
生活に疲れているというよりも、身体が重くてだるいという感じ?

Tに甲田療法を教えてあげたいくらいでした。
でも、実際に効果を感じなければ、なかなかこの療法はトライしたいと思わないメニューですからね・・・。
難しいです。

・・・

久しぶりに会ったTは、でもいろんな話をしてくれました。
2年前に養子縁組をしたこと。
インドから完全にベルリンに戻って来たこと。
あと数年したら、もしかしたらアメリカに引っ越すかもしれないことなど・・・。

「君んとこの息子、小さかったけれども、もうかなり大きいんでしょ? いくつなの?」

「もうすぐ16歳になるよ。身長も私よりあるし、足のサイズなんてものすごく大きいし!」と言って、私の手帖に貼ってある息子のシール写真を見せました。

「ええ!!! こ、こんなになったの~~!?? 信じられない。あんなに子どもだったのに。」と絶句。

そうです。子どもは、数年見なかったら、本当に随分変わりますね。
Tの子どもだって、あと10年もしたらそうなります。

・・・

なんだかんだ話していたら、もうTが降りる駅になってしまいました。

お互いに住所やメルアドなど交換して、「今度ゆっくりY子夫妻も一緒に、みんなで会おう!」と言って別れました。

こういうこともあるのですね・・・。本当にびっくりです。

いつの間にか疎遠になってしまった知人とは、こういう形で再会が用意されているのですね。

何となく、これって必然なのだなぁ、と思いました。