2004-04-09

入院3日目・一歩前進

昨日はなんだか久しぶりに、しっかりと運動メニューをこなしたせいか、ぐったりと疲れが出て(それに、入院までいろいろハードに動いていたということもあるのでしょう)、随分早くベッドに入り、本も読まずに眠ってしまいました。起きたら3時。う〜ん、どうしましょ? 本を少し読んでいたのですが、やっぱりもう一度寝た方がいいかな、と思って、ライトを消して再び暗闇の中で目を閉じました。しばらくそんな状態でいて、ふっと気がついたら5時過ぎ。もう起きることにして、裸体操などしてみました。
7時に下の運動スペースへ行き、しっかりと8時まで運動をして、すっきりしたところで甲田先生の診察!
「どうですか?」「はい、おかげさまで、とても快適です!」
お腹の具合を診てくださった先生は、「お腹の調子はいいですね。頭ぶらぶらはやっていますか?」「はい、しっかり4回しました。」「背腹運動は?」「はい、1日30分を3回とありましたが、昨日は2時間もしました!」と言いましたら、先生は笑って「ああ、そうですか、それはいい!! では、今日から玄米クリームに切り換えましょう。1回が60gの玄米粉です。お豆腐は半丁。いいですね? それを3日ほど続けたら、すまし汁断食に入りますよ。」
わお!! 今日からクリーム!! 嬉しいです〜〜。

さて、私が初日に先生からいただいた入院中の注意事項の内容をご報告したいと思います:

1 朝食を抜くこと
2 生水と柿の葉茶を合計1日8合くらい飲むこと(1回少量ずつ回数多く飲むこと)
3 スイマグを朝晩フタ2杯を1合の水で飲む(フタ1杯は10ccのこと)
4 板の上に寝て、木枕をする
5 金魚運動 1日 3回 1回 2分
6 毛管運動 1日 6回 1回 2分
7 合掌運動 1日 3回 1回 100ぺん
8 背腹運動 1日 3回 1回 30分
9 脚絆療法 1日 1回 1回 2時間
10 温冷浴 水ー湯ー水ー湯ー水ー湯ー水ー湯ー水(1分ずつ)
水5回、湯4回
11 裸療法 1日 3回
12 グラフ用紙は朝の診察までに記入しておくこと
13 非常出口を確認し、避難訓練をしておくこと
14 当院で出すもの以外は一切食事せぬこと
15 グラフ用紙の上欄に既往歴を書いておくこと
16 多額の金額及び貴重品は事務所に預けること
17 エビオス 1日 20粒、スピルリナ 1日 20錠
(食前に噛んで食べること)
18 無断で外出する人が多いので、くれぐれも慎んでください。
健康機使用時間 午前6時から午後7時まで
ただし、月曜日、火曜日の午前中は、外来患者が使用しますので、使用禁止

・・・ということになっています。

久々にいただいた玄米クリームは、とっても美味しかったです。量も丁度良く、今の私は、脱線のしようもないので、運動と食事のバランスが、断食に向けてとても良いように思います。
他の4人の患者さんとも、いろいろ楽しいお話をさせていただいています。少しずつ、患者さんのご紹介もしたいと思っています。全員女性! 今回は、ちょっと年齢が上の方が多く、私は2番目に若い(!)「あなたはまだ若いから」などと言われ、え〜〜そうなのかしらん!?と錯覚してしまうような状態です。

さて、今日は1通だけ、読者の方からのメールもご紹介したいと思います。Tさんですが、今までも何度かメールをくださいました。とっても前向きで素敵なメールなので、他の読者の皆さんにもご紹介したいと思いました:

お久し振りです。

*いつもメールをありがとうございます!
アトピーの具合はいかがでしょうか?

メールを出そうと思っていたんですがここのところちょっと仕事が忙しくまた、僕は音楽をやっているのですがちょっとツアーもありましてなかなか出せずにいました。
お元気ですか?

*お忙しいようですね、お身体は大丈夫ですか?
音楽もしていらっしゃるんですね。楽しそうですね。
どんな音楽なのでしょうか? 今度教えてくださいね。
私はとっても元気にしています!

もう、入院されているのですね!
うーん、羨ましいです。

*入院なのに、甲田医院はちょっとイメージが違います。
なんだかリゾート気分というか、本もゆっくり読もうと思っていますし、いろいろ素敵な時間を過ごしたいと思います。
といっても、そうはうまくいかないかもしれないのですけれどもね。でも、甲田先生に毎日診察していただけるという幸せを、じっくりとかみしめております。

久し振りにご両親や友人,知人などに会われて健康になられた青木さんを見て、さぞかしびっくりされるのでは?
と、メールをしようと思っていたんですよ!
更新された日記を拝見しまして、僕の予想が当たっていました(^^)
きっと、人も羨む美肌になっておられるのでしょうね!

*・・・お恥ずかしいです。人も羨む美肌っていうのは、ちょっとおおげさなんですけれども(笑)。顔はお化粧でなんとでもカバーできますが、手の肌はわかるという、叔母の発言で、突然両親も叔父も私の肌に注目したってわけです。でも、先日ポット出版さんに伺った時、担当の編集者さんである日高さんにもお会いしたのですけれども、やはり私の手を見て、「確かに肌がきれいですよね・・。」と静かにびっくりされていましたよ!(でも、日高さんはとってもお若くて、それゆえもっときれいな肌をしていらしたけれど)

僕は調子が良くなってもなかなかそれをキープできないんですが生菜食で少食をし、1日断食などやりますと、何もしていないのに肌がツルツルし、ピカピカ光ってくるんですよ。

*素晴らしい! やっぱりそうですよね。小食にすると、肌の調子ががぜん良くなりますね。

そういう時、やはり腸をきれいにする事の重要さをあらためて感じ、男の自分でさえ肌がきれいになると嬉しくなりますし脱線は何度と繰り返していますが、この療法を続けて行こうと思うんですね。

*そうそう、それはありますよね。女性である私は、美容液も使わずに、これほど効果のある方法はないのではないかなって思います。なので、肌のためにも、小食は続けたいと思います。

最近は比較的食事を守れています。
食べ過ぎるから、余計に食べたくなるし、邪食をするから、余計に邪食をしたくなるように思います。
きちんと守っているときのほうが余計な物は食べる気が起きないんですよね。

*本当にそうですよね!! 私も、沢山食べてしまった翌日は、朝から空腹感があります。なので、厳しいんですね。
でも、小食を守っていると、翌日も朝は問題なく過ごせる。
ただ、目や脳がつらいことはありますけれども。

以前に青木さんも日記で書かれていましたが僕もストレスがたまると脱線しやすくなるみたいです。
いつもの量で満足しなくなったり。
甘い物が欲しくなったりします。
そういった後ろ向きな脱線は、もし思うように食べたとしても決して満足はしないんです。
食べた事によって体調が優れなくなったり自己嫌悪になったり、それがまたストレスになり悪循環に陥るのです。
僕など何回もこれらを経験したので嫌でも体でおぼえてしまいました。

*ああ、全く同感です!! そうなんですね、ストレスは怖いと思います。ストレスからは、マイナスの気しか生まれません。なので、逆に言えば、ストレスのない生活を心がければ、きっと容易に小食を続けることができるのではないでしょうか。そう思うと、食事云々でばたばたする前に、自分の生活習慣を見直す必要があるのだと思います。いかにストレスをなくして、ゆったりと心地よく過ごすか。
これは本当に大切なことだと思います。
それと、Tさんもおっしゃったように、小食の意味を身体で覚えるということ、これは真理なんですね。とっても大切なことだと思います。
先日、私に会いに来てくださった鹿毛さんという、経営コンサルタント+甲田療法の達人のような方が、「日めくり・小食健康法への誘い」(JDC発行)をプレゼントしてくださいました。これは、日めくり形式で、毎日甲田先生の言葉を読ませていただけるようになっているのですけれども、その中に、「どれだけ食事の量を食べたら、宿便がたまらずに便が出てくるかということを、よく自分の体で感じ取ることが大切です。頭ではなく体で感じ取ることが大切なのです。」という文章がありました。
自分を知ること・・・。ここから始まるように思います。私は、いつも倒れるまで仕事をし、頑張りすぎました。そのために、食事もままならない時などは、摂取したらすぐエネルギーになる糖分を好んで口にしていたのです。これでは体がダメになるはずです。無茶はやめよう、と思いました。

実は遂に甲田医院の診察予約を取ろうと思っています。
4/14に予約受付があるそうです。

*まぁ!! それは素晴らしいです!!

今まで,自分の体を通して甲田先生のいわれる事を体の変化から気持ちの変化まで数多く体験しました。
本当に本に書かれてある通りなのです。
やはり先生に診て頂きたいという気持ちが強くなって来ました。

*わかります、わかります。先生のご本には、真実が書かれています。そして先生にお会いすると、本と全く同じで、先生のあたたかさ、素晴らしさを感じます。
そして直接先生に診察していただくと、がぜん元気が出てくるのです。とってもありがたいことです。

診察予約をとるだけでも非常に難しいみたいですし仕事の事などどうなるか分かりませんが、もし取れたのならこれはきっと凄くラッキーな事ですよね

*もう、かなりラッキーといえますね。まず、診察していただくことすら、なかなか難しいのです。初めての患者さんは、とっても大変ですね。でも、一度でも診察していただいたことがある患者さんは、たとえ途中で挫折していて、長い時間コンタクトを取っていなかったとしても、先生はちゃんと受け入れてくださるようです。
まずは一度、ぜひ甲田先生の診察を受けてくださいね!
予約をいただけるといいですね! 本当に甲田先生の診察を受けたいと思っている人は、必ず希望が叶うと私は思います。
Tさんが診察を受けられることを、心から祈っています!

・・・

入院楽しんで来て下さい!
日記も楽しみにしています。

*ありがとうございます!
楽しい入院生活を送りたいと思っています。今のところ、他の患者のみなさんもとっても気持ちの良い方ばかりで、楽しい日々を過ごしています。

Tさんも、どうぞお身体には気をつけてお過ごしくださいね。
早くアトピーが治るといいですね!!
お大事に!