2007-12-10

ミルヒー!

土曜日。

H子さんと午後4時に待ち合わせて、シャーロッテンブルク宮殿前のクリスマス・マーケットに行きました。

週末に休むことにしてから、こうしてお楽しみの時間を作ることに罪悪感をあまり感じなくなりました・笑。

前だったら、どこか妙に気兼ねして(誰に??)、遊びに出る前か後に、必ず何かしらの仕事をしていたものです。

でも、そうしてしまうと、きっちりと心身を休めているという感覚が薄れて、あまりゆっくりとした気分になれないでいました。

今は、とにかくどんなにたくさん仕事があっても、週末は休もうという気持ちになっているので、ストレスは全くありません。

そうなると、息子とのコミュニケーションもうまくいって、とても良い波動が生まれるのです。

素晴らしい!

・・・

さて、H子さんと楽しいひとときを過ごしてから帰宅し、お腹が空いたという息子に簡単な夕飯を作って食卓についた私たち。

ご機嫌な息子が、その流れでウノをしようと久し振りに言うので、ウノをしながらいろんな話をしました。

とても楽しい会話!

私も息子も、しっかりとストレス解消しているので、気持ちに余裕があるのでしょう。会話が弾みました。

「俺さ、来年の夏休み前に、宗教の時間でアムステルダムに旅行に行くことになったんだけれど、行ってもいい?」

「え???

あれ、君って、宗教の授業は取っていなかったのではないの?」

「うん、今まではね・・・でも、俺、プロテスタントの授業の先生が好きなんだよね。

それに、先生も俺のこと気に入ってくれているみたいで、今から出席してもいいって言うんだよ。」

・・・汗

なんだかちょっと、  「ずるい」 感じがしないでもありませんが・・・。

つまり、息子はアムステルダム旅行につられて、宗教の授業を受ける気になっているという訳でして・・・。

「は~~? 

そんなのアリなの?」と聞いたら、

「うん、俺の友達がみんな受けていて、全員OKしてくれたんだよ。大歓迎だって。だから、みんなで10人くらいで行くんだよ。

ちょっとクラスの修学旅行のミニ版みたいで楽しいと思って。

あのさ・・・

それがさ、本当にびっくりしちゃうんだけれども、その先生って、あの「のだめカンタービレ」の中に出てくる

ミルヒー・ホルスタイン (フランツ・フォン・シュトレーゼマン。世界的な指揮者)にものすごく似ていて、楽しい先生なんだよ!」

へ~~。そうなんですか。

ミルヒー!!!!

それは楽しそう!

「しかもさ・・・・

先生の苗字がね・・・

なんと、おどろくことなかれ、

ホルスタイン(ドイツ語読みでは、ホルシュタイン)っていうんだよ、本当に!!!!!」と、興奮気味で息子が言うのです。

え~~!!!

いるんだ、本当にそういう苗字の人が!!!

まぁ、名前はさすがに「ミルヒー」ではありませんでしたが・・・笑。

それにしても・・・・・今まで会ったことがありませんね、ホルスタインさん・・・。

「その先生さ、夏に俺達とみんなで湖に行ってね、一緒に若いふりして泳いだりしてさ、すごく面白い先生なんだよね。」と嬉しそう。

・・・ということで、息子は夏休み前の1週間ほど、宗教の時間として

ミルヒー率いるアムステルダムへの旅行に参加することになりました。

・・・・私もついて行きたいくらいです!笑

ミルヒー!!!

・・・息子の話は、これだけではなかったのですが、もうひとつのお話は明日に・・・。