1-1●日誌--沢辺

版元ドットコムも参加 出版デジタル機構(仮称)設立準備連絡会設立

すべての出版物のデジタル化を目指して、出版デジタル機構の設立準備連絡会を発足させました。
出版界の大手から中小零細まで、すべての出版社に呼びかけて、電子書籍提供をしようというものです。
ポット出版は版元ドットコムの組合員たちと一緒に、その一員としてこれに合流しました。
(一緒に参加した6社は語研、スタイルノート、青弓社、第三書館、太郎次郎社エディタス、トランスビュー)

なぜ、今ある出版社で「すべての出版物のデジタル化を目指し」ていくのか?
ポット出版は、これまで日本で出版物として多くの人に読まれてきた既刊の本を電子化するには、
その本を出版した出版社が取組むのがイチバンの近道だと思うからです。

既刊の本は、さまざまな書き手たちに著作権があります。これら書き手たちに電子書籍化を働きかけるなら、
やはり、その本を一緒につくって、流通にも責任を負った出版社が働きかけをするのが、早くうまくいくと、
考えています。

日本の出版社は、そうした道に大きく一歩ふみだしました。
海外にも例のない取組みだと自負しています。

ボクはこれまで、たとえば自炊やその代行に多くの人の利用があるのは、出版社の電子書籍化の取組みのおくれが原因で、出版社(業界)の怠慢だと書いてきました。
なので「すべての出版物のデジタル化を目指して」という取組みが必要だと行動してきたつもりですし、
今回、この合意に積極的に参加しました。

また、国立国会図書館と一緒に取組んできた(ものの、うまく進められていない)「ジャパニーズ・ブックダム」
=日本の書籍の全文検索・一部表示を、現実のものにするための一歩だとも考えています。

ただし、これから実現にむかってはまだまだヤマのような仕事が待ち構えています。
たくさんの費用もかかります。途中でうまくできなくなるかもしれません。
あまりの険しさに、少しビビってもいます。

まあ、あまり深刻にならずに、まずは一歩を踏み出せたことに、今日のところは素直に喜ぼうと思います。
できれば、みなさんがちょっとだけ注目してもらえればウレシイ、です。よろしく!

2011年9月15日 ポット出版 沢辺均

↓一部だけ直しがあったので、最終版と差し替えました(2011.09.15 16:10)
出版デジタル機構出版デジタル機構
─(以下テキスト)─────────────────────────────
報道各位

プレスリリース

出版デジタル機構(仮称)設立のお知らせ
——すべての出版物のデジタル化を目指して——

平成23年9月15日
「出版デジタル機構(仮称)」設立準備連絡会

 このたび、インプレスホールディングス・勁草書房・講談社・光文社・集英社・小学館・新潮社・筑摩書房・東京大学出版会・東京電機大学出版局・版元ドットコム(代表:ポット出版・ほか6 社)・文藝春秋・平凡社・有斐閣の出版社20社(五十音順)は、出版社が主体となって作る新会社「出版デジタル機構(仮称)」の設立に合意いたしました。

 「出版デジタル機構」は、日本国内における電子出版ビジネスの市場拡大をサポートするための公共的なインフラとなります。同機構の主要な業務のひとつは、出版物のデジタルデータの保管=ストレージです。また、それだけではなく、すべての出版物のデジタル化の支援に努めます。さらには各電子書店への配信業務のサポート、図書館に対する窓口機能等の業務も進めてまいります。これらのインフラを整えながら、読者にとってのよりよい読書環境を育てていくことを目標といたします。

 現在、国内では数多くの電子書店がすでに稼動しています。一方で、電子出版に関しては、海外に本拠を置くプラットフォーマ一等もさまざまなアプローチを試みている最中です。市場の基盤を固め、日本の電子出版物の国際競争力を確かなものにしていくことが、新会社の目的のひとつです。

 今回、出版社20社が設立合意に達した同機構は、総務省・経産省・文科省を軸としたいわゆる三省デジタル懇談会等において、昨年から議論がつづいてきた課題に対するひとつの回答でもあります。それらの課題とは、「出版物へのアクセスの確保」や「図書館と出版社のあり方」、「出版物の権利処理のしくみ」などに関わる事項です。新たな市場を拡大する上で横たわる課題を解決しながら、出版界の将来を形づくっていくことが同機構の役割です。

 今後は、出資についての詳細な内容を調えながら、この冬にも、新会社としての設立を目指します。著作者のご理解、及び出版関連団体・企業のご協力をいただきながら、さらに国内の出版社の参加を広く募っていく予定です。

 なお、同機構の具体的な目的や、業務内容は下記のとおりです。
 皆様方のご理解、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

I 「出版デジタル機構」の目的および目標

●国内における電子出版ビジネスの公共的インフラを整備することで、市場拡大を図る。
●日本の電子出版物の国際競争力を強化する。
●研究・教育・教養分野における電子出版物利用環境を整備する。
●現在または将来の利益逸失を防ぎ、出版界全体の成長に貢献する。
●国内で出版されたあらゆる出版物の全文検索を可能にする。
●本機構は各出版社等からの出資を受け、収益化を目指す。

Ⅱ 同・基本業務内容

●「出版デジタル機構」(以下、「本機構」)参加各社の出版物デジタルデータの保管業務を
行う。
●対図書館ビジネス(BtoP)を各社に代わって本機構が代行する。
●国立国会図書館が電子化をおこなった雑誌・書籍の民間活用の担い手となる。
●各電子書店・プラットフォーマーに向けての配信業務(BtoB)を支援する。
●各社の希望に応じて出版物の電子化を行う。
●各社の著作権者への収益分配を支援する。
●電子出版物に関する検討事項を討議し、解決する場を提供する。

※本件について当面のお問い合わせは、「出版デジタル機構(仮称)」設立準備連絡会議長・植村
八潮(日本書籍出版協会理事・東京電機大学出版局局長)まで。なお、ご連絡は左記・日本書籍
出版協会事務局03-3268-1303 樋口あてにお願いいたします。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -129[2011.08.29〜2011.09.03]

●2011.08.29月
橋爪大三郎さんの研究室に、『グリーン革命』のことを打ち合わせに。
夕方はボイジャー清水さんが来る。
ボイジャーの進めるブックインブラウザーや版元ドットコムストア進め方について。面白いことになってきた。

●2011.08.30火
前日の橋爪さんのところに手帳を忘れてきて、デジクリ連載を書くのを忘れてた。
渋谷区立中央図書館へいって、節電のための開館時間の変更にともなう委託料のことについて打ち合わせ。

●2011.08.31水
出版会議。
デジタルビューの前田さんが来て、郵便局での本のカタログ販売のことなど。
夜は、ちょっと打ち合わせだったんだけど、不調。いろいろがっくり。

●2011.09.01木
整体を受けて、夜は二ノ方さんという東工大の先生の原発の話。
東大三鷹寮の懇談会という会で学士会館。
参加者名簿にトランスビューの社長の名を発見。
原発講演会
●2011.09.02金
ポット会議と掃除大会。
夜はSDのブレストに参加。
その後ギター教室。深夜に映画「フローズンリバー」を見た。なかなかよかったぞ。

●2011.09.03土
15時ころに出てきていろいろ雑用。
少しは整理できた。で、ギター練習したい。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -128[2011.08.11〜2011.08.28]

●2011.08.11木
朝から富ヶ谷図書館で会議。その後代々木図書館によってスタッフたちと打ち合わせ。
午後は整体うける。

●2011.08.12金
ポット会議。
夜ギター教室に行く。

●2011.08.13土
義理の弟の結婚パーティ(雅叙園)の話。
新居、和泉多摩川で、玉川のすぐ横の家があったって。いいと思うのだけど、。

●2011.08.14日
夕方事務所にでて雑用。

●2011.08.15月
山形浩生さんの要約の「ケインズ一般理論」とか「ず・ぼん17」とか。
会議や外出もなく作業。

●2011.08.16火
引き続きケインズとか。
夕方、渋谷無限大ホールへ。
げんきな図書館でバイトしてくれている大久保さん。カシスプリンという漫才コンビをやってる。
だもんで見に行った。なんとその日の人気投票で1位。
オンナじゃないオンナが売りもんなんか?
差し入れに洋菓子を買って行ったんだけど、受付で渡してクンないというので、持って帰って食べる。

●2011.08.17水
出版会議。

●2011.08.18木
昼前、渋谷駅のそばの大和田図書館で会議。
いろいろあって、そのあと整体を受ける。
8月の誕生日祝のケーキ。今月は飯島会長一人。
買物にやらせた大脇がぐたぐたしてたんで(笑)、チョコケーキは厚さでぐだくだ。
誕生日ケーキ誕生日ケーキ

●2011.08.19金
ポット会議と掃除退会。
午後は慶應大学図書館に「ず・ぼん17」の取材。入江さんに取材。
Googleとの連携のことも聞けて、良かった。
ギター教室サボる。

●2011.08.20土
オレらのバンドの「ライブ勝手にしやがれ」の打ち上げ、。6/18にやったのだ。
次回は来年の5月と決定。

終わってから大和田図書館にいって、ぬいぐるみお泊まり会の撮影応援。
カーリルの記事→http://blog.calil.jp/2011/08/w.html
「夜の図書館で行われていることとは?!」をトゥギャり→http://togetter.com/li/178725

●2011.08.21日
記憶がない。

●2011.08.22月
雑協でファイルフォーマット協議会。
そのあと、深沢さん、小形さんとお茶飲みながらべらべらおしゃべり。
石ノ森章太郎「ジュン」の復刊。最終局面でもバタバタ。
TIBF、ボイジャーブースのおしゃべり「電子出版・成功の法則【国際電子出版EXPO2011】」 のビデオがyoutubeで公開された。 bit.ly/n5oV8U

●2011.08.23火
マンションの管理組合。管理人さん盲腸になる。
「ジュン」でバタバタ。
昼飯は、ベラミのオムライス、800円。
ベラミオムライス

●2011.08.24水
サーバーでトラブル。ちょうどサーバーをMACminiのライオンにしようと思っていた矢先。
ハードディスクの買出しなどなど。
夜は版元ドットコム会議。史上最長の22時まで。その後はドープで飲み会だけど、超短時間。
自炊代行のブックスキャンが、アメリカ進出だ。「1ドル」。 http://1dollarscan 電子配信の「ず・ぼん17」はブックスキャンインタビュー。

●2011.08.25木
給料日。ココんとこは給料支払の心配をしないでもいい月が続いてて嬉しい。
月例の出版会議。7月の売上げは、まあ、回復。
午後整体を受ける。
「ジュン」やっとトンネルを抜けたか?
鈴木一誌さんから献本届く。『全貌 フレデリック・ワイズマン』。編集がスゴいな。

●2011.08.26金
ポット会議、掃除大会。
ベランダでエアコンフィルターに水をぶっかけて洗う。
午後はJPOの近刊情報センターの普及委員会。
hon.jpの落合さんとおしゃべりしながら駅まで。こんど「ず・ぼん」で取材することにした。

●2011.08.27土
appleTVと、ギターのモニターアンプをセット。
appleTV、すげーな。トラベラーをダウンロード=500円で買ってみてみた。
夜はキノコホテルのライブ。クラブクアトロ。整理券番号26だけど結局椅子席は全部予約席。

メシ食ってケーキ買って帰ってきて、事務所を覗いたら和田が仕事してたんで、ケーキを一個差し入れ。
ギター触ったり、本読んだりしてたら朝に。鉄とすずの散歩に表参道まで。

●2011.08.28日
午後に事務所にでて雑用。
でもどんどん課題が出てきてぜんぜんきれいなカラダになれない。
これから鉄とすずの散歩にいこう。

リリース●VOYAGER STOREにて「版元ドットコム」ストアを公開

ポット出版も参加している出版社団体=版元ドットコムが、ボイジャーストアのなかにストアをつくりました。
以下は、ボイジャーのリリースです。
http://www.voyager.co.jp/hodo/110826_press_release.html

報道資料 2011年8月26日 株式会社ボイジャー

版元ドットコム 電子書籍モール「VOYAGER STORE」内に出店開始

 株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:萩野正昭、以下:ボイジャー)は、自社の運営する電子書籍モール「VOYAGER STORE」において、版元ドットコムが運営する「版元ドットコム」ストアを公開いたします。
 版元ドットコムは、170社(2011年8月現在)の会員出版社からなる団体です。「版元ドットコム」ストアを通じて、より多くの出版社の電子書籍をお届けすることが可能になります。

□版元ドットコムとは
版元ドットコムは、版元である出版社が自由な意思のもとに集まって組織する、会員制の団体です。会員出版社から刊行された本の情報をデータベースとして整備し、版元ドットコムのサイト(http://www.hanmoto.com/)で公開・提供しています。2011年8月現在、会員170社、36,000点強の書誌情報が登録されています。
□より多くの出版社、より多くの作品との出会いの場に

「VOYAGER STORE」では9月1日より、「版元ドットコム」ストアを公開いたします。今後の本格オープンに向け、版元ドットコム会員である多くの出版社の作品を追加していく予定です。小さいけれど良書をつくり続ける出版社や、書店店頭では埋もれがちな作品とも出会える場となります。

*「版元ドットコム」ストアの公開と同時に、「理想書店」で取扱っていたポット出版の全作品は「版元ドットコム」
 ストアに移動します。
□ドットブック(.book)またはPDF書籍を取扱い

「版元ドットコム」ストア内で扱う書籍は、iPhone/iPad/PC対応のドットブック(.book)形式またはPDF形式のいずれかです。 .bookはT-Timeビューアにて、PDFはAdobe Readerその他のPDF表示機能を備えたビューアを使って読むことができます。

■版元ドットコムからのメッセージ
ボイジャーストアに、版元ドットコムのストアを開店します。
参加しているのは、小規模で、それぞれ得意なジャンルの出版物を発行している出版社が170社ほどです。
読者のみなさんからみると、ヤマほど発行されている書籍。
でもそれはまだまだ読者のみなさんに知られないまま、書店の店頭からなくなっています。
あらたに制作する書籍ばかりではなく、これまで出版してきたタイトルも、電子書籍としてお化粧直しをして、もう一度みなさんに知ってもらう機会をつくりたいと思うのです。また保存のためにも電子書籍を、という声に応えていきたいと思います。
日本の出版社の電子書籍への取組みはまだ多くありませんし、版元ドットコムも同様です。
版元ドットコム会員社のどのようなタイトルの電子書籍を望むのか、みなさんに聞きながら、今回の取組みを進めていきたい。ぜひご意見を聞かせて下さい。
  →版元ドットコムサイトのお問い合わせフォームから
    http://www.hanmoto.com/e/index.php?action_otoiawase=true
  →twitterで
    http://twitter.com/hanmotocom
  →facebookから
    http://www.facebook.com/hanmotocom
どうぞよろしくお願いします。

〈株式会社ボイジャーについて〉
株式会社ボイジャー 代表取締役 萩野正昭
ホームページ:http://www.voyager.co.jp/
Windows、Macintoshで標準的な電子本ビューア「T-Time」開発元。2000年に商用に電子本を販売することを目的として開発したドットブック(.book)は、T-Timeをビューアとして読むことが出来る。2006年セルシスと共同で携帯電話向けBookSurfingソリューション(現・BSソリューション)の提供を開始。2007年コミック・雑誌等の配信ソリューションとしてwebブラウザー用プラグインT-Time Crochetを開発。2008年iPhone対応、2010年6月iPad対応をし、.book&T-Timeのソリューションを幅広く展開している。
 本ソリューションは、講談社、角川書店、新潮社、文藝春秋、筑摩書房、幻冬舎コミックス、アスキー・メディアワークスなどが採用している。

〈関連URL紹介〉
★VOYAGER STORE:http://voyager-store.com
※ 商標について
*T-Time、.BOOK/ドットブック、Crochet/クロッシェは、株式会社ボイジャーの登録商標です。
*BSは、株式会社セルシス、株式会社ボイジャーの商標です。
* 会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

〈報道関係お問い合わせ先〉
株式会社ボイジャー 広報 鎌田
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-41-14
電話: 03-5467-7070 / FAX: 03-5467-7080
Email:infomgr(a)voyager.co.jp

ポット出版社長・沢辺均の日記 -127[2011.0801〜2011.08`.10]

●2011.08.01月
夜、出版コンテンツ研情報交換会+懇親会。
出版コンテンツ研
●2011.08.02火
飯島会長の義理のお兄さん=温井寛さんの通夜。
社会新報(旧社会党機関紙)編集長や社会党の中央執行委員などをしていた人。
自宅で、山登り仲間と親族だけの通夜だった。
帰りに自炊代行の人と飲む。いろいろ意見交換。
自炊代行した本のデータを公開しなよ、と話す。
前にスキャニングした本でも、依頼のたんびにスキャンしているそうだから、
スキャンしたタイトルは、電子書籍のニーズをみる絶好の資料になると思うからだ。
ニーズがわかれば、出版社としてどういう電子書籍が求められるか前向きに考えることができると思う。

●2011.08.03水
午前中、デザイン仕事の打ち合わせで麹町へ。
戻ってきて出版会議。
それから竹橋の教育会館で電流協のアクセシビリティ報告会。
うん、それなりに理解できた気がする、ぞ。
電流協アクセシビリティセミナー
夕方は和田と一年に一度の面接。
終わって、ず・ぼんの編集委員会。

●2011.08.04木
整体を受ける。2時間近く。
仲俣クンがきて、ジャパニーズ・ブックダムのことのインタビュー。

●2011.08.05金
ポット会議。
掃除をさぼって出版クラブ会館に。JPOの近刊情報センター管理委員会の第一回会合。
ブックメール倶楽部が、4月に特許拒絶査定を受けたのだけど、7月14日に手続き補正書をだしていたそうだ。
とんでもない。
近刊情報センター管理委員会 出版クラブ会館
夜はギター教室の2回目。
ギター教室
●2011.08.06土
ぼけー。
夕方に事務所にでて雑用かたしたり、翌日の出張準備で、時間調べたり、ホテルの予約。
そしたら神宮の花火大会が始まった。
神宮花火
●20110.08.07日
昼前に出発して大阪へ。
ライブラリーオブザイヤーで、「住み開き」という取組みを取材に。
千代の家のイベントを取材して、スーパーホテルへ。
住み開き 千代の家住み開き 千代の家
大阪で夕めしにフレンチ。やすいワリに美味い クードクール
大阪で夕めしにフレンチ。やすいワリに美味い クードクール
●2011.08.08月
沢洞窟ハウスというのを取材。
新幹線で東京へ。
夕方には事務所。
仮面ライダー青春譜』すがやみつるさんの見本が出来上がってきた。
ケインズ「一般理論」要約のことなどしたりして。

●2011.08.09火
日本林業調査会(版元ドットコム会員社)の辻さんと電子書籍のこと。
その後ボイジャーが来て、ボイジャーストア内版元ドットコムストアの開設の相談とか。
夜はケインズの図表とかつくったり。

●2011.08.10水
出版会議。
SD会議。出版のことで、来客。
夜はNPOげんきな図書館の理事会。

ボイジャーストアでPDF販売。

ボイジャーストアで、PDFのダウンロード販売が始まった。
プレスリリースがでたので。転載しておきます。
オレの短文もあります。
────────────────────
ボイジャー自社直営の電子書籍モール
「VOYAGER STORE」にて
8月10日よりPDFファイルの販売を開始

 株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:萩野正昭、以下:ボイジャー)は、自社の運営する電子書籍モール「VOYAGER STORE」において、従来のドットブック(.book)に加え、新たにPDFファイルの販売を開始いたします。
 8月10日にはオープニングタイトルとして、「ず・ぼん17」(ポット出版)の1から4までを発売。non-DRM(Digital Rights Management)型のPDFファイルとして販売いたします。

□汎用的な形式であるPDFファイルの販売を開始
「VOYAGER STORE」は8月10日より、従来の .book に加え、PDFファイルの販売を開始します。ボイジャーはかねてより、自由な出版、自由な読書のためには、電子書籍は特定のデバイス/特定のフォーマットの制約から脱する必要があると考えてきました。汎用的な形式であるPDFファイルの販売も、ボイジャーのこうした考えを実現するものの一つです。スマートフォンやタブレットPCの登場により、PDFでの読書は充分に可能となりました。「VOYAGER STORE」は、よりスピーディに、より安く、より多くの読者へと本を届けようと考える出版社をお手伝いします。

□さまざまなビューアアプリが利用可能
「VOYAGER STORE」で販売するPDFファイルを、読者がスマートフォンやタブレットPCで読むには、ブラウザ上で購入/ダウンロードを行います。ダウンロードしたファイルは、Adobe Readerではもちろんのこと、iBooks、bREADER、i文庫など、PDF表示機能を備えたアプリを使って読むことができます。

□「ず・ぼん17」をDRMなしのPDFファイルで発売
8月10日にはオープニングタイトルとして、図書館とメディアを考える本「ず・ぼん17」(ポット出版)の1から4までを同時発売。うち「ず・ぼん17-3」は無料で配付します。本文検索、印刷、コピーのいずれもが可能な non-DRM型のPDFとなります。

■書籍情報
『ず・ぼん17-1 図書館もウェブサイトも「編集」じゃないか』
著者 吉本龍司
出版社 ポット出版
発売日 2011年8月10日 18:00
販売ストア 理想書店(「VOYAGER STORE」内)
価格 200円
ファイル形式 PDF
商品URL http://voyager-store.com/index.php?main_page=product_info&products_id=11444

『ず・ぼん17-2 国立国会図書館のデジタルアーカイブ構想』
著者 中山正樹
出版社 ポット出版
発売日 2011年8月10日 18:00
販売ストア 理想書店(「VOYAGER STORE」内)
価格 200円
ファイル形式 PDF
商品URL http://voyager-store.com/index.php?main_page=product_info&products_id=11445

『ず・ぼん17-3 HELP TOSHOKAN』
著者 西野一夫
出版社 ポット出版
発売日 2011年8月10日 18:00
販売ストア 理想書店(「VOYAGER STORE」内)
価格 無料
ファイル形式 PDF
商品URL http://voyager-store.com/index.php?main_page=product_info&products_id=11446

『ず・ぼん17-4 電子図書館』
著者 新田英直、坂巻睦
出版社 ポット出版
発売日 2011年8月10日 18:00
販売ストア 理想書店(「VOYAGER STORE」内)
価格 200円
ファイル形式 PDF
商品URL http://voyager-store.com/index.php?main_page=product_info&products_id=11447
※商品URLは8日10日18:00より有効
■版元からのメッセージ
ボイジャーストアで、PDFのダウンロード販売が始まる。
なぜ今、PDFなのか?
電子書籍の普及にもっとも必要なのが「ジュンク堂なみの品揃え」を電子書籍で実現することであり、そのためには既刊本を電子書籍にすることが必要で、それを実現するためには、スキャン電子書籍(+OCRで透明テキストをつける+nonDRM)がコスト的に一番現実的であって、かつ読者に充分に受け入れてもらえるものだと考えるからだ。ただし今回リリースする「ず・ぼん17」の部分販売は、スキャンではなく、DTPアプリでつくったPDFである。
僕たちは、デジタルとネットワークというあらたな道具を得たが、それを充分に活用できていない。
活用の方向は、どうも写真が動いたりあっちこっちへリンクしたりする「マルチメディア」っぽい方向にばかりあるのではなく、テキストデータ(TXT)というプリミティブな電子データの活用にもある気がしてならない。
PDFもある意味でプリミティブである。
これを本格的に活用する第一歩が、今回のボイジャーストアでのPDFのダウンロード販売だと思う。
注目に値する取組みだと思うのだが、果たして未来はどうなっていくのだろうか?
不安と期待をもって前に進み出そうと思う。
ポット出版 沢辺均 

〈株式会社ボイジャーについて〉
株式会社ボイジャー 代表取締役 萩野正昭
ホームページ:http://www.voyager.co.jp/

Windows、Macintoshで標準的な電子本ビューア「T-Time」開発元。2000年に商用に電子本を販売することを目的として開発したドットブック(.book)は、T-Timeをビューアとして読むことが出来る。2006年セルシスと共同で携帯電話向けBookSurfingソリューション(現・BSソリューション)の提供を開始。2007年コミック・雑誌等の配信ソリューションとしてwebブラウザー用プラグインT-Time Crochetを開発。2008年iPhone対応、2010年6月iPad対応をし、.book&T-Timeのソリューションを幅広く展開している。
本ソリューションは、講談社、角川書店、新潮社、文藝春秋、筑摩書房、中央公論新社、幻冬舎コミックス、アスキー・メディアワークスなどが採用している。
〈関連URL紹介〉
★VOYAGER STORE:http://voyager-store.com
※ 商標について
*T-Time、.BOOK/ドットブック、Crochet/クロッシェは、株式会社ボイジャーの登録商標です。
*BSは、株式会社セルシス、株式会社ボイジャーの商標です。
* 会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
────────────────────

ポット出版社長・沢辺均の日記 -126[2011.07.22〜2011.07.31]

●2011.07.22金
午前中ポット会議。
15時から、翌日のシナノ印刷の工場見学にそなえてオフセット印刷のイロハ。
講師は、シナノの村山くん(優秀な営業マン)
ポット勉強会シナノ村山クン
夜は、代々木八幡で図書館スタッフとお話。
代々木八幡で

●2011.07.23土
朝9時45分に、武蔵浦和のシナノ印刷に集合。
印刷工場見学。工場はやっぱ面白い。
シナノ印刷工場見学シナノ工場見学
駅ビルのサイゼリアでみんなでメシを食って解散。

●2011.07.24日
休み。『永遠のゼロ』と『ジェノサイド』にはまって読み続け。

●2011.07.25月
『東大闘争資料集』を電子書籍にできないか、とか、いろいろ。
それから、衆議院議員会館(新設のやつね)というのにはじめて入る。
窓からは首相公邸が丸見えだったり、食堂にいったり、コンビニとかいろいろ入っているとこのタリーズでおチャしたり。
こんなところに入る機会は少ないから、写真一挙公開。
衆議院第一議員会館衆議院第一議員会館
衆議院第一議員会館衆議院第一議員会館
衆議院第一議員会館衆議院第一議員会館
そのあと国立国会図書館まで歩いていって、「全文テキスト化実証実験の出版社向け成果報告会 」に出席。
「全文テキスト化実証実験の出版社向け成果報告会 」
柳さんとおチャしたり、電子納本のことで中山さんと打ち合わせしたり。
夜は、帰ってきてデジクリの連載を書く。「デジクリ連載11 ■電子書籍共同ブランドづくりに取組む

●2011.07.26火
ボイジャー清水さんたちが来る。版元ドットコムでボイジャーのストアへの出展の話。
夜はNIIで「書誌・書評情報整備・利用研究会」。20人以上参加してくれたはず。
メールで送った感想など。
「僕的には、とても満足な研究会で、意味ある議論でした。
小さくとも、ちょっとは前にむかうかなという予感がするような議論だっと思うので。

あの後の飲み会で(笑)、書評掲載情報を、カーリルで使ってみようということになったり、
NDLがさまざま書誌情報を集約するDBという考えがあって、開発を進めている(?)
みたいなことも僕のまわりでは話されたし、
仲俣さんと、書評の書き手に、過去に書いたものを掲載させてもらうことをはじめてみようか?
などといった話がもちあがったりしました。

富田さんの没年情報必要ってはなしも、実は僕のアタマにはまったくなかった。
著作権者情報の整備には、絶対必要なのに、、。
きっとNDLの典拠情報の整備も進む(?)のではないでしょうか(笑)。

データ相互利用のオープン化の合意を増やす(という環境整備)とともに、
小さな改善の積み重ねをしていきたいものです。

●次回研究会
09/06火 18:30~]

●2011.07.27水
夕方ブックスキャンの担当2名来社。最近出版業界の敵=ブックスキャンと仲が良いのだ(笑)。
版元ドットコム会員社なども参加して。
ポットの本をPDFにしようと画策中。それだけでなく、デジクリに書いたように
共同販促会社を指向してるのだ。
そのあとは、版元ドットコム組合員会議。
例によって、飲み会つき。

●2011.07.28木
午前中、国立国会図書館で、慶應大学図書館の入江さんによるMARC21への移行の研修会に、
外部から参加。
戻ってきて月例出版会議。

●2011.07.29金
午前中ポット会議。
午後慶應大学図書館に行って、主に大学図書館の電子書籍利用のための情報交換。
慶應のサロンでビール飲んだり。

●2011.07.30土
ほぼ完全オフ。椅子を組み立てたりした。
久々に料理。カレーをひと鍋つくる。深夜に散歩とか。

●2011.07.31日
休みのうちに領収書請求書の整理やら、メールをまとめて書いたり、やることリストを書き直してアタマを整理したり。
そしてたまったこの日誌を書いてる。

デジクリ連載11 ■電子書籍共同ブランドづくりに取組む

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[11]
電子書籍共同ブランドづくりに取組む

沢辺 均
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110726140200.html >
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前回のここで、この連載を「ポットの日誌」という自社サイトと、「マガジン航」というサイトにも転載しているって書いた。理由は、「できるだけ多くの人が読む可能性を増やしたい」ってこと。読んでもいいかな? って思ってくれる人にまだまだ届いていないと思うからだ。

このことは本も同じだと思うようになってきた。「太宰治の『人間失格』に、イケメンの写真かなにかのカバーをつけ直して注目を集めていたこともある」みたいな化粧直しをしないと、読んでくれるだろう人にとどかないまま、本は忘れ去られて行く。

で、電子書籍の話として続きを書きます。

この化粧直しは太宰治の『人間失格』のカバー替えのほか、復刊・増補改訂版・文庫化などという方法が考えられる。ところが、もともと少部数のわがポット出版の本はこれらをやりづらい。カバー替えでも増補改訂版でも、やはり初版のときより売上げは大きく落ちると思う。もとが少部数なのだから、そうした化粧直しで売れるだろう部数はさらに少なくなるわけだ。

ポット出版では、時々復刊をやる。今も石ノ森章太郎の『ジュン』という名作の完全復刊を準備中。これはもともと初版や最初の発表時の評価も高く、その後も評価は落ちてない(という判断)ので、少部数での復刊でも採算がとれるだろうと考えたのだ。ポット出版の復刊は、それなりに売れた本をターゲットにしている。

余談だけど、紀伊國屋のパブラインという出版社向けのサービス(有料で月額10万!)があって、店頭の実売を一日遅れでみることができる。さらに、他社の本・雑誌の情報も見ることができるのだ。1990年代の後半あたりからのデータが蓄積されている。これが他社の本の復刊を考えるときに役に立つのだ。

さて、この『ジュン』は他社の販売成績の良い(そしてその後忘れられたり、大手出版社の基準では復刊するほど販売が見込めなさそうな)本の例。ポット出版の本では、千、二千部という販売成績の本もゴロゴロしている。こうした本は文庫にされることもない。

文庫は、昔は初版三万部などというふうに言われていたけど、今は一万チョットくらい。それでも一万! いくら文庫にしても、それほどは見込めないものばかりだということだ。

さらに、ポット出版は文庫を出すには困難な課題がヤマ積み。文庫の初版部数が多いということは、売れなかったときの赤字がスゴいことになる。取次からは毎月定期的に複数タイトルを出すことも求められるようだから、イッパイ出さなきゃならない。

また、書店店頭に、もうあらたな文庫のスペースを確保してもらうことがそもそも絶望的にむずかしい。まあ、ポット出版が文庫を出したいといっても、取次の相手にしてもらえないだろうけどね。

つまり、化粧直しして、まだまだ読んでくれるだろう人に、もう一度届ける機会をつくるのは、今考えられるパターンではとても難しいのだ。そこで考えたのが、電子書籍の利用だ。電子書籍化を化粧直しの「もうひとつの機会」として利用しようということなのだ。

これを、われわれのやっている版元ドットコムという出版社団体の会員出版社で、共同のブランドとして取組んでみよう、と考えたのだ。正しくは、このアイデアは版元ドットコムの仲間である、高島利行さん(語研)が言い出したことなんだけどね。

版元ドットコム共同の独自ブランドを電子書籍でつくるのは、化粧直しをするってこと以外にもいくつかの理由がある。

実はこれまでも、中小出版社のタイトルも時々文庫になっている。この場合は、ほとんど「持って行かれた」って感じなのだ。最初にリスクや知恵を著者と一緒に出して本にして、多くのシッパイのなかからそれなりのアタリをだす。やっとあたったタイトルを、今度は大手出版社が文庫にしてしまうっていうイジケタ感じを持ってしまうのが、中小出版社にとっての文庫のイメージ。

もちろんタイトルにとっては、もう一度化粧直しして世に出て行くのだからいいことではある、ってのはわかっているんですよ。で、この「持って行かれる」ってことに、電子書籍化で対抗できる。

投資コストも少なくてすむ。文庫を万単位で制作すれば、印刷・製本費だけでも一冊あたりン百万の単位の初期投資が必要。紙の本をスキャンしてOCR(校正しない)の透明テキスト付きの「スキャン電子書籍」であれば、ものすごい低コストでできるから、リスクを少なくすることができる。

書店の棚を営業してとってくることも必要ない。取次に「文庫出したいんですよ」って言う必要がない(つまり、断られることもない)。版元ドットコムの数十社でも、共同の独自ブランドをつくれば販売促進活動もそれなりにできる。電子書籍化のノウハウも数十社で生かせる。

ただし、マイナスなこともある。イマイマ、電子書籍がたくさん売れる環境にないってこと。でも、だからこそ今から取組めば、ブランドを浸透させる可能性も大きくなる。大手も含めて、電子書籍の制作や販売促進などのノウハウは「ない」といっても過言ではないんだから、充分競争について行けると考えているのだ。

◇ポット出版7月の新刊は2冊
日本発! 世界を変えるエコ技術』(著・山路達也)
< http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0161-3.html >
正しい貧乏青年の食卓』(著・ライノ曽木)
< http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0162-0.html >
ポットの日誌
< http://bit.ly/qZj4Op >

【沢辺 均/ポット出版代表】twitterは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)

ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。おやじバンドでギター(年とってから始めた)。日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -125[2011.07.14〜2011.07.21]

●2011.07.14木
なんかバタバタしてたんだけど、、、、。
USTREAM、ボイジャーのチャンネルで東京国際ブックフェアの鎌田さんとのトークの録画が公開された。
改めてみると、デブで、妙に声がうわずっていて、ショック。
http://www.ustream.tv/recorded/15841970

●2011.07.15金
ポット会議と掃除。
月例の社員スタッフ誕生日を祝うケーキの日。7月は、大田/大脇/そして、すず。
キルフェボンの、桃のタルトとチーズケーキなり。

夜、「マガジン航」の寄稿者飲み会。離婚話になっちゃった。
マガジン航のみかい
つい、離婚話に夢中になって、ギター教室を早くも2回目でサボる。

●2011.07.16土
人間学アカデミー9期最後のシンポジウム。「日本人はなぜ逆境に強いのか」
パネリスト=竹田恒泰、呉善花、佐伯啓思 司会=小浜逸郎
終わってから懇親会。

●2011.07.17日
06/18にやったオレらのライブのDVDを焼いたりカバーをつくったり。
ライブ 勝手にしやがれVol.7DVD

●2011.07.18月 祝
ぐだぐだ。本屋や楽器屋とか。

●2011.07.19火
出版界の敵(笑)=ブックスキャンに「ず・ぼん17号」の取材。
自炊代行ですからね(笑)。
やってる人が面白かった。20代の大木さんとか。
かれの道具好き、とか、出勤システムとか、ブックスキャンそのものよりそっちの方が聞きたい!
夜は、高円寺でこのサイトの「哲学者・石川輝吉の、ちょっと「ぐずぐず」した感じ」石川輝吉さんと、
今後のこととかおしゃべり。
石川輝吉さんと高円寺

●2011.07.20水
午前中出版会議。相変わらず説教やまず。
午後は出版クラブ会館でJPOの近刊情報センターSW。
もどってきて、「日本発! 世界を変えるエコ技術」の山路さん来る。
電子書籍化の話。350円くらいの安い値付けと、Appストアも試すことにした。
ちなみに滑り出し、アマゾンで好調。

●2011.07.21木
午前中、こもれび大和田図書館へ。NPOげんきな図書館の理事として。
月に一度の館内整理日で、長岡館長とお話し、など。
こもれび大和田図書館
午後、整体を受ける。
そして、ただいま、雑用をはじから片付けてるけど、。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -124[2011.07.11〜2011.07.13]

●2011.07.11月
ボイジャーのやるEPUB3の説明会。午前10に雑協会館であったんだけど寝坊して欠席。
後半をUSTREAMで見ながら仕事。
Bluetoothで、音声もできるヤツ、2〜3千円くらいだったから買ったんだけど、
スゲー音が悪いでやんの。
夕方に、06/18土のライブの動画の編集が終わって持ってきてくれた。
編集はヤイちゃん。ポットの上野の日本映画学校の同級。今は編集屋さん。
で、ヤイちゃんにいろいろ編集のことを聞いてとっても勉強になった、ぞ。
近所の東洋食堂でメシを喰って、デジクリの原稿をかく。
デジクリ連載10 ■この連載をほかのサイトでも公開する理由
デジクリのおかげで2週間に一度、いろいろ考えをまとめる機会ができた。
原稿書く前はメンドウな気分なんだけど、こういう「強制」がないとなんにもしないんで、いい機会でもある。

●2011.07.12火
版元ドットコムの新しい取り組みのたたき台など、結構アタマを整理することのできた日。
新しい取り組みは、うん、そのうち(早めに)オープンできるようにしたいな。
あ、それと、ブックスキャンに取材申込した。速攻で了解が帰ってくる。
来週の火曜に行くのだ。出版社向けのサービスもサイトに載ってる。
夕方に、ボイジャーの若者たちがUSTREAM放送道具一式の返却に来る。
東京国際ブックフェアで、鎌田さんとやったトークセッションもあとでUSTで公開するらしい。
公開されたら、お知らせします。

●2011.07.13水
午前中、週一回の出版会議。
石ノ森章太郎の『JUN』を全シリーズ、画集なども含めて完全復刊するのだけど、
新刊委託をせずに返品を受ける注文品としてだすことに。
このあたりいろいろ考えてることがあるんでいつか書きたいのだけどね。
午後から、渋谷区立中央図書館で、図書館職員と委託業者の連絡会。
各館ごとに、業務委託実績評価表も示される。半年に一回の通信簿。
帰ってきて、商標登録のこととかで説教とか。

今回は写真なし。

デジクリ連載10 ■この連載をほかのサイトでも公開する理由

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[10]
この連載をほかのサイトでも公開する理由

沢辺 均
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110712140100.html >
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この連載もやっと10回。柴田編集長から声をかけてもらい書き始めたのが2011年1月11日(火)。月に二回掲載で、はやくも半年がたとうというわけだ(一回休載したけどね)。

この連載は、デジクリ発行と同時に、我がポット出版のサイトの「ポットの日誌」コーナーに毎回掲載している。また、仲俣暁生さん編集長の「マガジン航」にも掲載してもらっている。つまり、3カ所で掲載しているわけだ。

デジクリはボクの場合(もちろん)ノーギャラ。いやあ、まったく問題ないんですよ。たしか柴田編集長から声をかけてもらった最初のメールに「ノーギャラです(きっぱり)。」みたいな一文があったと思う。依頼時にちゃんと条件を書く柴田編集長はエライ!!!!

横道にそれるけど、原稿依頼で条件提示してくるのは半分くらいじゃないかな?講演依頼だとたぶん8割くらいは条件提示がない。

で、さらに柴田編集長のエライところ。ボクがおそるおそる自社サイトに掲載したいとお願いメールを送ったら、速攻で、もちろんオッケーって返事が帰ってきた。ノーギャラで独占使用権を主張するキはない、ってことなんだろうな。

そのときにボクは「連載を掲載した時点で、そのひとつ前のを当方でも公開したい」ってお願いをしたはず。一定期間デジクリだけで読める状態をつくっておかないと、柴田編集長に怒られるかな? って思ったもんで。

ところが、デジクリへの掲載と同時に公開していいって。エライ・エライ!!さらにさらに「マガジン航」< http://www.dotbook.jp/magazine-k/ >での掲載もOKだって。エライ・エライ・エライ!!

また横道にそれる。先週あった東京国際ブックフェアのイベントのひとつ「本の学校 出版産業シンポジウム2011 in 東京」の分科会(電子図書館の現状と出版産業のこれから)のパネリストに呼んでもらった時のことだ。

記録集を出版するんで承諾してくれって紙をだしてサインを求められた。カンタンな文書なんだけど、そのなに[排他的利用]みたいなことが書かれてたんだな。印税(謝礼?)は本2冊で。

もちろん本2冊の謝礼は全然かまわない。だけど、ほとんどノーギャラで[排他的利用]まで求めるのはどういう神経なんだ? ボクがそこで発言したことを、自分でテープ起して利用したとして、一体その記録集の売上げがどのくらい下がる。イヤー、これ何にも考えてないヤツがつくったとしか思えない。

そんでもって、ボクにサインを求めたヤツ(って知り合いなんだけどね)も、なにを言われているの理解できていない様子。柴田編集長の爪のあかでも煎じて飲ませたい。

いや、こんなことを書こうと思ったわけではない。なぜ、このデジクリ連載をポット出版サイトとマガジン航に掲載したいのかって話だ。

ボクはせっかく苦手な文章を書くんだから、できるだけ多くの人が読む可能性を増やしたいのだ。

文章ってのは、恐ろしく人の目に“触れていない”と思っているんだ。いや、ボクの文章だけじゃなくて、もっといい文章も、だ。それが惜しい。

ポット出版の本で『石塚さん、書店営業にきました。』って本がある。タイトルどおり、出版社の営業がいかにして書店に食い込むのかって本。< http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0113-2.html >

スゲー狭いでしょ、ターゲットが。出版物は年間8万点の新刊。営業が一人で担当するのが年10冊平均(沢辺試算)だから8,000人。そんな小さな市場で、3,000部近くが売れた。もう、買うような人はだいたい買ってるんだろうなって思っていたら、一昨年(2009年)の東京国際ブックフェアで100冊近くも売れたことがあった。本は、その本を読むだろう人に全然届いていないんだって思った。

これは本に限らずサイトの文章も同じなのだと思う。デジクリを読んでいる人と、ポット出版サイトをちょっと見に来る人、マガジン航を見に行く人って、重なっていない人のほうが多いだろう。だから、複数の場所で読めるようにしたほうが、読む人が増えてくれるって考えたわけだ。

ここからちょっと本の話に寄る。既刊本を売ることこそ出版社の使命だ、みたいな言い方がよくされる。半分はそのとおりだけど、でもよっぽどの本じゃなければ、ただ増刷・増刷の繰り返しだけで買われることはないとおもう。

化粧直ししないと、売れるキッカケにならない。たとえば、『星の王子様』の著作権が切れたときに、いくつもの『星の王子様』が発行されたし、一定の注目も集めた。太宰治の『人間失格』に、イケメンの写真かなにかのカバーをつけ直して注目を集めてたこともある。

ポット出版だって『劇画家畜人ヤプー【復刻版】』は1万にはまだ届かないけど、復刊したことでそれなりにもう一度注目を集めることができたんだと思う。< http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0143-9.html >

これらの本は「化粧直し」したってことで、注目を集めた。それがなければ、そうした注目は集められなかったのだ。本(=文章)はまだまだ読む可能性を持っている人に知られていないんだ。

電子書籍の時代、つまり、読むことができる文字数が、とてつもなく増える時代に、改めて出版の意味を考えると、見る場所を増やしたり、化粧直ししたりすること、そうすることの意味のあるものを探し出すことに、それがあるのだと思うのだ。

◇ポットの日誌「ポット出版社長・沢辺均の日記」
ノゾイてみてください。
< http://bit.ly/qZj4Op >

【沢辺 均/ポット出版代表】twitterは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)

ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。おやじバンドでギター(年とってから始めた)。日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -124[2011.07.05〜2011.07.10]

●2011.07.05火
昼から新幹線で大阪へ。
17時、大阪駅で湯浅さんと本の学校の打ち合わせと、情報交換。ギリギリまでおしゃべりしてしまう。
19時から版元ドットコムの西日本会議。飲み会やって新大阪ホテルへ。朝食付きで5400円だぜ。
版元ドットコム関西会議
●2011.07.06水
11時ころの新幹線で東京へ。
夜はず・ぼん編集会議

●2011.07.07水
東京国際ブックフェア、ボイジャーブースでトーク。
TIBFボイジャーブースで
そのあと、いろいろ見て回る。
夜は陰謀会議。

●2011.07.08金
ポット会議。そのご掃除大会。
夜はギター教室。ブルースのアドリブを教えてもらう。
帰ってきたらナスユカ主催の飲み会が会議室で行われていた。

●2011.07.09土
東京国際ブックフェアの本の学校へいく。
まず第二分科会。
TIBF本の学校第二分科会近刊情報センター
それから第四分科会にでる。
「電子図書館の現状と出版産業のこれから」
直前の打ち合わせで、記録集出版のための掲載承諾契約みたいなもんにサインを求められる。
印税なしなのに、独占権が版元に帰属みたいなことにが書かれていてキレる。
もーなんで、こうも考えのないパターン踏襲ばかりなんだ?
別に記録集の出版で印税なしなんてまったくOKなんだけど、なんでそれ独占しちゃうの?
そもそも、そうした独占になんの意味があるの? むしろ、テープ起こし(+原稿整理)で
早くネットに公開するほうがいいんじゃないの?
と、いきなり戦闘モードに入ってしまって、本番でも、TRCの金子さんのこれから自治体で電子図書館の
ニーズが増えそうだという話に、いきなり噛み付いて、分科会メタメタ。
自分で引っ掻き回しておいて、でも落ち込むんだよなー。
TIBF第四分科会電子図書館 控室TIBF第四分科会電子図書館
TIBF第四分科会電子図書館
そのあとはボイジャーブースで青空文庫の富田さんの熱弁に涙がながれる。
18時から本の学校の懇親会。
日書連の副会長(?)柴崎さんが冒頭に挨拶。
でもさ、書店書店、ってスタンスじゃもうなにも前進しないと思うよ。
社会全体にどうやって出版や本を生かして行くのかってくらいのところまで引いて提案しなきゃ。
TIBF本の学校懇親会TIBF本の学校懇親会
●2011.07.10日
昼過ぎまで寝ぼけて。
今、日誌書いたりいろいろ雑用して、これから富ヶ谷図書館のミーティング。

東京国際ブックフェアで「マグナムマグナム」写真集を買った

昨日、東京国際ブックフェアに行ってきた。
12時からボイジャーブースで鎌田純子さん(ボイジャーの役員)とトークするため。
で一通りぶらっと見て回った。
青幻舎のブースで『MAGNUM MAGNUM』を3,000円で買ってきた。
もう何年も、通るたびに迷っていた本だ。重たそうなんで、なんかめんどくさかったんだ。

買おうと思ったのは、古い写真、それもキャパをはじめスゲーカメラマンの写真が集められてるから。
写真って、前は公開50年で著作権キレになる。いろいろあって1955(56年1月だったかもだけど)年以前のものは著作権がキレてる。
いい写真をつかうと、かっこいいデザインになるから、著作権キレ可能性大の写真集はなるべく買っておくようにしてる。いや、でもなかなか使う機会がないんだけどね。
そりゃそうでしょ、いい写真だからって使えば言いってモンじゃない。

さて、帰ってきてマジメにページをめくってみて、やっぱぶっ飛んだ。
いいんだな〜、写真。なんで、写真に善し悪しがあるんだろうかね。ほんとに不思議だ。
だって写真は絵とちがってだれで撮れるもんじゃない? それでも響く写真と、響かない写真があるんだ。

記念に、その本の写真を掲載。1948年のもんだからね。
マグナムの写真

ポット出版社長・沢辺均の日記 -123[2011.06.28〜2011.07.04]

●2011.06.28火
午前中、マンション管理組合。
ヨル帰ろうとしたら「正しい貧乏青年の食卓」の作業がバタバタしていて、久しぶりに写真補正40ページ分。

●2011.06.29水
昼前から出版会議。
午後から千代田図書館に電子図書館について取材。広報の坂巻さんに話を聞いた。
帰り際に新谷館長とおしゃべり。

●2011.06.30木
慶應大学メディアセンターの入江さんたち3人。
電子学術書利用実験プロジェクト」への単行本提供から、電子図書館やら電子書籍の話やら。
ははは、オレがおしゃべりしすぎて相手がタイムアップ(笑)。
午後は紀伊國屋に新田さんをたずねてnetlibraryについて取材。
電子図書館について取材三連発。PDF配信版の「ず・ぼん17号」の取材だ。
同時に07/09土の「本の学校」の第4分科会の準備でもあるんだ。
ケインズ「一般理論」要約版の作業など着々。

●2011.07.01金
ポット会議。その後掃除大会。
会議室部屋の302号の整理着々。
この日は20時過ぎに上がって、21時過ぎに代々木のサウンドタワーへ。
ギターレッスンの体験練習。
月3回。金曜日、一時間のレッスンに申し込む。
深夜、鉄とすずの散歩とか。

●2011.07.02土
東急ハンズに買物に行ったり、BLUSE BAR(20人くらいの小さなバー)Terra planeでライブを見たり。
とっても小さいとこだったから、ライブ、堪能したぜ。
深夜、鉄とすずと散歩。

↓これはyoutubeから埋め込んだWADA Naoki Blues Band の別の日のライブの動画ね

●2011.07.03日
土曜に買った大沢在昌新宿鮫最新作で一日楽しめた。

●2011.07.04月
石ノ森章太郎の「JUN」のイッキ復刊とか、ケインズの要約「一般理論」のこととか。
要約をした山形さんの「最近の噂」に、太郎次郎エディタスの須田くんのつぶやきへの一言があって笑った。

これからはできるだけ多く写真を載せていく、ぜ。

デジクリ連載09 ■テキストデータを準備するというカベ

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[09]テキストデータを準備するというカベ/沢辺 均

電子書籍をどうつくるのか、自分のアタマのためにも、あらためて整理してみます。

まず、電子書籍のデータをどういう内容するのかってことから。
・画像で見せる
・画像でみせるけどテキストデータを持っている
・タグテキストをつかってビュアーで見せる
という三つの見せ方から整理してみることにしました。

これ以外には、ボーンデジタルの電子書籍があります。
今後、デジタルならではの「書籍」のありようがさまざま構想されていく(かも)のだろうけど、それならつくり方は自由なので、紙の本から電子書籍へと移行しつつある現在のつくり方から、一端ハズしておきます。
もちろん、みなさんご存知のように、はじめからデジタルでつくるワケだから、テキスト以外にも画像も動画も音も、3Gとかいろんなデジタル技術が使えるでしょう。そうしたことに関心がある方ならすでにどんどん取組んでるでしょうから、そのうち定番がうまれるかもしれません。
村上龍さんの電子書籍には、音楽や、動画、それから過去の手書き原稿という画像などが使われているそうですから、それも「将来」のボーンデジタルの電子書籍に入るのだと思います。

さて、画像と、画像+テキストと、タグテキストと整理するのは、テキストデータをどうやって得るのか?ということが、現在の電子書籍が直面しているもっとも大きな課題だと思っているからです。

もちろん、携帯小説のようにもとからデジタルデータで「完成」されているなら、いかようにもできるのです。
問題は、完成されたテキストデータがきちん保存できていないという状況にあって、電子書籍を進めるうえでの困難があるのです。

では、テキストをどのように準備するのか?
選択肢は三つでしょう。
・紙の印刷のためにつくった校了データから書き出す
・スキャンした画像からOCRで読み取る
・テキストなし

現在の出版現場を眺めればこのうちの、始めの「・紙の印刷のためにつくった校了データから書き出す」が当然イチバンいい。
だけれども、これは現在以降つくる本には適用できても、既刊本にはなかなか適用できないと思っています。
MACOS 9時代につくったものは、例えデータがあったとしても、今の環境で開くのはむずかしい。
難しいというのは手間がかかり、それはコストの増大になっちゃんでスモンね。

だから基本的な整理としては、
・既刊本→・スキャンした画像からOCRで読み取る→誌面をみるのは画像、検索用にテキストもついてる
・これからだす新刊→・紙の印刷のためにつくった校了データから書き出す→誌面も、検索もテキスト、だからタグテキスト
という流れだと思うのです。

もちろん例外はあります。
既刊本のデータが存在していれば、そこからテキストを準備できる可能性がある。
逆に、新刊からタグテキストにするには、それはそれで手間とコストがかかるわけだから、組版ソフトから書き出した画像(PDF)にすることも選択肢ではある。この場合はPDFに貼付けたテキストはほぼ間違えないものを利用できる。

ということで、ボクはこのデジクリで書かせてもらった「[04]イッキに数10万の既刊本をPDFにして販売したらいいのに」に書いたように、既刊本はスキャン+OCR(校正はしない)、新刊はタグテキスト、と思っているのです。

で、この先に、
・著作権処理と著作権使用料の著者への配分のルールと仕組み
・出版社がこうしたことに乗るためにはどんな条件が必要か
・図書館にこうした電子書籍を利用してもらうためのルール
・紙の本のデータをめぐって準備しておかなければならないこと
などということが構想されなけりゃ進まない、と思ってます。

このあたりは、そのうちまた書きたいなと思っています。

◇TIBF(東京国際ブックフェア)でお会いしましょう。
リードという主催会社は、社長がビジネスフェアはこうしろああしろって偉そうにいうのがキライなんだけど、とりあえずパネラーになってるので、よければお会いしましょう。
○ボイジャーブースイベント「電子出版・成功の法則」
 2011.07.07木 12:00〜12:50。
 ボイジャーの鎌田純子さんと公開おしゃべり。
 電子書籍を広げるために今、何が必要か?みたいな話です。
 http://www.voyager.co.jp/news/info_tibf/tibf2011.html
○本の学校 第4分科会「電子図書館の現状と出版産業のこれから」
 2011.07.09土 14:30〜16:00 東京ビッグサイト会議棟
 コーディネーター●湯浅俊彦(立命館大学)パネリスト●沢辺均(ポット出版)、金子哲弥(図書館流通センター)
 http://www.hon-no-gakkou.com/content/gyoukai/tokyo2011/index.html
◇オイラの06/18ライブの写真をご笑覧あれ
FaceBookファンページ「LIVE勝手にしやがれ」
http://www.facebook.com/kattenishiyagare

【沢辺 均/ポット出版代表】twittreは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)
ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。
NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。
おやじバンドでギター(年とってから始めた)。
日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -122[2011.06.24〜2011.06.27]

●2011.06.24金
週に一度のポット会議。
その後の掃除大会の時に、302号室の会議室周りの整備。
小久保が、1月に出産したんだけど、現在育児休業中。
そんでもって、復帰の時期や、復帰後の仕事時間帯の相談など。
・10月01日から復帰
・勤務時間は9時〜17時 およそ、1歳半の2012年夏ころまで
 保育園は、8時〜18時
 ならし保育は9月から開始予定
・担当をもってもらう。
・担当以外は、非レギュラーものや、フォローなど
・持ち帰って仕事をしてもらうかどうかは、復帰後の小久保・ポット双方の状況によりあらためて検討することがある
てなあたりで。
ヨルはオルガニーク(BIOワイン研究所)でメシを食う。佐藤・那須・五賀と。
来週取材に行く千代田区立図書館、とNetLibraryの電子図書館のネタをいろいろ仕込むために資料読んだりメモしたりとかいろいろ。

●2011.06.25土
人間学アカデミー、武田邦彦さんの第三回目。最終回なので、美鳳で懇親会。
TBS情熱大陸の取材チーム2名も講義から懇親会までついている。
懇親会のあと、小浜さんと、PHP林さん、尹と4人で二次会。
ってことでベラミナイトはお休みした。
ドラムの受け渡しを佐藤に頼む。

●2011.06.26日
キルフェボンで苺のタルトを買って、富ヶ谷図書館でのミーティングへ。
大和田図書館と富ヶ谷図書館の責任者兼務してる渡辺さんの誕生日だから、と富ヶ谷スタッフに言いくるめられて(笑)。

●2011.06.27月
いつものように、11時出勤。
電子図書館関係の資料読み、メモ。
五賀と山田の年に一度の面接。五賀には沢辺と佐藤、山田には佐藤と那須と沢辺。
それからデジクリの原稿を書いたり。

この日記に写真を多量に入れたいんだけど、なんか楽なワークフローをつくれないもんかな?

ポット出版社長・沢辺均の日記 -121[2011.06.21〜2011.06.23]

●2011.06.21火
うーん、何をやってやってたんだっけ?

●2011.06.22水
版元ドットコムの会員集会
花伝社油井さん、笠間書院西内さん、社会評論社濱崎さん、羽鳥書店糸日谷さん、若手としてスピーチ。
「我が社の一冊」と争奪じゃんけん大会とか。

●2011.06.23木
月例出版会議。
出版部会議は、売上げが悪いとか、新刊発行がうまく転がってないとか、。
でも、エコ技術、石ノ森章太郎のJUNとか、ケインズの一般理論要約とか期待の新刊がこれから目白押しだ〜。

東京国際ブックフェアはボイジャーと本の学校で

07/07木から始まる東京国際ブックフェア。版元ドットコムの出展は見送ったけど、ボイジャーと本の学校のイベントにでます。

●2011.07.07木 12:00〜確か40分くらい。
場所はボイジャーブース。Ust中継もします(機材提供ポット出版(笑)。
ボイジャーの鎌田純子さんと公開おしゃべり。
電子書籍を広げるために今、何が必要か?みたいな話です。
こっちは無料。
ボイジャーのサイトにはみつからないや。
★追記 あった http://www.voyager.co.jp/news/info_tibf/tibf2011.html

●2011.07.09土 会場 東京ビッグサイト会議棟
第4分科会 14:30~16:00  共催●日本出版学会
電子図書館の現状と出版産業のこれから
コーディネーター●湯浅俊彦(立命館大学)
パネリスト●沢辺均(ポット出版)、金子哲弥(図書館流通センター)
こっちは入場料あり。
詳しくは、http://www.hon-no-gakkou.com/content/gyoukai/tokyo2011/index.html

ポット出版社長・沢辺均の日記 -120[2011.06.04〜2011.06.20]

●2011.06.04土
バンド練習

●2011.06.05日
朝4:00で千葉大多喜へ。ポットの大多喜ベースへ。
勝浦で朝市、アジ定食、大多喜のしいたけとブルーベリー畑などを見て、寿司屋で昼飯を食って東京へ。
お土産にブルーベリーの木を2本もらい、ポットのベランダ用に。
夕方、富ヶ谷図書館とスタッフミーティング。

●2011.06.06月
空白だ。

●2011.06.07火
夜、神保町の新世界飯店(一人4000円ですんだ)で、
LoYの選考会。図書館の動きをまた別な視点から見ることができた。
大阪に見学にいくことになる。

●2011.06.08水
出版会議。SD会議。歯医者。
ヨルはげんきな図書館の理事会。各館の責任者も合流するようになって、
いい会議になってきたと思うんだけどね。

●2011.06.09木
深沢さんに講師をたのんで、富ヶ谷図書館でコンピュータ・ネットワークの研修。
沢辺が出しゃばりすぎってブーイング。

●2011.06.10金
ポット会議、掃除大会の間、302会議室の内装工事
夕方、小学館の●編集部へ。下請け仕事の打ち合わせ。

●2011.06.11土
人間学アカデミーの武田邦彦さん2回目。
出席200人。ゼロメガの菅原君もきてくれた。
その後、小浜さんと中華屋でイッパイ。

●2011.06.12日
18日のライブ前、最後お練習。なんとかなるのかな?

●2011.06.13月
版元ドットコム組合員会議に提案する新事業のレジュメ、翌日の書誌情報・書評整備利用研究会の準備など。
あ、デジクリの原稿をかいたことに間違えない。

●2011.06.14火
午後、小学館の岩本敏さん、電大出版局の植村八潮さんにインタビュー。
談話室沢辺で電子書籍をどう普及させるか?というテーマ。
ヨルは、書誌情報・書評整備利用研究会。活発な話になったと思う。おしゃべりが何人もいたんでね。
で、カーリル吉本くん、新文化加勢さん、日高と、朝までおしゃべり。
その後の話だけど、NDLが近刊情報センターの配信を、実際に利用するべく動き出した、
SDも書評情報データベース構築に動き出すなどといった
目に見える成果。

●2011.06.15水
出版会議。JPO総会はサボる。
ヨルは版元ドットコム組合員会議。

●2011.06.16木
整体を受ける。午後装丁仕事の打ち合わせ。
ヨル、ボイジャーの鎌田さんがやってきてTIBFでのブースでのおしゃべりの打ち合わせ。

●2011.06.17金
ポット会議。その後掃除大会のときに302号室の内装。ついにドアをはいったところの壁が完成。

●2011.06.18土
ライブ(再開)勝手にしやがれVOL.7
一応仮会計報告だけ出しておこう。まだ、おもなものだけ。
■売上げ 233,500円
●ミノトール入場料 62×3,000円=186,000円
●二次会割勘 19×2,500円=47,500円
■支出合計 262,800円
●ミノトール2 支払 217,800円
契約50名 50×3,150=157,500円
追加12名 15×3,150=37,800円
リハーサル 4(30分)×500=2,000円
延長 1(30分×9,000円
ギターアンプ+キーボードスタンドリース 2×1,000=2,000円
ドラムセットリース 1×3,000円=3,000円
DVD録画 3(時間)×2,000=6,000円
DVDディスク 1×500=500円
●アイランド二次会 45,000円
お店 19×2,000円
馬場さん準備軽食 7,000円
■収支 ▲29,300円

●2011.06.19日
昼過ぎまでぐっすり。
夕方、富ヶ谷図書館でスタッフミーティング。

●2011.06.20月
近刊予定の「ケインズ一般理論・要約」の本文デザイン、整理などなど。
inDesignで、見出しあとの行ズレをなおすのよけいな時間を取られてしまう。
まだ本当に解決をしてないけどね。

デジクリ連載08 ■本の未来はどうなるのか?

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[08]
本の未来はどうなるのか?

沢辺 均
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110614140100.html >
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電子書籍に前向きになろうと考える出版社[08]本の未来はどうなるのか?/沢辺 均

先々週、はじめて休載してしまいました。柴田編集長から怒られました。ゴメンナサイ。

この連載は「電子書籍に前向きになろうと考える出版社」なわけだけど、そもそも、紙の本はなくなるのだろうか?
紙の本が電子書籍に置き換わる方がいいと考えているのか? なぜ、前向きになんだ?
ってことで、今回は本の未来はどうなるのか? について考えをまとめてみます。

●未来なんてわからない

本の未来はどうなるのか? という問いを2011年に問われたら、その質問の意味は、本は電子書籍になるのか? 紙の本は電子書籍に取って代わられるのか? という問いだと考えていいと思う。

もちろん、出版不況で人はどんどん本離れてる、とか、ウエブで情報や知識は足りるんだから本なんんか必要ないんじゃないか、とか、本は残るかもしれないけど出版社は要らないでしょ、インターネットでだれでも発信できるんだから、とかいう質問も考えられるけど、ね。

で、紙の本は残るのか、電子書籍に置き換わるのか?といった未来予想についてボクは「わからない」としか答えられないんだ。
ホントにわからないし、積極的に「わからない」という態度を維持するのがいいとも思っている。

だけど、未来は「わからない」んだけど、でも今起こっていることは全部「正しい」(勝間和代さんの本のタイトルのパクリですけど)とも思っていて、このふたつは両方とも自分にとって大切なポイントなんだ。
たとえば携帯電話。携帯電話は、電話をどこでも持ち歩けて、一人一台なものにしたんだよね。
これは、やっぱり必然なんじゃないだろうか? 言い換えれば正しい。
いくら技術的に、持ち歩ける無線の電話が可能になっても、人がそれを求めなければこれだけ普及したりしない。
一人一台が不必要なら、相変わらず電話は家族(みたいな複数の人間のあつまり)に一台みたいだったんだと思う。
人がそれを求めて、一人一人が持つようになったんだから「正しい」(というややっぱり必然かな?)としか言いようがない。

これに立ち向かって、携帯は家族を解体してしまうので間違っているって「携帯禁止法」をつくろうとしてみても、現実はかえられないでしょ。
立ち向かいたいんだったら、携帯がなくて、多くの人がマネしたくなるような、携帯に替わるモデルを生み出さなきゃ無理だ。

では、本のありようのさまざまなモデルを考える上で、見ておくべき今起こっていることはなんだろう。

●デジタルからはもう戻れない

まずはじめに、情報がモノからはなれてデジタル(0と1でいいんだよね)に置き換わったということ。
次に、その0と1を使ったりコントロールしたりして人間に、デジタルへの置き換えとアナログへの置き戻しをしてくれるコンピュータが発達して、ついにだれもが持てるものにまで費用を下げたこと(パーソナル化、ですね)
そして、0と1という特性を利用して、それを線を使って届けあうインターネットというシステムを生み出したこと

これが僕らの周りに起こっていることだ。
で、これは多くの人に利用されているというカタチで支持されているし、支持されたから多くの人が利用できるほどにその費用を下げることができた。
このデジタルはとっても便利。0と1は、音でも映像でも、もちろん文字でも表現できて、また音そのものに戻すことができるようになった。

おかげで、ボクはiPhoneやiPadやPCで動画を他の人に送り届けることができるし、映画を何本も持ち運べる。
(もちろん、届けられるってことと、届けて欲しがっている人がいるのか?ってのは別の問題です)
馬車の時代に自動車が生み出されたように、絵筆しかない時代に写真が生み出されたように、もうこの便利さからは後戻りできないと思っている。
馬車の最高スピードの何倍ものスピードが出せる自動車は事故を大きなものにし、多くもしたんだろう。
でも、ボクらはそこから後戻りできなかった。どうやって交通事故を減らすか、という方向に進んだし、多分それは間違えていない道だったんだと思う。

文字情報が0と1に置き換えられる便利さからはもう後戻りできないんだと思う。
画面の読み辛さとか、装置の重たさを解消して行く方向で、今ある0と1の良くない点を減らして行くってことが、多分正解なんだと思う。

それから、馬や馬車が完全になくならずに残っているように、紙の本がゼロになってすべてが電子書籍になることもないと思う。

●だから電子書籍に前向き

ならば、できるだけ電子書籍を運転してみて、そのいいところも弱点も早く気がつきたい。
だから、電子書籍に前向きになる出版社でありたいとおもっているのです。

ボク自身は、かなりの紙フェチなんだけどね、今だって電子書籍で読み終えた文字物は1冊だけだし、毎晩読むのは紙の本。

でも、こんな想定すら間違っているかもしれないよね。そんときは、極力素直に、ゴメンナサイと言ってすまそうと思っている。

実は未来問題を語るときにイチバン大切なのは、間違ってたらゴメンナサイというってことなんだって思う
間違ってたらゴメンナサイを封印してしまうと、東電みたいに、どう見ても想定を間違えたにも関わらず、「想定外だった」って言いワケばかりをでっち上げて、ゴマカさなきゃならなくなる。それってつらいでしょ。