足枷 アメリカの謀略にはまった「よど号」田中義三

発行:ポット出版
渡辺 也寸志 著
定価:1,900円 + 税
ISBN978-4-939015-20-5(4-939015-20-3) C0036
四六判 / 280ページ /上製
[1999年05月刊行]

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内容紹介

1970年、よど号で北朝鮮に飛びたった赤軍派の田中義三が、偽ドル事件の容疑者として、タイで捕まった。事件と、田中、よど号メンバー、そして北朝鮮。事件の核心にむかった長期取材のドキュメント。突破者・宮崎学が巻頭で「檄文」!

目次

まえがき 「ワシは権力が大嫌いなんや」 宮崎学



プロローグ

1——国境を越えられなかった“外交官”

2——“無実”の匂いがした

3——事件の発端から謎がある

4——“スーパーK”とは何なのか

5——事件はどう展開していくのか

6——かくして冤罪は作られる

7——SSが「田中」を発見!?

8——反古にされた「日本送還」

9——たった一枚の偽ドル札

10——もう一人の主人公、児玉省吾

11——姿を現した田中義三

12——田中義三という男

13——弁護士は三人ともタイ風

14——米朝のせめぎあい

15——田中と児玉は無実である

16——チョンブリ物語

17——ジャーナリズムは死んだ



あとがき



 資料1●田中義三の最終陳述

 資料2●宮崎学氏の突破発言

 資料3●田中義三メモ

 資料4●米朝関係と「偽ドル事件」年表

前書きなど

まえがき 「ワシは権力が大嫌いなんや」 宮崎学



 

担当から一言

宮崎学氏、鈴木邦男氏も応援に駆けつけ、タイ偽ドル事件では無罪、「よど号」田中義三にとって、アメリカにはめられた一つの足枷が解かれた。

北朝鮮、東欧、アジアの地で活躍していた元赤軍派の「革命家」はいま、その根拠地として、母国・日本を選択した。

お得意の笑顔 とガッツポーズのウラに潜む、九州育ちの頑固者の素顔に迫る異色のヒューマン・ドキュメント!

著者プロフィール

渡辺 也寸志(ワタナベ ヤスシ)

1951年、北海道釧路市生まれ。幸か不幸か、中学生時代に「中国文化大革命」と「ビートルズ旋風」の洗礼を受け、毛沢東思想万歳造反有理の旗を振ることになる。だから、全共闘・新左翼世代にして、気分はいまも紅衛兵。

現在はタイ・バンコクに在住、アジアを舞台に飛びまわるジャーナリスト(特に北朝鮮、中国を集中的に取材)。『ザ・スクープ』(テレビ朝日)や『SAPIO』『噂の真相』『創』『文藝春秋』など、テレビ番組の企画、雑誌での執筆等の活動を展開している。共著に『テレサ・テン』(徳間書店刊)がある。

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