スタジオ・ポット
ポットのサイト内を検索 [検索方法]
▲ポット出版top近刊●これから出す本既刊●これまでに出した本注文・予約の方法読者の声メール版新刊案内いただいた本の紹介書店向け営業案内
ポット出版・読者の声

はじめに

●読者の声を紹介するコーナーです。
●みなさんから寄せられる「読者カード」「感想メール」が、このコーナーを作っていきます。
●ぜひ、あなたの声もお聞かせください。
●「感想メール」にはお名前と、できましたら性別とお読みになった本を100点満点で評価すると何点になるかをお書き添えください。
●掲載の場合は、お名前をイニシャルにかえて載せさせていただきます。

メニュー

エッセイ●食卓で会いましょう 熟女の旅恐怖の大玉えろえろ風俗ゼミナール|亀吉が行く!
サブカルチャー●ゴーマニスト大パーティー3
社会● 足枷東京のキャバブのけむり「オカマ」は差別か常識を越えて
出版●デジタル時代の出版メディア
図書館● 図書館の近代ず・ぼん8ず・ぼん7ず・ぼん6ず・ぼん5ず・ぼん4ず・ぼん1
売春問題●売る売らないはワタシが決めるワタシが決めたワタシが決めた2
教育●ひきこもり[知る語る考える] 激論! ひきこもり
レズビアン&ゲイ●パレード ゲイという[経験]カーミラ同性愛入門[ゲイ編]

ワタシが決めた2

松沢呉一・編

カバー写真

K・Aさん[2003.05.15]
さまざまな娘が、ありのままに日常を語っているのでおもしろかった。
風俗ゼミナールも読んでみたくなった。
→ワタ決め1&2への読者カードです。

この本を100点満点で評価すると?●85点

名無しさん
[2003.05.03]
第2弾の出版を心待ちにしていました。
松沢さんの作品は大好きなので、次回また何かの作品に出会えたら嬉しいです。

この本を100点満点で評価すると?●75点

同性愛入門[ゲイ編]

伏見憲明・編

カバー写真

A・Kさん[2003.05.03]
友人にすすめられて本を読んでみました。冷静で科学的な文脈の中にも優しさとゲイである確信が、どの方の主張にも感じられました。
自分の生き方への明るい戦いを幹事、別の友人にもプレゼントしました。
いい機会になったなと思います。

この本を100点満点で評価すると?●100点

ず・ぼん8
図書館とメディアの本

ず・ぼん8編集委員会・編

カバー写真

S・Hさん・図書館司書[2002.11.3]
都立図書館には興味はないのですが、「図書館バッシングに反論」が読みたくて買いました。それと、小形さん(本誌編集委員・編集部注)とは以前文部省(当時)の研修でご一緒させていただき、懐かしかったことと。斎藤さん(本誌編集委員・編集部注)近々研修の講師で大阪に来ていただくので、どんな人かなぁって…。私の職場に蔵書として置くにはすこし癖があるというか、専門的なので、買ってみましたが、あと2,3人で回し読みすると思います。これまでも見計らいで見ていましたが、読んだのは初めてです。中央館に所蔵しているのにあえて予約することもありませんでした。誌名や内容のタイトルのとっつきにくさかなと思います。「反論」はこれまで漠然と考えていたことがうまく整理され、読んでスカッとしました。
この本を100点満点で評価すると?●70点

S・Kさん・図書館司書[2002.11.12]

表題に惹かれて買い始め(6号の「児童書は元気かい?」)、いつも楽しく読ませて頂いてます。年間雑誌なのかな?と思いつつ、本屋さんに定期購読しています。私も非常勤の身の上で働いています。常勤の職員さん達に不満を抱いたことはないけれど、やはり収入低さが身にしみます。複本問題は、私の図書館では利用者の人数が多くなっても、複本は、図書館の性格上あまり買えないのですが、でも書庫のスペースがなくなってしまうのです。スペースという問題で複本問題を見てみても良いと思います(廃棄も含めて)。
これからも頑張って下さい。この本がいつまでもありますように。

この本を100点満点で評価すると?●90点

?・?さん[2002.11.15]
巻頭の座談会「図書館バッシングに反論」は「新文化」編集部と「ず・ぼん」編集部が合同で行い、かつ貴誌においてフルバージョンでお届けということなのに、「新文化」編集部の白本なる人はわずかにP5で2回、終わりになってP27で1回しか登場していませんが、このあたりの事情がよく判りません。
合同座談会ではなく、オブザーバー参加なのでしょうか?それとその白本なる人は他の方とは異なり、経歴と写真が無いのにも、疑問を持ちました。
P190の編集後記中の「図書館員はむしろリフェリーを務めるべき」には同感です。
この本を100点満点で評価すると?●80〜90点


カーミラ

編・カーミラ編集部
カバー写真

N・Tさん[2002.12.25]
おもしろかったです。アダルトショップのマンガが良かったです。もう少しマンガ載せてほしいです。あと、かわいいテイストをもーちょっと出してほしいです。「okazu本」のコンセプトからはずれてしまうかも知れませんが、女の子がカップルで行くのにおすすめのデートスポットとか載っているとうれしい。二人暗しに役立つ知恵、かわいいインテリアショップ、ランジェリーなどのページもちょっとあるとうれしいです。

この本を100点満点で評価すると?●78点

W・Mさん[2002.10.3]
紹介して下さった方が、何をカンちがいしたか「おカタイ」本と言われ購入意欲がありませんでしたが、あるイベントで目にしてとてもやわらかいではありませんか!!
気にいって即買い!
でもエログロっぽいのは苦手です。
私は今時さみしい生活でケイタイもパソコンももちあわせてませんので、出会いがすくなくてさみしいです。でもガンバル。
カーミラバンザイ。
この本を100点満点で評価すると?●85点

S・Aさん[2002.8.16]
とても読みごたえが有る本で、手に入ってうれしいです。グラビアも不快感の有るものが無くって良いですね。(バイブなめとか…苦手なんです)
袋とじのモデルさん、ふっくらタイプとスリムタイプの2人にして下さったのが良い感じでした。
どちらが好みのタイプでもOKですものね!(私はふくよかな方がタイプなのです)
次もビアン向けのストレスフリーなおかず本にして下さいませ。
この本を100点満点で評価すると?●80点 (告白モノの充実に期待して)

K・Eさん
[2002.9.20]
今までにない、新しい内容で、面白かったです。
是非これからも続けて出版して下さい。ただ、今回は偶然、チラシを見つけたり、本屋で見つけたりしたので、もっと宣伝か、店頭に出してくれると嬉しいです。
この本を100点満点で評価すると?●90点
H・Sさん[2002.11.2]
okazu本とあるのでH小説&Hマンガのオンパレードを想像していたのですが、座談会あり、レポートありと、雑誌的な内容の本だったのですね。
情報的要素の強い部分は私の知らないことだらけでとても参考になりました。でもやはり、小説やマンガが多かった方が良いと思いました。もちろんあまりにも稚拙なものは嫌ですけど。
この本を100点満点で評価すると?●80点

常識を越えて

著・東郷健/及川健二

カバー写真

M・Mさん[2002.8.5]
ちょっと読みにくい構成の様な気がします。
もう少しは面白かったり心に残るものがあると思いましたが、まずまずだと思います。
次回は全選挙の公共放送分をCD付きの本やDVDで発売して頂きたい。そうそうかつてレコードも発売されていたはずですが、それも個別に発売してはいかがでしょうか。絶対に儲かると思います。
特に天皇制に反対する心意気はまさに漢そのものです。
この本を100点満点で評価すると?●65点

ゲイという[経験]

著◎伏見憲明
カバー写真

A・Uさん[2002.05.17]
「伏見ゲイ新聞」と「プライベート ゲイライフ」が特に面白かったです。伏見さんって、文体が多彩ですよね。しかも、どの文体で書いても論旨明快。頭のいいひとなんですね。
「ハッテン場」ってどんなところなんだろう……。一度、遠くからのぞいてみたいです。それから、「オネエ言葉」って、独特な便利さを備えた表現形態だなあと思いました。これを逆転させれば、私たち女には、「アニイ言葉」を使う手があるさってことになるんでしょうか。
この本を100点満点で評価すると?●点

S・Mさん
[2002.05.17]
最近(ここ数年)日本史がマイブームで、武士道に目がハート型になっておりまして、色々と読んでいると、どうしても“男色”が気になってくる…「武士の男色ってカッコイイ…」というミーハー根性と好奇心からついこの本を買ってしまったが、バカでした。現代社会に“男色の美学”なんて不可能なのね(笑)。せいぜい欧米仕込みのリベラリズムくらい。つまんないですね。“ゲイ”なんて気色悪いです。生理的にダメ。“男のカッコよさ”がないんですもの。男汁のない男なんて差別してやる〜。
この本を100点満点で評価すると?●?点

「オカマ」は差別か
『週刊金曜日』の
差別表現事件

著◎伏見憲明・野口勝三・及川健二・黒川宣之・山中登志子他
カバー写真

那覇市 多和田さん[2002.11.23]
今日、沖縄県女性総合センターの図書館から借りて読みました(雑誌最新号では図書館は悪くないという話題だそうですね)。
私は(といって、自分自身のプロフィールを書いて、自分が差別を経験したって書き出すこと自体、なんだか胡散臭いし、いんちきっぽいですが)生まれも育ちも沖縄。父が幼少の頃から私に向かって「川崎に行ったら、食べ物屋の店先に沖縄人お断りって書いあったんだよ」とか、ジャズボーカリストをずっと続けている母を指して小学校のクラスメートから「アメリカーの歌を歌うのか?」とか「売れない歌手のむすめぇ〜(でもレコードとか出してるわけでもないから、売れる売れないは関係無いんじゃないか、と幼い心ながら疑問に思ってたんですが)」、とか、それでも2級(ぐらいだったはず)障害者で働く母とかを見てきて、障害とか差別とか興味津々、大好きな1時の母です。で、興味をそそられて読んでみました。
 私の友達に…、とか当事者近辺ぶって弱者ぶって本文を続けるつもりじゃありません。
 私が投稿した理由は、ぜひここ沖縄でも差別についての言葉を考える議論の場かなんかをできたらいいな、と思いまして。
 「ばかちょんかめら」。むかーしはみんな使ってた気がするけど、朝鮮人をばかにするという意味で、使っちゃダメらしいよ、と幼少のとき父からそっと教わりました。そして初めて朝鮮人が「差別」にあっているんだと知りました。そんな感じで、消えていく、いや恣意的に消していく言葉のその恣意の部分に差別が有るような気がします。そこで…、
『部落』。実は沖縄では、日常茶飯事に使われています。なぜなら、私達は、部落が差別にあたることばだという認識がありません。田舎のおばあちゃんがインタビューに答えて「うちの部落の年間行事になってますよ〜」とか平気で答えちゃったりしています。普通に暮らしている沖縄の人の中でも、部落という言葉自体に敏感な人はあまりいないと思います。でも、都市化、そして沖縄のマスコミ自体もその言葉を本土に真似て消そうとしています。私自身、恣意的に消そうとしている、育児休暇中のローカル局のディレクターをしています。実際、事前に収録してその言葉が出てきたら消しちゃいます。でも、そうやって過敏に反応すること自体、改めて部落は差別されていることを上塗りしているような気がして止みません。ここで部落という言葉を消してくのは、いったいどうなんだろう、という漠然とした気持ちでおります。差別についての議論、沖縄でもできたらいいなあ、と思いメールしました。あと、『「沖縄」は差別されているのか』、とか。

T.Mさん(♂)
[2002.7.23]
予想以上に面白くて、1日で読んでしまった。以前から「週刊金曜日」には“うさんくささ”を感じていたが、やっぱりなあという気がした。(個々の編集委員はけっこう好きなんですが)山中さんの誠実さはいいなあと思いました。
この本を100点満点で評価すると?●85点

M.Iさん(♀)[2002.6.27]
差別は誰にも少なからずあるのではないか。それを意識しているかしていないかは別として、今回のこの本はたいへん考えさせられるものでした。“自らが様々な弱者の内の相対的な弱者であることを自覚しながら、開かれたプロセスの中で互いに問い直しながら、共通了解を作る可能性が存在していることが一番大事で、そのために相互的な自由を原則にしないといけない”人がそれぞれ違う人格をもち、価値観をもち共生するためには、こんなことばが重く感じられます。
この本を100点満点で評価すると?●90点

K・Nさん(♂)[2002.05.17]
●差別問題の難しさが理解できた。
●議論による相互理解の困難さも。
●「弱者」必ずしも弱者ではなく、空いての全面屈服を強いる独善主義が横行しているが、「オカマ」用語事件にもそれが見られがっかりした。ここでも「言葉狩り」。
●ゲイになる自由もあれば、ゲイを嫌う自由だってある。ある程度のタブーがあっていいと思う。「性」は秘すべきものと思う。
この本を100点満点で評価すると?●80点

I・Mさん(♂)
[2002.03.18]
週刊金曜日の論争を知っていたのですぐ購入しました。画期的な本だと思います。
伏見・野口氏の発言には教えられることが多かったです。
この本を100点満点で評価すると?●90点

Y・Yさん(♂)
[2002.03.11]
御サイトで大部分は既読でしたが、改めて通してまとめて読むことでの再発見はありました。
今回は「当事者」(すこたん)からの抗議だったわけで、まだ構図は分かりやすい。私はつねづね「代理批判」の弊害について関心を持ってきましたので、根は更に奥にあると感じています。「シリーズ」の展開に期待しています。
乱筆にて失礼。
この本を100点満点で評価すると?●70点

激論!
ひきこもり

斎藤環×工藤定次・著
+構成◎永冨奈津恵
カバー写真

S・Yさん(♂)[2001.11.19]
ひきこもりを生んだ社会の複雑さ、人間の心理の複雑さが良くわかり、ひきこもりに対する誤解、偏見が少しずつ解けていくものと期待される本だ。
まとめにあった対談後の話も聞きたいところ (良くまとまっています、御苦労様)。
この本を100点満点で評価すると?●93点

ず・ぼん7
図書館とメディアの本

ず・ぼん7編集委員会・編
カバー写真

O・Sさん(♂)[2002.7.17]
〈学校と図書館〉期待外れ!?でも視点はスゴクイイ!!
この本を100点満点で評価すると?●70点

パレード

砂川秀樹・監修
カバー写真

K.Kさん[2001.06.29]
私は去年のパレードに参加した者です。 先日購入したのですが、 チラッと私の姿も写っていて、感激しました。 いい記念になります。 「永遠に語り継がれていくだろう」と言われていた去年夏のパレード。 それをこのような出版物の形でまとめて頂いたことは、 今後のゲイシーンに必ずプラスの影響を与えることと思います。 ページをめくるたびに去年のあの熱気を思い出すと同時に、 今年のパレードへの期待も膨らんできます。 渋谷の街を歩くのが、今から楽しみです。
この本を100点満点で評価すると?●メールなので記載なしです

Y.Hさん(♂)[2001.09.26]
はじめまして。先日行われた「東京パレード」でスタッフをやっていた者です。砂川さんの「パレード」は興味深く読みました。写真も多くて良かったですね。“すごく暑かったし、すごく楽しかった”っていう名コピー(台詞?)につきるような気がしますが、いい本だと思います。2001年版はでないんでしょうか。すでに御社のサイトで多くの写真がアップされていて喜んでいますが、やはり印刷物で観たいですね。

ワタシが決めた

松沢呉一・編
カバー写真

S・Kさん(♀)[2002.9.2]
私もサービス業(ヘルス嬢)をしているので、とっても楽しませて頂きました!
大声で言える職業ではなく、まして色々相談もできないので、本を読んで、感心したり、ためになったりと、凄く満足デス!もっと読みたいナ。
この本を100点満点で評価すると?●85点

I.Yさん(♀)[2001.12.21]
前から少し興味があったが、なかなか身近にそういう人がいないので、本という形で情報が知れておもしろかった。
この本を100点満点で評価すると?●80点

H.Sさん(♂)[2001.12.20]
本のことTVトゥナイト2で知りました。
セックスワーカーの女性たちの生活、いきざまなどの紹介でしたので読んでみたくなり購入しました。
水商売・風俗などで働く女性に対してし世間は蔑んでみているのに、イメクラ・ソープ・ヘルスで世話になるので、やはり男と女の世界は面白いと思う。
「顔だけじゃ 会ったかどうかも分からない パンツ脱ぐなり すぐ思い出す」
これが一番気に入りました。
この本を100点満点で評価すると?●98点

F.Mさん(♂)[2001.01.16]
女の子編・お客編/ 松沢さんの書著は殆ど読んでいますが、「ワタ決め」に山口みずか嬢が登場しないのは画龍点晴を欠くそのものです。山口嬢こそは超ウルトラスーパー抜群猛烈ド級にOKなソープ嬢兼ライターです。次作では必ず載せて下さい。著作は『性器末コレクション』イーストプレス(松沢さんとも対戦しています)、『でんくる系必勝講座』太田出版、ほか多数。
この本を100点満点で評価すると?●70点

M.Kさん(♂)[2001.01.12]
 残念なことに、松沢氏関連の出版物の中では、一番充実感に乏しい読後感しか味わえませんでした。やっと文庫化され入手できた『魔羅の肖像』とは天地ほどの差です。
 やはり松沢氏にはエッセイを書いていただきたいのです。HPを見ると『熟女の旅』なども販売面では苦戦されたようですが、私は面白く読ませていただきました。売れないのはタイトルや装幀のせいもあったのでしょう。特にタイトルは内輪うけのみを考えず決めた方が良いでしょう。(『ワタシが決めた』も同じです)。
 実利的な読者のためにフーゾク体験談+エッセイ+フーゾク嬢インタビューみたいな構成にすれば、もっと部数も出るのではないのかと愚考します。
 それから松沢氏には、これ以上敵を作らぬようにしていただきたいです。色々事情はあるのでしょうが、敵を作らないのも才能のひとつかと(ほんの少し年長者なので、あえて書かせていただきました)。だから、樹水駿氏ともケンカしないで下さいね。東海林さだお、林真理子と並ぶ3大エッセイストと思っていますから、もっと作品を読みたいです。そんな奴らと一緒にするなと叱られそうですが……。
この本を100点満点で評価すると?●60点

K.Mさん(♂)[2000.11.13]
風俗業界で働く人のリアルな声が聞こえてきました。平凡な人生が何年かけても経験できないような類の話ばかりです。強烈な話題に度肝を抜かれっぱなし。第2次募集をしているとのこと。今後もどんどん出版していただければと思います。
印象に残った人は以下のとおりです(順不同)。
○いつも明るいなりえちゃん。風俗の仕事を天職のように感じている人はやはりいるのですね。風俗を否定する人は自分の勝手なイメージで暗いものだと信じて疑わないようです。そうなると、なりえちゃんの文章も、「悲惨さに気づかないかわいそうな人」と捉えてしまうのでしょう。素直になれないというのは哀しいことです。
○痴漢をお店に連れてきた坂本公佳さん。ウソみたいな話が現実にあるのが風俗業界ですね。いまどき珍しい「おとぎ話」のような感じがしました。
○トモミさん。文章に描写力があり、ライターをやっているという客の人柄がにじみ出ています。もちろんトモミさんの人柄も。「今日はありがとう。これで当分生きていける」という最後の言葉に素直に感激している著者の姿に共感しました。
○女王ちゃま・榮子さん。学生時代、呼び出された先生のオナニーを目撃して以来、女王様の道へ。ある種ショッキングな場面に遭遇したときにどういう感想をもつかで、それ以降の人生が変わってしまうのですね。だいたいの場合は先生が目の前でオナニーしていたら、変態扱いでしょう。それを親しみを覚えたというのですから、たいした女性だと思いました。その分岐点は何なのでしょうか。
○文野啓也さん。「明日の私と80才の私」という文章で、28歳の彼が風俗人としての限界を感じていたとき、40才のウリ専のボーイ(アメリカ人)と80才の芸妓さんの話を聞いて勇気づけられる。イイ話です。どんな業界にも当てはまる話で、常識をやぶる先駆者がどれだけ出現するかによって、その業界の普遍性が問われ、また構築されるのでしょう。
○聖子ちゃん。70分という時間の短さを流れるような文章で表現、筆力に感心しながら読みました。出会いをたいせつにする聖子ちゃんの人柄がよく出ていました。
○かわいひでとしさん。「首を絞めながら思ったこと」彼のプロ意識を垣間見ることができました。客の希望にそいながら、もっとこうしたほうがいいんじゃないかと悩む、伝えたいんだけどなかなか伝えられない、プレイの最中にこんなふうに考えている人もいるのかと目を見開かれる思いがしました。
○エリザベス貴子さん。「オナニスト客vs. 女王様/無言の戦い」読み応えでいえばダントツかもしれません。以前ポット出版のHPで読んでいましたが、改めて読んでも十分ゾッとしました。大袈裟にいって、人間の幅広さを思い知らされるエピソードです。
○東雲さん。客を取るのにあらゆる手段を講じる同僚のEさんの話。ちょっとしたミステリ小説を読んでいるような趣がありました。
○長岡幸「芸者になった日」。これもすぐれた短編小説のようです。金依存症だった時期の彼女の心象風景、そして温泉街の情景が目に浮かぶようです。
この本を100点満点で評価すると?●?点

I.Mさん(♀)[2000.11.13]
もっと松沢呉一さんの本を紹介してほしいです。前に風俗就職読本を読みました。
この本を100点満点で評価すると?●100点
でも、もっと読みたい。ものたりないぐらい……。

風俗ゼミナール
女の子編/お客編
上級・女の子編

松沢呉一・著
カバー写真

カバー写真

カバー写真

S・Kさん[2002.11.30]
私はこの本を読んでいない。
先日、行きつけのSM店の女王様と、松沢呉一氏の話をしていたとき、「面白そうじゃないの、次来るとき持っていらっしゃい」と言われたのでプレゼントした。
3日後、会社に電話があり「あの本面白いわよ。他にあったら買ってきなさい、このひょうろくだま!」と有り難い御言葉を頂いた。
ということで、上級編よろしく〜っ!(編集部注:ご注文いただきました)
[女王様の書評]
赤川次郎より面白い!←なんだかよくわからんが基準を間違えてないか?


N・Tさん
[2002.7.17]

風俗は人間社会がある限り永遠になくならないと思います。売買禁止法などの建前だけ整えていることが性犯罪を増やす原因だとも言えると思います。

この本を100点満点で評価すると?●99点


S・Kさん
[2002.7.17]
『風俗ゼミナール』はためになった。昔えらい目に会わされた友人がいたので、風俗に恐怖心を持っていたが、勇気を持って行って見たら、極楽だった。
おかげでSMにも挑戦したため、今ではめでたく無毛にされてしまった。これじゃ、別のフーゾク行けんだろ〜!
この本を100点満点で評価すると?●99点

K・Kさん[2002.7.17]
もう少し、字が大きいと読みやすいのですが…。
内容については、はとんど是とします。
この本を100点満点で評価すると?●80点

K・Tさん[2002.7.25]
とっても楽しく拝見させて頂きました。
様々な背景のなか、色んな女の子達の人生をかいま見た気がしました。
風俗って体が資本で、ある意味技術職だと思っているので、風俗で体をはって頑張っている人達をいつまでも温かい目で見守って応援したいデス!
この本を100点満点で評価すると?●97点

Z・Hさん[2002.7.25]
“ワタシが決めた”を読んでから風俗のことにいろいろ興味をもち、今回“風俗ゼミナール[女の子編]”を購入しよみ、おもしろく、是非松沢さんの本が読みたいと思い、注文します。
本当、風俗のこといろいろわかっておもしろいです。風俗って奥が深い気がします…。
この本を100点満点で評価すると?●100点

K・Tさん[2002.7.8]
「そうだったのか!」と思い当たるところが沢山ありました。サービス業やビジネス上のコミュニケーションに関心を持っていたところだったので、その面でも参考になりました。
この本を100点満点で評価すると?●90点

M・Hさん[2002.05.15]
それなりに経験したところで読んだので、うなずきながら読む感じだった。反省もさせられた。「風俗嬢と結婚する」の項にもっとも惹かれたが、その割にはもの足りなかった。しかし興味深い項目が網羅されていて楽しく読んだ。
私は「そんな奴いるのか」とこの本を読んで思う方だったが、「そんな奴」ほどこういう本を読まないと思う。それからいかにも親切に、忠実に記述されていても「行ってみないとわからない」部分が多分にある。ということはやっぱり「そこそこ行ったことのある人」が手にする本なのか?
この本を100点満点で評価すると?●85点

N・Yさん
[2001.11.27]
ポット出版のHPでも見ているが、松沢さんの書く文章は大変面白く興味深くて好きです。今回の本も他の風俗ものと違って実用的かつ読み物としても楽しめ、非常によかったです。お客様編も買ったがそちらもよかったです。
この本を100点満点で評価すると?●100点

H・Yさん
[2001.8.27]
お客編/松沢呉一氏の取材能力はすばらしい。仕事と趣味が一致して産まれた作品である。
この本を100点満点で評価すると?●90点

O・Sさん[2001.8.27]
お客編/松沢呉一さんの本、いつも読ませて頂いております。風俗嬢をやっていますが、お客様にもおススメしたりして盛り上がっています。
この本を100点満点で評価すると?●100点
Y・Hさん[2001.8.23]
女の子編/ちょ→おもしろくて、ためになった。あーなるほど、そう2って感じに共感した。
この本を100点満点で評価すると?●??点
Y・Hさん
[2001.8.20]
女の子編/現実っていうのは何事に於いても知れば知るほどへこでしまうものだと思う。しかし、現実を知り受けなければ幻想の抱きようもない。この本は女ってものの現実を男に突きつけてると思う。この現実で受け入れて抱きたければ幻想でも何でも抱け。そう言われているような気がした。いい本だと思う。
この本を100点満点で評価すると?●80点

N・Tさん(♀)[2001.8.16]
女の子編/今、自分も風俗で働いているので、ものすごく役に立った。お客編も読んでみようと思います。
この本を100点満点で評価すると?●100点

K・Nさん(♂)[2001.6.20]
女の子編・お客編/ 風俗のこと、いろいろわかってとてもおもしろいと思います。
この本を100点満点で評価すると?●90点

Y・Tさん(♀)[2001.6.14]
お客編/私は札幌ススキノで出張ヘルスをやっていますが、この仕事も2年目に入り、面白さもわかり始めてきて、しばらくは本腰を入れてやろうと決めたときにちょうど出会った本です。ホステスの経験もなく、まだまだ知らない事だらけの業界ですが、参考になりました。“女の子編”が楽しみです。
この本を100点満点で評価すると?●95点

S.Nさん(♀)[2001.5.27]
女の子編/現在、風俗店で働いています。今まで心の中でずっと迷いながらこの仕事をしていたのですが、この本を読んで、少しでも、この本に書かれているような女の子に近づきたいと思いました。自信がもてるようにがんばります
この本を100点満点で評価すると?●120点

H.Kさん(♀)[2001.5.25]
お客編/ 風俗関係の本、沢山出して下さい。ヘルスで働いています。参考にさせていただきます。名古屋は風俗天国です。納橋、柳橋、東新町はパラダイスとゆー程沢山あります。松沢さんぜひ名古屋ヘルス本出して下さい。東新町は右も左も裏も表もパブ・ヘルスでいったいです。
この本を100点満点で評価すると?●98点

Rちゃん(♀)[2001.5.20]
女の子編/2冊ともある風俗雑誌の編集部の人に教えてもらいました。私も風俗で働いているけど、本の中には実話がゴロゴロしてました。とっても生々しいです。
 松沢呉一さん 好きです。
文章がストレートで☆ハート×2☆。月刊PINGの連載いつも楽しみにしてます☆ハート☆
この本を100点満点で評価すると?●88点

H.Kさん(♀)[2001.5.15]
女の子編/(株)ポット出版さん。信頼しております。性や風俗に関する本をたくさん出して下さい。体も売ってます。風俗もやってます。ビョーキもしんぱいです。しかし、今は今までのようなOL生活にはもどれません。いろいろ(名古屋風俗天国)風俗わたり歩こうかと考えています。私、今、やっているお店のバック料金が低いコトを知り、ショックを受けて、明日新しい面接に行くつもりです!!
この本を100点満点で評価すると?●99点

I.Mさん(♀)[2001.5.1]
女の子編/ 参考になった。いろんな話(実話)をもっとこれからも教えてほしい。
この本を100点満点で評価すると?●98点

満点パパさん(♂)[2001.4.25]
女の子編・お客編/ 松沢氏が性風俗をテーマにエッセイを書けば、これだけ面白い本ができるという見本でしょう。いくら長年アソンでいても、ある程度自由にお店に出入りできるライターさんにはかないません。羨ましいです(でも、風俗ライターは他にもいますが、やはり松沢氏以外にはこれだけの文章は書けないでしょうね)。
 小生は面倒なのでソープにしか行きませんが、現代の性風俗産業を深く楽しく知りたい人の格好のテキストです。
 マイナス5点は2冊合わせても一晩で読了してしまう文字数の少なさと、目立たない背表紙です(たいへん失礼ながら、貴社刊の刷部数2500冊の本を2冊並べて平積みにする書店は、全国にどれだけあるでしょうか。棚差しにしたときに、背表紙のタイトルがもっと見易ければ、もっと早く探せたのにな)。
この本を100点満点で評価すると?●95点

デジタル時代の
出版メディア

湯浅俊彦・著
カバー写真

I.Tさん(♂)[2001.4.18]
 書店を経営しているのに、現状が分からず、ブックフェアでブースを巡ってもどれがどう位置づけられるのか判然としませんでした。
 この本は一気に読みました。目から鱗です。
これからも楽しみにしています。