石塚さん、書店営業にきました。

発行:ポット出版
石塚 昭生 著
定価:2,000円 + 税
ISBN978-4-7808-0113-2 C0000
四六判 / 240ページ /並製
[2008年02月刊行]
印刷・製本●シナノ
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【電子書籍】
●『石塚さん、書店営業に来ました。』は電子版(価格:1,100円+税)もあります。以下のサイトでご購入いただけます。

内容紹介

書店と出版社は、いつもすれ違い…。どうすればお互い気持ちよく仕事ができるのか?

書店営業がうまくいかない、営業のやり方が想像もつかない、という方々へ、元書店員・石塚さんが書店員の視点から「どうすればいいの?」を解決するヒントをお教えします。

大上段に構えた提言ではなく、書店と出版社が「本を売る」ために実践すべきことはなんなのか。書店営業の方のみならず、編集など出版業界の方、出版業界を目指している方にも読んでほしい1冊です。

目次

はじめに

01 営業に取りかかる前に
02 短時間で効率よく
03 事前に話を組み立てておく
04 お願いしてはいけない023
05 しましょうと言う
06 自社本の悪口を言わない
07 全てを肯定的に
08 沈黙の効用
09 営業の小技
10 個性的な営業は得か
11 空気を読んでも営業はできない
12 キホンのホ1
13 キホンのホ2
14 キホンのホ3
15 キホンのホ4
16 キホンのホ5
17 キホンのホを書いた理由
18 大書店の資料で営業しない
19 他社の人気本に寄りかからない
20 商品を詳しく知っておく
21 書店員に教えてもらう
22 店の特性をつかむ
23 棚在庫の営業
24 棚とは何か
25 常備の現実
26 既刊を積極的に薦める
27 じっくり売るのは時代遅れか
28 単品ではなく企画
29 メインの平台へどんとお願いします
30 書店員に届くFAX1
31 書店員に届くFAX2
32 書店員に届くFAX3
33 電話してもいいですよ
34 アポを取りませんか?
35 POPを配るのはやめろ
36 目録を見直そう
37 そうだ書店へ行こう
38 土嚢
39 金太郎飴書店は実在しない
40 幸せのお持ち帰り

おわりに

【コラム●書店業界あれこれ】
読者不在
書店人が仕事ができない理由1
書店人が仕事ができない理由2
書店人が仕事ができない理由3
人材が確保できない
なぜ残業するのか
「余裕」について
毎日1冊入ればそれで良い
本は大量に売れるものなのか?

担当から一言

橋田祐孝氏(日本経済新聞出版社)、小川宗也氏(小学館パブリッシング・サービス)、工藤秀之氏(トランスビュー)より、推薦文をいただきました。

橋田祐孝氏●日本経済新聞出版社
重要なのは「キホンのホ」!悩める版元営業マン必見です!見過ごしやすい書店営業のポイントを「書店人・石塚」の目で鋭く指摘。

小川宗也氏●小学館パブリッシング・サービス
「版元さんもしっかり営業して」という懇切丁寧なメッセージ。書店さんの現場の本音はこうだったのか、と耳に痛くてためになる書店営業指南、書籍化を待っていました。

工藤秀之氏●トランスビュー
元書店員・石塚さんの言葉に納得と新発見。営業部の新人だけでなく、オンリーワンの1冊をリレーする全ての人へ!

著者プロフィール

石塚 昭生(イシヅカ アキオ)

石塚昭生(いしづか・あきお)

1958年生まれ。出版・書店コンサルタント。有限会社スタジオ・ポットSD役員。
書店店長、資産用ダイヤモンド販売などの経験を生かし、
フリーランスで書店に関する提案・コーチング・研修に携わる。
スタジオ・ポットSDでは出版サイトの設計・リニューアルの他、
出版社団体「版元ドットコム」サイトの管理・運営なども手がけている。
また、個人サイトでは、書店営業のヒントや出版業界についての様々な提言を公開し、
自由参加の情報交換・討論の場として「INC総会」を毎月主催している。

IKIMONO net club●http://www.ikimono.org/
スタジオ・ポットSD●http://sd.pot.co.jp/

関連リンク

IKIMONO net club



スタジオ・ポットSD


この本への反応

  1. [...] 『石塚さん、書店営業にきました。』の著者、石塚昭生氏による「書店営業の基本」をはじめ、 スタジオ・ポットSDの日高崇氏による「出版社サイトがダメダメな理由」、 語研の高島利行氏による「データを見てると見えてくることもある」の3つのセミナーが公開されています。 [...]

  2. [...] ●2009.7.11(土) ◎携帯のけたたましい音で起きる。10:00フロム大田さん。寝坊。すいませんでした。着いたのは11:00 ◎さすがに一般公開日だけあって人が多い。『本の現場』や『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』もまだまだ動いていました。 ◎友人2人が来てくれたものの、ちょうど実行委員の仕事でバタバタしていて、挨拶しか出来ず。冷たいお茶を差し入れてくれました。感謝。 ◎産調出版のMさんが出版業界を目指す大学生を連れてくる。いろいろ話をしてほしいとの事だったので、5分ほど話した後、『石塚さん』や『どすこい』を読むといいよと自社宣伝。もらった名刺に大学の住所しか入ってなかったのが悔しい(笑) ◎沢辺さんから電話があり、「本の学校」で物販する事に。レジの事務局Iさんに頼んで500円20枚と1,000円20枚を持ってたお金と両替してもらう。『本の現場』と『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』を40ずつ持って会場へ。 ◎その場にあった紙にあわてて宣伝文句を書く。おつりが心もとないと思っていたら、領収書がない事に気が付く。慌てて那須さんに電話。コンビニで買ってきてもらう。間に合わなかった分は一緒に『本の学校・出版産業シンポジウム2008 記録集』を販売していた唯学書房さんにもらったりする。おつりの交換もしていただきました。ありがとうございました。 ◎『本の現場』22冊、『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』38冊。上々の売り上げでした。イベント関連書籍は状況によってはよく売れます。また、わりあい座っていられたので、だいぶ快復。 ◎3日目も何とか終了。このあとは沢辺さんの誘いで「本の学校」の打ち上げに混ぜてもらう。ふらふらと何人かの方と御挨拶。 ◎その後ふらふらして、飯田橋で偶然大学の後輩に会った。このまま家に帰ろうかどうか悩んだが、電車に乗って何往復かしたら(要するに寝た)、選択肢がポットしかなくなった。着いてすぐに寝た。 [...]

  3. [...] 東京堂書店さんでは、『どすこい出版流通』や『石塚さん、書店営業にきました。』など、出版関連の本を沢山売っていただいています。いつもありがとうございます。 [...]