2007-10-27
開戦を徹底批判したドヴィルパン元仏外相が見るイラク問題
『インターネット新聞・JANJAN』に【 開戦を徹底批判したドヴィルパン元仏外相が見るイラク問題】という記事を書きましたので転載します。
2003年、イラク戦争が米国の手によって始められようとした時、それに敢然と抗い、正論を吐き続けた人物がいる。当時、フランスの外相を務めていたドミニク=ドヴィルパン前首相だ。ドヴィルパン外相(当時)は開戦前日の3月19日、国連安全保障理事会で次のように演説した。
「我々は、武力行使を選び、早急で予防的な行動によって世界の複雑さを解決できると考える人々に対して、断固たる姿勢に基づく継続的な行動をもって反論する。というのも今日、我々の安全を確保するには、危機の多様化とともに危機には文化や宗教をも含めた多面性があることを考慮に入れなければならないからである。それゆえに国際関係においては、対話と他者の尊重なしに、また原則を求め、それを厳守することなしには、継続的なものを築くことはできない。模範を示すべき民主主義国家にとってはなおさらである。これを無視することは、無理解、急進化、暴力の連鎖を引き起こす危険性を伴う。これは亀裂と古くからの分裂に苦しむ中東地域に、より当てはまることである。そして中東地域の安定は、我々にとって重要な目標である」 続きを読む…
2007-10-25
仏大統領と離婚した前夫人が胸中を告白
2007-10-22
差別発言で有罪の仏下院議員が市長選挙へ出馬
『インターネット新聞・JANJAN』に【 差別発言で有罪の仏下院議員が市長選挙へ出馬】という記事を書きましたので転載します。 続きを読む…
「愛に生きた」フランソワ=ミッテラン元大統領
『インターネット新聞・JANJAN』に【 「愛に生きた」フランソワ=ミッテラン元大統領】という記事を書きましたので転載します。
フランソワ=ミッテラン元大統領が死んでから今年で11年になる。ミッテラン元大統領の人気は衰えず、毎月のように彼に関する書物が出版されている。新聞でも毎日のように彼の名前が記事に載る。第二次世界大戦後、フランスで唯一、左派から大統領に就任した人物だけあって、左派の間ではミッテラン氏を懐かしむ人が多い。
ミッテラン元大統領が生きていたら、ニコラ=サルコジ政権をどう評価するだろうか? ミッテラン政権下で3年間、首相を務めたミシェル=ロカール氏や10年以上、文化相を務め、死ぬ直前のディナーに招くほどに寵愛していたジャック=ラング下院議員、1981年から10年間、大統領補佐官を務めた側近中の側近のジャック=アタリ氏が権力の誘惑に負け、サルコジ政権に取り込まれている現状を見て、憤慨するにちがいない。 続きを読む…
性労働者に権利を!仏で盛り上がる運動
『インターネット新聞・JANJAN』に【 性労働者に権利を!仏で盛り上がる運動 】という記事を書きましたので転載します。
写真脚注:「性労働者はサルコジに抗う」と書かれたプラカードを掲げるパリ17区のカミーユ=カブラル区議。
2007-10-16
観光ガイドにないパリのおすすめスポット ゲイ・タウン、マレ地区歩き
2007-10-13
才能と情熱の人・黒川紀章さんが命をかけた最後の闘い
私にとってとても哀しい知らせでした。
世界的な建築家の黒川紀章さんの突然の訃報に驚かされました。黒川さんのファンだったので、正直、ショックです。心からご冥福をお祈りいたします。
『オーマイニュース』に「才能と情熱の人・黒川紀章さんが命をかけた最後の闘い」を記録したルポルタージュを以前、発表していたので転載いたします。
主題:密着ルポ!黒川紀章氏の珍道中
副題:自身は落選、「共生新党」も壊滅
【本文】
7月29日に投開票が行われた参院選で、東京選挙から出馬した世界的な建築家として知られる巨匠の黒川紀章「共生新党」党首はドクター中松氏の票を約2万も下回る7万0275票しかとれず、落選した。
一方、黒川氏の妻で女優の若尾文子氏(73)が名簿に名を連ね比例区に臨んだ「共生新党」は比例区に臨んだ全政党・政治団体の中で得票数最下位の14万6986票しかとれず、全候補者が落選した。
今春の都知事選に続き、大敗を喫した黒川紀章氏は一体、どのような選挙戦を闘ったのか。全国をお騒がせした珍道中に密着取材した。 続きを読む…