ポット出版

このエントリへの反応

1. 矢作潤子 1月 23rd, 2015 at 8:43 pm

   すずちゃんの無邪気さは天性のものですね。「おしっこはみ出た?知らないワン、ルンルン・・」と聞こえてきそうです。
   ストリップ紀行、とても面白かったです。三朝などと言うはるか田舎の温泉にも劇場があるなんて、日本は素敵な国だと嬉しくなりました。伊東の温泉には家族でよく行っていたのですが、路地裏で怪しい赤い電灯を見た記憶があります。そして、「黒白」の意味がやっとこの年で分かったのは大収穫でした。主人に聞いても分からないそうでしたので。（しらばっくれたかな？）楽屋の所帯じみた様子や踊り子さんの日常まで描かれ、人情、哀切が伝わりまして、皆さん、今は粋なお婆さんになられたかしら、と思いを馳せました。つげ義春が昔のガロの時代から好きでして、作品にも、温泉の哀しげなストリップ小屋と女性が出てきます。多くの写真として歴史と現実を拝見できて、とても楽しく興味深く読ませて頂きました。どうもありがとうございました。