2005-10-25

【Mouvement Pour le JAPON】豪華絢爛、虹の祭典に圧倒された

昨日、ゲイ・カルチャー誌『クィア・ジャパン・リターンズ Vol.1』(ポット出版)に寄稿した拙稿のゲラ直しを、ポット社員・大庭雄策さん宛にメールで送りました。発売は11月中頃だとか。大庭さんとは出身高校が同じで、大庭さんがわしの先輩にあたります。

さて、ブログで予告した通り金・土・日・月と四日間、パリ市内で開催された虹の祭典『Rainbow Attitude』に毎日通い詰めました。重いカメラをずっと構えていたため、小指がかなり痛みます。

パリのゲイパレードも圧倒でしたが、今回のイベントもすごい。東京ドーム級の大きさの会場で、企業・LGBT団体がテナントを出しました。

でっかいステージで行われる各種ショーも豪華絢爛。中でも、世界中のアーティスト・デザイナー・ファッションモデルを集めて催された「パリコレ・ゲイ&レズビアン版」や「Fashion School」「トランスによるファッション・ショー」は大人気で、雑誌・新聞・テレビ局のカメラが囲み、著名な服飾評論家も顔を見せていました。わしもその一団に混じっていたわけですけど。

「パリコレ・ゲイ&レズビアン版」はパリコレと同じように艶やかな服を着た男女が続々と登場していきます。ファインダー越しに見るモデルと服の美しさにふるえる思いでしたけど、「こんなん、いったい、誰が着るんじゃ!?」と思わず突っ込みを入れたくなるような『常識を越え』た衣服ばかりでした。

10代後半・20代前半のモデルさんたちは、見ていると忘我の境地に達してしまうほど、美しかったですね。ショーが終わったあとに控え室にいったんですけど、ステージ上のシュールな雰囲気とは違って、「あどけなさ」が漂っています。みんなでおしゃべりにふけり、じゃれあっている。あぁ、やっぱ10代なんだなぁー……そう思いました。

気づいたら、写真を800枚以上も撮っていました。無駄に撮ったわけではないのです。フィルム節約のために普段より撮る枚数を2分の1にしました。催しが多すぎるため、四日間も入り浸るとこの量になってしまうのです。かぁ〜、現像代がばかにならないナ。