2007-04-06

【アニメ】ルネッサンス

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クリスチャン=ヴォルクマン(Christian Volckman)氏が監督として初めてつくったフランス・イギリス・ルクセンブルグ合作の長編アニメ『ルネッサンス』(Renaissance)が日本で今夏、上映される。帰国直前だった昨春にパリの映画館で私は同作品を観た。2054年のパリが舞台。ストーリーは次の通り。

【若く美しい女・イローナ(ロモーラ・ガライ)が突如誘拐された。身代金などは要求されず、彼女だけが消えた。誘拐事件のスペシャリストである刑事・カラス(ダニエル・クレイグ/パトリック・フロエルシェイム)が事件を担当。地下組織と通じているイローナの妹・ビスレーン(キャサリン・マコーマック)と出会い、イローナと有名な科学者として名を馳せていた医者・ミューラとの関係を突き止め、真実に近づいていく。しかしカラス自身が警察から疑われ始め、犯人からも追われることになってしまう。カラスはひとり、この事件に隠された謎に挑んでいく。】
(http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/18226/)

映画の内容を十分に理解できなかった私だが、映像美には圧倒された。ライブ・アクションが3Dアニメ化され、さらにハイ・コントラストのモノクロ映像に変換されており、「グラフィック・ノベル・コミックが動いているような斬新な映像がみどころとなっている」(http://blog.so-net.ne.jp/hyper_ball/2006-11-15-2)。

ヴォルクマン監督は今後も名作を創っていくだろう。今から楽しみだ。