2005-06-13

目に飛び込んでくるひとつひとつのもの

●本日のお仕事
○仕事内容の反省、ブログ更新
○アンケート送付の為、宛名書き
○人間学アカデミーパンフレット原稿、つけあわせ
○人間学アカデミーパンフレット原稿、校正
○人間学アカデミーパンフレット原稿、事実確認
○昨年度人間学アカデミーパンフレット、残数把握
○レインボーブックフェアの書籍案をまとめる
○ゴミ捨て等雑務

人間学アカデミーのパンフレットを今日印刷所へ入稿する、ということで朝からはりきってパンフレットとにらめっこしていた。僕の役目は、印刷所に出せる状態にする為に今年度のパンフレットの内容に不備がないか確認することである。いつも思うのだが、ポットのチラシや本というのはセンスがある。特に文字が多い出版物の字体や字の配置など、とてもシンプルで(それでも、ちゃんとすぐにそれと判るポットらしい特徴を持っていて)惚れ惚れしてしまう。パンフレットの中の講師プロフィールや著書の部分は以前に僕が調べていたものだったのでよくわかったのだが、ひとつパンフレットを刷り上げるだけでもデザインから校正までとてつもない時間のかかるものなのだな、と思った。今日だって、講師の方にあらかじめ確認をとった内容とつけあわせをして、誤字脱字を一字一句拾っていて、著書のデータなどを大元から確認していって……ということをやっていたらあっという間に三・四時間たってしまった。最近、そういうことをよく想う。電車の中や街中にすまして何の気なしに座っている広告もいきなりパッと現れるわけではなく、僕と同じような人間が丁寧にアイディアを温めて時間を費やして作っているのだ。当たり前のことなのに、僕は高速で変化していくこの東京でそういうもののひとつひとつを意識して見たことがなかったことに気づいた。

今日は日高さんが信州でおそばを買ってきてくれたのでみんなで食べた。キッチンでどんどんゆで上がるそばを見ながら、まるで大家族だ、と思った。会議室でそばと天ぷらを囲んで食べる昼食はとても満ち足りていてとっても満腹だった。