2006-10-24

『ゲイ@パリ』第6章・第7章 フランスの政治家と同性愛

『ゲイ@パリ』(長崎出版)の第6章・第7章は次のような内容です。

第6章 フランスの政治家と同性愛
1 ミッテランの秘蔵っ子
2 ジャック=ラング元文化相はアイドル政治家
3 同性カップルの結婚を公然と支持した最初の政治家
4 『差別的な発言の取締りに関する法律』とジョスパン元首相の敵意
5 シラク大統領がゲイ雑誌『Tetu』に登場
6 シラク氏曰く、「私はパクスの象徴的な貢献を認識しています」
7 フランスでもっともセクシーな女性政治家
8 同性婚賛成に転向した次期大統領候補・ロワイヤルさん

第7章 フランスとHIV・エイズ
1 フランスのHIV新規感染者は七〇〇〇人
2 フランス最大のHIV啓蒙・市民団体『AIDES』とは何か
3 フェラチオでHIVに感染するか
4 HIVと闘う政治家
5 ロメロさんの勇気ある行動

 第6章ではフランス社会党で超ゲイ・フレンドリーな人気政治家・ジャック=ラング氏、ジャック=シラク大統領、次期大統領とも目される社会党のセゴレーヌ=ロワイヤルさんについて書いた。シラク大統領は2002年の大統領選挙で、ゲイ雑誌『Tetu』のインタビューに応じた。そこで、発言したこと・氏の同性愛感について触れた。
 第7章ではフランスのHIV/AIDS事情と、啓蒙に取り組む個人・団体を取り上げた。フランスは「エイズ危機」と呼んでもいいような深刻な状況にある。