2005-09-09

ママと娼婦

一昨日、本年のカンヌで受賞した「Broken Flowers」を見た。前評判通りの良作だった。批評はいずれ書くかもしれない。昨日は『Last Sign』の舞台挨拶に行った。主演女優が来る、というふれ込みだったのに来たのはプロデューサーのみ。作品自体もDV的男を失った妻がその霊におびえるという内容で、愚作に近いように思えた。

1970年代を代表する名作映画『ママと娼婦』を見ようと思っているのだが、ネットで検索する限り、DVD化されておらず、VHSも絶版とのこと。日本ではDVD化されているというのに。

フランソワ・オゾンというゲイ・テーストのつよい映画監督の作品を私は好んでみている。映画好きのフランス人から、オゾンもいいけれど深い愛を描いた古典映画を見るのもいいよ……といわれた。そのとき、すすめられたのが『ママと娼婦』だ。

Fracois Truffautもまたすすめられた。彼の作品はDVD化されているので手に入れやすい。