2006-03-10

ルワンダ大虐殺を描いた『Shooting dogs』を見る

ルワンダ大虐殺を描いた独・英映画『Shooting dogs』を3月8日、パリの映画館で鑑賞した。『ホテル・ルワンダ』を見たのが昨年四月初旬だからおおよそ一年ぶりのルワンダものだ。ルワンダにある白人神父が営むキリスト教学校が舞台になっている。国連軍がもとより駐屯しており、虐殺が始まるとツチ族がいっせいに逃げてくる。同じ題材を扱った『ホテル・ルワンダ』よりも虐殺のシーンや、虐殺をお祭りのようなテンションで行うフツ族の姿が丁寧に描かれている。日本での公開はあるかしらん。

ところで、松沢呉一氏・主宰のメルマガ『マッツ・ザ・ワールド』の配信が3月8日から始まった。3月1日6:34amに申し込んでいたのになかなか配信されないので訝しく思い照会したところ、松沢さんの手違いで1日に申し込んだ人3名が送信リストから洩れていたそうだ。一週間分をどかっといただいたのだが、とてもでないが一日で読み切れる量ではない。ざっと興味のあるところを拾い読みしたのだが、さまざまなコーナーがあり、読み応えがある。売買春をめぐって読者と公序良俗派が討論するコーナーは討論好きにはたまらないだろう。

松沢さんの原稿の量には圧倒させられる。最近、筆が進まず悩んでいるわしは、氏のパワーを分けてもらいたいと思う今日この頃だ。