2013-08-27

いただいた本●たたかえ!ブス魂

書名●たたかえ!ブス魂
副書名●コンプレックスとかエロとか三十路とか
著者●ペヤンヌマキ
定価●1,280円+税
KKベストセラーズ
2013年9月5日発行
ISBN978-4-584-13519-8 C0095
四六判/192ページ/並製

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紹介

AV監督であり、劇団「ブス会*」を主宰するペヤンヌマキ(37歳、独身)が、エロの現場で働く自らの経験をもとにコンプレックス活用法を探る、半自伝的エッセイ。生きづらい女の道をいかにポジティブに乗り切るか試行錯誤を重ねる著者の生き様に、勇気をもらえる一冊。

目次

【1章 エロの仕事をして、自分の中のブスが救われた】
・バイブを忘れて泣いてるところを撮影され、人生終わったと思った
・エロの世界にはどうしても私を惹きつける何かがあった
・なんでAVに出るの?
・エロの世界に入ったもう一つの理由
・女を品定めする立場になって
・彼氏が風俗に行くのは、自分に魅力がないから?
・エロに救われるブス
・存在感のなさが強みになった
・ナンパされないのはブスだから?
・AV女優に憧れて
・女として品定めされる世界で仕事をするということ

【2章 エロの現場で出会った女たち】
・サービス精神旺盛な職業AV女優
・潮吹きの特訓をするAV女優のアスリート魂
・恐るべし還暦熟女
・ヤリマンと処女
・エロの世界でも能ある鷹は爪を隠す
・コンプレックスを強みに変えた女は強い
<コラム>自信満々の男の謎

【3章 親と思春期とブス】
・誰からも注目されないというコンプレックス
・ネガティブパワーで生きている母親
・“ブス”という言葉が怖かった思春期
・ブスとスクールカースト~女子が怖かった思春期~
・ブスと男子~男がわからなかった思春期~
・体育会系と文化系というカースト
・ブスと上京 
<コラム>「俺の○○○にそっくり」と言われて

【4章 ブスは救われたけど、男が遠のいた~三十路への道~】
・AVの仕事をして初めてやりたいことが見つかった
・テーマは“女”
・ブスは救われたけど、男が遠のいた
・女AV監督と聞いてドン引きする男、変な興味を持つ男
・男の好みが変わった事件
・私の心のデスノート通称“ブスノート”に刻印された男たち
・「ブス会*」を立ち上げました
<コラム>女AV監督は男に相談されやすいけれど…

【5章 生きづらい女の道をポジティブに乗り切れ!】
・同窓会で待ち受けていた女友達の幸せ自慢攻撃
・コンプレックスやっと卒業できたと思ったら、次に待ち受けていた三十路の焦り
・他人の幸せブログ、フェイスブックをチェックするのはリストカット行為
・自虐という名のドラッグ
・主婦の世界を覗いてみたら……
・嫌なことがあってもネタにすると救われる
・女同士って……

著者紹介

ペヤンヌマキ:1976年生まれ。長崎県出身。AV監督/劇団「ブス会*」主宰。脚本・演出家。早稲田大学在学中、三浦大輔主宰の劇団「ポツドール」の旗揚げに参加。卒業後はAV制作会社に勤務した後、2004年に独立。フリーのAV監督として活動する傍ら、劇団「ポツドール」番外公演 ’女’シリーズ脚本・演出を担当。2010年、演劇ユニット「ブス会*」を立ち上げ、以降、全ての脚本・演出を担当。その他、NHK「祝女シーズン3」に脚本で参加するなど、幅広く活動している。現在、週刊SPA! にてコラム「ぺヤンヌマキの悶々うぉっちんぐ」隔週連載中。「ブス会*」ホームページ:http://busukai.com