2012-03-09

エフメゾ、学生無料キャンペーン!

fmfEVA___7.jpg春休みのキャンペーンとして、学生ゲイでまだエフメゾ未体験の方を、毎週二人、無料でご招待する企画をはじめます!

ゲイバーゆえセクシュアリティはゲイにかぎりますが、二丁目にまだ行ったことがない新人から、大人のゲイバーに憧れる中堅?まで、エフメゾを存分に体験してもらおうと思います。飲み物は焼酎などにかぎりますが、名物のカレーもふくめ一晩無料で楽しんでいただきます。もちろん、タイプのお客様がいたらガンガンくっつけます!w

条件は学生ゲイであること(当日、学生証提示)と、エフメゾの感想を後日ツイッターでつぶやいてもらうことです。お申し込みは@ヤフーの前に gaybarfushimiを置いたアドレスに簡単な自己紹介を記してメールをください。一人参加でも、友だち同士での二人組参加もOK! 初心者には先輩の学生バイトほかが懇切丁寧な接客をいたします(どんなw)。4月いっぱいまで継続するキャンペーンですので、ご都合のよい水曜日をご予約ください。

春休みのウェンズデーナイトをエフメゾで!

2012-03-06

3/7(水)は通常営業

3/7(水)のエフメゾは通常営業で、17:00−04:00です。

食事はエフメゾ名物「男ができるカレー!」を用意しております。

学生さんにはママの気まぐれでサービスもありますので、属性を自己申告してください。w

2012-02-29

雪でも営業!

2/29(水)のエフメゾは雪でも営業しています!

19時以降、シチューライスを無料配給しますので、おなか空かせてご来店くださーい。

店は17時から04時まで営業している予定です。

道ですべってころばないように、足下に気をつけてお越し下さい。スタッフ一同、お待ちしております!

2012-02-20

2/22(水)のエフメゾはエスムラルダ降臨!

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2012-02-09

雨宮まみさんを迎えてトークライブ!

978_4_7808_0172_9.jpg2/15(水)のエフメゾは、深夜1時くらいから小一時間、トークライブを行います。

ゲストは雨宮まみさん。雨宮さんは昨年、ポット出版から『女子をこじらせて』という自伝?エッセイ集?を出版し、現在、注目のライターさんです。

本の帯にあるコピーを紹介すると、「「女子」という生きづらさに真っ向から向き合う半生記! ブログ「弟よ!」で人気の雨宮まみが全国のこじらせ系女子に捧ぐ! 非モテからなぜか「職業・AVライター」になった…その曲がりくねった女子人生を描く怒濤の13万字!!」

エフメゾでも「こじらせ」問題は、男女オカマ問わず、よく話題にのぼる話。書評の仕事で雨宮さんのご著書を拝読した伏見は、「彼女を招きたい!!」とすぐにオファーしてみました。すると、なんとこんな場末のゲイバーに来てお話ししてくださるという返事が。というわけで、久しぶりにエフメゾ営業中にライブをはさむことにしました。

一応、ユーストなどでの中継もする予定ですが、ぜひとも、当日エフメゾにナマ雨宮さんを見に来てください。

ちなみに、伏見が『女子をこじらせて』について書いた書評も近日、日本性協会のサイトにアップされる予定!

● 雨宮まみ/おもにエロ・AVのフィールドで活躍する「今もっとも“イタ刺さる”」女子ライター。 ハヤリのキーワードに収まりきらない女子や男子のもやもやを、自身の思いを交えながら明快に切る語り口にファンが多い。 共著書に『エロの敵』(翔泳社)、『リビドー・ガールズ』(パルコ出版)。『AV FREAK』『SMネット』などで連載。ブログ『弟よ!』を精力的に更新中。

2012-02-07

2/8(水)のエフメゾ

17時から04時くらいまで店を開けております。伏見ママの体調いかんでは早じまいもありますので、深夜遅くに来られるときには事前連絡をいただいたほうが確実です。

寒中サービスで、2/8は夕食の無料配給があります。メニューはシチューライスの予定。15食くらいで終了してしまうので、なるべく早めにお越し下さい。

初心者、学生さんも大歓迎! ゲイ以外のマイノリティ、女子も入店OKですが、「ブス!」とか「粗末チン!」とか罵倒されても笑えるノリの方のみ。そういう低めのコミュニケーションを交わす場だとご理解の上、お越し下さい。スタッフ一同お待ちしております!

エフメゾ関連のエッセイ

エフメゾ関連のエッセイをまとめたエントリを間違って消してしまったので、改めてアップします。エフメゾに行ってみたい!と思ってくださっている方はぜひ、参考に読んでみてください。こんなことを考えながら、ママ業をやっている伏見です! 続きを読む…

書評『女嫌い』


● 上野千鶴子『女嫌い』(紀伊国屋書店)

 「デブ専のゲイ」の友人がいる。デブ専というのは、太った男性を好む嗜好を差す。その友人は美形でスタイルもいいのだが、「そんな自分がどうして肉のついたデブが好きなのか!」と、欲望の逆説に憤慨している(笑)。

 そういう背理は珍しくない。一般的な男性の欲望もまた矛盾を含んでいるからである。ミソジニー=女ぎらいこそが異性愛そのものの基盤であり、異性愛の男性は女ぎらいでありながら女性を性愛の対象としている。そして、女ぎらいによって成り立っているのが男たちの連帯であり、それを維持するためにもホモフォビア(同性愛嫌悪)が、強迫的に同性愛疑惑を点検させる。というのが、フェミニズム界隈で共通了解になりつつある性差別の図式だ。

 上野千鶴子氏の新刊『女ぎらい』は、そうしたホモソーシャルの理論を援用して、「皇室」から「婚活」「負け犬」「DV」「モテ」「少年愛」「自傷」「援交」「東電OL」「秋葉原事件」……まで、快刀乱麻を断って分析してみせる。読み応えはあるが、こうした理路に違和感を感じずにシンクロするには、上野氏やフェミニズムの世界像とリアリティを共有していなければならない。 続きを読む…

書評『うさぎとマツコの往復書簡』


● 中村うさぎ/マツコ・デラックス『うさぎとマツコの往復書簡』(毎日新聞社)
● マツコ・デラックス『世迷い言』(双葉社)

 世間は空前の「オネエブーム」。昨年は女装コラムニストのマツコ・デラックスなどがブレークした。それにしても、どうして「オネエ」はこんなに求められるのだろうか。

 日本には歌舞伎の女形という伝統芸能があったが、現在のような女装や女性的な態度物腰を商品性にするタレントの走りは、戦後にスターダムにのし上がった美輪明宏に遡る。以降、中性的な魅力で人気を博したピーター、「ホモ」を堂々と公言するおすぎとピーコ、オネエ言葉で再ブレイクした美川憲一などが大活躍。そして、二千年代に入ってからのテレビ界は、料理家でオネエとか、美容家でオネエとか……各分野に一人はオネエのタレント枠が設けられているかのような活況である。

 視聴者や読者の側はそれをどのように受け止めたのか。初期の頃は美輪にしても「シスターボーイ」と半ば揶揄されているし、ゲイバーのママなどがテレビ出演する際のあつかわれ方も、間違いなく「キワモノ」だった。それが九十年代以降は「文化人」として認知されるようにもなり、美輪に至っては近年、その「霊能力」によって宗教的な尊敬まで得た。そうしたオネエ系タレントのメディア露出に対して、保守的な勢力からの批判があまりなかったのは、日本の社会やジェンダーを考える上で興味深い。 続きを読む…

書評『アンアンのセックスできれいになれた?』


● 北原みのり『アンアンのセックスできれいになれた?』(朝日新聞出版社)

 本書は「アンアン」という隆盛を誇った女性誌の創刊から今日までをたんねんにたどることによって、女性の意識、とりわけセックスについて分析を試みた評論である。著者の北原みのりは「アンアン」が創刊された1970年に生まれ、青春期に同誌のセックス特集に大きく影響を受けたフェミニスト。

 彼女によると、初期の「アンアン」は、きわめて前衛的で、女性解放への志向も色濃く、レズビアンさえも肯定的に扱われていた。80年代に入っても、政治色こそ後退するが、女性の欲望に肯定的で、性的にもより解放されていく。この頃に、北原は「アンアン」と出会うわけだが、彼女を開眼させたのが、有名なセックス特集「セックスで、きれいになる。」(89年)。北原に言わせると、これが新しかったのは、「欲望を丸出しにしているのに、きれい。そして全然男に媚びてない。……すべてが『女目線』だった…」 続きを読む…

書評『発達障害の子どもを理解する』


● 小西行郎『発達障害の子どもを理解する』(集英社新書)

 ここ数年やたらと「アスペルガー」とか「発達障害」という言葉を見聞きするようになった。メディアばかりでなく、日常会話のなかでも、「あの人、絶対アスペルガーなんだよ」とか「自分、子供の頃を振り返ってみると、アスペじゃないかと思うんです」といったふうに気軽に語られる。それは揶揄や差別的なニュアンスばかりでなく、他人や自身の不可解な行動の原因が解明されたかのような安心を伴っている場合もある。

 本書『発達障害の子どもを理解する』は、急増しているといわれているアスペルガー症候群や自閉症の背景にある社会の側の変化に注視しつつ、現場から障害の概要を説明してくれる良書である。良書であることの理由は、それを語っている医学や医療者の限界についても謙虚に言及しているゆえだ。

 著者の分類によると、発達障害というのは包括概念で、そのなかに自閉症やアスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害などが含まれる。自閉症には「言語の遅れ」「対人関係の質的な障害」「独特の物や場所、行為へのこだわり」の三つの能力障害がある。それに対してアスペルガー症候群は「知的発達の遅れを伴わず、かつ自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わない症状群」だという。 続きを読む…

書評『友だち幻想』


● 菅野仁『友だち幻想』(ちくまプライマリー新書)

 知人の若い女性が愚痴っていた。「友情って難しい! 恋愛だったらパターンが決まっていて、それに則してやっていけばなんとかなるのに、こと友だち関係となると、相手との距離感がなかなかつかめない」

 たしかに、恋愛というのは、どんなに当事者には困難に感じられても、よくよく観察してみると、いくつかの類型に分けられるゲームになっている。それに比べると友情は、これといった目的も、快楽も持たないままに、日常的に交わされるコミュニケーション。そして駆け引きでもある。もしかしたら、こちらのほうが、恋愛などよりよほど難易度の高い関係性かもしれない。

 菅野仁『友だち幻想』は、他人とつながることが「自然」ではなくなった時代の友情論である。著者は「一人でも生きていける社会だからこそ〈つながり〉が難しい」と問題提起をする。他者なしでも生きていけそうなのに、誰かを必要としている点において、私たちの分裂がある。人間には、社会的な利害などとは別に、他者によって「承認」されることや、交流そのものから喜びを汲み上げることが、不可欠な精神活動なのだ。 続きを読む…

書評『〈麻薬のすべて〉』

● 船山信次『〈麻薬〉のすべて』(講談社現代新書)

 東日本大震災の直後に読むと、本書『〈麻薬〉のすべて』のあとがきは、まるで予言ような示唆に富んでいる。「対応を誤ってしまったら麻薬や原子力は間違いなく人類を滅ぼす可能性を秘めている。今、人類にはヤク(薬)とカク(核)との付き合い方が真剣に問われているといってもよい」

 たしかに核に関しては、私たちは福島原発の事故を目の当たりにし、今後、その利用について再検討がなされることは間違いないだろう。一方、本書のテーマであるところの〈麻薬〉は、いまだ検討すべき課題として国民的な関心を集めているとはいいがたい。芸能人のスキャンダルとして話題になることはあっても、多くの国民にとって薬物使用の問題はまだ自分とは遠い世界のお話のように感じられているのではないか。 続きを読む…

2012-01-01

謹賀新年

昨年中は大変お世話になりました。2011年は社会的にも、個人的にも最悪の一年でしたが、そんな厄さえどうにか乗り越えられたのだから、12年はきっといい年になるように思っております。みんなで協力し合いながら、一日一日を乗り切っていきましょう。

エフメゾは1/4(水)から営業しております。特別営業で17:00−スタートですので、お買い物の帰りにでもお立ち寄りください。新年のご挨拶ができることを楽しみにしております。おせちにあきた皆様に、ママ手作りのカレーをご用意しています。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2011-12-27

2011年、最後のエフメゾ

1787.jpg12/28(水)は今年最後のエフメゾです! 「激動」の2011年を生き残ったことをみんなで祝福し合いましょう。お休みで東京に旅行でいらしている方も、ふだんは平日で来づらかった方も、ぜひ遊びにお越し下さい。スタッフ一同お待ち申し上げております。通常通り19:00−04:00の営業ですが、ママの体調いかによっては若干早く閉めることもあります。食事にエフメゾ名物「男ができるカレー」をご用意しております!

12/21号の雑誌 anan(マガジンハウス)で、「懺悔のタレコミはゲイバーで♪ 業のエキスパートたちが語る!」という鼎談を吉田豪さん、峰なゆかさんとやっております。エフメゾでの収録で、ゲイバーでの会話などについて語っています。←すでに店頭にはないと思いますが

もう一つ、WEBマガジン VOBOでインタビューに応えています。こちらもエフメゾの開店前に受けたもので、米をといだりおでんを炊いたりしながら喋っていたにもかかわらず、3万字に及ぶ記事となっていて、ライターさんの力量にビックリ。久しぶりに硬い内容で、ゲイバーのママ的にはどうかとは思うのだけど(笑)、伏見のこういうコンテンツはネット上になかったなと気づき、力を入れたので、直しや校正に数日もかかってしまいました。ジェンダー/セクシュアリティ関係がテーマだけにマニアにしか関心を呼ばないと思いますが、気が向いたら読んでください。
WEBマガジン VOBO

2011-12-16

エフメゾは水曜日だけのゲイバーです。

メゾフォルテの休店日(水曜)を、伏見憲明が借りて営業しているのがエフメゾです。ゲイバーなのでゲイ中心主義ですが(笑)、ゲイ以外の性的少数者にも、異性愛者にも開かれたバーでもあります。ただし、「ブス!」とか「淫乱!」とかママに罵倒?されても、そういうゲイバーのノリを楽しめる方のみ入店をお願いしております。実際の客層は、ゲイが半分、あとの半分を女性やノンケ男子などが占めている感じです。

営業時間は19:00−04:00。ママの体調いかんでは早く店じまいすることもあります。ドリンクの他に、おでんや、ママが朝からぐつぐつ煮込んでいる名物「男ができるカレー」が用意されていて、食べると幸せになれます(たぶん、笑)。

エフメゾは水曜限定ですが、バー内部活?というのがあって、「読書部」ほかの活動で週末などにお客様が集まる機会があります。ときにはみんなで合宿をしたり、出かけたりもします。読書部は担当者が指定した本をみんなで読んできて、あーだこーだ話し合う場です。あと、モンハン部や煩悶部?などがあります。

● エフメゾから無料メルマガを発行しています。購読希望の方は、@yahoo.co.jpの前に、gaybarfushimiをつけたアドレスに、配信希望のアドレス、若干の自己紹介を記してメールをください。

● 伏見ママがエフメゾについて書いたエッセイは→こちら

年末年始の水曜日も休みなく営業しますので、どうぞ遊びにお越し下さい。お独りで来られる方も歓迎ですよ。

お目にかかれるのをスタッフ一同楽しみにしております!

住所:新宿区新宿2−14−16 タラクビル2F メゾフォルテ
*電話での場所のお問い合わせには応えるのが難しいので、ネット検索などで調べてお越しいただければと思います!

2011-11-08

11/9(水)のエフメゾは通常営業です

br_058.jpg19:00−04:00まで営業します。ママの体調いかんでは早じまいすることもありますが、遅くこられる方はお店に問い合わせてみてください。

食事はママ手作りのカレーをご用意しております。

11/23(水、祭日)はエフメゾの開店前に、ノンケの男女向けの合コンを開催します。伏見ママが司会で、ゲイらの応援団が見守るなか、二丁目が縁で出会った男女のカップル(べつに恋人とはかぎらないけどw)をガンガン誕生させます!

参加資格はエフメゾのお客様とそのお友達ですので、参加したい方は、その前に(11/9、16のエフメゾ)に一度遊びにお越し下さい。イベントの要項などは無料メルマガ「エフメゾ!」に記してありますので、そちらもお申し込みください。→@yahoo.co.jp の前に gaybarfushimi を置いたアドレスに簡単な自己紹介とお名前を記してメールを打ってください。

2011-10-10

無料メルマガ「エフメゾ!」デモ版

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メルマガ「エフメゾ!」 創刊号 vol.1

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発行人/伏見憲明    購読料/無料
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みなさん、こんにちは! ゲイバー、エフメゾの伏見ママでございます。これから(目標は)週1、火曜日にメルマガを発行していくことになりました。簡易なものですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

創刊号はお申し込みいただかなくても、こちらから勝手にお送りつけている人もいるので(失礼!)、もしご迷惑であれば、空メールでも返信いただければ、次号からは配信いたしません。お手数ですが、よろしくお願い申し上げます。

さて、どうして稿料も発生しないのにこのようなものを制作することになったかというと、端的に、エフメゾが落ち目だからです(あぁ)。以前から先輩ママたちに、「どの店もお客さんとの蜜月の期間があるんだけど、それをすぎるとねえ…」とか、「最初の盛り上がりは数年で必ず終わるから、いい気になりなさんな」と言われていたのですが、エフメゾにもついにそのときが! まあ、いままでが水曜日にも関わらず繁盛していたということでもあるのですが、昨年比で半分くらいに売り上げが落ち込んでいるのは、いくらなんでも…。

というわけで、このまま座して死を待つよりは、新しい試みに打って出よう!というのがこのメルマガ「エフメゾ!」です。毎週火曜日にみなさまのお手元に届けて、「そういえば明日はエフメゾの日だわ、行ってみようかしら」となるように、あの手この手で誘惑していこうと考えております。みなさまのほうからも、エフメゾやこのメルマガへの要望、感想、質問など、気軽にいただいて、リアルとは別の交流の場になればと思います。

今回は、実は、重大な発表があります! なんと、エフメゾが週末の二丁目に、実験的に進出することになりました。こちらはメンズオンリーですが(女子その他のみなさん、ごめんなさい)、9/24(土曜日)に新宿三丁目にあるアイランドさんの4Fの部屋を借りて、ちょっとエロなサタデーナイトを演出してみたいと思います。店長にツカーサを任命し(←そうとう頼りない)、エフメゾ精鋭の褌男たち(誰よ)でご接待したいと思います。その店名も、

「褌兄弟!」

詳細は後日また発表いたしますが、どうぞ男子の方々は連休の中日、予定を空けておいて下さい。ちなみに、明日(8/31)のエフメゾのでは、「褌兄弟!」のパブ用のポスター撮りなどいたしますので、ご観覧ください。

その「褌兄弟!」の店長でもあるツカーサと、たぶん、当日も店内にいるはずのデヴィくんの自己紹介も兼ねたエッセイを今号はお届けします。つたない文章ですが、どうぞ読んでやってください。

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チーママ、ツカーサのコラム 「一本、三千円!?」 第1回

エフメゾでチーママとしてカウンターに立っている、ツカーサと申します。おなじみの人は、メルマガでもこうして読んでいただいてありがとうございます。ツカーサって誰よ、という人は初めまして!

簡単に自己紹介をいたしますと、会社員を生業としつつ、暇さえあれば発展場へいく淫乱ゲイです。オカマ的なプロフィールでいえば、168cm×70kg×26歳。週に4回ほどゴールドジムで、セックスに必要な筋肉をつけています。セックスは週4回しないと禁断症状がでます。以前、禁セックスを試してみたところ、二日目から手がプルプルと震えてきました……。ドネコなので、「掘りたい」という愛のない言葉が大好きです。

さて、この「一本、三千円」というタイトルですが、僕のセックス狂いな人生にはどうしたわけか二~三千円がつきまとってきました。それにちなんだ、しょっぱい上に生臭い話を毎週お届けします! このエッセイを通して、エフメゾと僕ことツカーサに少しでも興味をもっていただければ嬉しいです。もちろん、お店までお酒を飲みに来てもらえると……、濡れちゃう!

一回目だというのもあって、僕の初体験の話をしましょうか。19の頃にインターネットで二丁目の存在を知って、当時住んでいた王子からボロ自転車をギコギコと走らせました。

まだあの街にオープンカフェなどがない七年前のことでした。日がでているはずなのに薄暗くて、時折歩いている人も目がうつろで妖気を放っているように見えました。それでも、出会いに期待しつつ歩いていると、まだ木で鬱蒼と覆われていた頃の新宿公園のあたりで、声をかけられました。振り向けば、のっぺりとした顔の小柄なおじさんがいて、その風貌からゴジラ・シリーズにでてくる怪獣ミニラを彷彿とさせます。エロスをそそられるタイプとは違っていたものの、とりあえず話にのってみました。その流れで、二丁目にきたのは初めてで、男とセックスをしたことがないと言えば、
「じゃあ、いいことしない?」
と誘われてしまいました。

連れて行かれたのは近場にある公園の便所。個室に入るなり、おじさんんはチンコをぺろんと出しました。すでに大きくなっていたのに、それもミニラでした。彼は、
「初めてじゃ、抵抗あるかもしれないよね」
とゴムをかぶせ、しゃぶって欲しいと懇願するのです。
ちょっと不安だったものの、初めての経験に興奮していたので、口をすぼめてジュポジュポとノンケAVで女優がするように頭を前後に動かしました。

するとなんてことでしょう。

怪獣ミニラはまたたくまに光線を吐いてしまいました。残念ながら、リング状ではなかったです。
「・・・・・・早くて、ごめんね」
謝られてしまったものの、こういうときどんな顔をすればいいかわかりませんでした。とにかく、萎えてきたものがこぼれないよう首を横に振りながら、ンフッフと答えました。笑えばよかったのでしょうか。

最後におじさんはズボンのポケットに手を入れ、くしゃくしゃになった千円札を三枚を取り出すと僕に渡し、ありがとうと言って颯爽と出ていってしまいました。それ以来、ヤリ捨てられる女を歌った曲に共感するようになりました。

来週からも、こういう話をお送りします。こんなネタしかない青春です…。(つづく)

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バイト、デヴィのコラム 「ママは湯婆婆?」  第1回

こんにちは、はじめまして、新人店子にして既にイレギュラーメンバー・デヴィです。私は(2011年現在)大学4年生の22歳。165cm60kgの髭専です。お髭の似合う人が大好きです。どうぞよろしくお願いします。

私のこの名前、ぱっと聞くと「……夫人?」と思われる事でしょう。ちょっと「デヴィ」の由来をご紹介。

私がエフメゾへ面接を受けに来た日。
「いらっしゃーい、どうぞ」
伏見憲明氏はカウンターの向こうに居て、美人な編集者さんと打ち合わせしていた。さすが小説家ママ。

「私、日本とインドネシアのハーフなんです」
自己紹介の中、私がハーフだと告げると大体「だとおもった!」とか「言われてみればー!」とか言われてきた私。ママもきっとそんな反応のはず。
「へぇ、インドネシアとのハーフなの。じゃあ、デヴィね。」
「へ……?」
「インドネシアって言えば、デヴィ夫人でしょ。これからあなたの名前はデヴィよ!」

冗談だと思って、笑ってしまった。一旦落ち着いた後、ママの目を見た。あ、本気だ。まままま、まさかー!そんなテキトーに名前が決められちゃうのぉー?!私からの提案は一切出来ずに「デヴィ」に決まっちゃうの?!そうだ、このママは奉公しに来た者に名前を付け、死ぬまで働かせる湯婆婆なんだぁー!!恐ろしい所に来ちまった!……でも、ちょと待てい、私の友人にはゲイバーでそりゃーもー酷いあだ名を付けられた人もいるのだ。それに比べ、デヴィには独特の響きがあるし、とってもステキな源氏名だ!と、思うことにした。

よくよく考えてみると、名前だけで私がハーフであることまで自己紹介できてしまうではないか。そこまでエフメゾ湯婆婆が考えてくれたのかは知らないけれど。ママ、いい名前をありがとう。

「デヴィはさー!」とお客様に呼んでもらえた時、その名前をすんなり受け入れていることに気づく。本当の名前を忘れては元の世界に帰れない。でも、ある意味現実離れした新宿二丁目、営業中はそれを忘れてもいいのかなあ?

(つづく)

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*本メルマガの無断転用、引用はお断りいたします。

エフメゾは毎週水曜日に営業しているミックスバーです。どうぞ、このまま閉店への道ころがらないようにご支援、ご声援ください。切に~。「褌兄弟!」もよろしく。

◎ 購読希望の方は、@yahoo.co.jpの前に、gaybarfushimiをつけたアドレスに、配信希望のアドレス、若干の自己紹介を記してメールをください。来週の火曜日から発行していく予定です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2011-10-04

10/5(水)のエフメゾ

10/5のエフメゾも通常通り、19:00−です(カフェタイムは現在やっておりません)。閉店は基本的に04:00ですが、ママの体調によっては早じまいもあります。

食べ物はカレーを用意しております。←ママが朝から煮込んだエフメゾ名物「男ができるカレー」

ゲイ中心主義の店ですが、他のマイノリティ、ノンケの方々も歓迎しております。初めての方はどんな雰囲気か、ママのエッセイでご確認の上、お越し下さい。お待ちしております!→エフメゾをめぐるエッセイ

2011-09-08

エフメゾのパーティ「ザ・二丁目入門!」

ta.jpg9/21(水)のエフメゾは「ザ・二丁目入門!」というイベントを開催することにしました!

これは、常連のお客様である「婆さん」(←中村うさぎ先生の愛称)の発案の、初心者向けのパーティです。世間には二丁目に来たくても足を踏み入れる勇気のないひとが多いらしいので、そういう方にとっては、料金もフィックスにした初心者デーからのほうが安心で、初来店の敷居が低くなる。ということで、この日は性別やセクシュアリティに関わらず、どなたでも来ていただいて、二丁目とエフメゾを体験していただこう、と(もしかしたら、伏見ママ自ら歩いて、二丁目の観光ガイドさんをやっちゃうかもよ!←とくにありがたくない)。

そして、せっかくですから、二丁目やエフメゾ、ゲイや性的少数者についての理解を深めていただくための、トークイベントも企画しています。ゲストに、漫画で人気の歌川たいじさん*を迎えて、対談やら、Q&Aやら楽しいトークを提供したいと思います。

パーティ料金は、飲み放題でノンケ男女は三千五百円、LGBTは二千五百円です(LGBTの学生なら二千円!)。あくまでもゲイバーなので、差別料金は受け入れてね。飲み放題の時間は19時から23時半までです。混雑した場合は立ち飲みになりますので、ご容赦ください。

すでにエフメゾによく遊に来ていただいているみなさんには、通常の料金コースでも、パーティ料金でもどちらでも選べます(女性でも常連さんはゲイ料金でOK)。玄人さん?もぜひ参加してくださーい!

日時:9/21(水) 19:00−23:30
料金:ノンケ男女/3500円 LGBT/2500円(LGBTの学生は2000円)で飲み放題
場所:メゾフォルテ 新宿区新宿2丁目14-16タラクビル201
(二丁目を知らない方には電話でお問い合わせいただいても、きわめて説明が難しいので、ネットで地図検索をした上で、ご来店お願いします。すみません!)

ゲスト:歌川たいじ/1966年生まれ。漫画家。ネット漫画で多数の読者を獲得。著書に『じりラブ』(集英社)、『ツレちゃんに逢いたい』(チャリティ企画出版)。http://ameblo.jp/qm080952/